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  • ランプの山小屋から稲村ヶ岳~観音峯【A班小屋泊ひまわり山行】

    ランプの山小屋から稲村ヶ岳~観音峯【A班小屋泊ひまわり山行】

    奈良県天川村の大峰山脈、「女人大峯」と呼ばれる稲村ヶ岳から大展望の観音峯へ。

    A班女子5名、大阪から日帰りできる山ですが、ランプの山小屋-稲村ヶ岳山荘で1泊2日。のんびりまったり山旅です(^^)♪

    日時: 10月19日(土)~20日(日)

    メンバー: A班 M、J、N、ま、CLみ (5名)

    行程: 1日目 8:10近鉄大阪阿部野橋駅-下市口駅、奈良交通バス-洞川温泉10:40着、11:10~ゴロゴロ水~11:50母公堂12:00~13:15法力峠~14:45稲村ヶ岳山荘

    当初観音峯から登り洞川温泉へ下りる予定でしたが天気予報は1日目お昼まで雨のち曇り。2日目は晴れ。行程の短い洞川温泉から登り展望の良い観音峯は翌日歩く事にしました。

    大阪から電車とバスを乗り継いで洞川温泉に到着。まだ降ってますね😳💦

    バスの待合室で雨装備の支度を整え、母公堂まではアスファルト道なので観光気分で洞川の温泉街を眺めながらの傘差しハイク。

     

    名水百選ゴロゴロ水は歩行者用の無料の 水くみ場がありおいしい水をいただきました♪

     

    母公堂のかつての女人結界の門。山岳修験者の役行者の母が心配して後を追い危険な目にあわないように女人禁制としてここに住まわせ時々会いに山を下りてきたそうです。

    以前は稲村ヶ岳も女人禁制だったそうですが、今は山上ヶ岳のレンゲ辻まで入山することができます。

    登山口はすぐ近くにあります。

    母公堂でトイレをお借りしちょっと雨宿りしてる間に予報通り雨が止みました♪ 

    では いってきまーす \(^^)/

     

    美しい樹林帯♪法力峠までの登山道では大きいカエルが何匹も足元を横切り、雨上がりのしっとりイキイキした緑や苔や可愛らしいお花を眺めながら歩きます。とても歩きやすいです。

     

    法力峠から上は岩場や鎖や滑りやすい橋があり少し歩きにくいトラバース道。

    濡れていて滑りやすいので注意ですが、さすがみなさん足取り軽いです♪

     

    14:45 稲村ヶ岳山荘到着!午前中の雨の中登られ、これから下山される行者さんに山荘のご主人が温かいお茶をふるまわれていました(^^) 

     

    山荘の夜ごはんはたっぷり野菜のあったかい豚肉の味噌鍋♪ 

    小屋のご主人が麓で丹精込めて作った採れたて新鮮な野菜をこの日の朝雨の中担いできてくださいました!ありがとうございます♪

    キタアカリの甘味と生姜がポイントらしいです〆(゚-゚*) メモメモ 〆の麺とごはんでおじやにしておなかいっぱい!

     

    ランプの灯りがともると暖かな光がガラスにキラキラ♪ 深まる影もさらに素敵です(๑´ω`๑)♡

          しばらく撮影会♪

     

    お部屋は20人分くらいのお布団が敷けそうな三段ベット、大きなテーブル2つ置いてもまだまだ広い部屋を5人で使わせていただきました。隣の部屋と合わせると100人泊まったこともあるそうです。雨漏りで湿気の多い所もありましたがストーブ焚いたらほっこり(´ー`)

    雨とガスでご来光は見れなさそうなので翌朝はゆっくり起きましょうか。

     

    2日目:5:30起床~6:00朝食~7:05出発~7:05大日山~8:10稲村ヶ岳山頂展望台~8:45稲村ヶ岳山荘9:15~10:15法力峠~11:00三ツ塚~11:30観音峰山頂~11:50観音平12:10~13:00登山口、13:22バス-洞川温泉-下市口駅-大阪阿部野橋駅

     

    夜降っていた雨も止んでいましたが真っ白ガスガス。やはりご来光は見れませんね。

    朝ごはんをしっかりいただいた後、荷物を小屋にデポし7:05出発。大日キレットから大日山をピストンし稲村ヶ岳へ向かいます。少し紅葉始まってますね(´ー`)

    大日山へは鎖場、梯子の急登。倒木、足場の悪いところもあり、ガスが晴れてきた岩場の間からは切れ落ちた崖の岩壁に紅葉がきれいでした。あっという間に山頂到着。

    稲村ヶ岳の山頂は2峰に分かれていてこちらの大日山が本峰だそうです。山頂は狭く木が生い茂りガスで展望もあまりありませんが大日如来さまが祀られています。

    キレットへ戻り展望台のあるもう一つの山頂へ向かう途中振り返って大日山。稲を刈った後の稲藁を田んぼに積み上げた形に似ているので「稲村ヶ岳」と呼ばれるそうになったそうです。このとんがりあちこちから目立ちますよね(^^)/

    そしてガスも晴れてきました!雲海に浮かぶバリゴヤの頭(たぶん)、八経ヶ岳、大峰の山々♪ 山深くかっこいいです🥰

        

    展望台1726M 青空の下で山ポーズ♪こちらは広く360°ぐるり展望でした。

    三角点にタッチ♪では戻りましょう~

    岩岩の荒々しさと熊笹が大峰っぽい。山荘に戻り準備してお世話になったご主人にご挨拶。ありがとうございました!今度は満天の星空とご来光を見にまた来ます♪

     

    9:15出発。前日通った鎖、橋を通り法力峠から三ツ塚~観音峰山頂~観音平~観音峯登山口までは急登からの急降下を何度か繰り返すアップダウンの道。

    色づいていたら綺麗でしょうね♪紅葉はまだだったのでもくもくと歩きます。。

    朝登ったとんがり大日山と稲村ヶ岳が時々ちらり。あそこから歩いてきたんだよ~♪

     

    いくつかのピークを越え観音峯山頂を下り樹林帯が終わるとどーーーんと視界が開けてススキの原っぱヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪

    11:50観音平到着です

    観音平越しの八経ヶ岳方面

    ススキ越しの大日山、稲村ヶ岳、バリゴヤの頭

    青空が気持ちいい!ちょうどランチタイムで展望台はたくさんの人で賑わっていました。

    ここまで急ぎ足だったので、私達も景色を眺めながらしばし休憩。のち一気に下山〜

    13:00観音峯登山口到着♪

    ここは紅葉の名所でもあるみたらい渓谷へ繋がっている散策路があるのですが紅葉まだまだなので温泉へ!! 

    13:22の洞川温泉行のバスに乗り村営洞川温泉センターで入浴。

    下市口行きのバス待ちの間にいただきます。

    おつかれさまでした♪

     

     

    紅葉にはまだ少し早かったですが、これからは観音峯からの雪景色、花の百名山稲村ヶ岳の春のお花も楽しみですね♪

    【 投稿者:み 】

     

     

     

  • 涸沢、北穂、奥穂山行(テント泊・単独行)

    涸沢、北穂、奥穂山行(テント泊・単独行)

    2019年9月26日(木)‐ 9月28日(土)

    9/26 6:00 上高地BT‐8:50 横尾‐11:50 涸沢キャンプ場

    9/27 5:50 涸沢キャンプ場‐8:45 北穂高岳‐11:30 涸沢岳‐11:55 穂高岳山荘‐13:00 奥穂高岳‐14:10 穂高岳山荘‐16:30 涸沢キャンプ場

    9/28 6:50 涸沢キャンプ場‐(パノラマコース)‐9:00 屏風の耳‐13:20 徳沢‐15:30 小梨平キャンプ場

     

    1日目、早朝、夜行バスで上高地バスターミナルに到着。ひたすら、涸沢を目指して歩く。6時間後に涸沢に到着。「一生に一度は見ておくべき。」と言われる涸沢の紅葉が本山行の主目的であった。しかし、今年は残暑のせいか例年より紅葉が遅れているようで2-3割程度。残念!


    2日目、今日も良い天気。朝焼けに燃える穂高連峰を見た後、まず、北穂高岳を目指す。


    2,900m付近からの風景、左から奥穂高岳、コルにある穂高岳山荘、涸沢岳が間近に見える。


    ほぼ同じ地点から北穂高岳を望む(右端の頂)。山頂にへばりつくように北穂高小屋が見える。


    標高差約800mの激坂を3時間かけて登り、無事、山頂に到着。雲一つ無い快晴。槍ヶ岳を目の前に北アルプスの峰々が一望できる。


    360度のパノラマを楽しんだ後、涸沢岳に続く尾根道を進む。切り立った崖、鎖場、梯子が続く難コース。

    右上が北穂高岳山頂。


    遠くにこれから進む涸沢岳、奥穂高岳が見える。目的地はまだ遥か先。


    垂直の鎖場の後、さらにトラバースの鎖場が続く。


    2㎞程の距離を2時間45分かけて慎重に歩く。ようやく、たどり着いた涸沢岳山頂からの景色、左が槍ヶ岳、右が北穂高岳。今まで歩いてきた道が見える。



    反対方向には穂高岳山荘とこれから進む奥穂高岳が間近に見える。




    穂高岳山荘からの眺め、左遠方には常念岳、その右手前に屏風の頭と屏風の鼻、さらにその右下に涸沢ヒュッテが見渡せる。



    1時間ほどで無事、奥穂高岳山頂に到着。


    山頂からは左から槍ヶ岳、涸沢、前穂高岳、上高地が一望できる。



    奥穂高岳から涸沢に向かう途中、所々紅葉しているところがあった。


    3日目は涸沢からパノラマコースを経て上高地まで下山。生憎の曇り空、ガスに包まれて涸沢カールが見渡せる屏風の鼻から穂高山頂付近は見渡せなかった。


    小梨平で一泊した後、次の日は大正池まで歩き、バスで高山駅まで移動、途中、平湯温泉で一服した後、高山市内を観光、夕方のバスで帰阪。

    紅葉は見られませんでしたが、北穂、奥穂からの風景を堪能できました。

    A班 テツヤ

     

     

  • 「はじめての錫杖岳」アルパインクライミング

    「はじめての錫杖岳」アルパインクライミング

    日時:2019年9月14,15,16日
    場所:岐阜県錫杖岳
    参加者:豊中労山3人、他会6人

    3日間とてもいい天気でした。

    14日は、暗いうちから登山道を登りテントを設営した後、準備を整え人気ルートである「左方カンテ」に比較的早い時間に取り付くことができました。天気も良く快適に登ることができました。

    15日は「1ルンゼ」ルートを、終了点まで抜けてから、烏帽子岩をぐるっと回り西肩のコルから藪漕ぎしながら、下山しました。1ルンゼ終了点の横断バンドから記録を辿りながら道なき道を登り、踏み跡のある稜線に出た時にはホットしました。途中、熊のグゥーと言う声を聞いたりと、盛りだくさんでした。この日、別パーティで左方カンテから、注文の多い料理店に行っていたO君はふらふらになって帰ってきてました。

    3日目は登攀せず、ゆっくりご飯を食べ、下山してきました。
    初めての錫杖とっても満足でした。

    文書:C班 M(朝日加筆)

  • 【3泊4日テント泊】薬師岳&黒部五郎岳

    【3泊4日テント泊】薬師岳&黒部五郎岳

    お盆休みの話ですが、、、
    3泊4日で北アルプスの薬師岳と黒部五郎岳へ行ってきました。

    もともとは南アルプスの北岳~塩見岳までを縦走する予定が、台風の影響で雨&暴風予報だったので天気のよい北アルプス、何かあればすぐ脱出できるようピストンで動ける薬師岳と黒部五郎岳に変更しました。
    4日間通して目が痛いほどの超快晴!でした。
    (北岳も結局は天気が良かったみたいですが、、、)

    薬師岳山頂から望む剱岳

    1度だけ雨が降りましたが黒部五郎岳ピストン後の生ビールで乾杯している最中のみ…。超ラッキーです。

    また薬師岳山頂ではなんと今年の初級の生徒さんと遭遇!
    (立山から薬師岳へ縦走されてきたところでした。いつかこのコースも歩いてみたい!)
    その後テン場も一緒ということで宴会を共にしました。

    薬師岳も黒部五郎岳も360度の大展望!
    劔から視線をずらしていくと槍・穂高まで一気に見渡せ、赤牛・水晶・鷲羽・雲ノ平などなど有名、人気所が一望できました!
    すばらしかった~!!!
    ただし黒部五郎岳ピストンはとってもしんどかったです 笑

    太郎平からいくつも山を越えてやっと黒部五郎直下、、、
    後方に槍穂の綺麗な稜線
    2年前のお盆にはこのメンバーで栂海新道へ。
    その時の思い出お揃いTシャツで記念撮影。

    <行程>
    8/10(土)
    8:05折立出発~12:30太郎平小屋~12:50薬師峠キャンプ場、宴会
    ※小屋まで20分かかるので缶ビールとジューステン場で売ってました。

    8/11(日)
    7:35出発~10:30薬師岳山頂、50分休憩~13:25薬師峠キャンプ場着、宴会

    8/12(月)

    4:15出発~6:20北の俣岳~7:00赤木岳~9:50黒部五郎岳山頂~12:40赤木岳~13:20北の俣岳~14:50太郎平小屋で生ビールで乾杯、薬師峠キャンプ場へ戻って宴会

    8/13(火)

    6:45薬師峠キャンプ場~9:15折立

     

    <メンバー>
    B班:M(CL)、H(SL)
    C班:0

  • 【初級登山学校 修了山行】奥大日・立山

    【初級登山学校 修了山行】奥大日・立山

    日時:2019年9月14~16日

    場所:奥大日・立山

    参加者:11人

    初級登山学校修了山行で奥大日・立山に行ってきました。

    前日の金曜日からバスを乗り継ぎ、立山に10時ころ到着。そこから1時間弱歩いたところに、今回の宿泊地である雷鳥沢があります。テントを設営し、昼食を取って奥大日岳に向けて出発しました。奥大日岳への道中では、剱岳を望むことができました。少し雲がかかっていましたが、素晴らしい佇まいで、いずれ挑戦したいと感じさせてくれました。山頂では、360°にわたる素晴らしい眺望を楽しむことができました。

    その後テン場に戻って、夕食としてキムチ鍋と塩鍋をいただきました。食後は美味しいおつまみとホットワインを片手に談笑しました。

    本山行のメインである立山周遊です。天候は快晴。立山周遊は尾根筋を歩くので、 展望が楽しみです。

    まずは別山へ登りました。別山北峰からは昨日よりもダイナミックな剱岳を目にすることができました。

    その後、真砂岳を通過し、立山最高峰の大汝山(3,015m)に到着。相変わらず天候が素晴らしく、右手には白山、左手には富士山や槍ヶ岳を望むことができました。

    その後、雄山にある雄山神社(3,003m)に参拝し、昼食を済ませて下山しました。下山後は温泉にはいったのち夕食にクリームスープパスタとトマトフォーを頂き、2日間の山行をこなした、身体を癒しました。

    夕食時には、夕日に染まる(アーベントロート)立山も見ることができ、本山行の素晴らしい締めとなりました。

     

    【投稿 M】

  • 暑さが厳しかった~「烏帽子岩」クライミング

    暑さが厳しかった~「烏帽子岩」クライミング

    裏六甲 烏帽子岩
    日程:2019/9/8
    メンバー:C班4名・他会1名

    いつ?行ったんかなぁ~と思うほど久しぶりの烏帽子岩。
    岩は沢山のクライマーで賑わっていました。日差しがきつく岩はあっちっち!!
    3級クライマーテンション下がりまくり。。。暑い一日でした。

    (記・写真:C班 小前)

  • 思ったよりも簡単に行ける百名山「霧ヶ峰・蓼科山」

    思ったよりも簡単に行ける百名山「霧ヶ峰・蓼科山」

    思ったよりも簡単に行ける百名山(霧ヶ峰高原車山・蓼科高原蓼科山)&グルメ
    日時:8月31日~9月1日
    メンバー:B班2名・C班4名

     【8/31】
    今日のお宿は長野県上田市に有る鹿教湯です。上田市には13時半ごろに着き地元のグルメを堪能したいので観光協会にお勧めのお店を紹介して貰った。岡谷のうなぎが美味と聞き食べログで評価の良いお店を探して行って見ると、今まで食べた中で一番美味しかった。皮はパリパリ、中はふんわり甘めのタレで食感がVery goodでした。

    上田市と言えば「真田丸」が放映され一躍有名になった上田。上田城跡公園を散策し、お宿に向かいました。

    【9/1】
    蓼科高原蓼科山。今回は比較的やさしい7合目登山口から登りました。登山口入口には蓼科神社の鳥居があります。登山道の途中から石がごろごろして歩きにくいです。ちょうど半分程度の地点で「天狗の路地」という看板が出て来たのでルートを外れて奥に進むと開けた場所が!! ここが天狗の路地!!!展望が最高でみんなが一斉に声を上げました。

    天狗の路地をさらに登ると将軍平という開けた場所に蓼科山荘が有りました。少し休憩を取って、蓼科山頂を目指します。岩がごろごろと急な登りですが楽しいく登って行くと蓼科山頂のヒュッテが見えてきた。蓼科山頂はヒュッテの先のようでした。蓼科山頂は広くて石がごろごろしていてて歩きづらいです。頂上には看板が有ります。真ん中あたりに蓼科神社が有りお参りしました。

    少し休憩を取ってから下山をし次の目的地霧ヶ峰高原車山に向かいました。車山高原には1か月前にも来ており2回来ると予想して無かったです。駐車場から車山山頂往復1時間15分で行けるハイキングコース。車山山頂には気象観測所が山頂にそびえ立っており車山神社が有ります。

    八ヶ岳・南アルプスと富士山が見える景色が素晴らしい。

    (記・写真:C班 小前)

  • 雲ノ平~鷲羽岳~双六岳縦走(小屋泊 9名)

    雲ノ平~鷲羽岳~双六岳縦走(小屋泊 9名)

    A班の夏山例会山行として開催。30代から60代の男女9名が参加。4日間ともこのうえない好天に恵まれて大展望を楽しむことができました。 槍・穂高連峰も間近に、お花畑、雪渓、ご来光、最終日は温泉、なにより仲間との楽しい語らいと素晴らしい4日間でした。

    双六岳カール


    鷲羽岳から三俣山荘へ
    鷲羽岳山頂
    鷲羽岳山頂 


    槍ヶ岳方面からのご来光

    ■8月2日(金) ウィラーバス梅田(22時)➪バス➪(3日4:20)富山駅/朝食
    ■8月3日(土) 富山駅5:30➪バス➪折立(7:35/8時7分)~太郎平小屋(13時30分/泊)
    ■8月4日(日) 太郎平小屋(6時8分)~薬師沢小屋(9時/9時20分)~雲ノ平山荘(14時/泊)
    ■8月5日(月) 雲ノ平山荘(6時5分)~祖父岳(7時25分/7時35分)~鷲羽岳(9時40分/9時55分)~三俣山荘(11時5分/昼食/11時43分)~双六小屋(14時50分/泊)(15時までに双六小屋入りするため三俣蓮華岳と双六岳は登頂せず巻道を利用)
    ■8月6日(火) 双六小屋(4時10分)~黒ゆりベンチ(5時5分/朝食/5時25分)~鏡平山荘(6時42分/6時57分)→わさび平小屋(9時35分/9時55分)~新穂高温泉中崎山荘(11時/入浴・昼食で2時間/13時)~新穂高ロープウェイバス停(13:30)==バス==富山駅(15:53/1時間自由時間/17:11)➠JR➠金沢(17:34/17:54)➠JR➠大阪(20:38)

    8/3(土)折立~太郎平小屋(泊) 地図5HR/所要5Hr23m 
    8/4(日)太郎平小屋~雲ノ平山荘(泊)地図5Hr35m/所要7Hr52m
    8/5(月)雲ノ平~鷲羽岳~双六小屋(泊)地図6Hr31m/所要8Hr45m

    8/6(火)双六小屋~新穂高温泉  地図5Hr15m/所要6Hr50m 
    昼食時間含めて 山と高原地図タイムの1.3倍

     

    以下は初めて日本アルプスに登山したメンバーの感想です。
    3日(土) 有峰の折立から入山。1,871m三角点まで樹林帯を行く。三角点は、展望良好で周囲の山々をみて「これからアルプスに登るんだな」と実感する。草原、樹林帯を通りすぎると広い草原の尾根、そして石畳の道となる。太郎兵衛平まで穏やかな広い尾根を進み小屋に至る。

    4日(日) 尾根を下り、薬師沢の三箇所の徒渉点を通り、カベック原を過ぎて薬師沢小屋に到着する。小屋から雲ノ平の台地までは鼻の先に木の根がつかえそうな急坂に苔むした岩と大木が続く。雲ノ平からは木道が続く。道中は数々の植物が咲いており、まさに「高山植物の宝庫」である。また、水晶岳、黒部五郎岳、鷲羽岳といった名山が立ち並び、迫力ある威容な絶景に感嘆し気持ちが高揚する。木道を進み雲ノ平山荘に至る。

    5日(月) 稜線に沿った木道を進んでいく。雲ノ平を見下ろしながら溶岩の間を登ると祖父岳山頂に着く。360度の展望であり、黒部五郎岳、薬師岳、水晶岳を手に取るように見渡せる。遠くに「北アルプスの盟主」槍ヶ岳を初めてこの目で見る。「あれが槍なんだな」と思う。祖父岳を下り岩苔乗越、ワリモ岳を過ぎ鷲羽岳の山頂に着く。眼下に鷲羽池を見下ろす山頂での大展望を満喫してから下りて三俣山荘にて昼食をとる。山荘から槍・穂高連峰を眺めながら色とりどりの花々が咲く巻道を通り双六小屋に至る。

    6日(火) 全員で3時に起床し星空観察。ヘッドランプを装着して小屋を出発する。暗がりからだんだんと夜が明け周囲が明るくなり、黒ゆりベンチに着く頃に「日の出」「雲海」がきれいに見える時間となる。槍・穂高連峰が屏風のように聳える絶景の場所でもある。この時間と風景の雄大さ荘厳さを表現する言葉が思わず口からこぼれ出てくる。『この一瞬のためにここまで来てよかった。』と感動する。山々を見ながら各小屋を通過して無事に新穂高温泉に下山する。 
    ※※上記は初めて日本アルプスに登山したメンバー(A班Sさん)のものです。

    【投稿 A班 恒吉正伸】

  • 錫杖岳「見張り塔からずっと」アルパインクライミング

    錫杖岳「見張り塔からずっと」アルパインクライミング

    日時:2019年8月10,11日
    場所:岐阜県錫杖岳
    参加者:豊中労山1人、他会3人

    北アルプス錫杖岳のアルパインクライミングに行ってきました。

    1日目は、錫杖岳前衛壁「1ルンゼ左」ルートにとりつきました。ルートの記憶がはっきりとしなかったのですが、5~6ピッチ登ったところで何とかフリーの頑丈な支点に到着、時間切れとなり懸垂を4回繰り返し1ルンゼルート取り付きから下降路を下り無事テント場に到着。

    翌日は、10ピッチで錫杖岳本峰山頂(2163m)に至る「見張り塔からずっと」というルート名がついているマルチピッチルートを登りました。

    朝4時過ぎにテント場を出発、前衛壁北沢大滝から取り付き、支点の乏しい長いフェイスを数ピッチ登り広大な草付に到着後、大洞窟のあるフェイスまでトラバースし、そこからまた岩壁のフェイスを「見張り塔」まで登ります。その後、やさしいトラバースと草付ルンゼを抜け、最後のフェイスを越えると本峰頂上付近の終了点です。

    時刻はすでに17時。日が暮れるまでに下降路となる牧南沢を見つけないとビバークを余儀なくされます。蚊の大群に襲われながら必死に藪こきを続けること小一時間、YAMAPのGPS機能が役に立ちました。「ヤッター」の声が上がり熊笹に覆われ隠れていた下降路を発見。その後、沢を下ること2時間余り。テントに帰還できたのは21時を回り、疲れ果てていたものの美味しいビールと達成感を味わうことができました。

    3日間、無事に登れることができたのは、ひとえにパーティの皆さんのおかげです。

    (記・写真:C班 朝日)

  • 沢登り発祥の沢「神童子谷」

    沢登り発祥の沢「神童子谷」

    大峰山系の沢登り発祥の沢として知られる名渓「神童子谷」に行ってきました。山上ヶ岳、大普賢岳、それに稲村ヶ岳に囲まれた広大な面積の原生林に降る雨を集める神童子谷は、川迫川ダムへと注いでいます。

    かつて、口神童子と呼ばれていた大川口から国道と別れ、神童子谷林道に終点まで入ります。上白石谷の橋のたもとから遊歩道跡(鉄梯子や桟橋が残っています)を伝い、栂淵で入谷します。すぐに「ヘッツイサン」と呼ばれる両岸絶壁となった淵に着きます。ここの淵は、その年によって、膝上から腰・胸辺りまで水深が変化します。今回は胸辺りまで浸かりながらヘッツイサンを通過し、続く高見淵、そして赤鍋ノ滝が姿を現わします。赤鍋ノ滝は落差8mほどの滑滝で、右手から淵をまわり込み突破しますが、更に上に続く3mと4mの滝はいったん淵に阻まれ、泳いで渡ります。今回は台風のすぐ後ということもあり、水量も多くロープで確保して上流へ突破しました。赤鍋ノ滝から上流「奥神童子谷」は沢幅も広がり、遡上は所々小滝を登ったり、捲いたりと、変化に富んだ楽しい谷です。水温は16℃くらいでしたが、途中、身体を冷やさない陽だまりを見つけ、軽い昼食を摂ります。沢での食事は体の温まるものが最適で、テルモスにお湯を詰めてカップ麺を持参するといいでしょう。

    食後は遡上を再開して、上サンゴウジ谷が左から出合い、更に30分ほどで釜滝の前に着きます。釜滝の釜は、この谷最大で直径30m以上あります。美しい釜の向うには、左右二条の美瀑がとても絵になります。釜でのんびりしましたが、入渓時刻が10時と遅いので、犬取谷は次回ということで、踵を返します(大阪を朝早く出発したのですが・・・)。

    沢からあがって、入浴のため天の川温泉に向かいましたが、なんと2時間待ち(驚)。待つのももったいないので、黒滝の湯に向かい、こちらでさっぱりしました。

    入谷日:2019年8月18日(日) メンバー:B班1名、C班3名
    (記・写真:C班 K)