カテゴリー: 2019

  • 2019年ハイキングリーダー養成講座 報告と感想文

    2019年ハイキングリーダー養成講座 報告と感想文

    ハイキングリーダー養成講座を2018年の初級登山学校卒業生など6名が受講。講師陣12名で座学と実技を開催しました。=========================
    ◆座学の様子

    ◆実技の様子と受講生感想

    【投稿 A班 恒吉正伸】

  • 大杉谷へ登ってきた

    大杉谷へ登ってきた

    A班山行 大杉谷から大台ケ原(桃ノ木山の家宿泊)
    2019年10月26-27日 16名参加
    写真と文:「孤高の変人」

     今回は「孤高の変人」をお休みして、豊中労山のA班山行に参加させてもらい、三重県側から大杉谷~大台ケ原へ登ってきた。 一人では怖かったので、このコースとは無縁だったのだが、会報に計画があり心が動いた。ただ、申し込みまで躊躇した。長いことマイペースの山行、好きなところで休み、好きに歩く山行ばかりだったのと、また顔見知りの人も少なく、躊躇して日ばかり過ぎて、申し込んだときは定員を越えしていた。その後、バスに欠員があり、参加できることとなった。

     鶴橋から近鉄、松阪からJR、三瀬谷からマイクロバスで登山口。2班に分けてストレッチもなしで歩き始める。ストレッチも無しは私の普段の出発の仕方と同じである。歩き始めてすぐに、岩を削った登山道で鎖を右手に持って歩く、大杉谷の定番歩きとなる。大杉谷を登る、というコースながら、鎖場のあとは川の水面近くまで下がったり、すぐに急登になったり、水平距離16km、高低差1,416m以上の運動量となりそうだ。大日嵓などは気が付かずに通り過ぎ、最初の見どころ「千尋滝」のあずまやに着く。ここでおにぎりを食べて、エネルギーを補給する。

    千尋滝

     それにしても、そうとう上の方からすごい水量である。本流でなく支流からの流れなので、大杉谷全体の降雨量は「一年の内、400日以上、雨が降る」と言われるのも、納得ができる。本流は、やや濁りがあるが、渕はエメラルド色となっている。さらに歩くと「シシ渕」が見えてきた。大杉谷登山コースの前半のハイライトである。

    シシ淵

    全員が河原に降りて、この神秘的な景色の前で代わる代わる記念写真を撮る。もちろん、全員でも記念写真。何年ぶりだろう、多数で記念写真を撮ったのは。それどころか、夏山でも余り自分を撮らないので、大勢の中ではどんなポーズを撮っていいのか少し、恥ずかしい。

    シシ淵で記念写真

     シシ渕から一時間半ほど歩き、吊り橋を渡った正面に桃ノ木山の家があった。この山小屋は労山のメンバーカードを提示すれば一割引きとなるとのこと。全員がメンバーカードを提出するが、私はそのカードを見た記憶がない。思い出してみると財布の中の診察券の間に、「JA〇〇カード」があったように思う。多分、JAFのロードサービスのカードと思っていたのが労山カードだった。二階の部屋に上がってザックを置きくつろぐ。ザックを置くところが広く、快適な部屋である。

    夕食はカレーとトンカツ。もちろん、次の日の朝食ともども「お代り」である。

    桃ノ木山の家の夕食
    桃ノ木山の家の朝食

    27日の朝、未明には星も出ていたそうだが、昨日と同じく薄曇り。今日は、高低差1,200m余を登る。昨日はなんとか離されずについてこられた。今日も置いていかれて、「爺捨て山」にならない ように歩いていきたい。

    出発から歩きだして半時間ほどで七ツ釜の滝へ着く。二段の滝で、これが大杉谷のシンボルで日本の滝100選に選ばれているという。昨日のシシ渕もそうだが、晴れて青空であれば、どれほど素晴らしいか、あずまやから見てつくづくそう思う。まあ、大台山系で雨の中でないだけましと思わなければならない。

    七つ釜の滝

    あずまやの裏から登る。小一時間で崩壊地へ。ここは2004年の大水害で山の斜面が大崩落。谷全体では七ツ釜吊り橋も流失したそうである。私もこの大水害で、奈良の五条や和歌山の那智で、土砂崩れで被災を受けた橋の復旧で忙しかったのを思い出した。大岩の横をすり抜け、登って下る。下へ転がって止まっている、大岩の割れた跡は新いというか色が変わっている。転げ落ちるさい、ほかの岩に当たり、あんな大きい岩が割れるというのはすごいエナルギーだ。

    崩壊地を過ぎ、隠滝の吊り橋を渡り小一時間、堂倉吊り橋を渡って、さらに堂倉滝吊り橋で渡り返すと最後のハイライト堂倉滝に着く。一昨日の雨の濁りもほとんど改善され、エメラルド色の淵となっているが、やはり日差しがないのが残念である。

    堂倉滝
    堂倉滝で記念写真

    ここで、大杉谷の本流から分かれて山道に入る。パーティーのメンバーに遅れないようにと思っていたが、前の人と数m遅れてくる。心して早く歩いて、差を詰めるように心がける。十年前、まだマラソンをやっていたころは、地図のコースタイムより早く歩いていた。新入会員が「大学時代に「槍に登った」とか「テント泊をやっていた」という話を聞いて、「そんな昔の経験は屁のつっぱりにもなれへん」と言っていたものだ。いま、自分がそうである。 

    栗谷小屋に着く。小屋の看板をよく見れば「栗谷(くりたに)小屋」でなく「粟谷(あわたに)小屋」だった。 ここで、桃ノ木小屋の弁当を食べる。弁当の中身は「中華ちまき」。もち米の粘りと辛さ加減がバツグンでおいしかった。 それと、大阪から持ってきたおにぎりの最後の一つも食べる。これで、頂上までの燃料は十分である、と思う。

    粟谷小屋で昼食を食べる(桃ノ木山の家の弁当)

    ここから、リーダーが私にプレッシャーをかけないように、また足の速い人たちは自分のペースで歩けるように、パーティー編成を変更してくれた。ありがたいけど少し傷ついた。ここまで、遅れても前の人が見えていたが、曲がり角で前の人は時々、見えなくなったが、日出ケ岳へ無事につく。駐車場までは下りで息を吹き返す。 

    今回、念願だった大杉谷の機会を与えてもらい、遅れて迷惑をかけた。リーダーを始めメンバーの皆さんに大感謝(Special thanks!!)です。

    【コースタイム】 10月26日~27日 登山口12:15→千尋滝15:17/15:27→シシ渕15:10/15:25→平等嵓吊り橋17:02→桃ノ木小屋17:44/7:40→七ツ釜の滝8:12/8:19→崩壊地9:10→堂倉滝10:21/10:34→粟谷小屋(昼食)11:50/12:21→日出ケ滝14:31/14:42→駐車場15:20

    写真と文「孤高の変人」
    投稿 A班 恒吉

  • 【終了】参加者募集公開ハイク(一般5名、計25名参加)

    【終了】参加者募集公開ハイク(一般5名、計25名参加)

    当会に興味のあるかたや入会をお考えの方のための公開ハイキングです。

    初めての方は会の紹介もご覧ください。 https://toyonaka-rousan.com/page-5600/

    表六甲の紅葉の名所 大師道~大龍寺~再度公園を訪れます

    開催日 2019年 11月24日(日)
    集合 9時 阪急電鉄神戸高速線 花隈駅 東側改札口を地上に上がったところ   (JR元町駅から花隈駅まで徒歩10分)
    コース 花隈駅~諏訪山公園(準備運動)~大師道~大龍寺~再度公園( 修法ヶ原池 で昼食)~市ケ原~布引貯水池~布引の滝~(14時30分頃)新神戸駅  距離10km 地図タイム5時間
    申込み先 恒吉正伸(ツネヨシ マサノブ)mtsuneyoshi@gmail.com    090-6609-1316(ショートメール可) お名前、年代、連絡方法、登山歴を添えて申込みをお願いします
    締切 11月22日(木) 事前申し込みをお願いします
    参加費 一般のかたは参加費500円 (保険代など)
    装 備 ハイキング用の靴、雨具、弁当、帽子、飲料水
    開催判断 前日18時予報で兵庫県南部の降水確率が40%超の場合は中止のメールを発信します
    お願い 山行中はリーダーの指示・誘導に従ってください。山行中の事故や、怪我などについては、応急処置はいたしますが、山行は自己責任の原則をご理解願います。ハイキング保険に加入しています。
  • 【沢登り】若狭うつろ谷 遡行~赤坂山

    【沢登り】若狭うつろ谷 遡行~赤坂山

    有志山行 海の日の三連休 さあ夏山アルプスへ!!

    、、と予定していたものの、梅雨明けまだで悪天候で中止に。。唯一お天気の良い日に日帰りで滋賀と福井の境目、赤坂山の福井側、耳川水系うつろ谷へ行ってまいりました。

    日時:7月13日(土)  天候:曇りのち小雨

    メンバー:C班 B(CL)、MK、S、B班ち、え、A班み、計6名

    福井県側の赤坂山登山口すぐ近くから入渓。小滝の連続する登りごたえのある沢を遡行し明王の禿~赤坂山山頂~粟柄越~登山口へ戻ります。

    豊中を朝5時に出発し、登山口へ車で向かう途中の道を間違えうつろ谷は幻の谷なのか??と思い始めた頃ようやく気づき引き返し、予定よりかなり遅めに到着。スミマセン

    登山口には車5台くらい停められる駐車スペースと簡易トイレが2つ設置してありました。準備して9:50スタート。川にすぐ入れますが堰堤を3つ越えてから入渓。

    水量多いです♪ この後の足慣らしにちょうどよい滝ですが岩がぬるぬるですよ

    10M滝。腰くらい浸かる釜にドボンして左から直登します。

    滝の飛沫が気持ちいい♪曇り空なのでずっと浴びてると冷たいです。トップが登るルートを目で追いながら待っている間も核心部にドキドキ。

    下から見るとすごい迫力!ロープを出していただきました。ありがとうございます♪

    この後も次々現れる滝 滝 滝。

    9M滝。核心部を直登するリーダーBさん。私たちは左岸を巻きました。

    15M滝。右は草付きのお花畑。

    ここは巻く方がこわそうです。岩が滑るので慎重に~。これも核心部。 ん???核心部はいったいいくつあるのでしょうか((+_+))

    ゴルジュをまたいで渡るリーダーBさん。ドボンしたら押し流されそうされそうなので私たちはここも素直に巻きましたが、この後は登りやすそうな小滝群。次回はチャレンジしたいですね(´ー`)

    登りやすい滝はホッとします(´ー`)

     

    休む間もないくらい次々出てくる小滝群。

    苔で滑りやすい岩が多いと前もって調べていたのでタワシを持参しましたが、岩を登りながら3点支持で苔をゴシゴシするのは思ったより難しかったです((+_+)) 先行するリーダーの指示の元たくさんの滝をクリアすることができました(´ー`)

    水際の植物はしっとりイキイキ♪ かわいらしいピンクのシモツケソウがあちこちに♪  緊張と癒しが続きます(´ー`)

    そして最後の核心部 くの字形ナメ20M。え?これもナメなんですね

    どのルートをとるかニマニマしながら楽しそうに見上げるBさん MKさん。

    最後の核心部(笑)なのでみんな巻かずに登ろうということでロープを張ってくださいました。

    滝に打たれ頭から全身水を浴びながら

     

    全員無事クリア♪

     

     

     

     

     

    ナメが続きます。予報どおりぽつぽつ雨。ガスがでてきてちょっと幻想的。

     

    沢をつめ、最初の一滴はここから♪

    ここから藪漕ぎなしでちょっと登って15:20 明王ノ禿到着。 

    お天気良いと荒々しい岩の景観と琵琶湖も一望できるのですがここは雲の中。ガスで何も見えません。でも楽しく登りごたえのある滝の連続でみんな大満足の笑み(´ー`) 沢靴をアプローチシューズに履き替えて登山道で下山。

    15:40下山開始~15:50赤坂山山頂~16:00粟柄越~16:50登山口 

    この後冷え切った身体に温泉が最高に染み渡りました!おつかれさまでした!

    【 投稿者:A班 み 】

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

  • 【ひまわり山行】巨石と奇石の金勝アルプス♪

    【ひまわり山行】巨石と奇石の金勝アルプス♪

    滋賀県栗東市南部にある金勝アルプスへ♪

    前日の夜まで雨でしたが、曇り空の方がちょうどいい梅雨の合間に行って参りました♪鶏冠山のピークは目指さず巨大な天狗岩や耳岩、自然にできた珍しい形の岩をめぐり、狛坂磨崖仏など平安時代の仏教文化が残る史跡を辿りました。

    日時:6月22日(土) 天候/曇りのち晴れ

    参加者: A班6名+CLみ

    行程/JR大阪駅-JR草津駅、帝産バス9:00上桐生9:26下車~トイレ、体操、9:46登山口スタート~10:10落ヶ滝~北峰縦走線~11:50天狗岩/昼食12:50~耳岩~白石峰~重ね岩~国見岩~14:00狛坂磨崖仏~逆さ観音~オランダ堰堤~15:15上桐生バス停15:30-16:00草津駅-大阪駅

    終点上桐生でバスを下車し、少し歩くと入口に看板があります。写真入りでわかりやすいです♪駐車場でトイレをお借りし準備体操。いってきまーす!

    シダが生い茂りジュラシックパークのよう。雨の後でイキイキしています♪チョロチョロと川が流れ何度か渡渉するのですが水量多いです。落ヶ滝へ寄り道。

     

    滝も水量多めで涼しい~!

    登山道も思ったより木陰も多く、小川沿いなので涼しいです!この後いくつかロープがあるアスレチックのような岩場をぐんぐん登り、北縦走路と合流し、尾根道を進むと目の前にどーーんとアルペン風な景色が広がり天狗岩が見えてきます♪

    一番高い所にあるのが天狗岩。ここから見える天狗岩はスヌーピーに見えるというのですが???  横顔でしょうか??

    天狗岩の真下へ。

    鎖とザレ場を登り大岩の上へ。

    本日の目的地へ到着です(∩´∀`)∩ 

    みんなで記念撮影&景色を眺めながら昼食。左のとんがっったお山は鶏冠山。琵琶湖も見えているはずなのですがこの日はスッキリせず。

    晴れ間がでてきてうれしいですがちょっと暑い。でも風が吹くと涼しいんです♪1時間ものんびりしていました♪

    大岩を重ねた重ね岩、耳の形の耳岩、国見岩の上からは新名神、大津市のまで見渡せます。
    狛坂磨崖仏。大きな花崗岩に阿弥陀如来坐像が刻まれています。

     

    オランダ堰堤。明治時代に上流から流れ出す土砂をせき止めるために「砂防の父」といわれるオランダ人技術者の指導の下に造られたそうです。

     

    急ぎ足で15:30のバスに間に合いました♪おつかれさまでした~

    【 投稿者:A班 み 】

  • 【初級登山学校】歩荷 テント泊(箕面教学の森)

    【初級登山学校】歩荷 テント泊(箕面教学の森)

    日時:2019年6月1日(土)~2日(日)
    天候:晴れ
    講師・スタッフ : 12名
    生徒 :6名
    行程 :箕面駅出発(バス)→皿池公園→勝尾寺旧参道→しらみ地蔵→勝尾寺南山→才ヶ原池→望海展望所→龍安寺広場→桜谷→ハート広場→六個山→教学の森着→テント設営、講習(ロープワーク・ザックの詰め方等)→夕食→キャンプファイヤー(テント泊)

    今回は初めてのテント泊です。前回のデイキャンプで練習したように重いザックを背負い、食事を作り、テントで泊まります。

    幸い天気に恵まれ、途中何度か休憩しながら、順調に登っていきます。

    途中、昨年の台風の影響と思われる倒木も見られ、被害の大きさを感じました。

    無事、教学の森に着いた後はロープワークやザックの詰め方等の講習です。
    ロープワークは今後の岩登りや沢登りで必要になるので、みんな一生懸命覚えます。
    ザックの詰め方では、スタッフの方に私のザックを使って実演していただき、
    軽いものは下に入れる、硬いものの上に柔らかいものを入れて隙間を作らないようにする、 左右のバランスを考えてザックを自立させる、ザックカバーや救急バック、飲み物などはすぐに取り出せるように雨蓋に入れる、といったコツを教わりました。

    詰め方によって、体への負担や重さの感じ方が変わるということで、重いザックを持つ際にはバランスよくパッキングすることの大切だと感じました。

    講習が終わると食事作りです。
    皿うどんやシチュー、ダッチオーブンで作った野菜の丸焼きから、たこ焼き、かつ丼といったアウトドアとは思えない料理まで食べきれないほどの料理が並 び、豪華な夕食となりました。


    また、食後にはキャンプファイヤーを行い、みんな童心に返ってゲームを楽しみました。

    投稿:A班 I

  • 【初級登山学校】岩登り(蓬莱峡)

    【初級登山学校】岩登り(蓬莱峡)

    日時:2019年6月16日(日) 8:00~
    場所:蓬莱峡
    参加者:26人

    今回は初級登山学校のメイン山行の一つ、岩登りです。場所は兵庫県蓬莱峡、六甲山地にある峡谷で、ハイキングやクライミングの名所で知られる観光スポットです(2018年には某IT企業のCMでイチロー選手も訪れたという場所です)。アクセスはJR宝塚線&阪急宝塚線の「宝塚駅」から95番バスで「座頭谷」で降りて徒歩10分です。

    当初の計画では土曜日に蓬莱峡で前夜祭を楽しみつつ朝一で登攀する予定でしたが、前日は生憎の大雨で日曜日のみの山行となりました。当日は前日の大雨の影響がないか心配でしたが、蓬莱峡に着いてみると大屏風と小屏風はしっかり乾いており、また天候は太陽が照り付ける程に回復しており、クライミング日和のように感じました。

    到着した後、体操・準備等をして、3~4人程の小グループに分かれて各々登り始めました。チームリーダーにリードして頂き岩場にロープをかけてもらい、このロープを自身のハーネスに先日OCSで習ったダブルフィッシャーマンで末端処理をしたエイトノットで巻き付けロープと自身を固定し、登り始めました。

    蓬莱峡の岩場は、一般登山道にある岩場と異なり、ホールド感やグリップ感がなく、岩というよりは壁を登っている感じに最初は慄きましたが、それでも、先輩の補助とアドバイスのおかげでなんとか登っていくことができました。途中、懸垂下降にも挑戦させていただきましたが、岩場を脚力でも腕力でもなくロープワーク技術で下って行く感覚はとても新鮮で面白かったです。

    生徒の中には一生分のアドレナリンを出し切ったと言う人もいたほど生徒のみんなも楽しんでいたようです。

    講師のC班の諸先輩方、スタッフの皆さん、安全で楽しい岩登りをさせていただき本当にありがとうございました。クライミングに興味が湧いてきた方はぜひ、来期開催予定の豊中勤労者山岳会の初級登山学校に参加してみてください!

    投稿者 N.

  • 【初級登山学校】室内クライミング

    【初級登山学校】室内クライミング

    日時:2019年6月14日(金)19:15~22:00
    場所:十三・OCS
    講師:C班の皆様 生徒:7名

    翌々日(6月16日)の蓬莱峡の岩登りに備えて、十三のOCSでクライミングの基本動作の練習会が開催されました。

    到着順に、ハーネスを装着して、ロープをつける練習です。ハーネスに8の字結びでロープを装着し、フィッシャーマンズノットで止め結びをしますが、コツはロープの結び目が美しくなること、ハーネスにつけたロープの環が大きくならないこと、等を教えていただきました。

    その後、雨が本降りにならないうちにと、外の壁で早速トップロープクライミングに挑戦。まずは、C班のYさんに足の乗せ方、体の動かし方などのお手本を見せていただきました。頂上まで行ったら、ビレイヤーに「テンション」と声をかけ、降りる用意ができたら「降ろしてください」と声をかけます。壁に足を突っ張る体勢をとり、足でバランスを取りながら降下するようにと説明がありました。見本を見せていただいた後、早速、生徒が順番に登攀することになりました。2つルートがありますが、右側のルートは途中ハングしていて、なかなか手ごわいルートでした。でも、C班の方々の温かい励ましで、途中ギブアップする生徒はいませんでした。


    外壁を登り終えたら、次に蓬莱峡での実技に備えてカラビナスルーとフリクションノットの練習をしました。カラビナスルーは、万一足を滑らしたりして落ちた時のために、2つのカラビナのうち、どちらか一方は必ず設置されているロープにつないでおくこと。フリクションノット(クレイムハイスト)も、滑落を止めるものですが、向きに気を付けて結ぶ必要があるので気をつけること、と説明がありました。

    その後、室内に移動してボルダリングの壁でトラバースルートや初心者ルートを各自登りました。ボルダリングは同色のテープが付いたホールドに沿って登っていきます。私にとっては久しぶりのボルダリングだったので、手足の感覚などを思い出しながらはじめましたが、初トライでは登れないルートもC班の方からいろいろとアドバイスをいただきながら、何度かトライすると登れるようになり、うれしかったです。

    多くの生徒は終了時間ギリギリまでクライミングを楽しみました。事前準備やご指導をしていただいたC班の皆様、ありがとうございました。

    報告 A班  ひろ

  • GW東北ぐるり一周旅③八甲田山改め八幡平

    GW東北ぐるり一周旅③八甲田山改め八幡平

    東北一周旅も後半です。

    令和最初の山として岩手県側から八幡平に登りました。

    本来は昨日のうちに青森の八甲田山に登山する予定が、予報風速27mと爆風まったなしでしたので好天の今日に簡単に登れる八幡平に変更しました。

    八幡平は八幡平アスピーテラインという国道を通って頂上直下まで行くことができますが、アスピーテラインは標高1500mを通るだけあって4月中旬除雪したうえで開通、ただし夜間(17:00~翌8:30)ゲートが閉鎖されます。それに合わせて出発しようと思ったら…なんと前日の悪天候で道が凍結、昼12:00までゲート閉鎖延長!(よくあることだそうです…)

    なんということだ!というわけで、お昼まで小岩井牧場で時間つぶし。

    小岩井農場の牛舎は重要文化財に指定されています!桜も真っ盛りで牛かわいい。

    ソフトクリームも牛乳も一味ちがう!おいしい!!!

    戻って13:00歩行スタート。GWでアスピーテラインもすごく渋滞しました。

    八幡平頂上直下には駐車場がありますが、観光客でいっぱい!駐車場すぐにも雪がたくさん。見ごたえのある道でした。

    今日も目が痛いほどのいい天気。雲もなく、なだらか~~~な八幡平の高原の奥に八甲田山、岩木山、岩手山などきれいに見えました。

    平面~!

     

    超らくちん!…でしたが地図も持っていない人もおられたので注意が必要です。

    ぐるっと回っても2時間半、超お手軽なのに満足度満点でした。

     

    文章:M

  • GW東北ぐるり一周旅②鳥海山

    GW東北ぐるり一周旅②鳥海山

    抜群の谷川岳の余韻のままに次は平成最後の登山、鳥海山へ登りました。

    徒歩で登る方が物珍しそうに見られるほどですが、ぶれずに徒歩で登ってまいりました。

    鳥海山には登山口がいくつかあり、今回最短の祓川登山口(矢島口)から登ることにしましたが、秋田県側へ回り込む&通行止め地獄でかなりアクセスに時間がかかりました。

    除雪は登山口まで完璧ですが雪の大谷みたいになってます。

    多少睡眠不足でスタートです。

    本来は昨日登るはずでしたが天気予報を見て今日にしたのが大正解!!!

    スキー&スノボばかりで登山の人が見当たりません!

    無風の山頂からは月山、飯豊連峰、岩木山など普段では全く考えられない山々が見えて超絶景!

    鳥海山は火山でこの写真は外輪山。右手に火口があります。時間がないので今日はカット。

     

    鳥海山はメンバーの片割れが昔テレビで雪解け水のあふれる鳥海山を見て「絶対行きたい!と思っていた山ですが、GWは雪解け水など全くありません。

    一面雪です。バックカントリースキー&スノボ真っ盛りです。

    みなさん板を担いで汗だくで登って来られます。もちろん私たちも汗だく。

     

    ところで登りは3時間半ひたすら急登、下りは1時間半…。複雑です。

    ずーーーーーっと急登です。足に乳酸が…

    雪のない時期にもぜひ来たい山でした。

     

    文章:M