カテゴリー: 雪山教室

  • 雪山教室体験会 アイゼントレ

    雪山教室体験会 アイゼントレ

    日時:12月26日(日)
    参加者:生徒10名 スタッフ12名

    雪山教室体験会の2回目のアイゼントレを蓬莱峡で行いました。

    まずは、蓬莱峡広場でアイゼンを着けての歩行練習。

    その後、緩斜面に移動して登下降の練習をしました。緩斜面では、初めは前爪を利用してのアイゼン歩行に慣れない生徒さんもいましたが、少しずつコツがわかったようです。

    昼食後は赤子谷をアイゼン着けて送電線鉄塔まで歩き、その後六甲縦走路を宝塚までボッカトレしました。赤子谷ではゴルジュを抜けたり、急登を登ったりと頑張りました。

    1月からはいよいよ雪山に行きます。晴れた雪山はきれいです。皆さん、楽しみましょうね。

    投稿:C班 F

  • 初心者のための雪山歩行術講習【参加者募集】

    初心者のための雪山歩行術講習【参加者募集】

    ※ 豊中労山会員限定の講習です。

    開催日:令和4年1月10日(成人の日)

    集合時間場所:9時に蓬莱峡入口ゲート内。
     タクシー利用の方は8時40分に阪急バス宝塚停留所からタクシー乗り合わせ。
     ※剣山(蓬莱峡)までの交通手段ですが、阪急バスは冬期運休期間のため、
      徒歩もしくはタクシー利用になります(料金1800円程度)。

    講習場所:剣山(蓬莱峡)真砂ノ壁周辺(主に一稜と二稜の緩傾斜面)

    講習費用:無料(現地集合、現地解散)

    参加資格:豊中労山会員

    服装・持ち物:
     防寒用ジャケット、トラウザーはストレッチ性のあるもの、
     登山靴、アイゼン(チェーンアイゼンから登攀用まで何でも構いません)、
     ピッケル(トレッキングポール、トレッキングステッキでも構いません)、
     登山用ヘルメット、軍手、温かい飲み物、軽食。
     ※登山用ヘルメット以外にも、「SGトレッキング用キャップ」
      「衝撃緩和帽」「帽子用インナーキャップ」「自転車用ヘルメット」
      「スノースポーツ用ヘルメット」でも構いません。

    推奨品:スパッツ、膝パッド、肘パッド。

    内容:主にアイゼンやピッケル(トレッキングポール、トレッキングステッキ)の
       技術と雪山登山に必要な知識について学習します。
       講習は、雪面ではないものの、実技は実際に起伏ある地形で行うため、
       転倒などが十分に想定されます。
       肘パッドや膝パッドがあると怪我を防止又は軽減が期待できます。

    講習時間:09:00~16:00

    講習科目:
    ① 各種アイゼンのタイプと特徴、材質、脱着の仕方、携行法
    ② アイゼンを付けない歩行術とアイゼン装着時の歩行術
    ③ ピッケル(トレッキンポール、トレッキングステッキ)の持ち方、使い方、携行法
    ④ アイゼンとピッケル(トレッキンポール、トレッキングステッキ)のコンビネーション
    ⑤ 雪山でのピッケル(トレッキンポール、トレッキングステッキ)、アイゼンの適切な管理
    ⑥ 歩行中と休憩中のレイヤリング(服装)
    ⑦ 危機管理(雪崩、雪庇、末梢部の冷え、凍傷、低体温症、着替え)

    申し込み先:参加をご希望の方は、班名、お名前、年代(例「40代・50代・60代等」)を
    「C班 河野良治 bpcgv105@gmail.com」にお願いします。
    (申し込み記載例「A班、豊中太郎、60代」)

    締切日:令和4年1月3日

    なお、天候不順、その他の事情で中止する場合は、できるだけ早い段階で
    受講者にメールでご連絡をします。(中止を確認できたら必ず返信メールをお願いします)

  • 雪山教室実技 八ヶ岳

    雪山教室実技 八ヶ岳

    日時:2020年2月29日~3月1日
    生徒:6名 コーチ・スタッフ:13名

     雪山教室実技最終は北八ヶ岳の天狗岳!!連日新型コロナウィルスのニュースが流れる中、中止になるのではないかと思っていた。開放的な登山が目的で、自家用車での移動だったからか、中止にならずに八ヶ岳に行くことができた。
     28日夜から車で移動し、29日諏訪SAで少し仮眠。朝食をとって渋ノ湯へ。体操やビーコンチェックも含めて準備を行い、7:50出発。樹林帯を歩行。
    こまめに休憩をとってもらいながら、衣服調整や補食をしたが、ザックの重さに体力のなさをひしひし感じ、眠気にも襲われた。前の人との間隔が密になって足を止めたら、一瞬で大きく開いていて、度々意識が飛んでいた。ぼんやりと歩き続けたら、いつの間にか前方に青い空開けてきて、陽が明るくなり、段々嬉しくなってきた。小屋が見えた!の声に更にテンションが上がる。11頃黒百合ヒュッテに到着した。

    到着後、テント設営。元々あったスペースを利用したが、テントの広さに合わせて圧密した雪を削って整地するのに骨を折った。張り縄やペグの使い方はあやしく、再度指導を受けた。お腹が空いたと自覚した頃、短い時間しかなかったけれど、ヒュッテのビーフシチューを食べて密かな裏目標を達成した。満足ー!!
    13時から講習。40度程の急な斜面での歩行方法やツリーホールを利用したり自分の足でスペースを作ったりしてビバークする方法などを学んだ。聞きたい気持ちと眠気と寒さの戦いだった。15時半頃終了。

    1日朝4時起床。6時出発であったが準備が遅れ、6時過ぎの出発となってしまった。反省。中山峠に登ると雲海に浮かぶ朝日が見えた。遅れたことで日の出の瞬間は見られなかったが、大変感激した。
    東天狗に向かって稜線を登る。教わったステップをぎこちなく実践して登る。風はさほどなく天気は良好。鞍部は風があり、先の地形をみて衣服調整が必要なことを教わった。

    振り返ると感動の景色が広がり、体も気持ちも軽くなる。(体は一瞬だけ・・・。)そして八ヶ岳の地形や植生などを知って登ることも登山の面白さであることを教わった。
    8時頃天狗岳頂上!真っ青な空に真っ白な雪山、キラキラの景色に大感激。嬉しくてしかたがない。写真撮影会の時間もいただきながら、雪山にいっぱい癒やされた。

    今回高山病で生徒揃って登頂できなかったことは残念だったけれど、無理せず無事に全員で下山することができました。スタッフの方々のご指導、引率に感謝します。本当にありがとうございました。スタッフのみなさま、同期のみなさま、これからもよろしくお願いします!

    投稿者:A班 A

     

     

  • 雪山教室実技 氷ノ山

    日時:2020年2月8日(土)~9(日)
    生徒:6名 コーチ・スタッフ19名
     雪山教室実技4回目。今年は例年にない暖冬で雪がなく、直前までもしかすると行き先変更、、、?という状況でしたが、前々日にやっと雪が降り始め、無事に氷ノ山での実技となりました。 1日目は氷ノ山国際スキー場のリフトでテント場所へ。しかし20kgほどのザックを担いでのリフトの乗り降りはなかなかの緊張感でした。テン場に着き、まずは整地しテント設営。その後ビーコン、プローブの操作練習、またビーコンを持ってない場合のスカッフ&コールという捜索法も学びました。雪山に行くためには万が一雪崩に巻き込まれた場合に備えて訓練しておくことが大切ですが、実際に雪崩にあってこれらを行わなければならない場面には遭遇したくないものです。寒い中での講習を終えた後は班ごとにテントの中で、楽しみにしていた夕食。コーチの貴重な経験談などを聞きながら、但馬牛のすきやきを美味しくいただきました。その夜は一晩中雪が降り続き、テントが雪で埋もれてしまわないようコーチ・スタッフが夜中に起きてテント周りの雪かきをしてくださいました。(その間もテントの中でぬくぬくと寝続ける私達生徒。。。申し訳ありませんでした。m(_ _)m)
     2日目は雪のため予定を1時間早め3時起床。しかしテントを出てみると、外に置いていたザックやピッケルが雪に完全に埋もれ、他の人と同じ所に置いていたはずなのに自分のだけが見つからない!焦りながらスコップで雪を掘りやっと探し出しました。6時にテン場を出発し、その日は雪が深いため山頂に行くのはやめ東尾根避難小屋からは稜線を歩きます。しかし稜線に出た途端強風に吹かれ体感温度がぐっと下がり、寒さに弱い私にとっては修行のよう。。。やっとの思いで稜線を通過したあとは斜面を下り、滑落停止の方法を学びます。しかしもし急な斜面で滑落すると時速40km/hにもなり実際には停止するのは難しく、滑落しないような歩き方を身に付けることが重要とのお話です。一通り練習した後は膝上くらいまで雪が積もった道を順番にラッセルしながら進みテン場に戻り、訓練終了となりました。
     今回の山行では出発前には予想もしなかったほど雪が降り、残念ながら山頂に行くことはできませんでしたが、これまでの座学で講義を受けて頭の中で想像するだけだった雪山のイロハを実際に初めて経験でき、私にとっては密度の濃い貴重な体験となりました。まだまだ雪山のほんの一部をのぞいた程度ですが、これから少しずつ雪山に慣れて、次は青空のもと山頂からの雪景色を見ることができたらいいなと思います。投稿者:A班 J

  • 雪山教室テント泊実技 武奈ヶ岳

    雪山教室テント泊実技 武奈ヶ岳

    日時:2020年1月18日(土)~19日(日)
    雪山教室3回目の実技です。
    生徒:6名 講師・スタッフ:10名

    1月18日(土)
     今年は暖冬で雪がない。雪山教室なのに、雪がない・・・・しかし、天気予報で18日~19日にかけて雪の予報でしたので、19日は新雪を歩けるかもと期待もありました。実技1回目は蓬莱峡でのテント泊後にボッカ訓練。実技2回目の地獄谷のアイゼントレーニングでしたが、2回とも、朝は憂鬱な気分で出かけました。やはり今回も、朝に荷物を測ると22㎏!!今から何を減らそうかという時間もなく、不安と憂鬱な気分で出発しました。
     9時前に比良駅に到着する。挨拶と体操を済ませ、9時20分に比良駅を出発し、テント場の八雲ヶ原に14時30分頃に到着。重い荷物を担いでイン谷口―青ガレー金糞峠―八雲ヶ原まで。青ガレはゴツゴツした岩・急登を登る。重い荷物が背中で振り子のようになるので、転倒しないよう気を付ける。雪がないので、よかったのか?? 途中、踵に石が入ったような違和感が??でも、石が入るはずないと思いつつ・・・靴ヅレができていたのです。(鈍感な私・・・)

     14時30分くらいに、テント場に到着する。雪がちらつく中で、ビーコンの操作等をしました。(早く、テントの中に入って温まりたいと思いつつ・・・・)15時過ぎには、テント内でゆっくりと過ごし、早めの夕食。鍋は温まるし、美味しい!!(外は、雪が降っており、吹雪いているようなので、出たくない)20時30分頃には、就寝。私は、2回ほどしか目が覚めなかったので、よく眠れたかな?? 暑くて、目が覚めたと話す生徒もいました。

    1月19日(日)
     初級登山学校を経験していない為、蓬莱峡でのテント泊時に私は、みんなのやっていることを見て、質問もして、みんなの足を引っ張らないようにと思っていましたが、19日の出発時間には準備ができていなく講師の方に手伝っていただき、どうにかこうにか・・・・アイゼンを付ける前に、テント内の荷物は出す。アイゼンを履いた後は、テントに近づかない。(前回よりも守れるようになりましたが、皆様から私がテントを破らないようにと注意して私の行動を見てくださっていました)19日は快晴で、風もなく、水を飲みつつ登りました。テント場を7時に出発。夜間雪が降って、積もっていたので、アイゼンを履いて武奈ヶ岳へ向かう。途中、ワカンの付け方と歩き方の練習をしました。

     新雪で、足跡がない中の歩き方の練習をさせていただきました。チームワークの大切さ、みんなの体調を見ながら、適宜休憩をしながら、山頂へ向かうということも教えていただきました。
     武奈ヶ岳に10時30分に到着。風がなく、暖かい中で休憩し記念撮影。景色はきれいでしたが、周囲の山には雪はほとんどない状態で、雪景色は武奈ヶ岳くらいでした。

     もうすぐテント場です。疲れて、上を向いた時に転倒するケースが多いと講師の方が話されている時にこけて、ドロドロ状態に・・・(テント場付近は、雪は解けていたので)写真撮影は、テントを背景に・・・また、私はテントに近づきすぎていて、危ないよと声かけていただけました。(覚えが悪い私)

     テント場のテントから離れた場所で、アイゼンを外し、テント場に付きテントの撤収と荷物の準備。 暖かいので、手袋なしで、荷物整理ができたのは良かったのか?? 荷物は減っているはずなのになぜかザックは来た時よりも、大きい??パンパン??私だけと思って周りを見ると、なんか私だけでなさそうだったので、安心・・・

     

     17時40分頃に比良駅に到着。おでん屋さんで温かいおでんを食べ、ビールに日本酒、ワイワイと楽しいひと時。比良駅18時5分発に乗車し帰宅しました。次回は、今回戸惑ったこと(靴ヅレができた時にすぐに取り出せるところにテープを入れる。ワカンの履き方を練習する。暑がりなので、汗をかかないように衣服を調整などなど)を反省し、課題をクリアし、今回よりも次回は、もっと楽しい山行になるようにしたいです。
     原稿を書くことで、また、色々と教えていていただきました。すべてが、意味のあることと再認識しました。いつになったら、先輩方のようになるのか??先は長い・・・でも、頑張るぞ!!

    投稿者:A班 ミッチー

     

  • 【雪山教室】アイゼントレーニング(蓬莱峡)

    【雪山教室】アイゼントレーニング(蓬莱峡)

    日時:2019年12月14日(土)~15日(日)
    参加者:生徒 6名、講師・スタッフ 多数

    雪山教室の実技1回目は蓬莱峡でのアイゼントレーニングでした。
    初日は蓬莱峡の広場に15時に集合。早速ビーコンの扱い方(SendモードとSearchモードの違い、実際に山で出発する時の確認手順など)を教えていただき、講師が自分のビーコンを隠して、生徒が探し出すという訓練をしました。その後、アイゼンの装着方法の確認と調整を行いました。この日の訓練は以上で終わり。各班でテントを設置して夕食を取り、食事の後はコーチ陣の大きなテントに全員が集まり、自己紹介や血液型当てゲームなどを楽しみ、懇親を深めました。
    2日目は6時に起床。半日みっちりとアイゼン、ピッケルに関する基礎技術を教えていただきました。ピッケルの各部の名称や役割等を解説していただくとともに、斜度によってマルシュ(普通に足を平行にして歩く)、カナール(マルシュで歩くのが困難な斜度になってきた場合、足を逆ハの字にして歩く)、もっと斜度があれば足をクロスしながら歩く方法等を実践しました。

    歩き方の基本を学んだ後は奥の岩場へ移動。フィックスロープとスリングで確保しながら、岩場をアイゼンで登ったり、下ったりしました。急斜面の下りはアイゼンが滑りそうで怖かったです。

    その後、岩場の下部でトラバースの練習をして、アイゼントレは終了となりました。
    テント撤収と昼食の後、私にとって2日間で一番大変だったボッカ訓練でした。蓬莱峡からナガモッコク尾根を経て、宝塚に到着したのは5時前でした。ナガモッコク尾根では、周りの木をつかみながらやっと登れたような急登もありました。翌日は全身が筋肉痛で、体力不足を反省しました。雪山に登るのは体力勝負なので、時間を見つけてボッカ訓練をしないといけないと改めて思いました。
    熱心に教えていただいた講師、スタッフの皆様、ありがとうございました。

    投稿:ひろ

  • 2019年度 雪山教室:受講生募集※締め切りました

    2019年度 雪山教室:受講生募集※締め切りました

    C班主催の雪山教室、受講生を募集しています。
    詳しくは下記の募集内容をご参照ください。
    締切は、説明会前日の11/15(金)です。※締め切りました。

  • 【雪山教室】修了山行(氷ノ山)

    【雪山教室】修了山行(氷ノ山)

    日時:2019年3月2(土)~3(日)
    生徒:7名
    講師、スタッフ:14名

    11月から始まった雪山教室も今回の氷ノ山山行でいよいよ最後です。朝7:30にJR大阪駅前旧郵便局前に集合。総勢21名が装備を満載したバスに乗り込み、いよいよ出発です。途中、講師の知り合いの肉屋さんで但馬牛を仕入れ、一路、氷ノ山に向かいます。

    生憎の暖冬でスタート地点の氷ノ山スキー場の雪は少なく、スキー客もまばらでした。重い荷物を担いでリフトに乗るのはちょっとスリリングでしたが一気に高度を稼ぎ、リフト乗り場から10分ほどでキャンプ場に到着。

    テント設営の後、ビバーク用のマウントの作り方、ツェルトを使った緊急時の暖の取り方の講習。



    4時頃から本日のメインイベント、但馬牛の夕食です。しゃぶしゃぶ、すき焼き、焼き肉と各班、思い思いのメニューでがっつり極上肉を楽しみました。


    翌日は昼過ぎから雨の予報だったので、朝、3時起床、5時出発。真っ暗な中、ヘッドランプの光を頼りに急な坂を登ります。歩き始めて1時間ほどで東尾根避難小屋に着く頃には空も白み始めました。幸い、稜線に風はなく、ガスも発生しておらず、快適な登山と素晴らしい風景を楽しむことができました。3時半ほどで標高1510mの氷ノ山山頂に到着。周囲の景色を楽しんだ後、記念撮影の後、下山。

    講師・スタッフの皆さん、ありがとうございました。皆さんのおかげで雪山登山の入り口をちょっぴり覗くことができました。来年は雪に恵まれることを祈って、さらなるステップアップを目指したいと思います。

    投稿:A班 テツヤ

  • 【雪山教室】テント泊実技 伊吹山

    【雪山教室】テント泊実技 伊吹山

    2019年2月16日(土)~17日(日)
    生徒:8名
    講師・スタッフ:10名

    前回のテント泊実技が中止となり、初めての雪山での実践となりました。
    前夜、個人装備に共同装備にどんどん膨れるザックは20Kg近くに。これまで持ったことのない重量に不安になりました。そして当日、登山口では小雨が降りだし、更に不安が増します。12時出発。あまりの重さに景色を見る余裕もないですが、先輩たちの声の後押しを受け一歩一歩進んでいきます。

    14時半、テント設営地の5合めに到着。労い合っていると、フワッと雲が晴れ、伊吹の上のほうと青空が出現。頑張ったご褒美でしょうか、疲れも吹っ飛びました。

    テント設営では、整地の仕方や竹ペグの使い方を学びました。雪山ならではです。

     

     

     

     

     

     

    続いて、ビーコンの講習では受信・送信の操作方法、リーダーとコンパニオンでのチェック方法を学び、雪に埋められたビーコンを捜索しました。講師からは体験談を交え、雪崩の怖さや迅速な救助の重要性を教えていただきました。

    講習後は各テントに分かれ、ごはんタイム。雪が少なく、雪でお水を作る実習が出来ず残念でしたが、スタッフさんの経験談やアドバイスなどの爲になる話からそうでもない話まで(笑)、ワイワイ賑やかな夜になりました。

    翌朝は7時スタート。6合めでアイゼンを装着。歩行訓練で習ったことを思い出しながら頂上めざし登っていきます。

    8時半頂上到着。開けた山頂からは雪をかぶった山々が四方に見えます。たくさんの写真を撮りました。達成感にみんなよい笑顔でした。

    下山開始。途中で滑落防止訓練をしました。滑落すると時速は40キロにもなり、停止するのは大変難しく、滑落しない技術を身につけることが大切とのこと。まずは滑らないようにしっかりした歩行技術を身につけること、万が一滑った時は「立ち上がる」ことを意識する練習を斜面を使って行いました。私は怖くてほとんど滑らず立ち上がってしまいましたが…

    そしてテント設営地まで戻り、テント撤収・パッキング。ザックに物が収まらない…
    ぎゅうぎゅうに詰め込んだいびつなザックと共に、登山口まで戻ってきました。

    今回もたくさんのスタッフさんにサポートいただきました。ありがとうございました。
    雪の上で寝るとは、こんなに重い荷物を持って歩くとは(歩けるとは)、1年前の私には想像もつかない経験をさせていただいています。楽しさと共に、歩行技術・パッキング・素早い行動など課題もたくさん見つかりました。こうやってはまっていくのですね!

    投稿:U

  • 雪山教室 地獄谷【ピッケル・アイゼンワーク】

    雪山教室 地獄谷【ピッケル・アイゼンワーク】

    日時:平成30年12月23日 8:00~

    場所:阪急芦屋川駅→地獄谷入口(アイゼン装備装着)→風吹岩(アイゼン脱着・昼食)→荒地山→地獄谷入口(反省会)→滝の茶屋

    雪山に向けての実技訓練第二弾、六甲地獄谷。初めて来ましたがその名前にビビり更にアイゼンでなんて、正に地獄のイメージしか浮かばぬまま装備を装着。ここに於いても経験に基づく指摘やアドバイスが為になります。手袋をはめたまま素早く装着する練習をするようにと指摘があり、雪山では時間が命取りになると夏山との常識の違いを学びます。

    いよいよ出発。ここ地獄谷では毎年怪我人がでていると聞かされ気を引き締めます。天候は晴れ、汗ばむ陽気です。午前中はアイゼンで風吹岩までの登り。蓬莱峡で学んだ歩き方を思い出しながら登り始めます。

    いきなり岩でその後も沢沿いの岩の連続です。実際に雪山までの道中はこの様な場面がある事を想定したトレーニング。講師の方々はアイゼンの爪を我が足の如く操ります。前爪の活かし方や体重移動それを後ろからジーと見ながら真似るものの、「ロボットか!」と突っ込まれます。それでも適切なアドバイスを頂いたお陰でガリガリと滑る事が少なくなり段々と楽しくなってきました。

    道中カエル岩に遭遇。毎年生徒がここに登るそうで先輩の見本を参考にチャレンジします。左足の置場から手の使い方、アイゼン爪の立て方等アドバイスを頂きながらも腹がつっかえたのかメンタルが弱いのか成功ならず。今年は2人成功で拍手喝采。機会があれば鍛えてリベンジしたいですね。

    その後は数時間ほど歩行したら装備を外し風吹き岩で猫や猪を横目に昼食です。午後から荒地山に登り天候が怪しくなってきたので急ぎ下山。締めは滝の茶屋へGO!!

    本日のワークを通じてアイゼンに少し慣れた気がします。当然まだまだ未熟ですが少しでも前進した事に喜びと何より楽しいと思えた事に驚きです。私は雪山教室に参加させて頂くかどうかギリギリまで迷っていました。寒いの苦手だし重いの嫌だし装備にお金かかるし。しかし初級登山学校で教えて頂いた山の楽しさの経験が後押しになりました。雪山はこれからですが今から楽しみになってきました。楽しむためにも足腰を鍛えること、またしっかり学び研鑽を積んで参ります。

    私自身も雪山装備の月賦もまだまだこれからです。

    投稿:Tぞう