カテゴリー: 2020

  • ハイキングリーダー養成講座・座学室内実技報告

    ハイキングリーダー養成講座・座学室内実技報告

    ハイキングリーダー養成を目的に年1回開催し今回で第3回です。昨年の初級登山学校卒業生を中心に8名が受講。座学と室内実技を11月7日(土)、六甲山での実技を11月8日(日)に開催しました。以下は座学と室内実技の様子、受講生の感想

    座学室内実技受講生 感想ーその1
     豊中労山に入会して3年目。ハイキングリーダー養成講座のお誘いを受けました。軽い気持ちで参加を申し込んだのですが、座学は朝の9時半から夕方17時半まで1日みっちり。「CLとしての心構え」、「トランシーバーの使い方」から「山行計画作成に役立つサイト」まで盛り沢山の内容でした。しかも、テーピング、ロープワーク等の実技を交えた内容で飽きさせない工夫が凝らされており、あっという間の一日でした。
     特に捻挫のテーピングとファーストエイドキットの講義は役に立ちました。私のファーストエイドキットは購入後、一度も使用したことがない。と言うか、ここ数年は開けて中身を確認したことすらありません。最近、医薬品やパッチは色々と便利なものが発売されているとのことなので、この機会に自分のファーストエイドキットを見直してみたいと思います。講師の皆様、資料の作成や当日の準備に相当な時間を費やされと推察いたします。ありがとうございました。教えていただいたことを1つでも2つでも実践できるよう頑張りたいと思います。

    座学室内実技受講生 感想ーその2
     ハイキングリーダー養成講座があると聞いて、気楽に参加の返事をしましたが、事前に届いたメールを見ると大変充実した内容で驚きました。山行中の事故については、具体的な事例を示して、その時の対応などを大変分かりやすく説明していただきました。事故はいつでも起こるもので、その場で周囲の人が上手く対応しないといけないと実感しました。救急セットについても、具体的に品物を見せていただきながら紹介していただけたので、今後は必要なものを購入して持参しようと思いました。
     また、足首捻挫の応急テーピングについては2人一組で実際に体験させていただきました。捻挫の処置を上手くしないと、後々まで後遺症が残ると聞いているので、自分でも仲間でもそういった場合は手早く対応できるようにしたいです。ツエルト設営については、ポールを使った設営しかしたことがないので、ロープを張ってスリングで吊り下げる方法を教えていただいて勉強になりました。講師の方々には熱心に講義していただきまして誠にありがとうございます。今後の山行で活用していきたいと思います。

    座学室内実技受講生 感想ーその3
     ハイキングリーダー養成講座へのお誘いを受けて、参加させていただきました。朝から夕方まで講義だけでなく実技も含め大変充実した内容でした。講義では、テキストの解説だけでなく講師陣の豊富な知識や経験、体験談を交えて教えていただきハイキングリーダーとしてどのようにパーティーを引率していくかという心得を教えていただきました。実技では、テーピングの応急処置やロープワーク、ツェルトの設営などをしました。初めて行う事ばかりでした。実際にハイキングでは、足首を捻挫する、急にツェルトを設営しなければ、いけない状態になることもあるので何度も練習して適切に素早くできるようになりたいです。最後に多くの講師の皆様に参加して頂き、またご指導いただきありがとうございました。これからも精進していきたいと思いますので、ご指導のほどよろしくお願いします。

    座学室内実技受講生 感想ーその4
    『昨年、初級登山学校を卒業し、まだ未熟な自分にリーダー研修のお話を戴いた時は少し迷いました。が、初級よりは一歩踏み込んだ興味深い内容にそそられ、人任せの登山から脱却を目指し思い切って参加しました。最初は朝から夕方までのびっしりの内容にびっくり。不安の中で始まった座学はリーダーとしての心得は勿論、遭難・事故対応・ファーストエイド等、メンバ-が不測な事態に陥った時の対処法などを学びました。ツェルトのたて方やロープワークは去年、初級で学んだのに既に忘れていて、しかも再度習ってもなかなか頭に入らず、自身の老化に落ち込んだりもしました。しかし、講師の方々の熱心な講義はとても充実していて、あっという間の1日でした。遠いいつの日か、リーダーとして先頭を歩く時が来た時、研修内容を生かし、仲間をまとめて楽しい登山・ハイキングが出来たらと強く思いました。』

    座学室内実技受講生 感想ーその5
     講師のみなさんには貴重な時間を頂き、ありがとうございました。リーダーの役割、準備や当日の行動、トラブル対応、ロープワークなどの実技まで、たくさんの内容を、ご自身の経験や熱い想いと共に教えて頂きました。大変密度の濃い内容で、いつもの山行にこれほどの準備やケアを頂いてることを再確認し、改めて有り難さを感じました。まだ自分のことで精一杯なのでハードルが高いですが、少しずつでも力をつけていきたいと思っています。

  • ハイキングリーダー養成講座・実技報告

    ハイキングリーダー養成講座・実技報告

    ハイキングリーダー養成を目的に年1回開催し今回で第3回です。昨年の初級登山学校卒業生を中心に8名が受講。座学と室内実技を11月7日(土)、六甲山での実技を11月8日(日)に開催しました。以下は実技山行の様子と受講生の感想です。

    実技日程:11月8日(日) 
    班分け:受講生8名、スタッフ20名 総数28名を5パーティーに分けた。 先行3パーティー出発して45分後に後発2パーティー出発
    実習項目
    1.パーティー引率体験 
     受講生がCLとSLになってパーティーを引率する。午前午後でCL役、SL役を交代。
     受講生は座学で学んだ、集合から解散までを実技します。下山後に講評します。
     ①集合場所でやること ②登山口でやること ③パーティーの編成 ④準備体操
     ⑤歩きはじめたら ⑥休憩のとり方⑦メンバーへの気配り、声かけ
     ⑧昼食のとり方 ⑨下山時の注意⑩下山報告
    2.ツエルト設営実習(横池の北側山中) 受講生8名 一人1張り
     (1)ストック・ポールを使った設営 (2)ロープを使った設営
    3.ロープワーク実習(金鳥山の南の広場下の山中)
      (1)悪場のトラバース  (2)バックマンノットによる登り下り 
      (3)フィックスロープの支点の取り方

    真剣な表情で張り綱を調整中
    受講生一人で1張り設営体験します
    悪場のトラバース実技 講師
    中間支点でカラビナ架け替えの実技
    山行リーダー引率体験
    山行リーダー引率体験の講評
    受講生8名と 講師・スタッフ20名

    実技山行の感想―その1

     本年5月から豊中労山でお世話になる事になり、会主催の山行2回目がハイキングリーダー養成講座の実技になりました。山芦屋公園でストレッチをした後、CLとしてパーティーを引率し横池でツェルトの設営実習、金鳥山下の広場でロープワークの実習を行いました。普段のテント泊でもツェルトを使用しておりますのでツェルト設営は出来ますがロープの結び方は個人で違いが有ります。固定する側はエバンスノットを教わりましたが私は、ボーラインノット(もやい結び)に、ひき解け結びを組み合わせて使っています。悪場のトラバース、急斜面の登り降り実技のロープワークは、普段の山行では経験しない事ですが今後、雪山などの場面で役に立つと思います。入会間もないですがハイキングリーダー養成講座を受講させて頂き、有難うございます。多くのサポーターの方々、2日間お世話して頂いた講師の皆様、本当に有り難うございます。今年はコロナで山に行きにくい年でしたが春は九重のミヤマキリシマ、夏は日帰りで赤岳、秋は四国の三嶺・剣山縦走と遠征しました。来年は、皆さんと一緒に楽しく山行が出来ればと考えておりますので、宜しくお願いします。

    実技山行の感想―その2
     ハイキングリーダー研修の実技という事でとても緊張しながらスタートしました。前半はSLとして1番後ろを歩き後ろから人が来た時の声掛けやみんなの様子を見ながら歩く事が出来ました。午後からはCLとして先頭を歩いたが途中で分岐を見逃し道に迷ってしまいました。スタッフの方に助けてもらい集合場所までたどり着けましたが反省する事が多く、道に迷った時は引き返す事が鉄則等、学びがたくさんありました。はじめてのツェルト設営。ストックを使用した設営は難しいイメージでしたが想像よりもスムーズに設営ができ、中に入ってみると一人で寝るには十分な空間がある事に驚きツェルト泊での山行を計画したくなりました。また、緊急事態には被るだけでも雨風がしのげるなど設営以外のツェルトの使い方も学ぶ事が出来ました。ロープワークはすぐ忘れてしまうので、いざという時に使える様、普段から繰り返し練習して少しずつ覚えていきたいと思います。今後は今回学んだ事を意識して山に登り知識、技量ともにスキルアップ出来るように経験を積みもっと勉強していきたいと思います。講師の方をはじめスタッフの方、大勢の方々が支えてくださり終始楽しく学ぶ事が出来、貴重な時間となりました。ありがとうございました。

    実技山行の感想―その3
    「後続のすべてのメンバー(体調が万全でない人も含めて)が安全に歩けるペースでリードする」と歩行開始のときに、自分自身と班員に告げ、登りはじめたのだが、ついついそのことを忘れ、次に歩く人とのあいだがときどき開いてしまった。それが1番の反省点。途中、岐路でのルート選択では、時折、他のメンバーと相談しつつ選定し、大きく道を外れることは避けることができた。自分なりのベストをつくしつつ仲間の助けを適切に得ることが安全登山の不可欠な条件だと再確認した。また、事前にルートの解説とロープワークなどの現地実技実習の概要についてのメールを送信していただき、予習ができ、事前講習に参加できなかったことの補完ができ、当日の緊張をすこしやわらげることができた。最適な厳しさと優しい配慮を常時感じて研修できた。岳友との友情につつまれ共に身体を動かし自然の息吹のなかで共に学べる喜びを満喫した。岳友と山に深謝。ありがとうございます。

    実技山行の感想―その4
     実技では、前日の座学で教わったことの実践ということで、受講生が実際にCL、SLとなって集合~解散までを体験しました。登山中だけでなく、集合時の体調や装備の確認、登山前の体操、コース説明など、CLの役割はたくさんあり、初めてのことで緊張しましたが、一つ一つ意識しながら取り組みました。 私がSLを担当した際、地図アプリに載っていない道が一部あり、現地の看板も壊れていたりして途中ルートを外れてしまうということがありました。CL担当時には簡単な道でも地図アプリを確認しながら登っていたのに、交代した後は気が緩んで確認頻度が減り、結果的に気づくのが遅れてしまったことが反省点です。 また、パーティーの引率に加え、ツェルト設営やロープワークの実習も行いました。ツェルトの設営を見たことはありますが、自分で行うのは初めてでとてもいい経験になりました。ロープワークはすぐに忘れてしまうので、いつでも使えるように復習しておきたいと思います。また、今回はコース決めや山行計画書など事前に必要なことは全てやって頂きましたが、本来はそこから始めないといけないのでこれから頑張りたいと思います。

  • 紅葉と光のお祭り、涸沢テント泊

    紅葉と光のお祭り、涸沢テント泊

    10月初旬に女子4人で涸沢へテント泊に行ってきました!(A,B,C班混合)

    上高地バスターミナルに早朝到着し、涸沢カールを目指します。
    紅葉ピークのハイシーズン、涸沢に宿泊目的と思われるテント泊装備の方が多数!
    広いテント場とはいえ、少しでも平なところにテントを張り快適に泊まりたい!その思いで景色もそこそこに、黙々と歩きました

    横尾の橋を渡ってから登りへ!本谷橋を渡ってからは、涸沢カールまで登りが続きます。山慣れしていそうな方から、今回初めてという感じでの登り続きに困憊されている方まで、さすがは有名な涸沢、あらゆる年代や経験の方が歩いていました。

    テント泊装備を背負いながらも、普段山で鍛えた足でどんどん登ります!

    午後にはさらにテントが増え、カラフルに!

    お昼前、ついに涸沢カールへ到着!既にテントが多く張られており、紅葉と相まって素晴らしい景色が広がっていました

    無事に平らなスペースを確保し、テント設営!あとはゆっくり景色を楽しみます。涸沢ヒュッテで生ビールやご飯を調達し、最高の景色で乾杯っ!

    生ビールや食事を求めて小屋は長蛇の列ができていました
    のんびりご飯も食べてご機嫌♪
    この光景を求めてカメラマンもたくさん!寒かったですが温かい景色に

    もう一つのお楽しみ、夜のテントのキラキラ光のお祭り!雑誌に載っていていつか見たいと思っていたこの景色、人が動くと揺れるテントやヘッドライトに光が幻想的でため息が漏れました、素敵。

    翌朝はパノラマコースから下山しました。

    崖や急斜面を何か所かトラバースに緊張!
    屏風の耳から蝶ケ岳方面

    足場が悪いところも慎重に慎重に通り抜けました。

    尾根道は紅葉真っ盛り!景色を楽しみながら下山しました。

    (個人的な話ですが、)涸沢のテントの写真を見て綺麗と感動!テント泊できるようになりたいと豊中労山の初級登山学校に入ったのが数年前。いろんな山を経験し、今回念願の景色を見ることができて感動でした。いろんな山の技術や楽しみ方を教えてくれた登山学校、本当に入ってよかったと思います。

    次はどんな景色を見れるのでしょうか、毎回楽しみです^^!

    C班:F

  • 大山ユートピアから三鈷峰〜象ヶ鼻【オールラウンド山行】

    大山ユートピアから三鈷峰〜象ヶ鼻【オールラウンド山行】

    日時:2020年10月31日から11月1日
    天気:曇時々晴
    メンバー:A班8名(CL:み, SL:N, T, S, J, M, S, Y)

    大山は中学校の林間学校以来、参加メンバーはベテランばかり。。名ばかりSLとして参加しました。
    31日は移動と温泉と前泊のみ。ゲストハウス寿庵さんにお世話になりました。オーナーがとても親切で居心地の良い宿でした。


    前日の撮影ツアーの大山


    当日は満月でした。。(Tさん撮影)


    いつものようにスタート!

     


    中腹の紅葉はピークです。


    着きました、三鈷峰


    日本海が見えます。


    大山ポーズ。。


    紅葉!


    紅葉。。


    大山寺に着きました。

    標高差約760m、約9kmの急登が4回くらいあるコースを約6時間半で歩きました。(お昼休憩20分)変化あり、眺望あり、雨は降らず、紅葉はピークの贅沢な山行でした。大山に何度か来たことのあるメンバーからも思ったよりも素晴らしい景色だとの声が。。弥山は行った事があるけれど三鈷峰がまだなら行った方が良いと思います!

    投稿:A班 N

  • 2020年初級登山学校実技 【縦走登山1日目】

    2020年初級登山学校実技 【縦走登山1日目】

    日時:2020年10月31日(土) 
    場所:ちはや園地キャンプ場
    行程:JR大阪駅発(9:03)→南海河内長野駅着(9:52)→南海河内長野駅バス停発(10:30)→金剛登山口バス停着(10:56)~金剛登山口~金剛山山頂~ちはや園地キャンプ場
    参加者:講師・スタッフ:9名 生徒:6名

    初級登山学校実技、縦走登山1日目は、大阪府唯一の村、千早赤阪村と奈良県御所市の狭間にあり、日本二百名山にも名を連ねる金剛山の登頂を経て、本日の宿泊地である『ちはや園地キャンプ場』へ向かいます。

    急な階段が多い「千早城跡」を経由する登山コースから出発

    テント、寝袋、食糧など、1泊2日分の衣食住一式を背負って、山行できるかな…??ドキドキしながら出発です!!

    急な階段を上り、千早城跡でしばし休憩。紅葉がキレイです。

    そして、金剛山山頂へ。
    昼食を摂った後、ライブカメラで撮影されるタイミングをねらって皆でポーズ。
    (あ、でも切れてしまい全員映れず残念💦)

    その後は『ちはや園地キャンプ場』へ。
    テント設営前に、パッキング講座です。
    私のザックは2気室(ザックの内部に仕切りがあって上下にわかれているもの)でしたが、仕切りをとって1気室にした方がより多く荷物が入れながらザックをコンパクトにできる…などたくさん入れながらも小さくまとめるコツを、実際にパッキングしてもらいながら教えてもらいました。

    次は、今晩の寝床となるテント設営。
    張り終わったら、いよいよ夕食・宴会へ突入!

    車で移動するような、荷物をふんだんに積めるキャンプなら、料理もそんなに悩みません。
    しかし、それを背負わなくてはならない!!となると話は別。いかに荷物を軽くするか、に相当悩みました…
    しかし、先輩たちはスゴイ!!背負う荷物が20キロになったって何のその!!
    『ここはホントに山頂なの?』と思うような、豪華な料理が先輩達のテーブルには並び、おすそ分けを頂きます。
    料理だけでなく、酸化しにくいワイン用のプラティパスに入った日本酒や、ホットワインなども。
    いつの日か、私もそんなカッコいい山行ができるようになるのでしょうか。

    宴の最後は、沢登りなど来年度に繰り越すものがあるものの、今回が最後の初級登山学校の実技ということで、みんなで初級登山学校の総括をしました。

    今回は学校が始まる直前にコロナ禍のため開始時期が延期となり、今年度の参加自体を迷った事も確かです。
    でも自分の場合は、
    「やりたい!と思っている今、参加できる今を逃したくない!」
    と思って参加しました。そして、その結果、本当に良かったと思っています。
    登山経験、とは言い難い、せいぜい日帰りのハイキングに毛が生えた程度の経験しかなかった私、10キロ以上のザックを背負う事にすらビクビクしていた私でしたが、ベテランの先輩達が、座学や実技、そして飲み会の雑談でもぐいぐいとサポート、背中を押してくれて、この縦走登山まで漕ぎつけることができました。

    同期のみんなからも、
    『教えてくれる内容のレベルが高く、素晴らしい』
    『こうして皆で食事を共にする事が楽しい。基礎を学べたので、もっといろいろな事に挑戦したい』
    『40歳を超えて新しい経験ができた』
    『山仲間が欲しくて参加した』『同期ができた』
    などの声が聞かれましたが、同期のみんなにも、たくさん助けてもらったな…。

    この後は、今月2度目の満月、ブルームーンということもあり、無料で開催された星空観察会で一日を締めくくりました。

    最低気温2度の中、暖房無しでテント泊することも初めてで…💦

    「明日は無事に乗り切れるかしら…」と心配しながら、足元が寒い…と思いながら眠りにつきます。

    …2日目へ続く 【投稿 A班 Y】

  • 曽爾高原のススキと倶留尊山の紅葉ハイキング

    曽爾高原のススキと倶留尊山の紅葉ハイキング

    2020年10月28日(水)Weekday山行(第12回)曇り時々晴れ
    平日ですが参加者10名でススキの高原と紅葉を楽しみました。
    20数年ぶりの曽爾高原。あれえ、当時は一面のススキ野原だったが???? 高原全体にはススキが見られない???・・・・・2020.1.27 産経ニュースの記事「黄金色の絶景はどこへ 一面のススキは復活なるか」によると地元ではご苦労されています。

    ◆産経ニュース記事引用・・・・「黄金色の絶景で知られる奈良県曽爾村(そにむら)の曽爾高原のススキ原。だが、近年は生育に陰りが見られ、一昨年には「過去最悪」との声が漏れるほど状況が悪化した。台風や獣害、観光客の立ち入りなどの要因が考えられるが、はっきりしない。対策として村はススキの植え替えに着手。シカの侵入を防ぐネットの活用やススキの成長を促す「山焼き」の前倒し実施なども計画されている。地元が誇る観光名所の復活へ、地域ぐるみの奮闘が続く。」


    曽爾高原の入り口付近から亀山を望む

    亀山から亀山峠へ

    上 おかめ池を望む。 中央から左方向に鎧岳、兜岳、国見山、住塚山

    亀山峠から日本ボソを望む

    上  日本ボソの手前で絶景を眺めながらここで昼食 亀山、後古光山、古光山と連なっています

    日本ボソ・・・・昔、山頂に二本のホソの木があり、巨木でこの山の目印とされていたからとのこと。二本ボソから先の頂上部は私有地であり、環境整備のための協力金として入山料500円を徴収している。

    日本ボソから倶留尊山を望む 紅葉が始まっている

    倶留尊山に向かって激下り
    倶留尊山に今度は激上り

    倶留尊山から日本ボソ、後古光山と古光山  ここは奈良県と三重県の県境です

    日本ボソから倶留尊山の激上りは辛いですが眺望がいいので苦労した甲斐がありました。【投稿 A班 恒吉正伸】

  • 2020年初級登山学校実技 【室内クライミング】

    2020年初級登山学校実技 【室内クライミング】

    日時:2020年10月16日(金) 19:30〜21:30(22:00)
    場所:OCS シティロックジム大阪店
    生徒:8名
    講師:5名

     

    明後日に控えた蓬莱峡での岩登りに備えて、OCSでクライミングの練習です。
    生徒の中でクライミングジム経験者は2名。他はみんな初めて。「高いところ苦手なんだけど」「出来るかな」と緊張しながらも、ワクワクした様子で集まります。
    まずは室内に集合してクライミングにおける注意事項を学びます。

    いきなり、屋外のトップロープクライミングに挑戦するのは難しいので、まずは室内のクライミングからチャレンジ。
    初めに、講師の方から重心移動のコツ、手と足の運び方など教えてもらいました。

    教えてもらった後は、早速、実践!みんな順番にチャレンジしていきます。
    説明を聞いた時は分かったつもりでしたが、実際に試してみると、頭で理解している通りに身体は動きません。中々、難しい!

     

    みんな基本的な動きを室内で体験した後、屋外でのクライミングに挑戦!
    屋外は室内とは違ってスケールが違います。こんな感じ(↓)

    屋外ではトップロープクライミングといって、予め最上部から確保されたロープを下で支えてもらいながら登る手法です。
    手が疲れてしまって休憩する場合や、最上部についた場合、ロープを張ってもらう際は、ビレーヤーに「テンション」と伝えます。
    左右のコースがありました。それぞれのコースを各人が登っていきます。

     

    みんな体験した後、21:30で講習は終了。あっという間の2時間でした。
    屋外クライミングは、結構な高さまで登ったので、少し怖かったです。
    でも、最上部まで到達できた時の達成感はたまりませんでした。
    講習終了後、時間のある生徒は、閉店時間まで、室内でボルダリングを楽しみました。
    ボルダリングを通して重心移動の大切さを学びました。

    講師の皆さま、色々と丁寧に教えていただき、ありがとうございました!

    報告:N

     

  • 紅葉の雨飾山と鎌池散策

    紅葉の雨飾山と鎌池散策

    日時: 2020年10月24-25日
    天気: 晴のち雨、晴のち曇
    メンバー: C班2名(Oさん、Hさん)、A班1名(N)、他会(1名)

    紅葉の名山を熟知しておられるOさん、雨飾山は3度目か4度目とのことですが毎年行っても良いくらい美しい紅葉が見れるとのこと。当日は紅葉のピークでその通り美しい景色を見ることができました。


    登山口からの景色


    黄葉の道を歩く


    岩場もありました


    紅葉と霧氷


    雨飾の乙女

    鎌池と紅葉と雪の山


    雨飾高原露天風呂

    雨飾山は標高1,963m、雨飾高原キャンプ場からの行程は8.4km, 標高差1,068mです。途中急登が続くところがあり、1ヶ月ぶりの山行のNには少しきつかったのですが景色がとても美しく癒されながらの山行でしたので楽しむことができました。
    予報通り下山途中で雨になり、テント設営時にはかなり激しく降ってきて体が震えて手が悴んで動かなくなりました。焚き火とポトフがなければ凍えていたと思います..。
    翌日はゆっくり鎌池を散策、雨飾高原露天風呂に寄って帰りました。山の中にある源泉でとても良いお湯でした。なぜか出てくるのが遅かったOさんとKさん、温泉マニアに捕まって落ち葉拾い?をしていたそうです。

    投稿: A班 N

     

     

     

     

  • 2020年初級登山学校 【蓬莱峡岩登り体験】

    2020年初級登山学校 【蓬莱峡岩登り体験】

    日時:2020年10月18日(日) 9:00~16:00
    場所:蓬莱峡
    人数:講師スタッフ(C班の皆さん)18名 生徒8名
    行動内容:早朝よりC班の皆さん集合ののちフィックスロープ準備→9:00生徒集合.岩登り実技→15:30終了→16:00下山→ボッカ生瀬駅

    前々日、前日の雨は夜までには上がり、当日は好天に恵まれました。岩が濡れているのではと生徒なりに心配しましたが、一部以外しっかり乾いて私たちを待ち受けていました。宝塚のバス停の時点で蓬莱峡に向かうと思われるグループが複数あり、予想はしていましたがかなりの大賑わいでした。

    例年はこの実技はテント泊で行われていたようですが、コロナ禍で前泊はなくなり、その分C班の皆さんが朝早くから集合してロープを張って下さっていたことがしみじみありがたく思えました。生徒たちはというと、前々日のOCS でのクライミングで生じた筋肉痛が全く癒えてないというメンバーがほとんどで、今日はこんな調子で大丈夫かと一抹の不安を抱えながらも、大半の人が初めての外岩にワクワク期待した表情で集合しました。

    生徒1名に対して2名のスタッフの方で組むパーティの発表ののち、各パーティごとに岩登り実技は開始されました。まずはフィックスロープに座学で習ったクレムハイストを使っての登下降。急な斜面のどこに足を置くのかに気を使いながらクレムハイストを移動させるのは難しく、先輩方のように余裕の姿勢はできないものの、皆とっても頑張りました!!

    次はいよいよクライミングの実技開始です。パーティごとに小屏風や大屏風のルートを登ります。まずはエイトノット・ダブルフィッシャーマンノットを習いながらロープをハーネスに装着。大屏風ではリーダーさんがロープを2本引っ張りあげながら登る様子を見つつ、そんなに簡単に登れるんかいなと不安と期待で頭はいっぱい。岩壁に足を掛けると、下で見ているほどには高さへの恐怖は消えるものの、「この壁のどこに足を置いてどこを持つのや」としばしば立ち止まりながらも登り切れるとホッとしました。

    ぎこちなく登っている生徒に対して、しっかり良いところをほめてくださり、その時々に必要なアドバイスやレクチャーを受け、至れり尽くせりの講習でした。登った後はまたフィックスロープにカラビナスルーで下降路を降りたり、ロアーダウン、懸垂下降も経験させていただきました。昼食をはさんで午後もクライミング講習は続き一日でいろいろなことを学びました。
    前々日のOCSで登り切る前に腕に限界が来たり、その筋肉痛で荷物が持てなかったり、講習前はそれぞれに不安もありましたが誰も叫び声と共にぶら下がるということもなく全員無事登り切れ、終了後の帰路で『みんないい顔やね!』と言っていただきました。

    今日初めて岩登りをした者も、岩登り自体はやったことがある者も、これまでにやったことがないことを体験させていただきました。『50mの壁を登った!』『いつもこんなしんどいビレイをしてもらってたんや』『上まで登れた―!!』と生瀬駅までの帰り道では口々に感想が飛び出してきて『C班の皆さんには感謝しかない』という結論でまとまりました。

     

     

     

     

     

     



    講師・スタッフの皆様、本当にお世話になりました。温かい人間関係の中でこそ、チームでの登山は成功するとしみじみ感じた一日でした。初級登山学校は最高です。【投稿 A班 F】

  • 2020年初級登山学校実技 【歩行訓練】

    2020年初級登山学校実技 【歩行訓練】

    初級登山学校実技 【歩行訓練】
    日時:2020年9月27日(日)
    講師・スタッフ:8名  生徒: 8名
    行程:蓬莱峡 (9:00) -ナガモッコク尾根-岩原山(昼食)-東縦走路-宝塚 (14:40)

     今年は新型コロナの影響で初級登山学校の開催が9月に延期になりました。初めての実技は天気に恵まれました。集合場所は宝塚駅のバス停で、バスは登山姿の方で満員でした。
     蓬莱峡に到着し、講師の方からの説明を受けました。メンバーとして「目的意識の共有」が大切で、リーダーについていくという気持ちではなく協力し合う助け合いの精神で参加すること。靴底のグリップの構造と歩き方を学びました。「おしりから歩く」「歩幅を小さく」「フラット歩行」など歩き方をネットなどに記載されていることがイメージ出来ていなかった私には、講師の説明は【ガッテン!!】でした。

     その後、歩き方のポイントを意識しながら、蓬莱峡の斜面で30分ほどの歩行訓練をしました。いよいよ出発です。生徒は、20歳後半から60歳代で、登山経験も色々です。山がみんな好きで、楽しそうに歩きながらの講義を聞きながらの山行です。
     まずは、川沿いの道です。沢を数回渡ります。ゴアテックスの靴で中まで濡れた時の手入れの方法(手入れをしないと悪臭で大変)も教えてくださいました。
     藪漕ぎ状態の山道、急登、尾根道、たくさんの学びのあるコースでした。12時頃に岩原山で20分の昼食休憩です。その後は、六甲東縦走路の一般ルート(一般登山道)でした。
     

     塩尾寺の広場で、縄跳びを使った体力トレーニング予定でしたが、バードウォッチングをされている方がたくさんいらっしゃった為、宝塚駅付近の河川敷で12分の縄跳びです。心肺機能の向上を短時間にできるとのことでした。縄跳びは何十年かぶりだったので、縄を踏んでしまってなかなか続かなかったです。今後の山行について行けるように体力づくりをしようと思いました。
     梅田で登山用品の買い出しツアーを企画してくださっていましたので参加しました。買い物中も、たくさんの種類があるカラビナの選び方・用品の特性など教えてくださいました。講義を聞きながらの有意義な一日でした。本当に、初級登山学校はすばらしい!
    講師、スタッフの皆さん、ありがとうございました。【投稿 A班:ミッチ】