カテゴリー: 2022

  • 三峰山 CLデビュー山行



    2023年2月11日土曜日 AM 9:20。 
    奈良県 みつえ青少年旅行村。
    この日は前日からの雨は止み、春の陽気を感じさせる暖かい日差しに包まれていた。
    ここは霧氷で有名な三峰山の登山口。ここが本日のスタート地点である。
    今日も近畿各地から多くの登山客が、霧氷を求めて集まっていた。
    その中に、老若男女が入りまじった、ひときわ目につく大勢の集団がいる。
    彼らは「豊中勤労者山岳会」。通称、豊中労山。大阪で最大規模を誇る山岳会である。
    豊中労山は初級登山学校が有名であるが、その他にも様々な教育活動を行っている。
    その豊中労山が、本日ここ三峰山を舞台にCL養成講座を繰り広げようとしている。


    これは、40代最後の年に初めてCLを経験することになった一人のオジサンが、失敗と空回りを繰り返しながらも豊中の仲間に支えられ、さらに固い絆を深めた青春の記録である。



    まずは、山行前のミーティング。自己紹介や本日のコースの説明をします。
    しまった。。。一番大事な体調確認を忘れた。トホホ。。。
    ミーティング後に準備運動をして、ようやく山行開始! いよいよ登ります。
    気を付けているけど、どうしてもペースが速くなってしまう。。。
    それにしてもいい天気。霧氷が解けないか心配だ。

    山行前のミーティング
    ガシガシ登りまーす!


    途中、日本300名山の倶留尊山が見える場所で、チェンスパ、軽アイゼンをつけます。皆さんスムーズにつけます。

    一番高い山が日本300名山の倶留尊山
    初級登山学校同期の仲間たち
    盛り上げてくれてありがとう!



    三畝峠を超えると、霧氷祭りが始まりました。
    しかし、気温の上昇と風により、霧氷が雹のように、どんどん吹き飛んでいきます。
    「落ちるのはもう少しだけ待ってくれー!」そう願うばかり。。。
    御岳山ビューポイントでは、御岳山も見れました。わかるかな?

    三峰山の霧氷パート1
    三峰山の霧氷パート2
    地面に落ちてしまった霧氷たち 涙
    写真中央に御岳山 わかるかな?
    肉眼ではハッキリ見えました!
    山頂 到着!


    昼食は八丁平でとります。山頂付近は風が強かったですが、八丁平は微風で、快適でした。大台ケ原も見ることができ絶景でした。

    下りは不動滝ルートになります。この暖かさなので、当然、氷瀑ではなく、マイナスイオン全開です!

    八丁平は絶景
    不動の滝


    不動の滝を後にして30分ほどで、無事、全員、ケガも無く下山することができました。ホッ。

    これまで三峰山は何度も登ったことがありましたが、初CLということで、山行前は少々緊張気味でした。
    そのような中で、何とかCLの任を全うすることができたのは、SLのYさんやA班班長で豊中知識王のレジェンドSさんを始めとして、参加者の皆さんからアドバイスやフォローをいただいたおかげです。皆さん、ありがとうございました。素晴らしい山仲間と行動を共にでき、感謝です。

    三峰山はお気に入りの山で、参加者の皆さんにも気に入ってもらいたいと思い、記念すべき初CLの山にしました。今回の山行を通して、三峰山にまた行ってみたい!と思っていただけたら、目標達成です。

  • 雪崩講習会

    雪崩講習会

    2023年1月21日 【B班 か】

    近畿ブロック【第28回雪崩事故を防ぐための講習会 基本クラス】です。

    コロナ禍の前は、木曽駒や白馬での講習が定例でしたが

    大人数で宿泊をしないという事で、高鷲スノーパーク上部ゲレンデ外での

    講習です。

    朝はゴンドラ空いていました。

    まずは、積雪安定性評価です。

    TT、CT、ECT と続きます。

    雪の観察と、弱層テストです。

    知識としては重要ですが、回数を重ねないと意味あるものにはならないかと…

    私もその一人です。まずはその最初の回です!

    30㎝の四角柱に命をかけてはいけません、と、どこかに書いていました。

    次に、エアポートアプローチ、プロービング、ショベリングです。

    みんな大好き雪崩ビーコンの操作は意外に短時間

    走り! 叫び! 掘る! 雪崩レスキューとは掘ることだ!!!

    頑張って掘っていただきました。掘ることがこんなに大変だと

    実感いただけたと思います。

    最後に積雪断面観察です。

    雪って面白いな~と毎回思います。

    メモ&メモ そしてメモ

    本日は、新雪で晴れ間ものぞく穏やかな一日でした。

    たくさんのプチBCを皆さん楽しんでおられました。

    スキー装備できたら移動だけでも楽しめたのにな…

  • 武奈ヶ岳 雪山ハイク&プチトレ

    武奈ヶ岳 雪山ハイク&プチトレ

    2022年12月30日(金)曇り時々晴れ

    坊村・明王院~冬道~御殿山~武奈ヶ岳1214山頂ピストン

    ようやく積もった武奈ヶ岳♩

    既に11月末から雪山シーズンインのB班 み、雪山は約4年振り?の雪山教室同期のA班 よ、久しぶりのアイゼンで久しぶりの雪山♩小屋泊を想定しての装備確認とプチトレでザクザク&もふもふ雪をまんきつしました。

    8:40出発。登山口の明王院には雪はなく、急登を登ってしばらくしてようやく雪がでてきました。

    お天気はあまり期待してなかったけど、木々の隙間からは青空と、冬道の尾根では霧氷も✨

    ムヒョーー❄️
    御殿山から武奈ヶ岳。手前は偽ピーク

    御殿山から武奈ヶ岳の樹林帯はまだ埋まっておらずちょっと藪漕ぎ。そこからの稜線歩きはやはり気持ちいい♩

    山頂からは360°ぐるり♩寒いけど予報より風も穏やかで、琵琶湖も綺麗にみえました。

    左奥のトップが白いのは蓬莱山。西南稜の雪庇発達中✨

    雪がもっと積もるとアップダウンも緩やかになるのでもうちょっと歩きやすくなるのでは?と思いました。

    これから近郊のお山も雪山シーズンですね♩安全に楽しみましょう〜

    【⠀B班 み  】

  • 初!ABC班合同 納山祭

    初!ABC班合同 納山祭

    【妙見山&妙見の森BBQテラス】

    日程:2022.12.4  メンバー:A,B,C班 計79名+子供5名 

    2020/2021/2022 初級登山学校修了生によるプロジェクトチームが立ち上がり、初のABC班合同の納山祭が開催されました。

    妙見口から、大堂越コース・上杉尾根コースの山を歩き納めてBBQです。
    妙見口駅にはお子様含め80人以上が集合!

    準備体操後、チーム毎に大堂越コース・上杉尾根コースを辿りBBQテラスにむけて出発です。

    落ち葉を踏みしめながらの山行。

    BBQテラスに続々集合!

    乾杯!

    炭火でジューシーなお肉をほおばり、普段、お目にかかれない先輩方とおしゃべり♪

    山のお話はもちろん、スキーや岩登り、チョット手痛い実話など♪
    「あっちむいてホイ」トーナメントも盛り上がり。

    面白愉しく過ごしました。行きたい山のイメージもさらに膨らみ、来年も楽しみです。

    運営の皆様、そしてお集まりの皆様に心から御礼申し上げます。
    遊び心の納山祭を有難うございます(^^)/ 

    (記 A班Y.O)

  • 伊吹山 自主トレ

    伊吹山 自主トレ

    2022年12月30日 【B班 か】

    もう一回頑張ろうと、再度、伊吹山

    せっかくなので、スキーです。重いです。

    高速降りたら、土砂降りです。セブンで1時間寝たら晴れていました。

    ピークです。何も見えませんが、楽しかったです。

  • オールラウンド山行 妙号岩と菊水ルンゼ

    オールラウンド山行 妙号岩と菊水ルンゼ

    山行日: 2022年12月10日(土)
    参加者: A班8名
    ルート: 鵯越駅~石井ダム~妙号岩~君影ロック(昼食)~菊水ルンゼ~菊水山~鈴蘭台駅

    菊水山というと、六甲全山縦走で第一の関門とも言われる強烈な階段で有名ですが、それとは別に楽しいルートがあります。それが今回の菊水ルンゼです。

    今回は鵯越駅からスタートし、最初に石井ダムの階段を超え、妙号岩に登ります。クライミングルートもありますが今回は巻道を通りました。山頂は遠くに神戸の港が見える絶景です。

    そのあと君影ロックで昼食をとり、メインの菊水ルンゼです。水の流れる岩壁を、滑らないように慎重に登っていきます。途中展望台にも寄り、絶景を堪能して菊水山の山頂に到着。

    たまにはメインルートから外れた険しいコースもよいものです。参加された方々も皆健脚で、無事下山できました。参加された皆さん、お疲れ様でした。また楽しいルートを企画したいと思います。

    (報告 A班 H.O)

    取り忘れた集合写真を下山中に取ってもらいました。皆さんお疲れ様。

  • 富士山~佐藤小屋 雪訓

    富士山~佐藤小屋 雪訓

    行程: 2022/12/16(金)自家用車で各自大阪発→新東名駿河湾沼津SAや道の駅富士吉田などで仮眠。

    2022/12/27(土)8:30道の駅富士吉田で合流、馬返し駐車場へ→9:15駐車場で身繕いして10:00出発!〜吉田口1合目〜14:00佐藤小屋着。

    2022/12/18(日)6:30朝食、8:00出発〜11:00引き返し(2574M地点)〜そのまままっすぐ下降しながら6合目付近で訓練〜11:40佐藤小屋戻りパッキング、14:00馬返し駐車場着。各自帰阪🚗

    メンバー:B班H・K・M、C班K、他会Tさん 計5名

    今年一番の寒波がやってきた12月第3週目の土日、富士山中腹まで雪訓へ行きました。

    今回カッチコチの八合目以上まで行く予定は元々なく、有人営業小屋で樹林帯にある五合目付近の佐藤小屋に小屋泊、七合目付近まで行くという計画です。

    メンバーはB班メンバー(と偶然のC班1名)、ここにコーチとして他会のTさんにお越しいただき5名で楽しんできました!

    今回指折り数えながら手筈を整え一番楽しみにしてらした発案者、カ 氏はなんと出発当日に流行病でダウン💦またC班別の1名はお仕事で断念…2人の無念を背負い、5人は一路佐藤小屋へ向かうのでした…。

    駐車場までの未舗装路はほぼ雪なし。スタート当初も雪の気配が微かに…といった晩秋の気配。しかし気温は低いので、風が吹いた時には高所へ向かっているんだという緊張感を感じます。

    三合目手前から積雪があり、雪も降ってきました。

    吉田口からは歴史のある登山道らしく、ところどころ説明板があり楽しめました!

    風は強かったものの佐藤小屋まで危険箇所なし、樹林帯のハイキングでした。

    佐藤小屋直前にある、
    一般車は通れない道にあるカーブミラー

    小屋に到着したら一安心。

    仮眠はしたものの夜通し運転してきたので今日は無理しません!明日の晴れを祈って乾杯🍻

    夜中は暴風雪で凄まじい音、天気予報通り。小屋はびくともせずで心強く安眠。朝起きたら快晴☀️

    澄み切ってぱきっとした空気の中、絶景です!

    気温は小屋前で-10℃。予定通り七合目を目指すことに。他のパーティも続々と準備をして上に向かっています。そこかしこで雪訓真っ盛りです!

    上部では嵐のような風が暴れております!

    ただし時間で区切り(計画書通り11:00で引き返し)ははっきり定め、結局七号目手前の2574M地点でタイムオーバー。

    引き返しま〜す

    風は予報よりは弱まっていたので少しだけ下降し訓スタート。トラバースの基本、滑落停止の基本、ピッケルでのカッティングの基本などをTさんからご教示いただきました。

    七合目までは行けませんでしたが、とにかくめちゃくちゃ!寒くて、とっても良い訓練になりました!

    帰り道は昨日とうってかわって一面真っ白な雪景色。一晩で全く違う世界へきてしまいました。

    本当にグッドタイミングでした!

    ⛄️お世話になった小屋情報⛄️

    佐藤小屋は富士山唯一通期で営業している小屋ですが冬は予約必須。今回40-50人くらいの宿泊だったとのこと。なんと海外からも連泊で雪訓に訪れる方もおられるそう。きちんとグループごとに距離を置いて下ったので多さも気になりませんでしたが、冬の富士山登山の一大拠点ですね。タイミング良く個室にしえていただけたので、女子3-男子2の2部屋で就寝。布団は暖かいし部屋にヒーターあるし全然寒くなく、むしろちょっと暑かったくらいでした。

    ご飯は夕食はすき焼き&おでん、朝食は吉田うどん(きつね)。おいしい🍲!

    お酒は瓶ビール(アサヒ)、日本酒、ワインばっちり販売されていました👌

    とっても素敵な小屋ですっかりファンになりました!

    投稿:B班M

  • 伊吹山 雪トレ

    伊吹山 雪トレ

    2022年12月25日 【B班 か】

    木曽駒に引き続いて、雪トレ

    山岳会としては『雪訓』と胸を張りたいですが

    ちょっと恥ずかしいので…

    雪訓は「富士山~佐藤小屋」編に譲ります…

    か は流行病で…参加できず…泣!!!

    さぁ、参りましょう!

    ちょっと、気軽に伊吹山

    Kさん Yさん Hさん 天気予報、良くはなかったです

    もっともっと雪があると予想していました。

    結果、無くて良かった。それでも、そこそこに、ラッセルきついです。

    ごくたまに、晴れたりもしました。

    Yさんは今回、ハードシェルパンツ・アックスがNEWなのです!

    Yさん、頑張りました! か も頑張りました!

    クランポンで三角点に触れると、標高下がるかな?

    太陽を背に三角点!

    下山、斜度と雪に訓練されましたね、時間はかかりましたが、無事おりきることができました!

    この構図は、今日いち! ではないでしょうか。
    見守ってはいます…役には立ちませんが…

    ちょうど良いくらいの悪天候がバッチリでした!

    お疲れさまでした!

  • ハイキングリーダー養成講座 実技

    ハイキングリーダー養成講座 実技

     ハイキングリーダー養成を目的に年1回開催し今回が5回目。昨年の初級登山学校卒業生を中心に7名が受講。11月19日(土)実技山行の様子と受講生の感想です。受講生7名、スタッフ11名、総数18名を4パーティーに分けてCL,SL体験。5年間で延べ36名が受講し順次ハイキングリーダーを務めています。【投稿 A班 恒吉正伸】

    開催日座学・室内実技 受講実技山行 受講
    2018年 11/18、12/94名4名
    2019年 10/6、11/176名5名
    2020年 11/7、11/88名9名
    2021年 11/6、11/710名11名
    2022年 11/7、11/88名7名
    延べ人数36名36名

    【受講生感想】 この講座の特徴として、座学だけではなく、実技がしっかりと行われる点が良かったです。座学で学んだことを、実技として行うことで、分かったつもりになっている部分が目に見えて分かります。特に、ロープワークは、使わなければ直ぐに忘れてしまうので、毎回、山行に行く前に繰り返し練習しようと思いました。教えていただいた先輩方に追いつくためにも、今後、リーダーとしての責任を感じながら、ハイキングリーダー経験を積んでいければいいな、と感じました。メンバーではないリーダーとしての山行の楽しみ方を見つけていきたいと思います。    

    実技山行実習項目
    1.パーティー引率体験 
     受講生がCLとSLになってパーティーを引率。午前午後でCL役、SL役を交代。
     受講生は集合から解散までを実技。下山後に講評。
     ①集合場所でやること ②登山口でやること ③パーティーの編成 ④準備体操
     ⑤歩きはじめたら ⑥休憩のとり方 ⑦メンバーへの気配り、声かけ
     ⑧昼食のとり方 ⑨下山時の注意⑩下山報告
    2.ツェルト設営実習(横池の北側山中) 受講生7名 一人1張り実習。
     (1)トレッキングポールを使った設営 (2)張り綱を使った設営
    3.ツェルト設営に必要なロープワークの復習
      プルージック、クローブヒッチ、エバンスノット、トラッカーズヒッチ、カウヒッチ
    4.トランシーバー交信実技

    ★11月20日(日)の座学と室内実技の様子はこちら
    ハイキングリーダー養成講座(座学・室内実技)

    受講生7名とコーチ・スタッフ11名
    CL役またはSL役になってパーティーを引率しています
    ツェルト設営場所を探しています
    まずはコーチが実演
    受講生が一人で設営
    中は思ったより暖かい
    まずはコーチがお手本
    真剣なまなざし
    コーチがやると簡単そう
    マスターするまで練習


  • 第1回企画室イベント【蛇谷ヶ峰キャンプ登山&蕎麦打ち】

    第1回企画室イベント【蛇谷ヶ峰キャンプ登山&蕎麦打ち】

    日程:2022.11.19〜11.20
    メンバー:A,B,C班 計26名

    「班を超え、世代を超え交流を深めましょう!」のスローガンを掲げて豊中労山に企画室が立ち上がりました。記念すべき第1回企画は「キャンプ&蕎麦打ち体験」。なんで蕎麦?特に意味はありません。楽しければいいんです。

    山岳会なので、ちゃんと山行も絡めました。快晴の蛇谷山頂からは琵琶湖が一望。違う班の方との山行は新鮮で楽しい。下山後はキャンプ場コテージでお待ちかねの鍋パーティー。目いっぱい盛り上がりました。

    翌朝は蕎麦打会場へ。皆さん初めての蕎麦打ちで慣れない手つきでしたが講師の方が丁寧に教えてくれました。蕎麦のいい香りに二日酔いも吹き飛びます。一部、きしめん?の姿の蕎麦もありましたが味は最高でした。

    第2回も楽しいイベントを企画します。次回も楽しく交流しましょう!

    投稿:企画室K