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  • 御嶽山で素晴らしい紅葉を満喫しました♪

    御嶽山で素晴らしい紅葉を満喫しました♪

    日程:2021年10月3日
    メンバー:ひらりん・むらじゅん・おかりん・たまちゃん

    御嶽山に前泊で登りました。お天気は文句なしの晴天!!

    御嶽ロープウェイを使って飯森高原駅(山頂駅)に到着。山頂駅の屋上はパノマラ展望台になっており、手軽に眺望が楽しめます。

    山頂駅からウッドチップが敷きつめられた「しらびその小径」を原生林の中で15分程度心地よく歩き、御嶽山登山が始まります。

    8合目山小屋「女人堂」から三ノ池を1kmほど歩くと屏風岩に到着。紅葉がとても綺麗です。もうひと頑張りすると9合目。ここから見おろす紅葉がまた格別でした。

    9合目から約1時間で御嶽山頂に到着。7年前の噴火の傷跡を修復する工事もいたる所で行われており、我々を含め多くの人が霊神碑に手を合わせておられました。

    山頂の景色も抜群で、山岳信仰のおごそかな体験もできた大満足の山行でした。

    投稿:C班 たまちゃん

  • 憧れの妙義山(白雲山上級者コース)

    憧れの妙義山(白雲山上級者コース)

    日時 2021年7月22日~7月23日

    メンバー C班:ひらりん、おかりん、たまちゃん A班:Yさん夫婦

    7/22 川西池田駅ロータリー前を朝8時に出発し、車で群馬県磯部温泉に向いました。高速道路では自然渋滞と工事の為に10時間かかり、やっと磯部温泉に到着。夕食は居酒屋で美味しい料理とお酒を飲んで一日の疲れを癒しました。

    7/23 旅館を朝6時に出発し、妙義神社に6時40分到着。天気も晴れて登山日和です。一番近い駐車場は妙義神社入口横にあり、一日100円でした。妙義神社は黒漆塗り社殿が雰囲気のある立派な神社です。神社の後ろにどっしりと構える妙義の白雲山が聳えています。

    妙義神社から30分ほどすると最初の鎖場が、さらに20分ほど先に30m程の鎖場が登場。ゆっくりと歩いて行くと大の字の看板が出て来ました。足場を探して登るとようやく大の字に到着。眼下には果てしない関東平野が広がっています。

    大の字からおよそ10分で次のポイント「辻」に到着。これから先は上級者コース、妙義山最大の難所の一つとされる奥の院の三連30mの鎖場は、ほぼ懸垂に近い斜度でした。

    さらにいくつかの鎖場を経て「見晴」展望台に到着。景色が綺麗です。

    さらに急登が続き最大の難所の一つと言われる「ビビリ岩」に着きました。登って見れば、見た目程大したこと無かったです。

    次のポイントは「背ビレ岩」に到着。痩せた尾根で細長く両サイドが切れてますが、ホールドがおっぱいの形をしていて掴みやすく安心して通過できました。

    そしてこのコースのハイライトと言ってもいい、大のぞきから長い鎖場の下りです。

    上から見るとほぼ垂直に落下するような岩に鎖が垂れ下がって20m。最後の鎖は4本繋がって30m~40m。靴をしっかりと岩に押さえて下りました。

    いくつかの急登を乗り越えて、天狗岳(標高峰1084m)~相馬岳(標高峰1104m)~バラ尾根を歩いて堀切~四阿~中間道経由で妙義神社到着。約8時間お疲れ様でした。

    次回は金銅山コースで妙義山完歩を目指したいです。

    投稿:C班 たまちゃん

  • 7月 C班例会 堡塁岩クライミング

    7月 C班例会 堡塁岩クライミング

    日時 7月18日

    メンバー 7名:ひらりん、村さん、松ちゃん、村じゅん、おかりん、高さん、たまちゃん

    久しぶりに堡塁岩の中央稜下部でクライミングをしました。さすが夏場の岩場、大混雑でした。

    約30分待って、やっと順番が回って来てクライミング開始。

    二本登ってお昼ご飯を食べ終わったころに突然のスコール。岩場はすっかり濡れてしまい中止にしました。

    もっと登りたかった!!残念です。

    投稿:C班 たまちゃん

  • 激❕ 暑かった!!山神社クライミング

    激❕ 暑かった!!山神社クライミング

    日時 7月17日

    メンバー C班:おかっぴー、ひらりん、村さん、たまちゃん A班:Yさん

    エリア 左岩南面・左岩西面

    山神社のゲレンデは誰もいない貸し切り状態でした。この暑い日にクライミングにくる人は物好きしかいないんでしょうね。

    まずは、2パーティに分かれてクライミング。ひらりんリードで「ぶしゅぶしゅ麦人」5.5「私のラバさん」5.6「南洋美人」5.9「酋長の娘」5.9「色は黒いか」5.10b 

    A班のYさんは初めてのフリークライミングで5.10b。最後の核心は苦労してましたが、初心者としては良く頑張っていました。

    左岩南面のルートを村さんと私はリードで登ってから、左岩西面「晩秋物語」5.11bを村さんがリードをして私はトップロープで登らせてもらいました。見かけより難しく上部が核心で細かいムーブが続き耐えられなく、終了点から2ピン手前で敗退。指の皮が赤くなって痛かったです。次回は指を鍛えてチャレンジをしたいと思います。

    今日は一日中暑かったですが、のんびりとクライミングを楽しめました。

    投稿:C班 たまちゃん

  • 夏山山行 南アルプス北岳・間ノ岳

    夏山山行 南アルプス北岳・間ノ岳

    ■日程■2021年7月24日(土)~26日(月) 計画の最終日7月27日は台風による雨・強風が予想されたので26日に間ノ岳を往復後、広河原に下山しました。
    ■参加者■A班7名(男性6名、女性1名)
    ■行程■7月24日(土)  曇り 距離2.5km
    新大阪(6:51)➡名古屋(7:39/8:00)➠松本(10:06/10:10)➡茅野(10:35/10:40)➡韮崎(11:28/11:35)➡予約タクシー➡広河原(12:50/13:20出発)~白根御池小屋(16:20着、泊り) ★山と高原地図 2 時間 35 分を1.2倍の3 時間で行動

    登山口から針葉樹林帯の中、緩い勾配を登って行けば約3時間で白根御池小屋。単調な登りです。白根御池小屋は2006年にオープン。とても綺麗な山小屋です。感染対策も十分に施されており安心できました。(寝床のスペースは布団一枚が敷かれており左右に小物が置ける広さに区切られています)

    1日目 7月24日(土)               

    ■7月25日(日) 曇り 距離4.9km
    白根御池小屋(朝食5時/5:50発)~(6:25)大樺沢二俣~右俣コース~(8:45)小太郎尾根分岐~(9:50)北岳肩の小屋~(11:00)北岳~北岳山荘(12:55、泊り) 
    ★山と高原地図 5 時間 15分を約1.3 倍の7時間5分で行動  

    6時前に出発。北岳肩ノ小屋を目指します。ダケカンバの林の中ゆるやかな登りが延々と続き単調な登りです。8時45分小太郎尾根分岐から稜線が続き北岳肩ノ小屋に到着。気温10度。ここからはガレ場の緩やかな登り。鳳凰三山が確認できました。1時間ほどで北岳山頂に到着。山頂はゆったりしたスペースがあります。360度の展望ですが曇っており景観は優れず。13時前に北岳山荘に全員無事に到着。

    2日目 7月25日(日)             

    最終日7月27日は台風による雨・強風が予想されるとのことで、26日に間ノ岳往復後、広河原に下山することに決定した。

    ■7月26日(月) 晴れ  距離10.3km
    北岳山荘(3:50)~間ノ岳(6:05/6:15)~北岳山荘(7:50/8:15)~八本歯のコル~広河原(15:15/15:35)⇒予約タクシー⇒韮崎(16:50/17:43) ➡JR➡塩尻(19:12/19:19)➠名古屋(21:21/21:33)➠(22:21)新大阪
    ★北岳山荘~間ノ岳往復:山と高原地図3時間5分を1.3倍の4時間で行動
    ★北岳山荘から広河原:ヤマレコのアプリ3時間45分を1.6倍の6時間で行動
     ザックを北岳山荘にデポして間ノ岳に向かって3時50分出発。ヘッドランプ点灯でのガレ場は歩きにくい。中白根山付近で朝食休憩。この先の登山道は、稜線のやや右側を通る岩とガレ場の連続。間ノ岳を目指していると途中で私たちを出迎えるように、東南東の方向に富士山が7~8合目くらいまで姿を見せてくれた。6時5分に間ノ岳の広い稜線に到着。農鳥岳までの稜線を確認、集合写真を撮り10分の滞在で7時50分に北岳山荘に戻る。

    3日目 7月26日(月)間ノ岳往復して八本歯のコル経由下山                               

    北岳山荘でデポした荷物をザックに入れて8時15分出発、北岳山荘から八本歯のコル方面に向かう稜線下右側のトラバースルートは展望もよく高山植物が大変豊富な場所である。しかし前日に小太郎尾根分岐点から北岳山荘まで一緒だった安全パトロール隊の方から、死亡事故を含め4件大きな事故が起きているので注意するようにと言われた。岩稜の下りとともに、白鳳三山方面の展望もよく、北岳バットレスと呼ばれる山頂から続く高さ約600メートルの岩壁を眺めつつ、木製の丸太梯子が連続する所を直下してガレ場を通り、バイオトイレのある分岐点に予定コースタイムの倍の時間がかかり12時20分に到着、少休止。大樺沢の雪渓を抜け、川沿い登山道の渡渉を繰り返して白根御池小屋分岐点に14時35分に到着。15時15分野呂川広河原インフォメーションセンターに到着。予約のジャンボタクシーで韮崎駅へ。

    農鳥岳へは行けなかったが、今年は山岳事故が多い中、全員怪我なく下山できてよかった。今年7月中に北岳周辺(間ノ岳、農鳥岳、鳳凰三山を含まない)において、約10件の山岳事故が発生し、1名の方が尊い命を落としています。     【投稿 A班 恒吉正伸】

  • 【沢登り】癒し渓 沢上谷(そうれだに)

    【沢登り】癒し渓 沢上谷(そうれだに)

    暑い夏は涼しくて美しい沢へ!沢好きメンバーで岐阜県飛騨高山の沢上谷へ行ってきました♪

    日時:2021年7月25日(日)

    メンバー:C班B、MK、A班み、一般1名 計4名

    行程:駐車場~8:30入渓地点~五郎六郎滝(途中まで)~9:55岩洞滝~11:00箕谷大滝~12:30出渓ポイント~徒歩で13:45駐車場

    天候は晴れ 大阪を早朝3:00に出発し途中渋滞もなく高山ICから高速道路を下りて朝ごはんをしっかり食べ、沢沿いの林道からちょっと入って駐車スペースへ到着。林道は整備されていて車も走りやすく、出渓後はこの林道を歩いて戻ります。沢装備を整えて、8:30いってきまーす

    連日の猛暑とは思えないくらい山の中の朝は涼しく、久しぶりの水の冷たさにドキドキしながら入渓して10分程で五郎六郎滝へ向かう支流の分岐へ。12M滝は水量多くすごい勢い((+_+)) え、ここ登るんですか、、右岸にロープありますがまだ心の準備が、、ということで、み、はここで待機しときますのでいってらっしゃい!!

    この滝を登ると癒しのナメが続き、4M滝へ。先行グループが左岸を登っていましたが、下りにくそうとの事でここで折り返しましたが、更にこの先には写真で良く見るすべり台のような五郎六郎滝があったようです。次は行きたいですね!

    本流に戻り遡行します。水量が多いのか浅瀬でも流れが早く、小滝も迫力があります。沢上谷はナメばかりと思っていましたが深い淵で泳いだりへつったり、楽しくて気持ちいい!!!

    ナメ床が続いた後は2つ目の支流へ向かい岩洞(いわぼら)滝へ。ここは滝の裏側に入ることができ、落ち口を見上げたりしてしばし見物。

    本流へ戻りまたまた泳いだりジャブジャブ歩いたり、S字カーブのウォータースライダーのような所は激流で流されないよう注意して登っていきました。(流されそうな み は左岸から巻きました)

    箕谷大滝!

    11:00箕谷大滝到着。落差30Mの大滝はまるでダムのような岩壁を滑るように水が流れ落ちます。休憩ポイントですが飛沫も多くちょっと肌寒かったので滝の上部まで登ってから休憩することに。左岸を高巻きし杣道に合流。クライムダウンで急降下。

    沢に戻るところが少し傾斜があり滑りやすそう。すぐそこが滝の落ち口なのでロープから手を放して転げ落ちてしまうと水に流されあの滝に真っ逆さまに落ちてしまうので一番緊張しました。

    大滝の高巻きの核心部を過ぎ、沢に戻って癒しのナメ床(´ー`) 日当たりも良くここでランチタイム♪

    ジャブジャブしたり転げまわったり滑ったりのんびり遊びました♪床はザラザラしているのでそのまま滑るとお尻に穴が開きます。シート引いて滑るのが良さそうですね。

    ラスト15M滑滝は左岸から登ることができます。ちょっと滑りやすくてドキドキ。残置ロープを使わせていただきました。

    この後は平和で歩きやすいナメ ナメ ナメ~の連続♪まさに飽きるほどのナメ!小滝がもう1つくらいあるといいなぁ〜と思いながら、林道と合流するポイントで出渓。車を置いた入渓ポイントまで1時間の林道歩きで12:30到着。荒城温泉恵比須之湯で入浴後帰阪。

    初心者向けの沢と言われていますが、この日は水量も多くちょっと泳ぐこともでき、歩きやすいナメ床はシーズン沢始めの足慣らしにも程よく楽しむ事ができました♪また行きましょう~

    【 投稿者:A班み 】

  • 初級登山学校下見山行

    初級登山学校下見山行

    初級登山学校下見山行
    宝塚〜六甲縦走路〜蓬莱峡

    日時:2021年6月20日(日)
    参加者:(A班)Sさん、みかさん、(C班)たまさん、Hさん

    初級登山学校 ”初めてのテント泊” を宝塚の蓬莱峡で行うため、歩荷をして蓬莱峡ヘ行くルートを探していた。絞られたのが今回の阪急宝塚駅から塩尾寺を経て六甲縦走路に出て蓬莱峡へ降りてくるというルート。

    阪急宝塚駅からスタート。ひたすら登って甲子園大学~塩尾寺~六甲縦走路に出た。いつもながらかなりきつい登り。

    縦走路へ出ると仁川や甲山がよく見える。この縦走路も降り口まで思ったよりも長い。

    降り口から蓬莱峡へ降りるルートは、あまり入る人が少ないのか荒れ気味。案の定、曲がる箇所を見落とし登り返す。ふぅ!

    下りきると蓬莱峡の河原にでた。いつも行くクライミングの岩場との位置関係がわからない。

    最後自動車道まで出てようやく判明。

    結局、初級登山学校の歩荷ルートには厳しすぎるためボツとなった。やはり下見は大事である。

    (投稿:C班 平林)

  • 「新入会員安全講習」受講生10名 報告

    「新入会員安全講習」受講生10名 報告

    背景:初級登山学校では安全教育を行いますが入会時期により初級登山学校に参加できない方が生じます。組織山岳会の使命として、入会者全員に最低限の安全教育を行うため、「山の遭難事故防止、ハイキングの事故防止」の講習を行います。

    対象者:入会3ヶ月以内に初級登山学校に参加できなかった方。年3回開催予定

    第1回:2021年7月3日(土)20時から21時オンライン講習 講師:A班M.TとJ.Iの2名
        受講者 2020年1月~2021年6月に入会し初級登山学校に参加されなかった方。 12名が該当。7月3日は10名が受講

    講習内容:zoom meetingのオンライン講習形式で開催しました。60分

    1.山での遭難事故防止について  
      題材:六甲山西山谷での行方不明死亡事故が私たちに問いかけるもの
      ・無届け登山の危険性
      ・単独行の危険性
    2.YAMAP 見守り機能(無料)の紹介 https://yamap.com/magazine/16436
    3.遭難捜索ヘリサービス「ココヘリ」(有料)の紹介(動画3分15秒)https://yamahack.com/2672#content_150152_0_5
    4.豊中労山における事故発生時の緊急連絡網
    5. 山行計画書の提出方法
    6. 大阪府勤労者山岳連盟における事故の記録から学ぶこと
      ・下山中の登山道での転倒事故が多い
    7.ハイキング時の転倒事故防止
      ・ザレ場・ガレ場を安全に歩く極意
      ・膝や筋肉に負担をかけない方法は?

    ■講師コメント

     今回の講習で「大阪労山ST会の六甲山西山谷への単独行・無届け登山、死亡遭難事故」を紹介させて頂いた訳は、次のことを知って頂きたいからです。
    1)『山岳遭難であっても、遺体が発見されなければ多くの場合、「失踪」と同じ扱いになるため、生命保険金を受け取ることができず、遺産相続もできず、7年間は生命保険料や住宅ローンも払い続ける必要がある。 
    2)自分から進んで死に向かう登山者はいない。「この状況では大丈夫ではない」と本人があるいは会が 判断できるというところまで対策をしないと同じ事故を繰り返す可能性がある。 山行計画書提出の義務化、会として山行計画の把握が大事である。
    3)身近な六甲山であっても警察・消防70名、大阪府連盟傘下の山岳会から累計約400名で捜索したが発見にいたらず。1ヶ月後に道迷いした登山者に偶然発見された。
    4)紹介事例は10年前のものだが、現在ではYAMAPの「みまもり機能」や「ココヘリ」の活用をお勧めします

    ■受講生感想(2020/11入会)
     今回の講義を受講して、初めて北アルプスを登った時の事を思い出しました。会社の同僚に誘われて、本当に軽い気持ちでの山行でした。初めて登った山は燕岳でした。燕山荘からの燕岳の眺めは、想像以上に素晴らしく、振り返ると、槍ヶ岳!。初心者の私は、山の魅力にはまってしまいました。しかし、同時に初めての山行は山をなめており、全くの準備不足から、膝痛がつらく、今思うと事故に至らなくて本当に良かったと考えています。講義の中で、被害に遭われた方は準備不足であったことが一因として挙げられており、自分自身と全く同じ境遇でした。
     また、最近では新聞、ニュース等の情報で、遭難に関するリスクを感じていましたが、身近な六甲でもこのような事象が起こることを教えていただき、本当に身が引き締まる思いでした。最後になりますが、このような講習の機会をいただいたことに感謝しますともに、実事例を基にドラゴン桜の阿部寛さんばりに熱く説得力のある講義を行って頂きました講師に改めて感謝を申し上げます。東大は目指しませんが、安全で楽しい山行を今まで以上に意識して目指します。

    ■受講生感想(2021/4入会)
     2011年に起こった労山メンバーの遭難事故に始まり、無駄のない実践的な内容にあっという間の1時間でした。やはり当時実際に救助に当たられた方のお話には引き込まれるものがあります。特に安全対策で参考になったのは、発信機やスマホを利用した対策です。先ず「ココヘリ」ですが、以前から知っていたのですが判断がつきかねていました。個人でも山に登る自分には必要と教えて頂き、既に申込みしました。
     次にYAMAPの見守り機能、これはこれから利用しようと思います。事故発生時特に重要な登山計画書も、メールを利用し必要最小限の内容でより簡便に提出し易くされている点に感心しました。緊急連絡網も、日帰り、泊まり山行共に完備されています。
     最も感心するのは、それら全ての安全対策はお世話頂いている会員の方々の手弁当によって運営されていることです。その責任感とご苦労には本当に頭が下がります。今回の講習会は、豊中労山会員による安全に対する思い備えを理解するきっかけになりました。

    ■受講生感想(2021/6入会)
    4月の公開ハイクに参加させていただいて以来、入会させていただいたものの会の雰囲気がわからないままでしたのでZOOMではありますが顔を合わせることができとても良い機会となりました。自己紹介では皆さんの山に向き合う様々な姿が垣間見れたのも良かったです。単独山行の危険性は実際起こった事故でどのように捜索されたのか非常にわかりやすく説明していただき参考になりました。
     登山届けは未提出だと行方不明時にいかに大変か、捜索もしていただけないことを知り届出の重要性がよくわかりました。沢登りや雪山はやはり危険が付き物で出来れば3人以上で行動することを心掛けていますがココヘリは気になっていました。検討したいと思います。
     今までは他人の計画に便乗するという山行ばかりでしたがもう少し積極的に山行計画について考え登山計画書を自ら作成することも今後の課題です。山について考える良いきっかけになりました。

    【報告 豊中労山 A班 恒吉正伸】

  • 2021年初級登山学校実技 武田尾~蓬莱峡 【歩行訓練、テーピング】

    2021年初級登山学校実技 武田尾~蓬莱峡 【歩行訓練、テーピング】

    日時:2021年6月26日(土)AM9:30~終日

    行程:JR武田尾駅(9:30)― 大峰山登山口―廃線跡コース―生瀬―蓬莱峡(14:00) 

    参加者:生徒13人、講師・スタッフ 7人(歩行訓練)、9人(蓬莱峡前泊)

    新型コロナの影響で緊急事態宣言中は活動を延期していたため、約2か月ぶりの実技でした。JR武田尾駅に定刻通り集合(生徒1人、夕方より合流)。

    今回が大型ザックを背負っての初めての山行となるため、各自何キログラムのザックとなったのか、円陣になって報告。皆さん、10~22キログラムとのこと…!私にとっては人生史上最重の荷物であったので、背負うのも一苦労。地面に置いたザックを負担のないよう背負うポイントを教えていただきました(一旦、ザックを片膝に乗せてから、腕を通す)。

    武田尾から蓬莱峡を目指して歩荷開始。廃線跡コースはトンネルが複数あるためヘッドランプを照らしながら歩きます。途中、田園風景の中で昼食休憩。蓬莱峡までの道中で、川べりの石に足をとられ、転倒する人が出ました。ザックが重くバランスをとることが難しいため、十分な注意と足首の強化が必要だと実感しました。

    弱音を吐きながらも、蓬莱峡に全員無事に到着。

    その後、会長より、テーピングの巻き方を教えていただきました。ペアを組んで、足首の固定を実践。川べりにて捻挫した方も、テーピングの処置をして、痛みが緩和したと話されていたので一安心でした。

    夕食は、自炊。生徒は、スープカレー、ガパオライス、水ぎょうざ鍋など、バラエティにとんだメニュー。C班は、手巻き寿司やもろきゅうなど、さすがベテラン先輩陣は一味違います。

    19:00頃より、C班との懇親会がスタート。ランタンを囲って、生い立ちを交えながら自己紹介を行い、生徒同士・C班の皆さんとの交流を深める夜となりました。

    苦しい歩荷を乗り越え、皆で協力しながらの山での一泊を経験し、参加者同士の距離がぎゅっと縮まる一日でした。

    生徒EK

  • 奥秩父山系 瑞牆山・金峰山【オールラウンド山行】

    奥秩父山系 瑞牆山・金峰山【オールラウンド山行】

    日程 :2021/6/25(金)~ 27(日)
    天気:曇り
    行程: 1 日目:大阪発 20:00
        2日目:市営無料駐車場 (2:00/仮眠/5:30)~瑞牆山荘~(6:30)富士見平小屋(テント設営)~大日小屋~金峰山小屋分岐~(12:00)金峰山~金峰山小屋(12:30)~(14:30)富士見平小屋(テント泊)
        3日目:富士見平小屋(6:15)~瑞牆山(8:00/8:30)~(10:00)富士見平小屋~(11:30)市営無料駐車場~(20:30)大阪着
    メンバー:A班3名(CL:T、 SL:T 、I)

    金曜の夜に大阪を出発し、週末にかけて百名山である瑞牆山・金峰山に登りました。出発前日時点で悪天候が予想されていたため心配でしたが、山行中は雨に降られることもなく、無事百名山2座を登頂することができました。


    深夜に到着後、仮眠をして瑞牆山荘を出発。1時間ほどで富士見平小屋に着きました。テント設営をして身軽になった後は、金峰山を目指します。樹林帯の中を登っていくと、見頃は過ぎていましたがシャクナゲも少しだけ見ることできました。

    シャクナゲ

    大日岩で休憩し、さらに登っていくと砂払いノ頭に到着。ここからは岩場の稜線が続き、3つの小ピークを越えて五丈岩も過ぎると金峰山の山頂です。

    五丈岩

    稜線に出てからは霧で視界が悪かったのですが、晴れてきたため山頂付近で昼ご飯を食べました。その後は天気も良く、景色も楽しめました。特に千代ノ吹上と呼ばれる稜線は片側が絶壁となっており、素晴らしい景色でした。

    千代ノ吹上
    金峰山小屋横の岩に登るTさん

    夜のうちに小雨は降りましたが、朝には晴れ、翌日は予定通り瑞牆山に向かいました。沢を超えると、桃太郎岩と呼ばれる巨大な岩があり、その後は鎖場と岩場の連続です。

    桃太郎岩

    急登が続きますが、途中後ろを振り返ると富士山を見ることができました。

    木々の間から見えた富士山

    クライミングでも有名な大ヤスリ岩を超え、さらに30分ほど登ると山頂に着きました。山頂から見た大ヤスリ岩も大迫力で、しばらく景色を楽しんだ後、下山しました。瑞牆山・金峰山共に岩場だらけで、近場の山では中々味わえないコースで楽しかったです。


    【投稿者 A班 I 】