カテゴリー: 2022

  • クライミング虎の穴!

    クライミング虎の穴!

    2022.5.15
    メンバー:K、M、K、K、他会1名

    C班新人のKです。
    先輩方にフリークライミングに連れて行って頂きました。

    5.10b、5.10cのルートを先輩はリードで軽々登っていきます。
    カッコいい!僕の番。…登れない…手が届かない…足も届かない。掴むとこない…
    「ムーブ」「ダイアゴナル」…そんなん身体が動きません。
    握力無くなって手プルプル。「テンショーン!」の連発です。

    結局、Kさんの全体重を掛けた極上お助けビレイで吊り上げて頂きました。
    上手く登れるようにクライミングジムにも通って練習しようと心に誓ったのでした。

    投稿:C班 K

  • 同期山行 北八ヶ岳テント泊縦走

    同期山行 北八ヶ岳テント泊縦走

    行程
    2022/5/1 蓼科山登山口〜蓼科山〜大河原峠〜双子池ヒュッテ(泊)
    5/2 大岳〜北横岳〜縞枯山〜茶臼山〜白駒の池キャンプ場(泊)
    5/3 高見石〜中山〜東天狗岳〜西天狗岳〜唐沢鉱泉

    初級登山学校・雪山教室を昨年卒業した同期メンバー有志で北八ヶ岳へ。
    いやーよく歩きました!
    冬山テント泊装備の重〜いザックで総行程28km、獲得標高2,600m。

    ザック重っ!頑張りました。

    初日は修行の日。予報通りの雪。眺望ゼロ。強まる雪に全員だんだん無言に。
    びちゃびちゃでなんとか小屋に着くと…空き部屋あり…。
    テント中止!小屋に逃げ込み布団のありがたみを感じる。

    2日目、3日目は八ヶ岳ブルーの快晴。初日の疲れも吹き飛ぶ絶景。
    北、中央、南アルプスが一望。憧れの山々に感激の連続でした。

    雪山教室で連れて行って頂いた赤岳が目の前に。

    ルートファインディング、アイゼン歩行も問題無し。
    テントの設営撤収も手際良くできました。登山学校、雪山教室の講習の賜物です。

    たった1年で…同期みんなの成長が頼もしく思えた山行でした。

    メンバー:C班Y本、F田、K根、A班Oダンナ。

    投稿:C班 K

  • 2022年初級登山学校 実技 第3回 箕面デイキャンプ

    2022年初級登山学校 実技 第3回 箕面デイキャンプ

    日程:2022年4月24日(日) 小雨

    参加者:講師・スタッフ11名 生徒17名

    行程:阪急箕面駅9:20~龍安寺前広場(体操・説明)~五月山分岐~大けやき~11:00ようらく台園地(テント設営・昼食)13:30~三国峠~14:05箕面山~滝道~14:55竜安寺前広場(15:20解散)

     先ずは下山途中に立ち寄った箕面山での全員集合写真♫ 皆さん満面の笑顔を浮かべてハッピースマイルです(^^♪ だがしかし‥、ここまで来るにはあれやこれやのひと波乱、ふた波乱??もありました‥。

    箕面山にて全員集合、課題のテント設営と昼食も終えてご機嫌の皆様です(^^♪

     この日の天候はキャンプには生憎の小雨模様、阪急箕面駅に集合した皆さん、それぞれにレインウェアの装着などに余念がありません。しかしながら、

    何故かなかなか集合の号令がかからない!?聞くとしっかり者の F さんがまさかの電車の乗り間違えで遅刻との連絡があったらしい。(^^;^^;)

     そうこうしながらミーティング場所の龍安寺前広場に移動して準備体操と S リーダーよりコースとタイムスケジュールなどの説明、 K 校長、H 副校長(会長)からのご挨拶と班編成、スタッフの方々の指示をしっかりと守ること等々行動上のご注意がありました‥。 生徒一同、一言も聞き漏らさじと先生、スタッフの皆様の一言々々に聞き入っています。

     今日のデイキャンプは2017年初級登山学校卒業生をはじめとした諸先輩スタッフの皆様、Y・K さん、I・K さん、M・Yさん、M・Fさん、M・Nさん、M・Sさん、M・Nさん、M・N子さんと総勢 11名の方々が17名の生徒たちをリードして頂きます。

     計画書によるタイムスケジュールは歩行4時間、キャンプ地の設営と昼食に2時間、計6時間の予定。 9時40分、1班から3班に分かれて龍安寺前広場を順次出発です。

     全長1,697.2km、明治の森箕面国定公園は東の明治の森高尾国定公園とを結ぶ東海自然歩道の西の起点、壮大な歴史とロマンを感じさせる森、滝道の五月山分岐からトンネルをくぐって落合谷を遡ります。小雨に煙る枯れ葉の山道をゆっくりと踏みしめながら少しずつ高度を上げ、ようらく台園地に向かいます。

     「こんな雨の中、テント設営と山ごはんを用意して‥果たして上手くいくやろか?」‥こんな不安もあってか心なしか少し沈んだ様子の生徒たちです。

     霧にむせぶ森の道、しばらく行くと少しずつお喋りの声も聞こえ始めます。だんだんと持ち前の元気が頭をもたげてきた様子、サポートの先輩方の迷惑顔も他所に「ハイポーズ」の1班メンバーでした。

     さて、いよいよ「ようらく台園地」に到着。テントの設営に取り掛かり、校長、副校長、S リーダー、I・Kさんを始め諸先輩方から設営要領の説明を受けながら実技指導の始まりです。

     ここで先走って不手際を犯す一部生徒あり(左上の写真左端赤いウエアの人‥私)校長先生の叱責を買いました(-_-;)

     先ずひと張り目に4人用テント設営のお手本を披露の I・K先輩。骨組みになるポールをつなぐワイヤーが伸びきって組み立てるのに奮闘中です!本体を組み立て、レインフライをかけると簡易お家の完成です。 見る間にあっちにもこっちにも‥、ちょっとしたテント村集落になりました。

     続いては、お待ちかねの昼食づくり、三つの班とリーダーグループの皆さんそれぞれに工夫を凝らしたメニュー作りに突入です(^^♪

     皆さんのメニューを覗いてみると、ハンバーグや野菜、目玉焼きなどを載せたロコモコ丼、豚汁と親子丼、カレーパスタにサラダ、焼きバナナとリンゴのデザートetc、工夫の料理が並びます。

     中でもひときわお洒落だったのが会長、校長先生グループの豆の炊き込みご飯にハンバーグとサラダ、デザートのワンプレート&スープ。 経験の差を感じさせる栄養満点、実に美味しそうな一品、流石です!

     ここでまたまた失敗の巻ひとつ。クラブからお借りした4人用テントの中の1班の6名「急いで片づけて!」と注意を受けて外を見ると皆さんは殆ど撤収が済んでいた!!外の様子も分からずにまったりコーヒータイムの会話も筒抜けだったようです。お恥ずかしい(゚Д゚;)

     最後に残ったテント撤収にスタッフの皆さんのお力をお借りしてようやくテント場を後に‥。予定を30分オーバーしての下山開始となりました。又もって失敗、ご迷惑をお掛けしてしまった(-_-;)💦

     下山中にお聞きしましたが、K さんを始めサポーターの皆さんの食事、それぞれにコンビニおにぎりなどで済まされたとの事! 生徒としてお世話を頂いた方々への配慮なく差し入れひとつ出来ませんでした。 反省も時すでに遅し‥、申しわけありませんでした(m´・ω・`)m ゴメンナサイ。

     冒頭の集合写真を撮って粛々と下山。ほっと一息、リラックスしてかカメラに向かってのポーズも様々。 スキップを踏んでお茶目な会長の姿は何とも愛らしい♡(^O^)/

     龍安寺前広場に到着し、S リーダーを始め校長、会長、スタッフの皆さんからのまとめの挨拶を頂く。ここでも統率の取れない一部の行動(私です)にお叱りを受ける。生徒たちのお礼の言葉を終えて解散。最後にリーダーに誘われて龍安寺前の箕面川に大サンショウウオを見学。小雨のなか始まったデイキャンプでしたが、最後は雨も止んでくれてほっと一安心、白い藤の花に見送られて三々五々帰路につきます。

     お陰様で少しはテントにも慣れました? 初級登山学校卒業後は立派に相務めさせて頂きます。 愛のご指導、誠に有難う御座いました<m(_ _)m>

    2022初級登山学校1班 Y・F 生 記  

  • 会津駒ヶ岳(A・I・Z‼︎)

    会津駒ヶ岳(A・I・Z‼︎)

    行程:2022/4/29(金)6:00JR大阪駅集合(自家用車)→16:30尾瀬入山口の宿七入山荘着、宴会🥳

    2022/4/30(土)6:15宿出発→6:25国道沿い駐車場着、6:45歩行開始〜ショートカットコースで7:20滝沢登山口〜ひたすら直登〜11:15駒の小屋、荷物デポ〜11:50会津駒ヶ岳山頂🏔12:25まで撮影会〜12:45駒の小屋着、素泊で宴会🥳

    2022/5/1(日)4:30御来光狙いがガスガスで二度寝、5:00起床、6:35歩行開始〜ひたすら下降〜8:50滝沢登山口〜ショートカットコースは通らず林道歩いて9:40駐車場着、燧の湯入浴後帰阪🚗

    メンバー:B班H&M、A班み

    A I Z!!!!

    ついにGW突入!まだまだ雪山シーズン続行中!

    ということで、100名山のひとつ会津駒ヶ岳へ参りました。

    登山口は福島県檜枝岐村にあります。尾瀬の北端に位置し、少し遠い(車で10時間)ので移動日は登山口近くの「七入山荘」で宿泊。山荘とありますがとっても綺麗でご飯も美味しくいただきました。この日はずっと雨。山頂付近では雪になっている様子ですが予報は晴れ!明日の1200m急登に、健闘を誓って乾杯!

    翌日、頂上直下の山小屋「駒の小屋」は素泊まりのみ可能につき自炊宴会食料を大量に背負って出発です。

    雪と新緑と桜がセットになっていて不思議なかんじ!
    東北の春ってこんな雰囲気なんですね〜

    今の時期、滝沢登山口までは雪で通行止めのため国道沿に駐車。今日頃は「ショートカットコース」が通れるため冬道通行しない方が良いとのことでした(駒の小屋ブログで盛んに情報発信してくださっているので必ずチェックすること!)

    ツリーホール多数。
    踏み抜きはあまりありませんでした。

    小屋まではひたすら急登、1200m上昇します。

    ヘリポート跡でアイゼン装着しすすみます。

    昨日の雪で黄砂によって汚れた雪面が真っ白にリセット。幸運に感謝です。

    好天により気温もぐんぐん上昇、足元の雪も緩みます。(午後に下山された方の記録によるとかなりズルズルで大変だったようです)

    視界が開けてきました!

    小屋手前になると一気に視界が開けもう最高!撮影会でなかなか進めません。

    目の前の燧ヶ岳がめちゃくちゃカッコイイ〜!
    めっちゃ遊んでます

    今日は素泊なので小屋に荷物だけ置かせていただき山頂へ。360度の展望です。目の前に燧ヶ岳、至仏山はもちろんのこと、日光白根山(ババロアとのこと!)、男体山などが見えます。

    小屋の方によると景色は今が一番いいとのこと。雪が溶けると木々で遮られるそうです。

    小屋そばの沼も今は雪の下。こちらも雪が溶けると花が咲いてくるけれども、お花畑にはならず融雪が進んだところから徐々に開花するそうです。

    山頂でひとしきり楽しんだら小屋へ戻り宴会🥳ランプの宿ですので雰囲気も満点。

    今日のメニューは蟹の甲羅味噌と熱燗から、煮込みハンバーグにミートパスタグラタン風、シーザーサラダに焼き〆鯖でワインです🍷

    途中夕暮れも見ちゃいます。

    今日は12名とのことで広々快適。トイレは裏側にあり一旦外に出ます。夜ふと空を見上げるとこれまた一面の星でした💯

    翌日は天気が崩れるという予報により一直線に下山。

    久しぶりに重量級のザックを背負っていたものの無事下山しほっと一息。途中一部急下降で高度感あり、崩落した雪庇間際にトレースがついている場所も。小屋の方からはルート中盤の水場付近には誤ったトレースがついているようで注意と教わりました。山行前も山行中も気をつけたいものです。

    雪庇崩落注意!

    ところで駒の小屋ではオリジナルグッズがたくさんあり、Tシャツやエコバックをゲット〜!コーヒー豆とかナルゲンも欲しかったなあ〜

    ステキな小屋でした!

    投稿:B班M

  • 2022年初級登山学校 第2回 読図登山

    2022年初級登山学校 第2回 読図登山

    日程:2022年4月17日(日)晴れ

    参加者:講師・スタッフ 13名  生徒16名

    行程:JR生瀬駅(8:30)集合、点呼、実技説明指導~出発(9:00)~水路道~西宝橋~赤子谷東尾根~岩倉山~行者山~行者山東観望~西逆瀬台口下山

    気温は低いが、いいお天気でお昼頃には暑くなりそうだ。

    駅前集合、出発前にM野先生より整地、読図、べースプレートコンパスの使い方の指導を受ける。

    寝起きの頭でボーっとしていると、生徒へ質問があり慌てて気を引き締める。少し講義プリントを読み返しておいてよかった。

    宿題に容赦なくツッコむ講師陣

    生徒たちは新たな5班に分かれ出発、各班つかず離れずの距離でルートファインディングを行う。定期的に先頭に立つリーダーの順番がまわってくるので気が抜けない。

    目印になりやすい送電線や建物、等高線の比較による付近の谷の大きさ・緩急を参考に、現在地を特定する。河川は枯れたり、大雨の後は河川でないところも河のようになっていたり、水量の増減があることを念頭に参考にする。

    一見デキる人

    地図とコンパスに集中していると足下注意です。危うく深い水たまりにドボンしそうになりました。

    見落としやすいルートもあり、他のメンバーもリーダー任せではなくルートファインディングをする必要がある。

    赤子谷東尾根にのる場所がわかりにくいと、事前に講師の先生に言われていたので、絶対に見逃さないぞ!と思っていたにもかかわらず、見事にスルーしてしまった・・・リーダーをおり、やれやれひと休み・・・とはいきません。

    目の前の班の動きは見ないフリ
    斑関係なくみんな仲が良い!

    昼食を20分で取り、岩倉山へ。やはりだんだん暑くなってきた。

    岩倉山、到着  冷たいゼリーありがとうございました

    六甲全山縦走路と合流。行者山へ。

    行者山の展望

    行者山のもう一つのピーク、東観望へ。

    東観望

    ここで先生より山座同定の方法について講義。2つ方法があり、地図と目印をを使う方法と、コンパスを使う方法を教えていただいた。

    コバノミツバツツジ
    反省会後はバス停までマラソン

    今日の読図実技を学んで、道迷い防止に非常に重要であるだけでなく、読図によって地形やその他登る山のいろんな情報が得られ、ただ登っておりるだけではない山行になると思った。せっかく教えていただいたコンパスの使い方を忘れないように、これから山に行くときは一度はコンパスで読図してみることにしようと固く誓う。

    全く自覚がなかったが、山行中目の上に擦り傷?ができて、親切なスタッフO先輩が血が出てるよと手当てして下さった。痛くもなんともなかったが次の日瞼が少し腫れて、座学「山の事故」の写真が一瞬頭をよぎったが、ブヨ未遂に終わったらしく大丈夫でした。皆様もお気をつけください。

    (投稿 生徒 NK)

  • 群青の沢登り【参加者募集】

    群青の沢登り【参加者募集】

    ※ 豊中労山会員限定の募集です。

    群青の沢登り

    開催日:7月24日 日曜日

    場所:大峰山系 川迫川流域 神童子谷

    参加資格(会員限定):労山初級登山学校修了者もしくは2級以上の沢経験者。

    服装・持ち物:ヘルメット・ハーネス・ライフジャケット・軍手・沢靴(草鞋装着でも可)・軽食・温かい飲み物・着替え等。

    内容:登攀を伴うグレードではありませんが、状況によりロープやスリングでの確保を含む本格的な沢登りです。滑落や溺れる虞があるため、ライフジャケットを装着しない方(忘れた方)は参加をお断りします。

    遡行後の入浴:希望者はその用意。

    定員:先着5名。

    申し込み先:氏名、年齢、班名を「C班 河野良治 bpcgv105@tcct.zaq.ne.jp」にお願いします。

    締切日:7月4日

  • 2022年初級登山学校 実技第1回 歩行訓練

    2022年初級登山学校 実技第1回 歩行訓練

    日程:2022年4月9日(土)

    参加者:講師・スタッフ11名  生徒17名

    行程:蓬莱峡(9:00)~(歩行訓練)~ナガモッコク尾根(11:10)~岩原山(14:20)~東縦走路~塩尾寺(16:00)~(縄跳び)~宝塚

     2022年度初級登山学校がいよいよ始まりました。昨年12月に入会後、昨年度の初級登山学校の先輩方のたくましい姿、同期の強い連帯感に憧れ、今年度の初級に手を挙げました。今回初級メンバー全員が初めて顔を揃えることとなり、何日も前からこの日が待ちきれず、緊張と興奮が入り混じった状態で当日を迎えました。集まったメンバーも一様に高揚した面持ちに見えます。

     夏を先取りした陽気の中、早速蓬莱峡砂場で講師の方々による歩行訓練がスタート。今年の生徒は17名と大人数。2組に分かれてご指導頂きます。歩行のポイントは、

    1. 歩行=重心移動の連続。重心の移動に位置の移動が付いてくる感覚で。重心を移動しつつ、常に次の足をどこに置くかを考える。
    2. 登りは傾斜に対して足首の角度を一定にしておけば楽に歩けるので、傾斜に合わせて爪先を開く。キツイ傾斜はジグザグに歩くと楽。
    3. 重心は体の真下に。骨盤を動かし、尻・太もも裏の筋肉で足を引き上げる感覚で。
    4. 下りは靴裏のエッジでグリップを利かせる為、斜面に対して足はまっすぐ。爪先からやや蹴り込む意識で、など。

    今まで感覚だけで歩いてきましたが、理論と感覚を結びつけることでより体に覚え込ませることができたように思います。

     歩行訓練後は蓬莱峡からナガモッコク尾根に向かってスタート。途中、岩場通過・渡渉等、重心移動を実践する場面が早速現れますが、生徒一同まだまだ訓練が必要なようです。前後の間隔を十分に空けて歩くこと、川の流れる方向に向かって右手が右岸、左手が左岸などと教えて頂きながら歩を進め、尾根取り付きからは急斜面のヤブ漕ぎがスタート。柔らかく不安定な足場に足を取られます。気を抜いていると、「直前にあった分岐は右・左どっちに向かっていた?」との質問があり、大半の生徒が分岐が有ったことにも気づかず…。「後ろについて歩いているとしても全員がリーダーのつもりで!」と厳しいご指摘を頂きます。岩原山でお昼休憩、全員集合写真を撮って塩尾寺への下り。あとはまったり下山のつもりが、東縦走路から急な下りの尾根道に入り、転がるように下りて行きます。自分のレベルより少し上のルートで場数を踏むこと、これが何にも勝る歩行訓練なのかもしれません。

    最後は毎年恒例、塩尾寺下の広場で縄跳び訓練です。(2.5分+0.5分ラッシュ)×4セットを跳び続ける、今日イチ体力を消耗するメニューで、充実した一日を締めくくりました。

    とても充実した実技講習だった一方で、歩行途中に生徒の一人がスマホを落として講師・スタッフに来た道を探しに戻って頂いたり、体力が不足しているように見受けられる生徒がいたり、トラブルも続出。また、昨年度の同じプログラムに比べて余計に2時間を要するなど、人数が多いための問題も…。今後のアルプス縦走を考えると、体力アップに励むこと、時間の感覚を大切にすることなど、一人ひとりが自立し、体力的・精神的にレベルアップする必要がありそうです。

    講師・スタッフの皆さまのお陰で、安全で楽しい初回実技講習を終えることができました。事故を未然に防ぐ注意喚起、トラブル発生時の的確な判断、苦しい状況でもメンバーを楽しませる目配り・心配りなど、リーダーとしての役割も勉強になりました。生徒を代表してお礼を申し上げます。

    生徒 RF

  • オールラウンド山行 伊勢山上で行場体験

    オールラウンド山行 伊勢山上で行場体験

    2022年3月27日(日)

    行程:伊勢山上 飯福田寺~小天井~大天井~飛石~飯福田寺(昼食)~裏行場登り口~飯福田寺

    参加者:A班8名 

    報告:H

    三重県松坂市と言えば、松坂牛である。しかし我々は修験の地、伊勢山上へ向かう。行場のスタート地点、飯福田寺(いぶたじ)の住職さんより「入山心得」を聞く。かなり厳しい岩場もあるが、迂回路があると聞き安心する。入山料500円を納め、表行場からスタート。念の為、ハーネス装着。試しの鎖場「油こぼし」は難なくクリア。次に向かったのは大きな岩をくり抜いたような「岩屋本堂」。その横のボルダリングのような壁「鐘掛」からこの行場最大の難所である本堂に覆いかぶさった大岩はCLのTさんにロープで確保してもらって、全員クリア。青空も広がってきてホッとする。そして、「蟻の戸渡り」など、いくつかの行場を巡って行く。展望も良く、鈴鹿の山や伊勢湾も望める。一旦飯福田寺に戻り、昼食をとる。その後、裏行場へ。表と同じく鎖場の「油こぼし」をよじ登り、大きな一枚岩から「獅子が鼻」は余裕。無事飯福田寺に戻り、全員迂回路を使うことなく修行を終えることができた。スリリングで楽しい修行であった。

    岩屋本堂から鐘掛の壁をよじ登る
    この高度感!!
    蟻の戸渡り 楽し過ぎる~
    小尻返し
    みんな頑張ったね!!

  • 百丈岩アルパインクライミング新人トレ

    百丈岩アルパインクライミング新人トレ

    山行日:2022年4月10日
    山域:百丈岩
    参加者:M田、タマ、Mじゅん、新人F田、他会N、HH記

    快晴のもとまずは外岩のアルパインをということで、新人F田さんと百丈岩へ。2パーティーでローソクの右、東陵、ローソクの井戸と3本登攀。

    さすがのM田さん、初岩でも百丈岩クラスでは楽々のリード。ただ岩が剥がれそうで怖かったとはおっしゃられていた。セカンドは新人F田さん、立っているだけでカッコいいが、井戸で立ち止まっている姿も悪くない。本人は最初の1本が恐かったらしいが、井戸は楽しかったと頼もしいコメント。サードはMじゅん、厳しい口調の指導で定評があるが、素直なF田さんはいっぱい吸収したことでしょう。

    われわれパーティーは他会Nさんと登攀。Nさんはフリーのトップクライマーだが、久しぶりのアルパインでいい復習になった、たまには来ないといけない、会の人を連れてこれる、などお誘いしてよかったコメント。

    登攀後は、百丈河原でタープの張り方を練習するという名目で飲んでいた会のメンバーと合流。チヂミをいただきながらの反省会でした。

    投稿:C班 HH

  • 蓮華温泉クラシックルート&白乗BC

    蓮華温泉クラシックルート&白乗BC

    2022年3月25(金)-28日(月)   【B班 か】

    待ちに待った蓮華温泉スキーツアーです。

    去年は1泊2日で栂池から蓮華温泉ピストン。今年は2泊で木地屋へ下りるクラシックルート。

    下山口の木地屋へ車1台をデポ。雪多いです!

    さぁ行きましょう!

    晴天の中、ハイクアップ

    鹿島槍、五竜、唐松、白馬三山もくっきり♪

    天狗原、いつ来ても良い!

    最初のドロップ、とろけます!

    振り返ってクリーミーな白馬乗鞍岳 美しい~

    雪崩注意!!!

    初日終了!!!無事到着!!!

    二日目、雨予報、行けるところまで、午前中に戻りました。

    この後も、空き缶は横へ上へ伸びていきます!!!

    3日目の朝、ご主人より温泉入れるかも…との情報。ショベルは必携との事。

    熱いです。かなり…。雪入れます。重労働です。昨日の雨に感謝です。

    あれ、ヒヨコだ…

    で、DROP IN! 我ながら抜群の調整能力、湯加減はGOODです。

    行きますか!

    吹き溜まりすごいです。

    ガスはまだ晴れず

    圧倒的だった。

    青空でてきました✨真っ白い雪倉岳、朝日岳

    シュプール見上げます

    ピンポイントで下山。

    さぁ4日目、白乗ゲレンデトップです。

    晴れていましたが…

    ガスと強風に…

    断念して下山…

    ルートミス、当然の登り返し、想定外のガチガチのアイスバーン、

    シールの不調、装備の選択ミス、いろいろあって、無事下山、無事帰阪。

    いろいろあって、イロイロ勉強になりました。

    白馬は楽しい!!!