カテゴリー: 雪山教室

  • 雪山教室3回目 (テント設営訓練:赤坂山)

    雪山教室3回目 (テント設営訓練:赤坂山)

    【日時】2025年1月19日(日)

    【参加者】講師&スタッフー22名、 生徒ー8名、体験会ー7名

    【行程】マキノ温泉さらさ集合出発ー武奈の木平ー引き返しー武奈の木平でテント設営ーマキノ温泉さらさ

    ようやく雪山シーズンIN! 今回の目的は雪山でのテント設営練習です。
    宿泊するわけではないのですが、パッキング練習も兼ねてテント泊フル装備持参ということでした。みんな大きなザックを担いでいますが、しっかり計測。男性18kg 女性16kg以上です。
    9:30さらさ温泉前集合し行程を確認。ビーコンチェックし、準備体操して出発。

    この日はお天気よく青空でとても気持ちいいのですが、歩き出すととても暑く汗だくで着すぎたことを後悔。まだまだレイヤリングの経験が足りません。しばらくは雪がなく心配になりましたが、徐々に雪をふめるように。うまくキックステップなどを使えばツボ足でも問題なく登れることを学びました。武奈の木平から少し上がったところでアイゼン装着。ピッケルを持つ練習もしました。

    お天気が良かったので山頂まで行きたかったのですが、今回の目的を果たすため引き返し武奈の木平に戻ってきました。ワカンを履いてまずは整地。みんなで踏んでショベルで整えて平らにします。今年は6人用テント。やはりでかい!

    班のみんなで協力して立てました。ペグは雪山では凍って抜けなくなる恐れがあるため、あらかじめ作成の宿題となっていた竹ペグを持参して、その使い方を教わりました。玄関を作成。なるほど靴の脱ぎ着がしやすそうです。風の強い時には雪の壁を作ることや雪がしんしんと降るときにはテントの中から叩いて雪を落とすのに溝をほるといいことも学びました。

    立てたものの宿泊しないさびしさを感じつつ撤収しました。
    雪山テント泊での生活を楽しみにしています。  

      (報告:N)

                          

     

  • 雪山教室2回目(実技アイゼントレ:蓬莱峡)

    雪山教室2回目(実技アイゼントレ:蓬莱峡)

    【日時】2024年12月15日(日)
    【参加者】講師&スタッフ16名、生徒9名、体験会6名
    【行程】生瀬駅~蓬莱峡広場(緩斜面での登下降+歩行訓練)~座頭谷~(14時で折り返し)~生瀬駅

    先週に引き続き、今週も蓬莱峡でアイゼントレです!
    今週は先週の歩行訓練に引き続いて、雪山の凍った道を想定して、緩斜面での登下降の訓練です。

    講師&スタッフに安全確保の方法や、緩斜面での登下降について学びます。
    みんな、プルージックぐらいは余裕よねー

    普段の登山靴であれば、こんな緩斜面なんて余裕なのに、、、
    アイゼン付けて登ると、全然、感覚が違います。登り辛いなぁ。

    実際の雪山ではロープないからねー、なーんて声が聞こえてきます。
    恐る恐る降りながら、アイゼンの爪で、しっかり止まることを身体で覚えます。

    何回も登り降りを繰り返します。

    1回目は両手には何も持たずに登って、2回目はピッケルを手に持って登ります。
    ピッケルを支点にして登るのなんて初めてです。「ピッケル動かへんやんな?」って、確認しながら登り進みます。
    実際の雪山だったら、もう少し雪があって、サクッと刺さってしっかりするそうです。

     

    ちょっと離れてみると、こんな感じ。
    緩斜面っていってるけど、結構、斜度あります!

     

     


    さて、緩斜面の登下降訓練が終わったら、お待ちかね、恒例(!)アイゼン歩荷訓練です~!

    先週にアイゼン歩荷していることもあり、重量(20kg)に対するビビり感はなく、みんな度胸がついてます。
    事前に歩荷用の水を積んできてる人が多く、川の水入れないと、、、とか、水がこぼれてきたー!!
    なんていうモタモタ感はありませんでした。人間、成長するもんですね。

    先週は岩原山の山頂を目指した急登でしたが、今回は座頭谷に向けての沢筋。
    パワーで体力勝負!というよりも、テクニックでスピード勝負!といった感じです。
    アイゼンをつけていても、普段の登山靴と変わらない感じがしてきます。

    流石に20kg背負って、アイゼン付けて、飛び石を飛び越えることは出来ませんが。。。

    蓬莱峡から座頭谷へのコース。同じ景色が続くので、結構、分かり辛くて、間違えるんです。
    樹海やなーとか言いながら、こっち、あっち、って言いながら歩荷しました。
    結局、座頭谷に辿り着けず、日の入りまで時間がないので、14時半で折り返し。
    気付けば万里の長城まで戻ってきていました。

    こんな感じで2回目のアイゼントレは終了です。
    次は、赤坂山で雪と一緒に実技訓練。1月まで待ち遠しいぞー!雪山、待ってろよー!

    (報告:N)

  • 雪山教室1回目(実技アイゼントレ:蓬莱峡)

    【日時】2024年 12月 8日(日)

    【参加者】講師&スタッフ19名、生徒10名、体験会6名

    【行程】生瀬駅~蓬莱峡広場(アイゼン歩行訓練)~ナガモッコク尾根~岩原山(アイゼンなど装備解除、昼食)~塩尾寺下広場で反省&解散

    集合場所の生瀬駅は人が大勢!

    ここから蓬莱峡目指して歩きます。

    しかし…ここからの道中が、なかなかの核心。

    20Kg担いでこの道はキツイ!

    ふ~、やっと着いた。現場に付く前から雪山教室は始まっていました。

    そして、通称「万里の長城」で準備を整えます。

    アイゼン・ピッケルを装備し、いよいよ歩行訓練開始です!

    座学で教わったダイアゴナル・キックステップ・スリーオクロック、あと何だっけ?

    各自、座学を思い出しながらアイゼンで歩き始めます。

    講師の皆様が、斜度に合わせた基本の足使い、ピッケルの使い方など丁寧にアドバイス下さいます。

    歩行訓練の後は、ナガモッコク尾根から縦走路を経て塩尾寺まで、アイゼントレ&歩荷です。

    その前に軽量し男子20Kg、女子16Kgの重量を満たしているか確認します。

    足りない人は川の水汲んだり岩を入れて調整。重たい!

    あれ、みんなの声が聞こえない。

    そうです、しんどいんです。

    やっと山頂到着!寒い!

    ここでアイゼンを外します。

    あまりの冷え込みに集合写真も撮らずに下山開始です。

    塩尾寺下広場で反省会。

    今回は縄跳び飛びません。

    今後の歩荷に不安を抱き、頑張るぞと決意したトレーニングでした。

    講師の皆様、スタッフの皆様、ご指導いただき有難うございます。(報告 C班Nっち)

  • 雪山教室実技 大山テント泊

    雪山教室実技 大山テント泊

    日程:2023/3/11〜3/12

    参加者:生徒4名、講師3名

    行程:県営大山第一駐車場→元谷避難小屋→テント設営→大山山頂→元谷避難小屋→テント泊→訓練・講習→下山

    大山頂上

    今回は修了山行で行く八ヶ岳のテント泊の予行練習です!初の雪山テント泊で、ちょっぴりドキドキ…。他にも今回は、ビーコン練習、捜査訓練、埋没体験など盛りだくさんです!そんな不安を打ち消すように、お天気はピーカン!ボッカ頑張ります!

    大神山神社奥宮

    まずは大神山神社奥宮へ向かいみんなで無事下山を参拝!朝陽が神々しい〜。気合いを入れて頑張ろー!神社の右奥から登山道です。

    元谷避難小屋までテント装備を持って頑張ります。小屋に着いたらすぐテント設営。雪山のため整地が重要と事前に聞いていましたよ!よしよし、みんなで踏み固めて、スコップでならして…とやっている間に講師のテントはもう設営終わっていましたー!さすが、は、早い!お天気だったから良かったけど、吹雪いていたら時間との勝負ですもんね。勉強になります!

    テント設営が終わったら、頂上を目指しましょう。途中から夏道に合流です。

    雪崩が起こる可能性があるので、斜面を通過する際はひとりずつの間隔を空けて通過すること!と教えていただきました。万が一の被害を抑えるために大事なことですね。

    もうちょっとで山頂だけど急登でちょっとしんどい、、天気が良過ぎて思いの外あっつい。雪山と言えども天候でしっかり水分を持っておくことも重要と身をもって知りました。全員で頂上到着!!

    山頂到着!

    晩ごはんはカレー鍋です。しっかり栄養とって、カンパーイ!おなかもいっぱいで早めの就寝です。

    2日目は朝ごはんを食べた後でしっかりお勉強です。

    埋没体験!実際に埋まってみるとびっくりするくらい身動きできない、、上に乗っても全然分からない。試しに講師が頭まで埋まってくれました。雪の中では叫んでもほとんど声が聞こえない、、こんな時には笛が重要!万が一遭難した時に自分の存在を知らせよう。ヘルメットに笛をつけておくのがおすすめと教えていただきました。ビーコン練習とコンプレッションテストも出来ました!

    今回はいつもより生徒の人数が少なかったですが、勉強になることは多かったですね!快晴の雪山大山に登れて楽しかったー!日頃の行いが良いから…と思っていたのは私だけではないはず(笑) 

    直前まで色々計画いただいた講師の方々、本当にありがとうございました。これからも雪山の楽しさを広げていきたいです。

    投稿:A班 T

  • 雪山教室修了山行 【北八ヶ岳テント泊 ~揚げパンとシチューとわたし】

    雪山教室修了山行 【北八ヶ岳テント泊 ~揚げパンとシチューとわたし】

    日程:2023/4/1(土)~2023/4/2(日)

    講師・スタッフ9名、生徒7名

    1日目:渋の湯駐車場~高見小屋~青苔荘(泊)

    2日目:青苔荘~ニュウ~中山峠~黒百合ヒュッテ~東天狗・西天狗~黒百合ヒュッテ~渋の湯

    西天狗山頂にて

    昨年11月から始まった雪山教室も今回で終了。なんか寂しい・・・雪山教室ロスです。

    今シーズン最後の雪山を目一杯楽しむぞ!と意気込んでスタートです。

    登山道は登山口からカチカチ氷と木の根と岩のミックス。難しい足元でしたが、学んだアイゼンワークで全員がしっかり歩けました。

    緊張する足元に身体も疲れますが、高見小屋名物「揚げパン」を楽しみに頑張って歩を進めます。・・・どんな揚げパン?・・・だんだん気持ちは揚げパン一色・・・そのうち、みんなの写真ポーズの掛け声も「揚げパーン!」に・・・なんそれ(笑)

    食べましたとも!「揚げパン」。きな粉味が美味かった!!そして、高見小屋岩場からの景色が絶景!噴煙を上げる浅間山が一望。揚げパンと絶景で元気回復!ペースアップで宿泊地の青苔池に到着です。

    皆さん手慣れた手順でテント設営完了。一面凍った白駒池周りを散歩してから乾杯しました。

    白駒池

    夜は3人合同テントで温かく、熟睡できました。3時に起床して、テント内で朝ごはん。テント撤収・身支度して5時出発です。

    2日目は、今回のメインイベント天狗岳。急登や岩場に緊張する場面もありましたが全員が天狗登頂!

    山頂からは富士山、北アルプスの山々も見えました。

    東天狗山頂にて

    下山時は、気持ちは黒百合ヒュッテの「ビーフシチュー」。個人的には揚げパン以上にこちらが食べたかった!

    みんな下山ペースがめっちゃ早い。シチューが鼻先に垂れ下がっているようだ。あっという間に黒百合ヒュッテ到着。これまた絶品!旨し!

    2日間ずっと、食べて、飲んで、食べて、の山行でしたが、しっかりカロリー消費したのでよしとしよう!

    雪山教室で雪山を安全に楽しむノウハウを教わりました。

    そして、仲間との雪山生活は楽しかった。仲間との雪山登頂は達成感も倍増でした。教室生徒メンバーの皆さんありがとうございました。来シーズンもいっぱい雪山行きましょう!

    講師・スタッフの皆様、計画立案から山行中の安全確保まで、常に私たち生徒をフォローして頂きましてありがとうございました。楽しく学ばせて頂きました。心より感謝申し上げます。

    雪山教室生徒K

  • 第二回 雪山体験会 堂満岳 2023年2月23日(木・祝)

    体験会二回目は堂満岳。

    【行程】

    比良駅→イン谷口バス停→大山口→青ガレ→金糞峠→堂満岳→桜のコバ→比良駅

    体験会参加者20名、雪山教室7名、スタッフ15名での山行となりました。

    比良駅から少し長めのアプローチを冬靴で歩きます。一時間近くかかったはずですが話が盛り上がる中イン谷口に到着しました。雪道に変わった谷筋を進みますが登りでは滑ってしまい先輩方と同じようには歩けません。

    金糞滝でアイゼンをつけ、青ガレの急登りにトライ。

    汗をかきながら登り切った金糞峠で昼休憩。山頂を前にワカンをつけて練習。

    急な登りのステップは逆ハの字などを教わりながら山頂に到着。

    金糞峠に到着
    金糞峠で休憩

    下りルートはすこし迷いましたが、これまた急な下りをなんとかおり切って下山。

    今回も同行いただいたスタッフの皆さんには本当に感謝しかありません。

    サポートのおかげでいつも通り不安を感じることなく山行を終えることが出来ました。有難うございました。

    【投稿者 A班N】

    雲が切れ琵琶湖が望めました
    日差しの中を気持ちよく下山
    帰りの車窓から
  • 第三回 雪山体験会  武奈ヶ岳 2023年3月4日 (土)

    第三回 雪山体験会  武奈ヶ岳 2023年3月4日 (土)

    【行程】葛川市民センター駐車場(防村駐車場)→御殿山→比良山頂までのピストン

    【日程】:2023/3/4(土) 【お天気】曇が多め

    【参加者】雪山体験会17名 /雪山教室9名 /スタッフ13名 /計39名

    前回に続いて多くの参加者で、各班に分かれて山登りをしました。

    3月上旬でしたが、今年は関西近郊では雪解けが早く、

    当初は霊仙山へいくスケジュールだったが、

    雪が少ないため、数日前に雪が残ってそうな比良方面へ変更。

    行き先は、武奈ヶ岳へ。

    駐車場に7:30ごろに早めに到着。準備万全でいざ登山開始!

    おおよそ予想のとおり、歩き始めてしばらく雪がほとんど無い登山道が続きました。

    山頂までほとんどないのではと心配しつつ歩を進めていきました。

    急登を登りきり、800m付近まではほとんど雪はなし。

    御殿山手前くらいから雪が少しずつ増えてきました。

    雪山トレは、こうでないといけないだろ。

    いい感じでかなり雪も増えてきました。

    気合を入れて、いざアイゼンを装着だぜ!

    雪山体験会3回目ということあって、みなさんアイゼンの装着に慣れてきているような気がします。

    アイゼン着けて、まずは手前の御殿山を目指すぜ。 見事な隊列だね。

    御殿山の積雪はこちら。

    看板の頭部分だけ雪から顔を出してました。

    御殿山から武奈ヶ岳の眺め。 お洒落な山容の武奈ヶ岳~。御殿山から、いざ武奈ヶ岳へ!

    御殿山から武奈ヶ岳までに、背の高さくらいの積雪の箇所がありました。

    プチ雪庇もできてました。

    山頂はたくさんの人で大賑わい。

    少し雲が多めでしたが、遠くの山まで見渡せました。

    風を避けて少し休憩し、山頂の標識をバックに班ごとに記念撮影。

    (#今回は標識のみのアップ)

    下山の際に、赤ちゃんを背負った登山の方がいました。

    もしかしたら、知っているYOUTUBERかなと思い、見るとやはりそうでした。

    もしかしたら、少し映っているかもしれないないので、またチエックしようかと思います。

    出会ったYOUTUBER : チャンネル「子連れ登山【まゆ】」さん

    下山は、ぬかるんでいる箇所もあり。慎重に下山しました。

    下山したところで、登山の際には珍しく、みんなで川魚を取りました。

    残雪の武奈ヶ岳 風物詩 – アイゼンの洗濯風景

    魚とりではなく、アイゼンと靴の泥掃除です。↑

    最後に、

    雪山教室、体験会の受講生のために計画、準備をいただいた責任者・スタッフの皆様に

    改めて深く感謝を申し上げます。

    非常に多くの学びがあり、楽しい山行となりました。ありがとうございました。

    報告:雪山教室 4班受講生TERA

  • 第2回 雪山教室実技 野伏ヶ岳 

    第2回 雪山教室実技 野伏ヶ岳 

    日程:2023/2/4(土)〜2/5(日)

    生徒9名、講師・スタッフ7名

    豊中事務所での雪山での生活ノウハウ・雪洞の作り方の座学講習、雪山体験会の山行を経て、いよいよ教室の雪山実技です。

    山頂にて。バックは白山

    今回のミッションは雪洞泊。行き先は雪の多い野伏ヶ岳をセレクトして頂きました。

    なんかザックめっちゃ重いぞ。そうなんです・・雪山にはおよそ似つかわしくない献立、鍋の王様「すき焼き」の材料が両肩に食い込みます。焼豆腐が重い。しかも講師の皆さんにも担いで頂いて・・反省です。

    歩荷トレの成果もあり全員が無事に宿泊地に到着。各自でマイ雪洞を掘り上げました。雪穴お宿の感想は、案外いける、寝れるでした。夜中に風が強くて入口のツエルトがバタバタ音をたて少し不安でしたが朝までしっかり寝れました。でもやっぱり小屋泊の方が幸せかな(笑)。万一のビバーク時には今回の雪洞経験が役に立ちそうです。

    今晩のお宿です

    翌日は、荷物を雪洞にデポして山頂アタックです。

    新雪に足が埋まる。しんどい。前を行く講師のMさんは、なぜかそんなに深く埋まっていない。忍者のようだ。なぜ?体重の違いか?伺うとストックで荷重を分散させてるとの事。雪山は奥が深い。華麗な忍者歩行はできないので地道にイノシシ歩行で行く。交代でラッセル・・ラッセル・・・頑張りました。

    樹林帯を抜けるとそこは野伏ブルー。360°の絶景が疲れを忘れさせてくれました。雪山の魅力を十分に満喫した2日間でした。白山がとても綺麗でした。

    講師、スタッフの皆様ありがとうございました。雪山の楽しさを満喫できました。

    次回は、献立を見直して軽量化に努めます。

    報告:雪山教室生徒K

  • 雪山教室1回目(実技アイゼントレ:蓬莱峡)

    雪山教室1回目(実技アイゼントレ:蓬莱峡)

    【日時】2022年 12月 17日(土)

    【参加者】講師&スタッフ8名、生徒7名

    【行程】蓬莱峡広場(アイゼン歩行訓練)~ナガモッコク尾根~岩原山(アイゼンなど装備解除、昼食)~塩尾寺下広場で反省&解散


    今シーズンは雪山テント泊を目指す雪山教室。蓬莱峡ではアイゼンを装着して、3班に分かれて岩場に向かいます。

    要所に差し掛かると講師の皆様が、斜度に合わせた基本の足使い、ピッケルの使い方などのアドバイス下さいます。

    最初はアイゼンの重さと、慣れない冬靴の硬さで、フラットフィッティングが難しかったのですが、徐々に去年の感覚を思い出し、終わるころには取り扱いに慣れてきました。

    歩行訓練の後は、ナガモッコク尾根から縦走路を経て塩尾寺まで、アイゼントレ&歩荷です。

    そうです、苦手な歩荷です。とても気が乗りませんが歩荷ありきの雪山です。避けては通れません。

    最初の急登で既に息切れ。話す気力もなく完全省エネ。モクモクと足を上げることだけに集中。

    休憩を重ね、岩原山にたどり着いたときの爽快感。そして、アイゼンを外した足取りの軽やかさは何とも言えません。

    全員が最後まで石を捨てることなく第一段階クリア! 修了山行は北八ヶ岳。

    仲間に迷惑をかけず楽しめるよう、今後の実技では歩荷力を高めてゆきたいです。

    今回、全員の集合写真を撮り忘れたことに猛省。

    講師の先生方、スタッフの皆様、ご指導いただき有難うございます。(報告 A班Y.O)

  • 2021年雪山教室アイゼントレーニング

    2021年雪山教室アイゼントレーニング

    報告 A班 ポンスケ 日時:2021年12月11日(土)

    行  程:8:30JR生瀬駅集合・出発~9:30蓬莱狭広場(メンバー確認、準備体操、登山靴での歩行練習、アイゼン装着、アイゼンを装着しての歩行訓練、ピッケルを持っての歩行)~11:45昼休憩~12:15ナガモッコク尾根取付へ移動、12:40アイゼン装着~13:00ナガモッコク尾根から縦走路へ~16:00宝塚到着後に解散

     昨年はコロナの影響で中止になってしまいましたが、今年は無事、雪山教室を開催していただきました。事前説明会で雪山装備の説明を聞いていたので必要な装備を追加購入します。初級登山学校から始めて、どんどん山道具が増えていきます。

    冬装備で追加購入した主な道具は、

    ①手袋(説明会では防寒テムレスを推薦。黒色は高いので青色がコスパがいいそうですが、スノボ用の手袋を使ってみます。)

    ②冬靴(スカルパのモンブラン6万円くらいします!)

    ③アイゼン(ブラックダイヤモンド、靴に合わせて買いました。2万円くらい)、

    ④ピッケル(モンベル、カバーとガードも買いました。)

    ⑤ゲイター(雪が入ってくるのを防止するのと、アイゼンで引っかけてズボンが傷つくのを防ぐため。)

    などなどです。メリノウールのインナーがワークマンで売っていたので、それも買ってみました。

     JR生瀬から蓬莱峡まで歩いて、準備体操の後、ハーネスとアイゼン装着。久しぶりでつけ方を忘れていて、苦戦しましたが、先輩方に助けていただきなんとか装着しました。

    斜面で、アイゼンなしでつま先を差し込みながら歩く方法の練習のあと、アイゼンでの歩行訓練です。基本はアイゼンを食い込ませるためにフラットフィッティングです。トラバースの場合は、グリップを効かせるために谷側の足のつま先をやや谷側に向けるなど、コツを教わりながら歩いていきます。ピッケルは常に山側に来るように持って、万が一滑落した際はブレーキをかけられるようにします。

    アイゼンで自分の足を引っかけて転倒するのが怖いので、慎重に歩きます。普段の運動不足と履きなれない冬靴で、午前中で足がパンパンです。

    昼からは、アイゼンをつけてナガモッコク尾根を登ります。急登が続き、冬にもかかわらず汗が吹き出します。木も生い茂って枝が出ているため、頭をちょいちょいぶつけてしまします。ヘルメットをしていてよかった・・・。

    冬靴はソールが硬くて全く曲がらないので、かかとが擦れて痛いです。もっと靴紐をしっかり締めておくべきでした。

    講師の皆様、サポートしてくれたC班の皆様ありがとうございました。