カテゴリー: 2018

  • 初級登山学校実技【読図登山】

    初級登山学校実技【読図登山】

    <日時>2018年4月15日(日)
    <天候>前半雨、後半曇り
    <場所>六甲山
    <講師・スタッフ>A班12名
    <生徒>11名

    <行程>芦屋川駅⇒三条公園⇒稲荷神社⇒魚屋道登山口⇒甲南尾根⇒魚屋道⇒風吹岩⇒横池⇒展望岩⇒五叉路⇒アカシヤ尾根⇒風の小滝⇒高座谷道⇒高座滝

    まずは芦屋川駅から三条公園に移動

    雨も強くレインウェアー、ザックカバーを装着

    ここで基本的な読図の説明を受け、受講生2名ずつに班分けする。

    ここから班ごとに、先頭を交代して読図をしながら進むことに。

     

    稲荷神社に到着

     

    雨降りしきる中、ひたすら登ります。レインウェア内が汗で蒸れます(´Д`;)

     

    途中、随所随所で読図の説明

     

     

    下りは足場の悪い山道。滑らないように、、、

     

     

    花がきれいです。

     

    高座の滝付近まで降りてきました。

     

    みんなで記念撮影

     

    行程はこんな感じでした。

    整置や山座同定など現在地の把握の仕方はもちろんのこと、標高差と水平距離、自分の歩く速さから進める距離を考え、次の目標となる地点を何分後くらいに通過するのか、その地点はどういう特徴があるのかを気をつけながら歩くということが勉強になりました。

     

    前半は雨の中、レインウェア内は汗だくで大変でしたが、後半は雨も止みました。

    終了後は、有志でおでんを食べたり楽しい実習でした。

    (さかもと)

     

     

     

     

  • A班 お花見山行@青根ヶ峰〜吉野山

    A班 お花見山行@青根ヶ峰〜吉野山

    奈良県吉野郡川上村にある蜻蛉の滝から深緑の静かな山道を辿り、大峰山脈北部・標高858mの青根ヶ峰を越え、吉野郡吉野町:桜の名所

    「一目千本」吉野山へ🌸

    例年では桜は4月初旬から末にかけて下→中→上→奥千本と、順に開花して長く見頃が楽しめるのですが、今年の桜は早かった!

    日時:2018年4月14日(土) 参加者:11名 (A班10名、B班1名)

    行程:7:50大阪阿部野橋駅(急行吉野行)=9:18大和上市駅、9:25コミュニティバス=西河10:08着、あきつの小野公園・蜻蛉の滝~トビロ谷出合~12:30青根ヶ峰~12:50休憩所13:30~西行庵・奥千本~高城山~上千本~如意輪寺~16:00吉野駅

    大阪を出発し電車とバスに揺られあきつの小野公園に到着。村営のコミュニティバスは先着順で定員 25人。桜の見ごろは過ぎていても登山客でいっぱいで乗車できないグループも。

    西河のバス停から少し歩いてあきつの小野公園到着。見応えのある大きな枝垂れ桜がお出迎え♪なんと!まだ咲いていてくれました!風が吹くと花びらが舞いあがり桜吹雪♪

    この日一番の桜でした。

     

     

    枝垂れ桜、八重桜、シャクナゲも咲いていました♪桜を満喫した後は高さ約50mもある蜻蛉(せいれい)の滝を下から上からいろんな角度から眺め、ようやく出発。

     

     

    音無川のせせらぎを聴きながらようやく芽吹いた新緑の樹林帯をゆっくり歩きます。トビロ谷出合を過ぎ急登の途中で開けた展望。関西のマッターホルン高見山も見えました。足元も歩きやすく気持ちの良い道でした。

     

    12:30青根ヶ峰到着。山頂は展望はなく狭い場所にすでに到着した数グループがランチタイムで賑わっています。お腹も空いていましたが、ちょっと先へ進み休憩所がある所でお昼休憩。木を切って桜を植え替えているのでちょっと景観は、、ですが広くて見晴らしは良いです。数年後は一面の桜のピンク越しに大峰の奥深い山々を見ることができるでしょう。

    桜の代わりに吉野名物さくら羊羹でお花見しながらお昼ご飯の後のお茶タイム。吉野葛の中に塩漬けされた桜の花が入っていて甘さと塩味が絶妙♪ (吉野駅前で購入しました

       

     

    休憩後は西行庵に立ち寄り。広々して展望が良くここでお昼休憩すれば良かったな~と。奥千本の桜はすでに散っていましたが山桜の葉のうっすらピンクのグラデーションと深い緑の山肌との対比が綺麗でした。ここは紅葉の時期にもまた訪れたいですね。

     

    上千本では高城山で遠くに二上山、葛城山を眺め、水分神社ではまだ咲いていた美しい枝垂れ桜の古木、花矢倉展望台からは吉野山の全景と蔵王堂までが一望できます。10日前には桜満開でポスターで見る様な光景が目の前に広がっていたはずですが、タイミングは難しいですね。

    (2週間前の写真はこちら ↓ 所々ピンクです)

    ここからは一般の観光客も増えるので静かな山道を歩き如意輪寺を経てささやきの小路から吉野温泉前を通り吉野駅へ。途中まだ残っていた枝垂れ桜や八重桜、ミツバツツジ、シャクナゲ、木蓮、レンギョウ、シャガ、スミレなど、たくさんのお花に会えました(´ー`)

     

    【 投稿者:A班ひまわり山行CL み 】

     

     

  • 初級登山学校実技【歩行訓練】

    初級登山学校実技【歩行訓練】

    <日時>2018年4月7日(土)
    <天候>白鳥天神付近で曇り雨粒少々、それ以外では晴れ
    <場所>蓬莱峡・ナガモッコク尾根への西側上り斜面・ナガモッコク尾根・六甲東縦走路
    <講師>B班4名
    <スタッフ>3名
    <生徒>11名

    <行程>
    8:35 座頭谷バス停発→蓬莱峡→ ナガモッコク尾根→11:00 岩原山頂上着(昼食休憩20分)→六甲東縦走路をそのまま歩くグループと一部近道を通るグループとに途中で別れ、後に合流しての下山→白鳥天神→宝塚駅前13:30

    前半は、蓬莱峡へ向かう途中の谷川で渡渉実習。蓬莱峡では、まず参加者全員で自己紹介・体操・手軽な体力づくり法の伝授があり、その後に土斜面での上り下りの足の踏みこみ方と体重移動、落石時には大きな声でよく通るように「らく」と叫ぶことなどの事故防止策と楽な歩き方についての説明と実習。

     

     

     

     

     

     

     

     

    そこで学んだことを生かしての登山道外の樹林帯急斜面と登山道での登り技術の実地説明と実習。場所は蓬莱峡から谷川を渡って南側のナガモッコク尾根へとつながる斜面。昼食休憩は岩原山の頂上。そのとき、休憩のときにはどちらから来たかをよく記憶しておくようにという指導があった。

     

     

     

     

     

     

     

     

    後半は満開のツツジの色香に魅了されての下り歩行をしながらの、登山フィールドとしての六甲山の特徴についての説明があった。斜面にジグザク状にある登山道の間を横切る近道が多数あること、それらには標識が整備されていないので踏み跡あとをたどって予定外のところへ行き、道迷いになることがよくあること、それを防ぐためにルート外の尾根へ向かう踏み分け道などをさえぎるように倒木や落下枝を置いて注意をうながしている箇所があることなどがその内容だった。また、一般的なこととしては、歩みが遅れるときにはその旨を先行者に伝え、自分のペースで歩行継続すること、無理せず疲れず安全に、が第一であることなどの注意点の説明があった。

    登山道終点に白鳥天神があり、その前の広場で縄跳での6分間トレーニングなど、筋力や心拍力強化のための日常トレーニング技術の説明と実習があった。

    最後は宝塚駅前で、参加者一人びとりが「今日の体験」について少し語り、「ふりかえり」と「分かち合い」のひと時をもった。全員、春の山の美とすがすがしさを満喫できたようだ。

    投稿者TF

     

  • 【A班 岩場通過訓練】芦屋地獄谷~荒地山

    【A班 岩場通過訓練】芦屋地獄谷~荒地山

    岩場通過訓練を今年も3回予定。1回目 4月8日(日)晴れ・一時雪、参加者11名(A班10名、B班1名)

    コース:芦屋川駅~高座の滝~地獄谷~A懸垂岩~ピラーロック~万物相~キャッスルウォール~城山尾根出合~岩梯子~新七右衛門嵓~荒地山~風吹岩~ロックガーデン~高座の滝~芦屋川駅

    2班に別れて行動

    滑りやすいので慎重に

    春としてはまずまずの展望

    岩梯子は先行パーティーもいて、ちょっと渋滞。全員危なげなく上ります。

    新七右衛門嵓。ザックを背負ったまま通過できたメンバーもいた。

    晴れていたが、4月としては寒かった。途中一時小雪が舞った。

    あちらもこちらもコバノミツバツツジのオンパレード

    【投稿者 A班 恒吉正伸】

     

  • 【A班 岩場歩き】山羊の戸渡から裏地獄谷東尾根

    【A班 岩場歩き】山羊の戸渡から裏地獄谷東尾根

    『岩場の多い山歩きがしたい』との声に応えた企画です。

    山羊戸渡(ゴートリッジ)、地獄谷東尾根、六甲アルプス

    急登、急下降、ロープ箇所有り。いずれも地図にルート表示が無いアドベンチャーコースです

    月日 :3月25日(日) 参加者:A班11名、B班3名 合計14名

    行程 :阪急六甲駅8:30-駐車場にて説明8:45-ケーブル下駅9:15-山羊戸渡登山口9:45(ストレッチ)-自然の家10:45-三国池11:15-11:45記念碑台(昼食、W/C)12:15-地獄谷東尾根登山口12:35-六甲アルプス分岐12:50-下山口13:45-地獄谷東・西尾根入口14:05-神鉄大池駅14:25

    沢を越えると直ぐ急登が始まった。岩場あり、急斜面ありの登山道

    六甲アルプス 風化した花崗岩で、かなりザレ場と化している

    岩場の登りでロープ箇所がある

    最後は急下降が続きます

    【投稿 A班 恒吉正伸】

  • お花見山行@藤原岳

    お花見山行@藤原岳

    <日程>
    2018/3/31 日帰り個人山行

    <目的地>
    藤原岳(1,144m)@鈴鹿山系

    <メンバー>
    2014年、2015年、2016年、2017年の初級4世代10名

    <行程>
    6:15 モンベル梅田ALBi店前集合
    6:30 出発
    9:00 登山口駐車場着
    9:30 登山開始~大貝戸道~11:50 藤原山荘、昼休憩~12:30 出発~12:50 藤原岳~ 13:30 藤原山荘~14:00天狗岩~14:40藤原山荘~聖宝寺道~聖宝寺~16:30 登山口駐車場~帰阪

    ※ヤマレコより2015初級同期山行に乗っかって鈴鹿の藤原岳(1,144m)に行ってきました。
    藤原岳は鈴鹿セブンマウンテンの1つで花の百名山。大阪でも桜が満開のこの日、藤原岳は福寿草が真っ盛りのはずです。

    車2台で大阪駅を朝6:30出発。9:00に登山口到着。すでに無料駐車場は満車だったので有料駐車場に止めますが、駐車場を出るとさっそく桜が出迎えてくれます。
    ぽかぽか陽気で絶好の花見日和です。

    登山道は、9合目まで杉の林を抜けるつづら折れの林道が続きます。
    ソロで登ると地味にしんどいですが、人数多いと関係無し。おしゃべりが絶えません。
    お目当ての黄色い福寿草が群生していたり、コバイケイソウの緑の立派な葉が固い地面から伸びてきていたり。8合目で別行動で待ち伏せしていた2人と合流し、総勢10名で避難小屋を目指しました。

     

    ちょうど12:00に避難小屋に到着。のんびりお昼ご飯にしました。個人的には3月頭の雪山教室の八ヶ岳以来の山行。とても同じ3月の山行と思えません・・・

    こんな山頂なのにトイレが新設されており、登山口のリーズナブルな駐車場しかり、
    藤原岳を大事にしている地元の思いが感じられますね。

    雪がかすかに残り、緑が芽吹くにはまだ早い茶色のゆるやかな平原を花を探しながら山頂に向かいます。写真撮影でなかなか足が進みません。

     

    石灰岩で覆われた天狗岩、さきほどまでいた避難小屋、北に続く御池岳をはじめとする山々、山頂はすばらしい眺望です。もう少し後、新緑の季節になったらさらに美しいでしょう。

     

    さらに天狗岳に寄り道し、聖宝寺道で下山しました。聖宝寺道は、なかなかにガレガレの急な下り道で、整備はされているものの、滑りやすい道です。聖宝寺に立ち寄る、という目的がなければ、大貝戸道のピストンが安全でいいかもしれません。16:30下山

    阿下喜温泉あじさいの里で、お風呂と夕食をすませ、帰阪しました。
    花に興味のない人も花を撮影したくなる大満足の花見山行でした。

    最後に撮影してもらったお花たちを掲載します!!

    by H.Hashiguchi

  • 天空の世界、唐松岳

    天空の世界、唐松岳

    雪山教室修了生の有志メンバーで唐松岳へ行って来ました。

    そこは天空の世界でした!

    登り始めはガスガスでホワイトアウト状態でしたが、八方山ケルン過ぎたあたりからすーっと晴れてきて、いきなり不帰キレットがバーンと目の前に!

    五竜、鹿島槍も凛々しい姿を見せてくれ本当に感動もん(´;ω;`)

    見渡す限りの雲海。

    その雲海からは妙高・火打も綺麗に見えました。

    予想以上のひたすら続く急登にシャリバテになってしまい苦労しましたが、、、

    それでも山頂から劔、槍まで見渡せる景色、雲を眼下に憧れていた唐松の稜線を歩けて最高すぎる2日間でした!

     

    投稿:H(B班)

  • 保護中: 第52回定期総会開催

    保護中: 第52回定期総会開催

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  • 雪山教室 修了山行@八ヶ岳

    雪山教室 修了山行@八ヶ岳

    【日程】2018年3月2日(金)夜~4日(日)

    【コース】
    ・1日目:美濃戸口(6:00-6:30)~北沢ルート~赤岳鉱泉(11:00-12:30)~雪中訓練(13:00-14:50)~行者小屋(15:00)(テント泊)
    ・2日目:起床(3:00)~行者小屋(5:00)~文三郎尾根~赤岳山頂(7:40-7:50)~赤岳展望荘(8:20-8:40)~地蔵尾根~行者小屋(9:50-11:00)~南沢ルート~美濃戸口(13:30~14:00)

    【参加者】C班6名、スタッフ4名、生徒7名

    12月から3ヶ月間通った雪山教室もいよいよ最後の修了山行です。仕事をさくっと切り上げ集合場所へ。夜22:30大阪駅近くに停まったバスの周りには参加されない先輩方が次々と現れ見送ってくれました。いざ八ヶ岳へ!出発です。

    2週間前に行った先輩たちから-19℃でめちゃめちゃ寒いと脅されていたので寒さに耐えられるのかドキドキしながら向かいましたが、思ったより暖かく気持ちいい青空が広がっていました。
    6:00ほぼ予定通り美濃戸口バス停到着。準備をして赤岳山荘を目指します。前週の爆弾低気圧によりかなりの積雪があり思ったより歩きやすかったのですが、なんせ荷物が重い。。。重すぎる。。。フラフラになりながら赤岳山荘に到着。アイスキャンデーがお出迎え。暖かい小屋の中で温かいおうどんを食べ栄養補給。本日のテン場の行者小屋へ向います。

     

    途中で弱層テスト、スノーマウント作りを体験。弱層テストは雪柱を切り出し、スコップを乗せ少しずつ衝撃を与えます。凍った部分と新しい積もった雪の境目で崩れていきます。こうやって雪崩の危険を事前に予測するということは分かりましたが、じゃあこの実験をどこでするかという判断はつきません。経験を積む必要があるんだなと思いました。
    スノーマウントはザックを重ね、ツェルトを被せ雪を乗せていきます。周りをしっかり固めたら下から掘り出していきます。中はとても広く暖かかったです。

     

    行者小屋へ着いたらさっそく整地。ふわふわの雪はなかなか固まらずみんなで行進。テントを張ってそれぞれのテントでさっそくご飯の用意。私のテントは明太きりたんぽ鍋。修了山行なので最後だからと他のテントもすき焼きや鴨鍋と豪華だった様子!
    誕生日が近かったので同期のみんながお祝いしてくれました。山でお祝い嬉しすぎる♪♪

     

    翌朝は3時起床、5時出発。まだ星が瞬く暗い中、赤岳山頂を目指しどんどん登って行きます。あっという間に息が切れ、全然足が上がりません。しんどい~~~と思いながらも必死で登っているとだんだん明るくなってきました。見上げると阿弥陀岳の山頂が朝日に照らされてキラキラしてる!!空は雲ひとつないきれいな八ヶ岳ブルー!素晴らしい眺めに励まされつつひたすら登る、登る。
    文三郎尾根を越え頂上が近づくにつれ風が強くなり足元は岩場に。風が強くピッケルをしっかり刺しておかないとふらつきます。恐る恐る岩場を越え赤岳山頂到着!
    風が強くさっさと写真撮影を済まし一息つくまもなく赤岳山荘へ。ここからは恐怖の下りです。一歩一歩しっかり。難所も何とか超え行者小屋へ到着したときには本当にほっとしました。

     

    すぐにテントを撤収して出発。バスの時間がせまっているのでスピード重視で!と言われてももう全然足が上がりません。途中でザックの中身を先輩方に持ってもらい、夏山より軽くなったザックを背負いそれでも私の前だけどんどん間隔が開いて行くので泣きたい気持ちになりながら必死で歩きました。やっとバスまでたどり尽いたときにはもう本当にへとへとでした。

    お世話になった先輩方、励ましてくれた同期、本当にありがとうございました!!

    あんなにしんどかったのに帰ってきてみるとあの素晴らしい景色を見れた喜びのほうが大きくて、やっぱりまた登りたくなってしまうんだなぁ。

    (maki)

  • C班 中級練習「不動岩」2018.2.25

    C班 中級練習「不動岩」2018.2.25

    お昼からお天気が崩れると聞いていましたが、
    どうにか持ち穏やかな天気になりました。

    中級登山学校を受講希望の生徒さん3人は、
    基本的なビレーを真剣な表情で練習されていました。


    (記・写真:C班 小前)