カテゴリー: 2019

  • 「浸かって行けーつ」仁淀川・安居渓谷・祖山川本流

    「浸かって行けーつ」仁淀川・安居渓谷・祖山川本流

    期日:2019年8月10日(土)~12日(月)
    場所:高知県 仁淀川・安居渓谷
       徳島県 祖山川本流
    メンバー:大阪労山沢登り同好会 豊中労山2名・他会7名

    【8月10日】仁淀川・安居渓谷(P)交流会&ビバーク

    安居渓谷に行く道路は狭く、山奥なのに車の往来が多いのにびっくりしました。安居渓谷に着くとその謎が解けました。森と崖に囲まれた美しい渓流に彩られた静かな景勝地で、川遊び・見ごたえ十分の滝が待ち構えて、そんな滝を求めて渓谷トレッキングといろんなことを楽しめる場所でした。我々はビバーク場所を探し交流会で一日の疲れを癒しました。 

    【8月11日】安居渓谷入渓地6:00

    「仁淀ブルー」と言われる、キレイなブルーグリーンの沢でした。人もあまり入っていないようで、貸切で快適な沢登りを楽しめました。道路わきの登山道から入渓。大きな石がゴロゴロと、水は綺麗で、感じのいい雰囲気です。様々な滝が出てきて楽しめました。

    滝+渕セットの場所で渓流釣りも楽しむことが出来、イワナが7匹釣れ、今晩の夕食メニューに追加されました。遡行終了後高巻いて藪こぎ、登山道は整備されておらず、途中で崩壊して崖になっており危険な状態でしたがどうにか無事に下山出来てホッとしました。お風呂に入って松山の祖山キャンプ場に移動です。

    【8月12日】

    朝食後バンガローを撤収し、装備を付けて、7:00にキャンプ場のそばを流れる祖山川本流に移動。ライフジャケットを付けてたっぷりと本流を泳ぎ満足でした。12時にキャンプ場に戻り、お風呂に入ってから帰宅しました。

    (記・写真:C班 小前)

  • 【初級登山学校】沢登り@千ヶ峰・三谷渓谷

    【初級登山学校】沢登り@千ヶ峰・三谷渓谷

    日時:2019年7月6,7日
    場所:千ヶ峰・三谷渓谷
    参加者:24人

     いよいよ初級登山学校最後の実技、沢登りです。歩荷縦走や岩登りなど過酷なメニューをこなした後のご褒美山行の位置づけとのこと。楽しみです!
     7月6日、現地で前泊(野宿)のため梅田駅を出発するも、目的地に近づくにつれ雲行きが。。案の定現地では大雨。出足からハプニングに見舞われましたが、スタッフの方の機転により、コテージ泊に切り替えることができ難を逃れました。コテージでは、それぞれが調理した個食をシェアするスタイルの夕食!皆さんおいしく、おしゃれな料理を作っていました。また、ヒメボタル観察も執り行われ、一味違う夜を過ごすことができました。


     さて、沢登当日7/7日です。前日とは打って変わっての快晴!!カッパに身を包んでいざ出発です。沢には駐車場のすぐ横から進入します。なんという好立地。この日の目的地は雌滝と、40mもある雄滝です。まずは雌滝。率直に、こんなとこどうやって上るんだと思いました。川床が平らですごく滑ります。滑る川床にしっかり足を踏ん張り、ロープを頼りに遡上することができました。

    雌滝を越えるとすぐに雄滝が見えてきます。その滝の高さに圧倒され、さらに滝口から流れる水量にも驚かされました。いざ壁(滝)に取りつくと、予想した以上の水を顔面に浴び視界不良に。ホールドを探すのにすごく苦労しました。しかし、ひとたびホールドが見つかると、ガツガツと力強く上ることができました。そして、この難所を誰一人ギブアップすることなく登りきることができました。


     夏なのに寒さを感じるほどの涼しい山行ができ、とても気持ちよかったです。初級登山学校の最後にして最高の山行になりました。これも今まで安全に楽しく山行するためのスキルを丁寧に教えてくださった先輩方のおかげです。ありがとうございました。
    【投稿 M】

  • 「堡塁岩」アルパインクライミング

    「堡塁岩」アルパインクライミング

    六甲山【堡塁岩】
    日程:2019年 8月18日(日)
    メンバー:C班6名

    堡塁岩にて、先輩方にアルパインクライミングの練習をしていただきました。

    堡塁岩は標高が高い所にあり風が通るため、夏でも比較的涼しい岩場です。
    そのためか、この日は混雑していました。

    中級登山学校実技の御在所岳への遠征が控えているので、
    システムの再確認を中心に練習に励みます。
    ノーテンで登れたり、A0で登れた時はより達成感を感じることが出来ました。

    下山は歩荷トレのため、歩いて下山をしました。

    (記・写真:C班B)

  • 雲ノ平‐鷲羽岳 縦走(テント泊・単独行)

    雲ノ平‐鷲羽岳 縦走(テント泊・単独行)

    2019年8月1日(木)‐ 8月4日(日)

    8/1 8:40 折立‐13:10 太郎平小屋‐13:45 薬師峠キャンプ場

    8/2 6:00 薬師峠キャンプ場‐6:15 太郎平小屋‐8:40 薬師沢出合‐12:10 祖母岳‐12:30 雲ノ平山荘‐16:30三俣蓮華岳キャンプ場

    8/3 6:00 三俣蓮華岳キャンプ場‐7:20 鷲羽岳‐8:50 三俣蓮華岳キャンプ場‐11:10 三俣蓮華岳‐12:50 双六岳‐14:00 双六キャンプ場

    8/4 5:20双六キャンプ場‐6:30 弓折分岐‐10:20 わさび平小屋‐11:20 新穂高温泉

    夜行バスで富山駅へ、更にバスで2時間、折立登山口に到着。1時間半程の急登の後、なだらかな登り坂へと変わり、薬師岳を左手に見ながら更に3時間程歩くと太郎平小屋へ。そこから木道を20分程歩くと最初の幕営地、薬師峠キャンプ場に到着。

    2日目はまず、薬師沢出会まで下る。薬師沢の水の透明度は抜群に高く、薄い緑色。こんな色の川は見たことがない。

    ここから、苔むした大きな石がゴロゴロした激坂が約2時間続く。登りきるとハイマツの灌木の中に木道が現れた。ここが、黒部最後の秘境と言われる雲ノ平。

    左手後方に薬師岳、右手に黒部五郎岳を望みながら、しばらく進むと祖母岳への分岐点が現れる。祖母岳からは水晶岳をバックにした雲ノ平山荘が見渡せる。

    更に祖父岳、黒部川源流の沢沿いの道を歩き、2日目の幕営地、三俣蓮華岳キャンプ場に到着。正面に見えるのは鷲羽岳。

    3日目はまず、鷲羽岳へのピストン山行。山頂からはこれから進む三俣連華岳、双六岳が見渡せる。

    遠方には槍ヶ岳、穂高連峰が一望できるパノラマが広がっている。

    風景を満喫したら、幕営地まで戻り、荷造りして出発。三俣連華岳からは今まで歩いてきた道が一望できる。右手に見えるのは鷲羽岳。中央の沢は黒部川源流。その奥に水晶岳が見える。

    双六岳を経て双六キャンプ場に到着。最終日は槍ヶ岳、穂高連峰を左手に見ながら、1時間半ほどで弓折分岐に到着、このまま笠ヶ岳まで歩き続けたい衝動をぐっと堪えて鏡平方面への道に進む。写真は弓折分岐からの眺め。

    途中、わさび平小屋を経て無事、新穂高温泉に到着。わさび平小屋ではよく冷えたフルーツが売られていました。

    暑さには少々参りましたが、晴天に恵まれて大満足の山行でした。

    A班 テツヤ


  • 白く明るく美しい「愛知川渓谷」

    白く明るく美しい「愛知川渓谷」

    白く明るく美しい愛知川渓谷(神崎川本流)沢登り
    C斑例会+豊中労山交流会

    日付:2019年8月3日~4日
    メンバー:C斑11名 / B斑2名 / A斑7名 合計20名
    天気:晴れ
    ルート:堤防入渓口 – カラト谷合 – ツメカリ谷出合 – 白滝谷出合 – 天狗滝5m(折返し)
    歩行時間:8時間(休憩時間含む)

    神崎本流の愛知川渓谷は、白く明るい花崗石の谷が美しく、やがて瀞や瀑流となり景観の変化を見せてくれる。思いっきり水と戯れるキャニオニングがとても面白い沢です。

    8月3日(土曜日)
    黄和田キャンプ場で前泊。美味しい但馬牛をメインにして、バーベキューやすき焼きで盛大に交流会が盛り上がりました。

    8月4日(日曜日)
    黄和田キャンプ場を6時に出発し、入渓地点で装備を整えて出発。入渓地点の取水堰堤。これを見ると愛知川に来たという実感がする。

    花崗岩の白亜の巨石の合間を縫って進んで行く。すると、20分程で、何時もの長い淵に出くわした。その後も連なる白い巨体の合間の流れに沿って進んで行くが、一寸した淵等では、透明感抜群の水面が皓々たる並の姿を投影して、とっても綺麗。

    (記・写真:C班 小前)

  • 雪山を求めて・・・爆風大山

    雪山を求めて・・・爆風大山

    2019.3.30 伯耆大山

    金曜晩出発で、伯耆大山へ登ってきました。

    前週は雪があったみたいですが、私たちが予定してた週中で気温が高い日が続き、
    どれだけ雪が溶けているかと心配でしたが、、、

    良いのか悪いのか道中は全く雪がなく快適にドライブ。

    大阪23:30に出て3:30大山登山口駐車場に到着。
    少し仮眠して6時過ぎに出発。

    覚悟はしていましたが、全く雪がない!

    3合目手前でやっと出現しアイゼン装着。
    でも途中でまた雪が全くなくなったり踏み抜き跡がたくさんあったりと歩きにくい状況でした。

    やっと雪出現。雪少なすぎです。

    そして6合目手前から風が強くなり、Mさん持参の風速計で瞬間風速5m、
    6合目避難小屋から上は10mを越えるようになり、山頂避難小屋手前の木道で14mにまで達し、
    1歩踏み出すと体を持ってかれるぐらい強くなったので、ここで引き返すことにしました。

    6合目避難小屋。
    ちょっと前にはほぼ結雪で埋まっていた姿を見ていたけれど、、

    ガスガスの中の急登。 時折吹く突風に苦戦。

    稜線上は一歩踏み出す度にあおられる強風が吹いていました。
    ずっと耐風姿勢(汗)

    たまに現れる青空に期待してたけど、、、

    下界には全く雪がない!

    北壁もたまに出現。

    今日は午後から天気が悪くなる予報だったので、
    下山後モンベルで大山Tシャツを買っている時に雷雨になった時には
    早めに下山してよかったと心から思いました。

    大山限定Tシャツが年間で1番売れたそうです。
    デザインも色も豊富でした!

    11時過ぎに下山したので、モンベルで買い物し、モンベルフレンドリーショップで地ビールを買い込み、
    帰りの道中で海鮮丼を食したりして大山観光も堪能しました!

    猛者エビと白いか丼、猛者えびが乗った海鮮丼。

    新鮮なお刺身にだし醤油、だし醤油がしみ込んだご飯がおいしすぎる!

    猛者エビのお味噌汁。
    エビから出る出汁と塩気が効いて疲れた体に奥深くまで沁みました。

    この時期限定の猛者エビ。
    食べられてよかった!

    次はお花の時期にユートピアへ行こうと思います!

    <行程>
    3/29(金)
    23:30 大阪出発

    3/30(土)
    3:30 南光河原駐車場着、仮眠
    6:10 夏山登山口~8:30 撤退~11:10 駐車場

    <メンバー>
    B班:M、H

    A班:H