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  • 曽爾高原のススキと倶留尊山の紅葉ハイキング

    曽爾高原のススキと倶留尊山の紅葉ハイキング

    2020年10月28日(水)Weekday山行(第12回)曇り時々晴れ
    平日ですが参加者10名でススキの高原と紅葉を楽しみました。
    20数年ぶりの曽爾高原。あれえ、当時は一面のススキ野原だったが???? 高原全体にはススキが見られない???・・・・・2020.1.27 産経ニュースの記事「黄金色の絶景はどこへ 一面のススキは復活なるか」によると地元ではご苦労されています。

    ◆産経ニュース記事引用・・・・「黄金色の絶景で知られる奈良県曽爾村(そにむら)の曽爾高原のススキ原。だが、近年は生育に陰りが見られ、一昨年には「過去最悪」との声が漏れるほど状況が悪化した。台風や獣害、観光客の立ち入りなどの要因が考えられるが、はっきりしない。対策として村はススキの植え替えに着手。シカの侵入を防ぐネットの活用やススキの成長を促す「山焼き」の前倒し実施なども計画されている。地元が誇る観光名所の復活へ、地域ぐるみの奮闘が続く。」


    曽爾高原の入り口付近から亀山を望む

    亀山から亀山峠へ

    上 おかめ池を望む。 中央から左方向に鎧岳、兜岳、国見山、住塚山

    亀山峠から日本ボソを望む

    上  日本ボソの手前で絶景を眺めながらここで昼食 亀山、後古光山、古光山と連なっています

    日本ボソ・・・・昔、山頂に二本のホソの木があり、巨木でこの山の目印とされていたからとのこと。二本ボソから先の頂上部は私有地であり、環境整備のための協力金として入山料500円を徴収している。

    日本ボソから倶留尊山を望む 紅葉が始まっている

    倶留尊山に向かって激下り
    倶留尊山に今度は激上り

    倶留尊山から日本ボソ、後古光山と古光山  ここは奈良県と三重県の県境です

    日本ボソから倶留尊山の激上りは辛いですが眺望がいいので苦労した甲斐がありました。【投稿 A班 恒吉正伸】

  • 2020年初級登山学校実技 【室内クライミング】

    2020年初級登山学校実技 【室内クライミング】

    日時:2020年10月16日(金) 19:30〜21:30(22:00)
    場所:OCS シティロックジム大阪店
    生徒:8名
    講師:5名

     

    明後日に控えた蓬莱峡での岩登りに備えて、OCSでクライミングの練習です。
    生徒の中でクライミングジム経験者は2名。他はみんな初めて。「高いところ苦手なんだけど」「出来るかな」と緊張しながらも、ワクワクした様子で集まります。
    まずは室内に集合してクライミングにおける注意事項を学びます。

    いきなり、屋外のトップロープクライミングに挑戦するのは難しいので、まずは室内のクライミングからチャレンジ。
    初めに、講師の方から重心移動のコツ、手と足の運び方など教えてもらいました。

    教えてもらった後は、早速、実践!みんな順番にチャレンジしていきます。
    説明を聞いた時は分かったつもりでしたが、実際に試してみると、頭で理解している通りに身体は動きません。中々、難しい!

     

    みんな基本的な動きを室内で体験した後、屋外でのクライミングに挑戦!
    屋外は室内とは違ってスケールが違います。こんな感じ(↓)

    屋外ではトップロープクライミングといって、予め最上部から確保されたロープを下で支えてもらいながら登る手法です。
    手が疲れてしまって休憩する場合や、最上部についた場合、ロープを張ってもらう際は、ビレーヤーに「テンション」と伝えます。
    左右のコースがありました。それぞれのコースを各人が登っていきます。

     

    みんな体験した後、21:30で講習は終了。あっという間の2時間でした。
    屋外クライミングは、結構な高さまで登ったので、少し怖かったです。
    でも、最上部まで到達できた時の達成感はたまりませんでした。
    講習終了後、時間のある生徒は、閉店時間まで、室内でボルダリングを楽しみました。
    ボルダリングを通して重心移動の大切さを学びました。

    講師の皆さま、色々と丁寧に教えていただき、ありがとうございました!

    報告:N

     

  • 紅葉の雨飾山と鎌池散策

    紅葉の雨飾山と鎌池散策

    日時: 2020年10月24-25日
    天気: 晴のち雨、晴のち曇
    メンバー: C班2名(Oさん、Hさん)、A班1名(N)、他会(1名)

    紅葉の名山を熟知しておられるOさん、雨飾山は3度目か4度目とのことですが毎年行っても良いくらい美しい紅葉が見れるとのこと。当日は紅葉のピークでその通り美しい景色を見ることができました。


    登山口からの景色


    黄葉の道を歩く


    岩場もありました


    紅葉と霧氷


    雨飾の乙女

    鎌池と紅葉と雪の山


    雨飾高原露天風呂

    雨飾山は標高1,963m、雨飾高原キャンプ場からの行程は8.4km, 標高差1,068mです。途中急登が続くところがあり、1ヶ月ぶりの山行のNには少しきつかったのですが景色がとても美しく癒されながらの山行でしたので楽しむことができました。
    予報通り下山途中で雨になり、テント設営時にはかなり激しく降ってきて体が震えて手が悴んで動かなくなりました。焚き火とポトフがなければ凍えていたと思います..。
    翌日はゆっくり鎌池を散策、雨飾高原露天風呂に寄って帰りました。山の中にある源泉でとても良いお湯でした。なぜか出てくるのが遅かったOさんとKさん、温泉マニアに捕まって落ち葉拾い?をしていたそうです。

    投稿: A班 N

     

     

     

     

  • 2020年初級登山学校 【蓬莱峡岩登り体験】

    2020年初級登山学校 【蓬莱峡岩登り体験】

    日時:2020年10月18日(日) 9:00~16:00
    場所:蓬莱峡
    人数:講師スタッフ(C班の皆さん)18名 生徒8名
    行動内容:早朝よりC班の皆さん集合ののちフィックスロープ準備→9:00生徒集合.岩登り実技→15:30終了→16:00下山→ボッカ生瀬駅

    前々日、前日の雨は夜までには上がり、当日は好天に恵まれました。岩が濡れているのではと生徒なりに心配しましたが、一部以外しっかり乾いて私たちを待ち受けていました。宝塚のバス停の時点で蓬莱峡に向かうと思われるグループが複数あり、予想はしていましたがかなりの大賑わいでした。

    例年はこの実技はテント泊で行われていたようですが、コロナ禍で前泊はなくなり、その分C班の皆さんが朝早くから集合してロープを張って下さっていたことがしみじみありがたく思えました。生徒たちはというと、前々日のOCS でのクライミングで生じた筋肉痛が全く癒えてないというメンバーがほとんどで、今日はこんな調子で大丈夫かと一抹の不安を抱えながらも、大半の人が初めての外岩にワクワク期待した表情で集合しました。

    生徒1名に対して2名のスタッフの方で組むパーティの発表ののち、各パーティごとに岩登り実技は開始されました。まずはフィックスロープに座学で習ったクレムハイストを使っての登下降。急な斜面のどこに足を置くのかに気を使いながらクレムハイストを移動させるのは難しく、先輩方のように余裕の姿勢はできないものの、皆とっても頑張りました!!

    次はいよいよクライミングの実技開始です。パーティごとに小屏風や大屏風のルートを登ります。まずはエイトノット・ダブルフィッシャーマンノットを習いながらロープをハーネスに装着。大屏風ではリーダーさんがロープを2本引っ張りあげながら登る様子を見つつ、そんなに簡単に登れるんかいなと不安と期待で頭はいっぱい。岩壁に足を掛けると、下で見ているほどには高さへの恐怖は消えるものの、「この壁のどこに足を置いてどこを持つのや」としばしば立ち止まりながらも登り切れるとホッとしました。

    ぎこちなく登っている生徒に対して、しっかり良いところをほめてくださり、その時々に必要なアドバイスやレクチャーを受け、至れり尽くせりの講習でした。登った後はまたフィックスロープにカラビナスルーで下降路を降りたり、ロアーダウン、懸垂下降も経験させていただきました。昼食をはさんで午後もクライミング講習は続き一日でいろいろなことを学びました。
    前々日のOCSで登り切る前に腕に限界が来たり、その筋肉痛で荷物が持てなかったり、講習前はそれぞれに不安もありましたが誰も叫び声と共にぶら下がるということもなく全員無事登り切れ、終了後の帰路で『みんないい顔やね!』と言っていただきました。

    今日初めて岩登りをした者も、岩登り自体はやったことがある者も、これまでにやったことがないことを体験させていただきました。『50mの壁を登った!』『いつもこんなしんどいビレイをしてもらってたんや』『上まで登れた―!!』と生瀬駅までの帰り道では口々に感想が飛び出してきて『C班の皆さんには感謝しかない』という結論でまとまりました。

     

     

     

     

     

     



    講師・スタッフの皆様、本当にお世話になりました。温かい人間関係の中でこそ、チームでの登山は成功するとしみじみ感じた一日でした。初級登山学校は最高です。【投稿 A班 F】

  • 2020年初級登山学校実技 【歩行訓練】

    2020年初級登山学校実技 【歩行訓練】

    初級登山学校実技 【歩行訓練】
    日時:2020年9月27日(日)
    講師・スタッフ:8名  生徒: 8名
    行程:蓬莱峡 (9:00) -ナガモッコク尾根-岩原山(昼食)-東縦走路-宝塚 (14:40)

     今年は新型コロナの影響で初級登山学校の開催が9月に延期になりました。初めての実技は天気に恵まれました。集合場所は宝塚駅のバス停で、バスは登山姿の方で満員でした。
     蓬莱峡に到着し、講師の方からの説明を受けました。メンバーとして「目的意識の共有」が大切で、リーダーについていくという気持ちではなく協力し合う助け合いの精神で参加すること。靴底のグリップの構造と歩き方を学びました。「おしりから歩く」「歩幅を小さく」「フラット歩行」など歩き方をネットなどに記載されていることがイメージ出来ていなかった私には、講師の説明は【ガッテン!!】でした。

     その後、歩き方のポイントを意識しながら、蓬莱峡の斜面で30分ほどの歩行訓練をしました。いよいよ出発です。生徒は、20歳後半から60歳代で、登山経験も色々です。山がみんな好きで、楽しそうに歩きながらの講義を聞きながらの山行です。
     まずは、川沿いの道です。沢を数回渡ります。ゴアテックスの靴で中まで濡れた時の手入れの方法(手入れをしないと悪臭で大変)も教えてくださいました。
     藪漕ぎ状態の山道、急登、尾根道、たくさんの学びのあるコースでした。12時頃に岩原山で20分の昼食休憩です。その後は、六甲東縦走路の一般ルート(一般登山道)でした。
     

     塩尾寺の広場で、縄跳びを使った体力トレーニング予定でしたが、バードウォッチングをされている方がたくさんいらっしゃった為、宝塚駅付近の河川敷で12分の縄跳びです。心肺機能の向上を短時間にできるとのことでした。縄跳びは何十年かぶりだったので、縄を踏んでしまってなかなか続かなかったです。今後の山行について行けるように体力づくりをしようと思いました。
     梅田で登山用品の買い出しツアーを企画してくださっていましたので参加しました。買い物中も、たくさんの種類があるカラビナの選び方・用品の特性など教えてくださいました。講義を聞きながらの有意義な一日でした。本当に、初級登山学校はすばらしい!
    講師、スタッフの皆さん、ありがとうございました。【投稿 A班:ミッチ】

     

     

  • 2020年 初級登山学校【地図と磁石で読図登山】

    2020年 初級登山学校【地図と磁石で読図登山】

    日時:2020年10月4日(日) 8:30~16:00
    場所:赤子谷
    人数:講師・スタッフ 9名 生徒 5名
    行程:JR生瀬駅→生瀬高台→水路道→西宝橋→鉄塔→赤子谷東尾根→六甲縦走路→譲葉分岐→エデンの園P→焼石ケ原→樫ヶ峰北尾根→展望岩→ゆずり葉台→逆瀬川駅

    初級登山学校実技2回目は「地図と磁石で読図登山」!!
    近年ではスマホアプリが発達しており、紙の地図を見ることなく、アプリで居場所や向かう方角も簡単に把握出来てしまいます。
    しかし、もし登山でスマホを忘れたり、バッテリーが切れたり、故障してしまった場合は…。このような事態の時に地図やコンパスの知識がなくては、自分の身を危険にさらすことになってしまう為、地図とコンパスを実際に使いながら学びます。

    当日は天気に恵まれ晴天。10月に入りましたが少し暑い気温でした。
    配られた地図とコンパスを見ながら、講師の方に地図の見方やコンパスの使い方を教わる生徒全員の顔は真剣!
    コンパスにより進行方向を割り出した時はコンパスの機能にみんな感動しました。

    向かう方角が定まり、意気揚々と各ルートを生徒が先導しながら、いざ出発!!

    ところが、進むにつれて現在位置や進む道、分岐での向かう方角が分からず。
    地図と実際の現地とでは表示のない道や谷、川などがあり判断が難しく、大きな地形の変化やだいたいの歩行時間から現在位置を推測する大事さを実感しました。

    鉄塔にて休憩と昼食を取り、充電してから樫ヶ峰、展望岩を目指して出発!!
    山行中は常に周りの景色と歩行時間から現在位置を推測する為、脳がフル回転。
    歩行訓練の時に学んだ「先導する人だけでなく、付いて行く人も、一人一人が知識を身に付け、エキスパートとなっていく必要がある」という教えが大切なことに改めて気付けました。

    慣れない地図とコンパスを使いながらも無事に展望岩に到着!
    展望岩からの景色と読図の達成感に浸りながらみんなで集合写真。
    講師の方、スタッフの方のお陰で、読図の楽しさを学べた一日でした。

    【投稿 A班 亮】

  • 2020年 初級登山学校 【デイキャンプ】

    2020年 初級登山学校 【デイキャンプ】

    日 時 2020年10月11日(土)9:00~16:00
    天 気 晴れ 最高気温25.9℃
    場 所 ようらく台園地
    行 程 箕面駅(9:00)~ようらく台園地(昼食、テント張りの練習)~箕面山山頂~龍安寺着(16:00)
    参加者 校長、副校長、先輩方、初級登山学校のゆかいな仲間たち

    初級登山学校の実技も第3回となりました。
    本日はデイキャンプでテント張りの練習です。
    テントを持っていない人は山岳会から貸してもらって出発です。

    今回は、テントを持っているので荷物が重めです。ゆっくりと登っていきます。
    お天気がよく、気温は10月としては高めの最高気温25.9℃
    水を飲んだり、おにぎりを食べたり、大福を食べたりしながら登っていきます。

     

    所々で地図の読み方とコンパスの使い方の実習です。
    コンパスのフレームがくるくる回るのが不思議でしたが、初めて使い方がわかりました。
    もちろんYAMAPやヤマレコなどのアプリでも良いのですが、地図の読み方を覚えておくのも大切です。

    約3時間で、キャンプ設営地のようらく台園地に到着です。早速、昼食の準備をします。

    1班はすき焼きとアルファ米のリゾット、2班は野菜スープ、アヒージョ、トースト、カットフルーツでした。
    手軽さとおいしさのバランスを考えるのが楽しかったです。
    先輩方はハンバーグ定食!でした。

    昼食が終わったらテント張りの練習です。みんなウキウキでテントを設営していきます。フライシートをピンと張るのが難しいです。
    僕はモンベルのステラリッジ1を購入して屋外では初設営。最新型はフレームパイプがすべてつながっているので設営がしやすいです。ペグの打ち方やガイドロープの打ち方でアドバイスを受けながら設営しました。
    グラウンドシートの純正品は約4,000円と高いのでコーナンで買った#3000という規格の厚手のシート600円で代用です。断熱のため銀マットも敷いた方がいいらしいですが、これも純正品は高いので、ニトリで買います。ニトリなら2ミリのマットが180センチ×180センチで500円くらいでした。登山ショップで買ったら2,000円くらいします。
    道具をそろえるのにお金がかかるので、先輩方に聞いて、100均とか代用品で済ませられるところは節約します。

    テントを撤収してから、箕面山頂に行き、集合写真。
    先輩方のサポートのおかげで楽しい一日でした。

    【投稿 A班 大】

  • 三瓶山ハイキングと岩場探索

    三瓶山ハイキングと岩場探索

    日時:2020年9月19‐22日
    天気:晴時々曇
    メンバー:C班2名(Oさん、Hさん)、A班1名(N)、他会(1名)

    北アルプスに行く予定でしたが初日の大雨の予報で出発日と行き先を変更し、島根県の三瓶山縦走コースハイキングと岩場探索をしました。


    ここからスタート

     
    男三瓶山山頂


    山頂付近の景色


    Kさんはススキが大好き

     


    女三瓶山山頂

     
    子三瓶山山頂


    山とススキ


    少し雲が出てきました


    翌日はこんな景色のところで岩場探索しました

    三瓶山縦走コースは整備されているところが多く歩きやすいですがアップダウンありの12.4キロのコースです。
    お天気も良く初秋の景色を満喫できました。
    初めて訪れた島根県。島根ワイナリーと出雲大社に寄って帰りました。

    投稿:A班N

     

     

  • C班例会 不動岩、シアター

    C班例会 不動岩、シアター

    9月28日 C班例会 不動岩、シアター
    参加者:C班メンバー 11名



    コロナで2月以降開催できなかったC班例会が久々に再開されました。
    天候にも恵まれた久しぶりの仲間との再会とクライミングでした。



    不動岩で5名がアルパイン、同じ不動岩のシアターで6名がフリークライミングを楽しみました。



    B班から移籍のOさん、初例会でしたが持ち前の明るさと元気ぶりを発揮。



    テクニカルの研究に余念のないKさん、
    どこまで興味があるのかわからないNさんにシステムのレクチャー。
    お二人で技術向上に切磋琢磨しておられます。



    成長著しかったのがSさん。
    クライミングを初めた一昨年は恐怖との戦いでしたが、今日はオールリード!
    たまねえさんに次から次へとリードさせられていました。

    (投稿:C班 平林)

  • 初秋の北アルプス・黒部川源流 赤木沢遡行2020/9/20~22

    初秋の北アルプス・黒部川源流 赤木沢遡行2020/9/20~22

    去年、今年と計画しては悪天候の為に4回中止し、草紅葉が始まった9月末、初秋の北アルプス黒部川源流から赤木沢へ沢登りに行ってきました!

    日時: 2020年9月20日(日)~22日(火) メンバー:C班B(CL)、MK、A班み 3名

    行程: 9月19日(土)21:30豊中発~北陸自動車道~立山IC~有峰林道亀谷料金所・仮眠

    9月20日(日)6:00料金所開門~折立~7:05登山開始~10:20太郎平小屋~12:30薬師沢小屋泊

    9月21日(月)7:15黒部川源流遡行開始~9:060赤木沢出合い~11:10大滝~右俣~13:55赤木岳稜線~14:30北ノ俣岳~15:50太郎平小屋泊

    9月22日(火)6:30太郎平小屋~9:00折立

     

    今シーズンの北アルプスの山小屋のほとんどは新型コロナウィルス感染症対策の為、定員数を引き下げ完全予約制で対応されている所が多く、かなり前から予約をしていましたが、沢登りに気持ち良さそうなシーズンの7月、8月は悪天候の為に泣く泣くキャンセル、、9月の連休は混んでいるにも関わらずなんとか予約することができました。
    最高気温予想はなんと 8℃!? 沢、、寒そう、?、、やっぱり寒い?、、、

    でも待ちに待った赤木沢! 天気が良いなら行く!! 行きましょう!!!

    ということで、今回は防寒対策を念入りに (๑•̀ㅂ•́)و✧

     

    いってきまーす

    【 1日目 】今年は登山客が少なく為、熊の目撃情報が多いらしい折立に到着すると、連休2日目ともなるとさすがに車も多く臨時駐車場へ。7:05出発し、しばらく樹林帯の急登を登った後は展望が広がり立山、剱岳、白山などを眺めながらの長い長い木道歩き。

    10:20太郎平小屋到着。併設されている相談所に登山届けを提出し、登山道の状況などを確認。夜雨が降って増水したら遡行は中止してくださいとアドバイス頂きました。

    おなかが空いたので太郎平小屋のラーメン♪♪ とっっても楽しみにしていたのですが、少し早く着きすぎて売店はまだやってなく食べることができませんでした。。。残念、、では先を急ぎましょう!

      

    太郎平の道標。ここから薬師岳はもちろん黒部の山々、槍ヶ岳の北鎌尾根もみえました♪

    太郎平小屋はちょうど交差点の真ん中に建っているような小屋で、ここから薬師岳を経て立山、反対側の尾根からは黒部五郎岳~三俣蓮華岳、谷筋を行くと薬師沢から黒部の最深部といわれている雲の平や高天原温泉などに行く事ができます。

    小屋前にはあんなにたくさん人がいたのに薬師沢へ向かう人は私たちだけ?とても静かな山歩き。

    薬師岳を横目に見ながらいくつか小さい橋を渡り、薬師沢沿いの登山道を進んでいくとようやく12:30薬師沢小屋へ到着。小屋は沢のすぐ側にあり近くの滝から水を引き込んでいて入り口には冷え冷えのビール!!そしてなによりも美味しい水で炊いたごはん!ツヤツヤして最高に美味しかったです!
    建物が雪の重さで斜めに傾いているために、窓やドアからの隙間風がちょっと寒かったですが、換気はしっかりとされていて安心ですね。電波も全く繋がらないので本を読んだりしましたが、翌日の遡行に備え早めに就寝しました。

       

    【 2日目 】

    朝方は少し冷え込みましたが心配していた雨も降らず、お日様が昇ってから少しでも暖かく感じられるまで6:00出発の予定を遅らせ、7:15遡行開始。小屋のテラスの階段を下りるとすぐそこが美しい黒部川源流!川幅も少し広く、青く、ちょっと深いです!

    素手では3分も手を水につけることができないくらい冷たい水。入渓する最初の一歩はどんなにしびれる程の冷たさなんだろうかとドキドキしたけど、あれ? 思ってたより寒くない♪

    足元は靴下+メンブレンのソックスの二枚重ね、メンブレンの手袋も1枚でほとんど冷たさを感じませんでした。しかし 濡れ続けるとその後冷えるのでなるべく濡れないように気をつけながら、膝くらいまでの水に浸かりながら何度も渡渉。

    ゴロゴロ岩と岩の間を飛び越えようとしたら速い流れに足を取られドボン!!

    全身ずぶ濡れも気持ちよい!沢用タイツ+カッパ+沢用ゲイターの保温効果も確認できたので、後はやっぱり泳ぐのが楽しい~!!

    後から岩をひょいひょい軽やかに飛び移って追い抜いて行かれた方に「この気温で泳ぐなんてすごいですね!」と褒められ(呆れられ?)ました。

    リーダーBさん 泳ぐ泳ぐ♪
    へつってます。深い〜
    赤木沢との出合にある黒部川本流のナイアガラ♪

    9:00 黒部川本流から支流の赤木沢へ。写真などでよくみる美しいナメ滝が続きます♪

    癒しのナメ滝、その後は数えきれない程沢山の登りやすい滝、青い水を湛える淵、釜の連続。

          

    沢沿いの斜面は黄色く草紅葉が始まり、滝を登って後ろを振り返ると水晶岳など黒部の山々。

    どこをみても本当に素晴らしく美しい~!

     

    いくつもの滝を登り、11:10大滝へ。落差35Mもあり見応えたっぷり!飛沫も気持ちよくちょっと離れて下から見上げました。

    右側の岩場を登れそうですが、草付きの斜面に戻りそこから高巻き。土が朝露で少し濡れていてちょっと滑りやすく、ここで落ちたら痛そうです。慎重に登り大滝の落ち口に出て滝の上から見下ろすと、後続グループさんが滝の下にいたので手を振ったら振り返してくれてうれしかったです。

    大滝を見上げる

     

    まだまだ滝は続きます。右俣からは更に沢山の滑りやすい小滝。最後は涸れた沢を詰め稜線へ向かいます。

    草紅葉が始まった広大な斜面をトラバース。どっしりとかっこいい薬師岳や黒部の山々! 何度も後ろを振り返ってばかり。

    ガスが上がってきましたが途中雷鳥さんにも会えました。

    13:55赤木岳と北ノ俣岳の鞍部でようやく登山道に合流。沢装備をといて北ノ俣岳のピーク2662M。ガスガス真っ白で登ってきた沢や、黒部五郎岳、これから向かう薬師岳方面も何も見えず真っ白。

    太郎平へ向かう途中ガスがとれ、また素晴らしい景色と青空がみえました!

    せっかくなので太郎山ピーク2370Mを経て15:50太郎平小屋到着。売店はとっくに閉まり今日もまたラーメンを食べることができませんでした。

    ずっと歩きたくなる素晴らしい縦走路♪
    かっこいい薬師岳。赤い屋根の太郎平小屋が見えるとホッとする。

     

    楽しく長かった1日を思い出しながら飲んだジョッキ生は最高においしかった!夕焼けもきれいでした♪

    この日はB班班長含む最強山女子達が連休初日から立山~五色が原~スゴノ頭~薬師岳を縦走し、薬師峠のテント場から離れている太郎平小屋まで生ビールを飲みに来ていたので一緒に乾杯したかったのですが、予定より私たちの到着が遅れてしまいテン場に戻られた後で会えずに残念でした。

    3日目はのんびり6:30に小屋を出発し9:00折立へ。温泉と富山のお寿司を堪能し大阪へ。

    9月のアルプスの沢は寒さとの闘いと思っていましたが、装備を万全にしたら虫もいないし快適で、紅葉も美しく最高の沢納めになりました! 

     

    ←おまけ:薬師沢小屋の斜度。

    廊下や食堂などは床が水平になるよう張りなおしているようですが、階段はかなり斜めっていました。現役山小屋スタッフでありイラストレーターのやまとけいこさんの『黒部源流山小屋暮らし』の著書に美しいイラストと共にここ薬師沢小屋のいろんなエピソードが書かれてあり面白いです(´ー`)

     

    【 投稿者:A班 み 】