カテゴリー: A班

  • ハイキングリーダー養成講座・座学室内実技報告

    ハイキングリーダー養成講座・座学室内実技報告

    ハイキングリーダー養成を目的に年1回開催し今回で第3回です。昨年の初級登山学校卒業生を中心に8名が受講。座学と室内実技を11月7日(土)、六甲山での実技を11月8日(日)に開催しました。以下は座学と室内実技の様子、受講生の感想

    座学室内実技受講生 感想ーその1
     豊中労山に入会して3年目。ハイキングリーダー養成講座のお誘いを受けました。軽い気持ちで参加を申し込んだのですが、座学は朝の9時半から夕方17時半まで1日みっちり。「CLとしての心構え」、「トランシーバーの使い方」から「山行計画作成に役立つサイト」まで盛り沢山の内容でした。しかも、テーピング、ロープワーク等の実技を交えた内容で飽きさせない工夫が凝らされており、あっという間の一日でした。
     特に捻挫のテーピングとファーストエイドキットの講義は役に立ちました。私のファーストエイドキットは購入後、一度も使用したことがない。と言うか、ここ数年は開けて中身を確認したことすらありません。最近、医薬品やパッチは色々と便利なものが発売されているとのことなので、この機会に自分のファーストエイドキットを見直してみたいと思います。講師の皆様、資料の作成や当日の準備に相当な時間を費やされと推察いたします。ありがとうございました。教えていただいたことを1つでも2つでも実践できるよう頑張りたいと思います。

    座学室内実技受講生 感想ーその2
     ハイキングリーダー養成講座があると聞いて、気楽に参加の返事をしましたが、事前に届いたメールを見ると大変充実した内容で驚きました。山行中の事故については、具体的な事例を示して、その時の対応などを大変分かりやすく説明していただきました。事故はいつでも起こるもので、その場で周囲の人が上手く対応しないといけないと実感しました。救急セットについても、具体的に品物を見せていただきながら紹介していただけたので、今後は必要なものを購入して持参しようと思いました。
     また、足首捻挫の応急テーピングについては2人一組で実際に体験させていただきました。捻挫の処置を上手くしないと、後々まで後遺症が残ると聞いているので、自分でも仲間でもそういった場合は手早く対応できるようにしたいです。ツエルト設営については、ポールを使った設営しかしたことがないので、ロープを張ってスリングで吊り下げる方法を教えていただいて勉強になりました。講師の方々には熱心に講義していただきまして誠にありがとうございます。今後の山行で活用していきたいと思います。

    座学室内実技受講生 感想ーその3
     ハイキングリーダー養成講座へのお誘いを受けて、参加させていただきました。朝から夕方まで講義だけでなく実技も含め大変充実した内容でした。講義では、テキストの解説だけでなく講師陣の豊富な知識や経験、体験談を交えて教えていただきハイキングリーダーとしてどのようにパーティーを引率していくかという心得を教えていただきました。実技では、テーピングの応急処置やロープワーク、ツェルトの設営などをしました。初めて行う事ばかりでした。実際にハイキングでは、足首を捻挫する、急にツェルトを設営しなければ、いけない状態になることもあるので何度も練習して適切に素早くできるようになりたいです。最後に多くの講師の皆様に参加して頂き、またご指導いただきありがとうございました。これからも精進していきたいと思いますので、ご指導のほどよろしくお願いします。

    座学室内実技受講生 感想ーその4
    『昨年、初級登山学校を卒業し、まだ未熟な自分にリーダー研修のお話を戴いた時は少し迷いました。が、初級よりは一歩踏み込んだ興味深い内容にそそられ、人任せの登山から脱却を目指し思い切って参加しました。最初は朝から夕方までのびっしりの内容にびっくり。不安の中で始まった座学はリーダーとしての心得は勿論、遭難・事故対応・ファーストエイド等、メンバ-が不測な事態に陥った時の対処法などを学びました。ツェルトのたて方やロープワークは去年、初級で学んだのに既に忘れていて、しかも再度習ってもなかなか頭に入らず、自身の老化に落ち込んだりもしました。しかし、講師の方々の熱心な講義はとても充実していて、あっという間の1日でした。遠いいつの日か、リーダーとして先頭を歩く時が来た時、研修内容を生かし、仲間をまとめて楽しい登山・ハイキングが出来たらと強く思いました。』

    座学室内実技受講生 感想ーその5
     講師のみなさんには貴重な時間を頂き、ありがとうございました。リーダーの役割、準備や当日の行動、トラブル対応、ロープワークなどの実技まで、たくさんの内容を、ご自身の経験や熱い想いと共に教えて頂きました。大変密度の濃い内容で、いつもの山行にこれほどの準備やケアを頂いてることを再確認し、改めて有り難さを感じました。まだ自分のことで精一杯なのでハードルが高いですが、少しずつでも力をつけていきたいと思っています。

  • ハイキングリーダー養成講座・実技報告

    ハイキングリーダー養成講座・実技報告

    ハイキングリーダー養成を目的に年1回開催し今回で第3回です。昨年の初級登山学校卒業生を中心に8名が受講。座学と室内実技を11月7日(土)、六甲山での実技を11月8日(日)に開催しました。以下は実技山行の様子と受講生の感想です。

    実技日程:11月8日(日) 
    班分け:受講生8名、スタッフ20名 総数28名を5パーティーに分けた。 先行3パーティー出発して45分後に後発2パーティー出発
    実習項目
    1.パーティー引率体験 
     受講生がCLとSLになってパーティーを引率する。午前午後でCL役、SL役を交代。
     受講生は座学で学んだ、集合から解散までを実技します。下山後に講評します。
     ①集合場所でやること ②登山口でやること ③パーティーの編成 ④準備体操
     ⑤歩きはじめたら ⑥休憩のとり方⑦メンバーへの気配り、声かけ
     ⑧昼食のとり方 ⑨下山時の注意⑩下山報告
    2.ツエルト設営実習(横池の北側山中) 受講生8名 一人1張り
     (1)ストック・ポールを使った設営 (2)ロープを使った設営
    3.ロープワーク実習(金鳥山の南の広場下の山中)
      (1)悪場のトラバース  (2)バックマンノットによる登り下り 
      (3)フィックスロープの支点の取り方

    真剣な表情で張り綱を調整中
    受講生一人で1張り設営体験します
    悪場のトラバース実技 講師
    中間支点でカラビナ架け替えの実技
    山行リーダー引率体験
    山行リーダー引率体験の講評
    受講生8名と 講師・スタッフ20名

    実技山行の感想―その1

     本年5月から豊中労山でお世話になる事になり、会主催の山行2回目がハイキングリーダー養成講座の実技になりました。山芦屋公園でストレッチをした後、CLとしてパーティーを引率し横池でツェルトの設営実習、金鳥山下の広場でロープワークの実習を行いました。普段のテント泊でもツェルトを使用しておりますのでツェルト設営は出来ますがロープの結び方は個人で違いが有ります。固定する側はエバンスノットを教わりましたが私は、ボーラインノット(もやい結び)に、ひき解け結びを組み合わせて使っています。悪場のトラバース、急斜面の登り降り実技のロープワークは、普段の山行では経験しない事ですが今後、雪山などの場面で役に立つと思います。入会間もないですがハイキングリーダー養成講座を受講させて頂き、有難うございます。多くのサポーターの方々、2日間お世話して頂いた講師の皆様、本当に有り難うございます。今年はコロナで山に行きにくい年でしたが春は九重のミヤマキリシマ、夏は日帰りで赤岳、秋は四国の三嶺・剣山縦走と遠征しました。来年は、皆さんと一緒に楽しく山行が出来ればと考えておりますので、宜しくお願いします。

    実技山行の感想―その2
     ハイキングリーダー研修の実技という事でとても緊張しながらスタートしました。前半はSLとして1番後ろを歩き後ろから人が来た時の声掛けやみんなの様子を見ながら歩く事が出来ました。午後からはCLとして先頭を歩いたが途中で分岐を見逃し道に迷ってしまいました。スタッフの方に助けてもらい集合場所までたどり着けましたが反省する事が多く、道に迷った時は引き返す事が鉄則等、学びがたくさんありました。はじめてのツェルト設営。ストックを使用した設営は難しいイメージでしたが想像よりもスムーズに設営ができ、中に入ってみると一人で寝るには十分な空間がある事に驚きツェルト泊での山行を計画したくなりました。また、緊急事態には被るだけでも雨風がしのげるなど設営以外のツェルトの使い方も学ぶ事が出来ました。ロープワークはすぐ忘れてしまうので、いざという時に使える様、普段から繰り返し練習して少しずつ覚えていきたいと思います。今後は今回学んだ事を意識して山に登り知識、技量ともにスキルアップ出来るように経験を積みもっと勉強していきたいと思います。講師の方をはじめスタッフの方、大勢の方々が支えてくださり終始楽しく学ぶ事が出来、貴重な時間となりました。ありがとうございました。

    実技山行の感想―その3
    「後続のすべてのメンバー(体調が万全でない人も含めて)が安全に歩けるペースでリードする」と歩行開始のときに、自分自身と班員に告げ、登りはじめたのだが、ついついそのことを忘れ、次に歩く人とのあいだがときどき開いてしまった。それが1番の反省点。途中、岐路でのルート選択では、時折、他のメンバーと相談しつつ選定し、大きく道を外れることは避けることができた。自分なりのベストをつくしつつ仲間の助けを適切に得ることが安全登山の不可欠な条件だと再確認した。また、事前にルートの解説とロープワークなどの現地実技実習の概要についてのメールを送信していただき、予習ができ、事前講習に参加できなかったことの補完ができ、当日の緊張をすこしやわらげることができた。最適な厳しさと優しい配慮を常時感じて研修できた。岳友との友情につつまれ共に身体を動かし自然の息吹のなかで共に学べる喜びを満喫した。岳友と山に深謝。ありがとうございます。

    実技山行の感想―その4
     実技では、前日の座学で教わったことの実践ということで、受講生が実際にCL、SLとなって集合~解散までを体験しました。登山中だけでなく、集合時の体調や装備の確認、登山前の体操、コース説明など、CLの役割はたくさんあり、初めてのことで緊張しましたが、一つ一つ意識しながら取り組みました。 私がSLを担当した際、地図アプリに載っていない道が一部あり、現地の看板も壊れていたりして途中ルートを外れてしまうということがありました。CL担当時には簡単な道でも地図アプリを確認しながら登っていたのに、交代した後は気が緩んで確認頻度が減り、結果的に気づくのが遅れてしまったことが反省点です。 また、パーティーの引率に加え、ツェルト設営やロープワークの実習も行いました。ツェルトの設営を見たことはありますが、自分で行うのは初めてでとてもいい経験になりました。ロープワークはすぐに忘れてしまうので、いつでも使えるように復習しておきたいと思います。また、今回はコース決めや山行計画書など事前に必要なことは全てやって頂きましたが、本来はそこから始めないといけないのでこれから頑張りたいと思います。

  • 紅葉と光のお祭り、涸沢テント泊

    紅葉と光のお祭り、涸沢テント泊

    10月初旬に女子4人で涸沢へテント泊に行ってきました!(A,B,C班混合)

    上高地バスターミナルに早朝到着し、涸沢カールを目指します。
    紅葉ピークのハイシーズン、涸沢に宿泊目的と思われるテント泊装備の方が多数!
    広いテント場とはいえ、少しでも平なところにテントを張り快適に泊まりたい!その思いで景色もそこそこに、黙々と歩きました

    横尾の橋を渡ってから登りへ!本谷橋を渡ってからは、涸沢カールまで登りが続きます。山慣れしていそうな方から、今回初めてという感じでの登り続きに困憊されている方まで、さすがは有名な涸沢、あらゆる年代や経験の方が歩いていました。

    テント泊装備を背負いながらも、普段山で鍛えた足でどんどん登ります!

    午後にはさらにテントが増え、カラフルに!

    お昼前、ついに涸沢カールへ到着!既にテントが多く張られており、紅葉と相まって素晴らしい景色が広がっていました

    無事に平らなスペースを確保し、テント設営!あとはゆっくり景色を楽しみます。涸沢ヒュッテで生ビールやご飯を調達し、最高の景色で乾杯っ!

    生ビールや食事を求めて小屋は長蛇の列ができていました
    のんびりご飯も食べてご機嫌♪
    この光景を求めてカメラマンもたくさん!寒かったですが温かい景色に

    もう一つのお楽しみ、夜のテントのキラキラ光のお祭り!雑誌に載っていていつか見たいと思っていたこの景色、人が動くと揺れるテントやヘッドライトに光が幻想的でため息が漏れました、素敵。

    翌朝はパノラマコースから下山しました。

    崖や急斜面を何か所かトラバースに緊張!
    屏風の耳から蝶ケ岳方面

    足場が悪いところも慎重に慎重に通り抜けました。

    尾根道は紅葉真っ盛り!景色を楽しみながら下山しました。

    (個人的な話ですが、)涸沢のテントの写真を見て綺麗と感動!テント泊できるようになりたいと豊中労山の初級登山学校に入ったのが数年前。いろんな山を経験し、今回念願の景色を見ることができて感動でした。いろんな山の技術や楽しみ方を教えてくれた登山学校、本当に入ってよかったと思います。

    次はどんな景色を見れるのでしょうか、毎回楽しみです^^!

    C班:F

  • 大山ユートピアから三鈷峰〜象ヶ鼻【オールラウンド山行】

    大山ユートピアから三鈷峰〜象ヶ鼻【オールラウンド山行】

    日時:2020年10月31日から11月1日
    天気:曇時々晴
    メンバー:A班8名(CL:み, SL:N, T, S, J, M, S, Y)

    大山は中学校の林間学校以来、参加メンバーはベテランばかり。。名ばかりSLとして参加しました。
    31日は移動と温泉と前泊のみ。ゲストハウス寿庵さんにお世話になりました。オーナーがとても親切で居心地の良い宿でした。


    前日の撮影ツアーの大山


    当日は満月でした。。(Tさん撮影)


    いつものようにスタート!

     


    中腹の紅葉はピークです。


    着きました、三鈷峰


    日本海が見えます。


    大山ポーズ。。


    紅葉!


    紅葉。。


    大山寺に着きました。

    標高差約760m、約9kmの急登が4回くらいあるコースを約6時間半で歩きました。(お昼休憩20分)変化あり、眺望あり、雨は降らず、紅葉はピークの贅沢な山行でした。大山に何度か来たことのあるメンバーからも思ったよりも素晴らしい景色だとの声が。。弥山は行った事があるけれど三鈷峰がまだなら行った方が良いと思います!

    投稿:A班 N

  • 曽爾高原のススキと倶留尊山の紅葉ハイキング

    曽爾高原のススキと倶留尊山の紅葉ハイキング

    2020年10月28日(水)Weekday山行(第12回)曇り時々晴れ
    平日ですが参加者10名でススキの高原と紅葉を楽しみました。
    20数年ぶりの曽爾高原。あれえ、当時は一面のススキ野原だったが???? 高原全体にはススキが見られない???・・・・・2020.1.27 産経ニュースの記事「黄金色の絶景はどこへ 一面のススキは復活なるか」によると地元ではご苦労されています。

    ◆産経ニュース記事引用・・・・「黄金色の絶景で知られる奈良県曽爾村(そにむら)の曽爾高原のススキ原。だが、近年は生育に陰りが見られ、一昨年には「過去最悪」との声が漏れるほど状況が悪化した。台風や獣害、観光客の立ち入りなどの要因が考えられるが、はっきりしない。対策として村はススキの植え替えに着手。シカの侵入を防ぐネットの活用やススキの成長を促す「山焼き」の前倒し実施なども計画されている。地元が誇る観光名所の復活へ、地域ぐるみの奮闘が続く。」


    曽爾高原の入り口付近から亀山を望む

    亀山から亀山峠へ

    上 おかめ池を望む。 中央から左方向に鎧岳、兜岳、国見山、住塚山

    亀山峠から日本ボソを望む

    上  日本ボソの手前で絶景を眺めながらここで昼食 亀山、後古光山、古光山と連なっています

    日本ボソ・・・・昔、山頂に二本のホソの木があり、巨木でこの山の目印とされていたからとのこと。二本ボソから先の頂上部は私有地であり、環境整備のための協力金として入山料500円を徴収している。

    日本ボソから倶留尊山を望む 紅葉が始まっている

    倶留尊山に向かって激下り
    倶留尊山に今度は激上り

    倶留尊山から日本ボソ、後古光山と古光山  ここは奈良県と三重県の県境です

    日本ボソから倶留尊山の激上りは辛いですが眺望がいいので苦労した甲斐がありました。【投稿 A班 恒吉正伸】

  • 紅葉の雨飾山と鎌池散策

    紅葉の雨飾山と鎌池散策

    日時: 2020年10月24-25日
    天気: 晴のち雨、晴のち曇
    メンバー: C班2名(Oさん、Hさん)、A班1名(N)、他会(1名)

    紅葉の名山を熟知しておられるOさん、雨飾山は3度目か4度目とのことですが毎年行っても良いくらい美しい紅葉が見れるとのこと。当日は紅葉のピークでその通り美しい景色を見ることができました。


    登山口からの景色


    黄葉の道を歩く


    岩場もありました


    紅葉と霧氷


    雨飾の乙女

    鎌池と紅葉と雪の山


    雨飾高原露天風呂

    雨飾山は標高1,963m、雨飾高原キャンプ場からの行程は8.4km, 標高差1,068mです。途中急登が続くところがあり、1ヶ月ぶりの山行のNには少しきつかったのですが景色がとても美しく癒されながらの山行でしたので楽しむことができました。
    予報通り下山途中で雨になり、テント設営時にはかなり激しく降ってきて体が震えて手が悴んで動かなくなりました。焚き火とポトフがなければ凍えていたと思います..。
    翌日はゆっくり鎌池を散策、雨飾高原露天風呂に寄って帰りました。山の中にある源泉でとても良いお湯でした。なぜか出てくるのが遅かったOさんとKさん、温泉マニアに捕まって落ち葉拾い?をしていたそうです。

    投稿: A班 N

     

     

     

     

  • 三瓶山ハイキングと岩場探索

    三瓶山ハイキングと岩場探索

    日時:2020年9月19‐22日
    天気:晴時々曇
    メンバー:C班2名(Oさん、Hさん)、A班1名(N)、他会(1名)

    北アルプスに行く予定でしたが初日の大雨の予報で出発日と行き先を変更し、島根県の三瓶山縦走コースハイキングと岩場探索をしました。


    ここからスタート

     
    男三瓶山山頂


    山頂付近の景色


    Kさんはススキが大好き

     


    女三瓶山山頂

     
    子三瓶山山頂


    山とススキ


    少し雲が出てきました


    翌日はこんな景色のところで岩場探索しました

    三瓶山縦走コースは整備されているところが多く歩きやすいですがアップダウンありの12.4キロのコースです。
    お天気も良く初秋の景色を満喫できました。
    初めて訪れた島根県。島根ワイナリーと出雲大社に寄って帰りました。

    投稿:A班N

     

     

  • 初秋の北アルプス・黒部川源流 赤木沢遡行2020/9/20~22

    初秋の北アルプス・黒部川源流 赤木沢遡行2020/9/20~22

    去年、今年と計画しては悪天候の為に4回中止し、草紅葉が始まった9月末、初秋の北アルプス黒部川源流から赤木沢へ沢登りに行ってきました!

    日時: 2020年9月20日(日)~22日(火) メンバー:C班B(CL)、MK、A班み 3名

    行程: 9月19日(土)21:30豊中発~北陸自動車道~立山IC~有峰林道亀谷料金所・仮眠

    9月20日(日)6:00料金所開門~折立~7:05登山開始~10:20太郎平小屋~12:30薬師沢小屋泊

    9月21日(月)7:15黒部川源流遡行開始~9:060赤木沢出合い~11:10大滝~右俣~13:55赤木岳稜線~14:30北ノ俣岳~15:50太郎平小屋泊

    9月22日(火)6:30太郎平小屋~9:00折立

     

    今シーズンの北アルプスの山小屋のほとんどは新型コロナウィルス感染症対策の為、定員数を引き下げ完全予約制で対応されている所が多く、かなり前から予約をしていましたが、沢登りに気持ち良さそうなシーズンの7月、8月は悪天候の為に泣く泣くキャンセル、、9月の連休は混んでいるにも関わらずなんとか予約することができました。
    最高気温予想はなんと 8℃!? 沢、、寒そう、?、、やっぱり寒い?、、、

    でも待ちに待った赤木沢! 天気が良いなら行く!! 行きましょう!!!

    ということで、今回は防寒対策を念入りに (๑•̀ㅂ•́)و✧

     

    いってきまーす

    【 1日目 】今年は登山客が少なく為、熊の目撃情報が多いらしい折立に到着すると、連休2日目ともなるとさすがに車も多く臨時駐車場へ。7:05出発し、しばらく樹林帯の急登を登った後は展望が広がり立山、剱岳、白山などを眺めながらの長い長い木道歩き。

    10:20太郎平小屋到着。併設されている相談所に登山届けを提出し、登山道の状況などを確認。夜雨が降って増水したら遡行は中止してくださいとアドバイス頂きました。

    おなかが空いたので太郎平小屋のラーメン♪♪ とっっても楽しみにしていたのですが、少し早く着きすぎて売店はまだやってなく食べることができませんでした。。。残念、、では先を急ぎましょう!

      

    太郎平の道標。ここから薬師岳はもちろん黒部の山々、槍ヶ岳の北鎌尾根もみえました♪

    太郎平小屋はちょうど交差点の真ん中に建っているような小屋で、ここから薬師岳を経て立山、反対側の尾根からは黒部五郎岳~三俣蓮華岳、谷筋を行くと薬師沢から黒部の最深部といわれている雲の平や高天原温泉などに行く事ができます。

    小屋前にはあんなにたくさん人がいたのに薬師沢へ向かう人は私たちだけ?とても静かな山歩き。

    薬師岳を横目に見ながらいくつか小さい橋を渡り、薬師沢沿いの登山道を進んでいくとようやく12:30薬師沢小屋へ到着。小屋は沢のすぐ側にあり近くの滝から水を引き込んでいて入り口には冷え冷えのビール!!そしてなによりも美味しい水で炊いたごはん!ツヤツヤして最高に美味しかったです!
    建物が雪の重さで斜めに傾いているために、窓やドアからの隙間風がちょっと寒かったですが、換気はしっかりとされていて安心ですね。電波も全く繋がらないので本を読んだりしましたが、翌日の遡行に備え早めに就寝しました。

       

    【 2日目 】

    朝方は少し冷え込みましたが心配していた雨も降らず、お日様が昇ってから少しでも暖かく感じられるまで6:00出発の予定を遅らせ、7:15遡行開始。小屋のテラスの階段を下りるとすぐそこが美しい黒部川源流!川幅も少し広く、青く、ちょっと深いです!

    素手では3分も手を水につけることができないくらい冷たい水。入渓する最初の一歩はどんなにしびれる程の冷たさなんだろうかとドキドキしたけど、あれ? 思ってたより寒くない♪

    足元は靴下+メンブレンのソックスの二枚重ね、メンブレンの手袋も1枚でほとんど冷たさを感じませんでした。しかし 濡れ続けるとその後冷えるのでなるべく濡れないように気をつけながら、膝くらいまでの水に浸かりながら何度も渡渉。

    ゴロゴロ岩と岩の間を飛び越えようとしたら速い流れに足を取られドボン!!

    全身ずぶ濡れも気持ちよい!沢用タイツ+カッパ+沢用ゲイターの保温効果も確認できたので、後はやっぱり泳ぐのが楽しい~!!

    後から岩をひょいひょい軽やかに飛び移って追い抜いて行かれた方に「この気温で泳ぐなんてすごいですね!」と褒められ(呆れられ?)ました。

    リーダーBさん 泳ぐ泳ぐ♪
    へつってます。深い〜
    赤木沢との出合にある黒部川本流のナイアガラ♪

    9:00 黒部川本流から支流の赤木沢へ。写真などでよくみる美しいナメ滝が続きます♪

    癒しのナメ滝、その後は数えきれない程沢山の登りやすい滝、青い水を湛える淵、釜の連続。

          

    沢沿いの斜面は黄色く草紅葉が始まり、滝を登って後ろを振り返ると水晶岳など黒部の山々。

    どこをみても本当に素晴らしく美しい~!

     

    いくつもの滝を登り、11:10大滝へ。落差35Mもあり見応えたっぷり!飛沫も気持ちよくちょっと離れて下から見上げました。

    右側の岩場を登れそうですが、草付きの斜面に戻りそこから高巻き。土が朝露で少し濡れていてちょっと滑りやすく、ここで落ちたら痛そうです。慎重に登り大滝の落ち口に出て滝の上から見下ろすと、後続グループさんが滝の下にいたので手を振ったら振り返してくれてうれしかったです。

    大滝を見上げる

     

    まだまだ滝は続きます。右俣からは更に沢山の滑りやすい小滝。最後は涸れた沢を詰め稜線へ向かいます。

    草紅葉が始まった広大な斜面をトラバース。どっしりとかっこいい薬師岳や黒部の山々! 何度も後ろを振り返ってばかり。

    ガスが上がってきましたが途中雷鳥さんにも会えました。

    13:55赤木岳と北ノ俣岳の鞍部でようやく登山道に合流。沢装備をといて北ノ俣岳のピーク2662M。ガスガス真っ白で登ってきた沢や、黒部五郎岳、これから向かう薬師岳方面も何も見えず真っ白。

    太郎平へ向かう途中ガスがとれ、また素晴らしい景色と青空がみえました!

    せっかくなので太郎山ピーク2370Mを経て15:50太郎平小屋到着。売店はとっくに閉まり今日もまたラーメンを食べることができませんでした。

    ずっと歩きたくなる素晴らしい縦走路♪
    かっこいい薬師岳。赤い屋根の太郎平小屋が見えるとホッとする。

     

    楽しく長かった1日を思い出しながら飲んだジョッキ生は最高においしかった!夕焼けもきれいでした♪

    この日はB班班長含む最強山女子達が連休初日から立山~五色が原~スゴノ頭~薬師岳を縦走し、薬師峠のテント場から離れている太郎平小屋まで生ビールを飲みに来ていたので一緒に乾杯したかったのですが、予定より私たちの到着が遅れてしまいテン場に戻られた後で会えずに残念でした。

    3日目はのんびり6:30に小屋を出発し9:00折立へ。温泉と富山のお寿司を堪能し大阪へ。

    9月のアルプスの沢は寒さとの闘いと思っていましたが、装備を万全にしたら虫もいないし快適で、紅葉も美しく最高の沢納めになりました! 

     

    ←おまけ:薬師沢小屋の斜度。

    廊下や食堂などは床が水平になるよう張りなおしているようですが、階段はかなり斜めっていました。現役山小屋スタッフでありイラストレーターのやまとけいこさんの『黒部源流山小屋暮らし』の著書に美しいイラストと共にここ薬師沢小屋のいろんなエピソードが書かれてあり面白いです(´ー`)

     

    【 投稿者:A班 み 】

  • 14’同期山行「烏ヶ山」2020.8.29-30

    14’同期山行「烏ヶ山」2020.8.29-30

    初級登山学校を2014年に修了した同期での恒例山行、今年は烏ヶ山に行ってきました。
    烏ヶ山は大山の南側に位置する独立峰。某天然水CMのロケ地にもなった山です。



    前日は白兎神社にお参りをして、鏡ヶ成キャンプ場でソーシャルディスタンス宴会にソロテント泊。
    今回のためにソロテントを新調したメンバーもいました!ソロテント祭りもまた楽しい♪







    翌朝は青空が広がる夏らしい天候で、登り始めは足取りも軽く‥が、最高に蒸し暑い樹林帯。
    Tシャツをあおぐと汗の霧が虹を作るほど‥笑!鳥取県産のシャインマスカットが心にしみました。







    樹林帯を抜けてCMロケ地の見晴らしを堪能したら、楽しい岩々の稜線を進むと烏ヶ山の山頂です。
    真正面にどーんとパノラマで大山が望めました。



    1年ぶりの同期山行も今年で6年目。初級登山学校も6年前のことなのかと感慨深いです。
    それぞれいろいろ変化があっても同期の縁は変わらないですね。また次回の同期山行も楽しみです。

    (投稿:C班 菊地)

  • 夏山山行 白馬岳から栂池高原 12名

    夏山山行 白馬岳から栂池高原 12名

    南アルプス白根三山縦走予定でしたが小屋の休業のため山域を変更しました。白馬岳は霧の中でしたが、雨には遭わず全体としては安定した天気でした。しかし想定より行動時間がかかりました。
    行程:8月1日(土)新大阪9:57➡名古屋(10:47/11:00)➡塩尻(12:53/12:57)➡白馬(14:10)~徒歩10分~みみずくの湯(14:20/入浴/15:30)➡タクシー➡(16時)猿倉荘(泊)
    8月2日(日)猿倉荘(朝食5:30/6:37出発)~(7:50)白馬尻小屋~大雪渓~岩屋跡(11:15/昼食/11:50)~(15:12)白馬山荘(泊) 地図5時間50分を8時間35分。1.47倍
    8月3日(月)白馬山荘(4時)~白馬岳(4:22/朝食/4:55)~(6:37)小蓮華山~(7:35)船越の頭~(8:27)白馬大池山荘~(10:52)天狗原~(12:22)栂池山荘~ロープウェイ➡ゴンドラ➡栂池高原栂の湯(13:05/入浴/14:21)➡バス➡白馬駅(14:50/15:16)➡塩尻➡名古屋➡(20:12)新大阪 地図5時間25分を8時間22分 1.54倍

    8/1(土)大阪から長野県猿倉荘までの移動日

    今年は、遅い梅雨明けで出発日の前日に梅雨が明けた。初日は、集合時間も9時30分と遅く、宿泊地の村営猿倉荘には、白馬駅から徒歩10分の温泉みみずくの湯に入浴後、タクシーで16時に猿倉荘到着、部屋割りをしてから明日のアイゼン装着の練習、夕食17時半にすまして部屋で雑談、20時に就寝。

    8/2(日)猿倉荘~白馬山荘

    猿倉荘(1.250m)4時半起床、5時半朝食、体操後6時半に出発。猿倉荘の左登山口からブナ林の緩やかな登山道を登ると、歩いて30分ほどで白馬三山の雄大な景色が目に飛び込んできた。長走沢を横切り、樹林帯を抜けると白馬尻小屋のある場所に、今年は営業中止で小屋がなく土台に木材が積み上げて置かれていた。


    白馬大雪渓取り付き部でアイゼンを付けて涼しさを感じながら快適な急斜面の雪渓登りを楽しみながら登る。

    途中高山植物の写真を撮りながら、渡渉した先の岩室後あたりまで来ると、体調不良の人も出たが、助け合って避難小屋まで来ると、山荘も近くに見え、あと少しのガンバリ。

    頂上宿舎からは、緩やかな尾根道で白馬山荘(2.832m)に予定タイムより遅くなったが無事全員到着。山頂レストラン スカイプラザーで乾杯。6時半に夕食をとり、男女別部屋に戻り雑談後20時に就寝。

    本日は一人5000円追加して床の間付きの特別室に宿泊。

    ちなみに一般部屋はこちら。間仕切りした二人分のスペース。敷き布団の幅は一人60cm。しかし今年は2人分に1人づつ。しかも両隣も空いている。800名定員の白馬山荘に8月2日(日)は約150名宿泊かと思われる。

    8/3(月)白馬山荘~栂池自然園ビジターセンタ~白馬駅~新大阪

    4時起床で、4時半出発ヘッドランプ点灯して白馬岳山頂(2.932m)を目指す。
    前日予報では天候が心配されるも曇り、白馬岳頂上では輝く朝日を拝む事が出来なかった。山頂には、新田次郎の小説『強力伝』に登場する展望盤があった。頂上は風がきついので、少し先の風が弱い場所で朝食をとる。三国境(2.751m)小蓮華山(2766m)まで快適な縦走登山。




    船越の頭(2.612m)を通りライチョウ坂まで来ると反対側から登ってきた方が、ライチョウが近くで砂浴びをしていることを教えてくれたので、カメラを構え足早に見に行く。白馬大池山荘(2380m)で小休止後からは、安山岩のゴロゴロした道で、慎重に乗鞍岳山頂(2436m)まで登る。

    山頂から下山も岩がゴロゴロして急斜面の難所で、夏山常駐パトロール隊の方が注意喚起をしていた。天狗原で昼食後、樹林帯でジグザグ急斜面を慎重に下る。栂池ヒュッテ到着(1.860m)ロープウェイ→ゴンドラと乗り継ぎ、栂池高原 栂の湯で汗を流す。バスで白馬駅につき、新大阪駅20時12分到着、帰路につく。【投稿 A班 恒吉正伸】