カテゴリー: A班

  • 大杉谷へ登ってきた

    大杉谷へ登ってきた

    A班山行 大杉谷から大台ケ原(桃ノ木山の家宿泊)
    2019年10月26-27日 16名参加
    写真と文:「孤高の変人」

     今回は「孤高の変人」をお休みして、豊中労山のA班山行に参加させてもらい、三重県側から大杉谷~大台ケ原へ登ってきた。 一人では怖かったので、このコースとは無縁だったのだが、会報に計画があり心が動いた。ただ、申し込みまで躊躇した。長いことマイペースの山行、好きなところで休み、好きに歩く山行ばかりだったのと、また顔見知りの人も少なく、躊躇して日ばかり過ぎて、申し込んだときは定員を越えしていた。その後、バスに欠員があり、参加できることとなった。

     鶴橋から近鉄、松阪からJR、三瀬谷からマイクロバスで登山口。2班に分けてストレッチもなしで歩き始める。ストレッチも無しは私の普段の出発の仕方と同じである。歩き始めてすぐに、岩を削った登山道で鎖を右手に持って歩く、大杉谷の定番歩きとなる。大杉谷を登る、というコースながら、鎖場のあとは川の水面近くまで下がったり、すぐに急登になったり、水平距離16km、高低差1,416m以上の運動量となりそうだ。大日嵓などは気が付かずに通り過ぎ、最初の見どころ「千尋滝」のあずまやに着く。ここでおにぎりを食べて、エネルギーを補給する。

    千尋滝

     それにしても、そうとう上の方からすごい水量である。本流でなく支流からの流れなので、大杉谷全体の降雨量は「一年の内、400日以上、雨が降る」と言われるのも、納得ができる。本流は、やや濁りがあるが、渕はエメラルド色となっている。さらに歩くと「シシ渕」が見えてきた。大杉谷登山コースの前半のハイライトである。

    シシ淵

    全員が河原に降りて、この神秘的な景色の前で代わる代わる記念写真を撮る。もちろん、全員でも記念写真。何年ぶりだろう、多数で記念写真を撮ったのは。それどころか、夏山でも余り自分を撮らないので、大勢の中ではどんなポーズを撮っていいのか少し、恥ずかしい。

    シシ淵で記念写真

     シシ渕から一時間半ほど歩き、吊り橋を渡った正面に桃ノ木山の家があった。この山小屋は労山のメンバーカードを提示すれば一割引きとなるとのこと。全員がメンバーカードを提出するが、私はそのカードを見た記憶がない。思い出してみると財布の中の診察券の間に、「JA〇〇カード」があったように思う。多分、JAFのロードサービスのカードと思っていたのが労山カードだった。二階の部屋に上がってザックを置きくつろぐ。ザックを置くところが広く、快適な部屋である。

    夕食はカレーとトンカツ。もちろん、次の日の朝食ともども「お代り」である。

    桃ノ木山の家の夕食
    桃ノ木山の家の朝食

    27日の朝、未明には星も出ていたそうだが、昨日と同じく薄曇り。今日は、高低差1,200m余を登る。昨日はなんとか離されずについてこられた。今日も置いていかれて、「爺捨て山」にならない ように歩いていきたい。

    出発から歩きだして半時間ほどで七ツ釜の滝へ着く。二段の滝で、これが大杉谷のシンボルで日本の滝100選に選ばれているという。昨日のシシ渕もそうだが、晴れて青空であれば、どれほど素晴らしいか、あずまやから見てつくづくそう思う。まあ、大台山系で雨の中でないだけましと思わなければならない。

    七つ釜の滝

    あずまやの裏から登る。小一時間で崩壊地へ。ここは2004年の大水害で山の斜面が大崩落。谷全体では七ツ釜吊り橋も流失したそうである。私もこの大水害で、奈良の五条や和歌山の那智で、土砂崩れで被災を受けた橋の復旧で忙しかったのを思い出した。大岩の横をすり抜け、登って下る。下へ転がって止まっている、大岩の割れた跡は新いというか色が変わっている。転げ落ちるさい、ほかの岩に当たり、あんな大きい岩が割れるというのはすごいエナルギーだ。

    崩壊地を過ぎ、隠滝の吊り橋を渡り小一時間、堂倉吊り橋を渡って、さらに堂倉滝吊り橋で渡り返すと最後のハイライト堂倉滝に着く。一昨日の雨の濁りもほとんど改善され、エメラルド色の淵となっているが、やはり日差しがないのが残念である。

    堂倉滝
    堂倉滝で記念写真

    ここで、大杉谷の本流から分かれて山道に入る。パーティーのメンバーに遅れないようにと思っていたが、前の人と数m遅れてくる。心して早く歩いて、差を詰めるように心がける。十年前、まだマラソンをやっていたころは、地図のコースタイムより早く歩いていた。新入会員が「大学時代に「槍に登った」とか「テント泊をやっていた」という話を聞いて、「そんな昔の経験は屁のつっぱりにもなれへん」と言っていたものだ。いま、自分がそうである。 

    栗谷小屋に着く。小屋の看板をよく見れば「栗谷(くりたに)小屋」でなく「粟谷(あわたに)小屋」だった。 ここで、桃ノ木小屋の弁当を食べる。弁当の中身は「中華ちまき」。もち米の粘りと辛さ加減がバツグンでおいしかった。 それと、大阪から持ってきたおにぎりの最後の一つも食べる。これで、頂上までの燃料は十分である、と思う。

    粟谷小屋で昼食を食べる(桃ノ木山の家の弁当)

    ここから、リーダーが私にプレッシャーをかけないように、また足の速い人たちは自分のペースで歩けるように、パーティー編成を変更してくれた。ありがたいけど少し傷ついた。ここまで、遅れても前の人が見えていたが、曲がり角で前の人は時々、見えなくなったが、日出ケ岳へ無事につく。駐車場までは下りで息を吹き返す。 

    今回、念願だった大杉谷の機会を与えてもらい、遅れて迷惑をかけた。リーダーを始めメンバーの皆さんに大感謝(Special thanks!!)です。

    【コースタイム】 10月26日~27日 登山口12:15→千尋滝15:17/15:27→シシ渕15:10/15:25→平等嵓吊り橋17:02→桃ノ木小屋17:44/7:40→七ツ釜の滝8:12/8:19→崩壊地9:10→堂倉滝10:21/10:34→粟谷小屋(昼食)11:50/12:21→日出ケ滝14:31/14:42→駐車場15:20

    写真と文「孤高の変人」
    投稿 A班 恒吉

  • 14’同期山行「焼岳」2019.8.31-9.1

    14’同期山行「焼岳」2019.8.31-9.1

    初級登山学校を2014年に修了した同期での山行、今年は焼岳に行ってきました。
     
     
    大きな岩の隙間からところどころ蒸気が吹き出し硫黄の匂いのする荒々しい山頂付近と、
    稜線までの苔むす樹林帯が対照的な登りごたえのある登山道でした。
    途中小雨が降ったりやんだりでしたが、山頂から穂高の山々を望むことができました。
     




     
    焼岳小屋でステキな差し入れも受け取り、のんびりと登れました!
     


     
    1年ぶりの同期との山行も今年で5年目となりました。
    前日の合掌の森中尾キャンプ場での宴会から、久々のメンバーも含めてワイワイと盛り上がりました。
    また来年もよろしくです!
     
     
    (記:C班 織田・写真:C班 菊地)
     
  • 女子山行~西穂からジャンダルム・穂高を越えて槍ヶ岳へ~

    女子山行~西穂からジャンダルム・穂高を越えて槍ヶ岳へ~

    月1恒例の飲み会の中で出たお話から実現した今回のジャンダルム山行。
    普段岩場とはほぼほぼ無関係なA班とB班の私達を誘ってくださるという何ともありがたいお話!
    本当に自分が行っていいものだろうかと自問自答しながら、直前の訓練山行までしていただきいざ決行!

    注目ポイントは女子だけの7人パーティです!

    初日は朝集合らくらく新穂高ロープウェーで西穂山荘へ。
    明日からの山行の無事を祈って生ビールで乾杯です。
    美しい夕日にうっとりしつつ、やはり明日のことを考えると緊張していつもよりお酒は控えめになりました 笑

    西穂山荘からの夕日

    2日目、勝負の日①です。
    天気は快晴、風もなく絶好の登山日よりです。
    今まで自分が経験したことがない難所の連続、その恐怖に耐えられるのか、通過できる力はあるのか、そもそもなんでそんな怖いところに行くのか…。
    自問自答し続けこの2週間ほど情緒不安定でしたが(笑)
    それも今日の日が来てしまったからにはベストを尽くすのみ!
    それぞれアドバイスをいただきながらジャンダルムの天使(※山頂標識が天使のモニュメント)に会うため必死で進みます。
    やっとの思いで到着したときの感無量感と、7時間も歩いてきたのに「ここからがいちばん怖い」と言われながら眺めたクライムダウンする壁と登るナイフリッジの光景は忘れられない思い出です。
    奥穂高岳直前のロバの耳、馬の背…めっちゃ怖かったです。
    え、こんな小さいところに指と足かけてトラバースすんの・・・?
    これちょっとバランス崩したり滑ったりしたら背中から真っ逆さまだよね、、、と、この山行振り返って一番怖かった場所も風のない絶好の晴天と先輩達の細かい的確な指示のもと無事通過することができました。
    奥穂高岳に着いたときには、本当に無事たどり着いた安堵感と達成感で少し潤んでしまいました。

    いざ西穂からジャンダルムへ

    逆層スラブ

    ジャンダルムに着くまでには険しい道が続きます、、、

    ついに目の前にジャンダルムが!

    ジャンダルム登頂~!
    天使と記念写真♪

    一番最強に怖かった馬ノ背

    奥穂に無事着けて感無量

    3日目、勝負の日②です。
    本日も快晴、風もなし。昨日の戦いに全力を出し太ももが筋肉痛。
    しゃがむたびみんな「イタタ」と言いながら進みます。
    大キレット通過がヤマ場と思いきや、涸沢岳から鎖場の連続…思わぬ伏兵です。
    北穂岳小屋から激下り、飛騨泣き&長谷川ピークはちょうど逆側スタートの登山者と交錯し変な高度感のある場所でストップするという緊張の連続。
    その他は特に平和に過ぎ、昨日の経験が確実に身についています。
    ただしジャンダルムでもそうでしたが、落石の危険を今まで以上に理解した気がします。

    大キレット通過後はご褒美かのような稜線歩き(ただしとても長い!)。
    槍ヶ岳山荘についた頃にはへろへろでしたがささやかな祝杯をあげました。

    奥穂岳山荘からの道のりも油断できません、、、

    無事北穂登頂!

    北穂山荘から見た大キレット~槍ヶ岳

    大キレットが終了し平和な稜線歩き

    と思ったら南岳までの最後の岩場出現

    槍ヶ岳山荘に着くまでに何回も見れたブロッケン

    滝雲

    槍ヶ岳山荘からの夕日

    4日目、朝一槍ヶ岳ピストンをするはずが霧雨で視界なし。
    今回の終着点であるのでガスガスでも行こう!と全員でピークを踏み下山。
    残りはひたすら長い槍平~新穂高への帰路ですが、最後まで油断せず怪我なく帰ることができました。

    今回の山行の終着点!
    ガスガスですが達成感でいっぱい!

    濡れた梯子は慎重に、、、

    下りてきたら晴れたー!

    今回の山行は万人に勧められるルートではなく、様々な危険があるにも関わらず怪我なく集中して楽しめたのは、ひとえにC班のお二人、他会のTさんのお蔭です。
    ご心労たくさんおかけしました、、、。
    本当~~~に大大大感謝です!!!
    本当に本当にありがとうございました!!!

    ところで今回はライチョウ5羽の群れ、オコジョ、ブロッケン現象、朝夕の滝雲、雲海に沈む夕陽などたくさんの運に恵まれた山行でもありました。楽しかった!
    2回目はないかもしれませんが、、、
    (怖かった、、、落ちなくてよかったと心底思っております、、、)

    <コースタイム>
    9/13(金)
    8:00JR大阪駅集合~15:00新穂高温泉着、15:30ロープウェー発~16:00山頂駅→17:00西穂山荘泊

    9/14(土)
    4:00起床、5:00出発→7:30西穂高岳→12:20ジャンダルム→14:30奥穂高岳→15:30穂高岳山荘泊

    9/15(日)
    4:00起床、5:30出発→5:45涸沢岳→8:10北穂高岳(大休憩)→大キレット通過→12:45南岳小屋(大休憩)→17:00槍ヶ岳山荘泊

    9/16(月・祝)
    4:30起床、5:15行動開始→5:50槍ヶ岳山頂→6:30槍ヶ岳山荘(パッキング&朝食&コーヒータイム)→7:30出発→14:00新穂高温泉着!

    <メンバー>
    A班:N、S
    B班:M、H
    C班:M(CL)、O
    他会:T(SL)

  • ランプの山小屋から稲村ヶ岳~観音峯【A班小屋泊ひまわり山行】

    ランプの山小屋から稲村ヶ岳~観音峯【A班小屋泊ひまわり山行】

    奈良県天川村の大峰山脈、「女人大峯」と呼ばれる稲村ヶ岳から大展望の観音峯へ。

    A班女子5名、大阪から日帰りできる山ですが、ランプの山小屋-稲村ヶ岳山荘で1泊2日。のんびりまったり山旅です(^^)♪

    日時: 10月19日(土)~20日(日)

    メンバー: A班 M、J、N、ま、CLみ (5名)

    行程: 1日目 8:10近鉄大阪阿部野橋駅-下市口駅、奈良交通バス-洞川温泉10:40着、11:10~ゴロゴロ水~11:50母公堂12:00~13:15法力峠~14:45稲村ヶ岳山荘

    当初観音峯から登り洞川温泉へ下りる予定でしたが天気予報は1日目お昼まで雨のち曇り。2日目は晴れ。行程の短い洞川温泉から登り展望の良い観音峯は翌日歩く事にしました。

    大阪から電車とバスを乗り継いで洞川温泉に到着。まだ降ってますね😳💦

    バスの待合室で雨装備の支度を整え、母公堂まではアスファルト道なので観光気分で洞川の温泉街を眺めながらの傘差しハイク。

     

    名水百選ゴロゴロ水は歩行者用の無料の 水くみ場がありおいしい水をいただきました♪

     

    母公堂のかつての女人結界の門。山岳修験者の役行者の母が心配して後を追い危険な目にあわないように女人禁制としてここに住まわせ時々会いに山を下りてきたそうです。

    以前は稲村ヶ岳も女人禁制だったそうですが、今は山上ヶ岳のレンゲ辻まで入山することができます。

    登山口はすぐ近くにあります。

    母公堂でトイレをお借りしちょっと雨宿りしてる間に予報通り雨が止みました♪ 

    では いってきまーす \(^^)/

     

    美しい樹林帯♪法力峠までの登山道では大きいカエルが何匹も足元を横切り、雨上がりのしっとりイキイキした緑や苔や可愛らしいお花を眺めながら歩きます。とても歩きやすいです。

     

    法力峠から上は岩場や鎖や滑りやすい橋があり少し歩きにくいトラバース道。

    濡れていて滑りやすいので注意ですが、さすがみなさん足取り軽いです♪

     

    14:45 稲村ヶ岳山荘到着!午前中の雨の中登られ、これから下山される行者さんに山荘のご主人が温かいお茶をふるまわれていました(^^) 

     

    山荘の夜ごはんはたっぷり野菜のあったかい豚肉の味噌鍋♪ 

    小屋のご主人が麓で丹精込めて作った採れたて新鮮な野菜をこの日の朝雨の中担いできてくださいました!ありがとうございます♪

    キタアカリの甘味と生姜がポイントらしいです〆(゚-゚*) メモメモ 〆の麺とごはんでおじやにしておなかいっぱい!

     

    ランプの灯りがともると暖かな光がガラスにキラキラ♪ 深まる影もさらに素敵です(๑´ω`๑)♡

          しばらく撮影会♪

     

    お部屋は20人分くらいのお布団が敷けそうな三段ベット、大きなテーブル2つ置いてもまだまだ広い部屋を5人で使わせていただきました。隣の部屋と合わせると100人泊まったこともあるそうです。雨漏りで湿気の多い所もありましたがストーブ焚いたらほっこり(´ー`)

    雨とガスでご来光は見れなさそうなので翌朝はゆっくり起きましょうか。

     

    2日目:5:30起床~6:00朝食~7:05出発~7:05大日山~8:10稲村ヶ岳山頂展望台~8:45稲村ヶ岳山荘9:15~10:15法力峠~11:00三ツ塚~11:30観音峰山頂~11:50観音平12:10~13:00登山口、13:22バス-洞川温泉-下市口駅-大阪阿部野橋駅

     

    夜降っていた雨も止んでいましたが真っ白ガスガス。やはりご来光は見れませんね。

    朝ごはんをしっかりいただいた後、荷物を小屋にデポし7:05出発。大日キレットから大日山をピストンし稲村ヶ岳へ向かいます。少し紅葉始まってますね(´ー`)

    大日山へは鎖場、梯子の急登。倒木、足場の悪いところもあり、ガスが晴れてきた岩場の間からは切れ落ちた崖の岩壁に紅葉がきれいでした。あっという間に山頂到着。

    稲村ヶ岳の山頂は2峰に分かれていてこちらの大日山が本峰だそうです。山頂は狭く木が生い茂りガスで展望もあまりありませんが大日如来さまが祀られています。

    キレットへ戻り展望台のあるもう一つの山頂へ向かう途中振り返って大日山。稲を刈った後の稲藁を田んぼに積み上げた形に似ているので「稲村ヶ岳」と呼ばれるそうになったそうです。このとんがりあちこちから目立ちますよね(^^)/

    そしてガスも晴れてきました!雲海に浮かぶバリゴヤの頭(たぶん)、八経ヶ岳、大峰の山々♪ 山深くかっこいいです🥰

        

    展望台1726M 青空の下で山ポーズ♪こちらは広く360°ぐるり展望でした。

    三角点にタッチ♪では戻りましょう~

    岩岩の荒々しさと熊笹が大峰っぽい。山荘に戻り準備してお世話になったご主人にご挨拶。ありがとうございました!今度は満天の星空とご来光を見にまた来ます♪

     

    9:15出発。前日通った鎖、橋を通り法力峠から三ツ塚~観音峰山頂~観音平~観音峯登山口までは急登からの急降下を何度か繰り返すアップダウンの道。

    色づいていたら綺麗でしょうね♪紅葉はまだだったのでもくもくと歩きます。。

    朝登ったとんがり大日山と稲村ヶ岳が時々ちらり。あそこから歩いてきたんだよ~♪

     

    いくつかのピークを越え観音峯山頂を下り樹林帯が終わるとどーーーんと視界が開けてススキの原っぱヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪

    11:50観音平到着です

    観音平越しの八経ヶ岳方面

    ススキ越しの大日山、稲村ヶ岳、バリゴヤの頭

    青空が気持ちいい!ちょうどランチタイムで展望台はたくさんの人で賑わっていました。

    ここまで急ぎ足だったので、私達も景色を眺めながらしばし休憩。のち一気に下山〜

    13:00観音峯登山口到着♪

    ここは紅葉の名所でもあるみたらい渓谷へ繋がっている散策路があるのですが紅葉まだまだなので温泉へ!! 

    13:22の洞川温泉行のバスに乗り村営洞川温泉センターで入浴。

    下市口行きのバス待ちの間にいただきます。

    おつかれさまでした♪

     

     

    紅葉にはまだ少し早かったですが、これからは観音峯からの雪景色、花の百名山稲村ヶ岳の春のお花も楽しみですね♪

    【 投稿者:み 】

     

     

     

  • 涸沢、北穂、奥穂山行(テント泊・単独行)

    涸沢、北穂、奥穂山行(テント泊・単独行)

    2019年9月26日(木)‐ 9月28日(土)

    9/26 6:00 上高地BT‐8:50 横尾‐11:50 涸沢キャンプ場

    9/27 5:50 涸沢キャンプ場‐8:45 北穂高岳‐11:30 涸沢岳‐11:55 穂高岳山荘‐13:00 奥穂高岳‐14:10 穂高岳山荘‐16:30 涸沢キャンプ場

    9/28 6:50 涸沢キャンプ場‐(パノラマコース)‐9:00 屏風の耳‐13:20 徳沢‐15:30 小梨平キャンプ場

     

    1日目、早朝、夜行バスで上高地バスターミナルに到着。ひたすら、涸沢を目指して歩く。6時間後に涸沢に到着。「一生に一度は見ておくべき。」と言われる涸沢の紅葉が本山行の主目的であった。しかし、今年は残暑のせいか例年より紅葉が遅れているようで2-3割程度。残念!


    2日目、今日も良い天気。朝焼けに燃える穂高連峰を見た後、まず、北穂高岳を目指す。


    2,900m付近からの風景、左から奥穂高岳、コルにある穂高岳山荘、涸沢岳が間近に見える。


    ほぼ同じ地点から北穂高岳を望む(右端の頂)。山頂にへばりつくように北穂高小屋が見える。


    標高差約800mの激坂を3時間かけて登り、無事、山頂に到着。雲一つ無い快晴。槍ヶ岳を目の前に北アルプスの峰々が一望できる。


    360度のパノラマを楽しんだ後、涸沢岳に続く尾根道を進む。切り立った崖、鎖場、梯子が続く難コース。

    右上が北穂高岳山頂。


    遠くにこれから進む涸沢岳、奥穂高岳が見える。目的地はまだ遥か先。


    垂直の鎖場の後、さらにトラバースの鎖場が続く。


    2㎞程の距離を2時間45分かけて慎重に歩く。ようやく、たどり着いた涸沢岳山頂からの景色、左が槍ヶ岳、右が北穂高岳。今まで歩いてきた道が見える。



    反対方向には穂高岳山荘とこれから進む奥穂高岳が間近に見える。




    穂高岳山荘からの眺め、左遠方には常念岳、その右手前に屏風の頭と屏風の鼻、さらにその右下に涸沢ヒュッテが見渡せる。



    1時間ほどで無事、奥穂高岳山頂に到着。


    山頂からは左から槍ヶ岳、涸沢、前穂高岳、上高地が一望できる。



    奥穂高岳から涸沢に向かう途中、所々紅葉しているところがあった。


    3日目は涸沢からパノラマコースを経て上高地まで下山。生憎の曇り空、ガスに包まれて涸沢カールが見渡せる屏風の鼻から穂高山頂付近は見渡せなかった。


    小梨平で一泊した後、次の日は大正池まで歩き、バスで高山駅まで移動、途中、平湯温泉で一服した後、高山市内を観光、夕方のバスで帰阪。

    紅葉は見られませんでしたが、北穂、奥穂からの風景を堪能できました。

    A班 テツヤ

     

     

  • 【初級登山学校 修了山行】奥大日・立山

    【初級登山学校 修了山行】奥大日・立山

    日時:2019年9月14~16日

    場所:奥大日・立山

    参加者:11人

    初級登山学校修了山行で奥大日・立山に行ってきました。

    前日の金曜日からバスを乗り継ぎ、立山に10時ころ到着。そこから1時間弱歩いたところに、今回の宿泊地である雷鳥沢があります。テントを設営し、昼食を取って奥大日岳に向けて出発しました。奥大日岳への道中では、剱岳を望むことができました。少し雲がかかっていましたが、素晴らしい佇まいで、いずれ挑戦したいと感じさせてくれました。山頂では、360°にわたる素晴らしい眺望を楽しむことができました。

    その後テン場に戻って、夕食としてキムチ鍋と塩鍋をいただきました。食後は美味しいおつまみとホットワインを片手に談笑しました。

    本山行のメインである立山周遊です。天候は快晴。立山周遊は尾根筋を歩くので、 展望が楽しみです。

    まずは別山へ登りました。別山北峰からは昨日よりもダイナミックな剱岳を目にすることができました。

    その後、真砂岳を通過し、立山最高峰の大汝山(3,015m)に到着。相変わらず天候が素晴らしく、右手には白山、左手には富士山や槍ヶ岳を望むことができました。

    その後、雄山にある雄山神社(3,003m)に参拝し、昼食を済ませて下山しました。下山後は温泉にはいったのち夕食にクリームスープパスタとトマトフォーを頂き、2日間の山行をこなした、身体を癒しました。

    夕食時には、夕日に染まる(アーベントロート)立山も見ることができ、本山行の素晴らしい締めとなりました。

     

    【投稿 M】

  • 雲ノ平~鷲羽岳~双六岳縦走(小屋泊 9名)

    雲ノ平~鷲羽岳~双六岳縦走(小屋泊 9名)

    A班の夏山例会山行として開催。30代から60代の男女9名が参加。4日間ともこのうえない好天に恵まれて大展望を楽しむことができました。 槍・穂高連峰も間近に、お花畑、雪渓、ご来光、最終日は温泉、なにより仲間との楽しい語らいと素晴らしい4日間でした。

    双六岳カール


    鷲羽岳から三俣山荘へ
    鷲羽岳山頂
    鷲羽岳山頂 


    槍ヶ岳方面からのご来光

    ■8月2日(金) ウィラーバス梅田(22時)➪バス➪(3日4:20)富山駅/朝食
    ■8月3日(土) 富山駅5:30➪バス➪折立(7:35/8時7分)~太郎平小屋(13時30分/泊)
    ■8月4日(日) 太郎平小屋(6時8分)~薬師沢小屋(9時/9時20分)~雲ノ平山荘(14時/泊)
    ■8月5日(月) 雲ノ平山荘(6時5分)~祖父岳(7時25分/7時35分)~鷲羽岳(9時40分/9時55分)~三俣山荘(11時5分/昼食/11時43分)~双六小屋(14時50分/泊)(15時までに双六小屋入りするため三俣蓮華岳と双六岳は登頂せず巻道を利用)
    ■8月6日(火) 双六小屋(4時10分)~黒ゆりベンチ(5時5分/朝食/5時25分)~鏡平山荘(6時42分/6時57分)→わさび平小屋(9時35分/9時55分)~新穂高温泉中崎山荘(11時/入浴・昼食で2時間/13時)~新穂高ロープウェイバス停(13:30)==バス==富山駅(15:53/1時間自由時間/17:11)➠JR➠金沢(17:34/17:54)➠JR➠大阪(20:38)

    8/3(土)折立~太郎平小屋(泊) 地図5HR/所要5Hr23m 
    8/4(日)太郎平小屋~雲ノ平山荘(泊)地図5Hr35m/所要7Hr52m
    8/5(月)雲ノ平~鷲羽岳~双六小屋(泊)地図6Hr31m/所要8Hr45m

    8/6(火)双六小屋~新穂高温泉  地図5Hr15m/所要6Hr50m 
    昼食時間含めて 山と高原地図タイムの1.3倍

     

    以下は初めて日本アルプスに登山したメンバーの感想です。
    3日(土) 有峰の折立から入山。1,871m三角点まで樹林帯を行く。三角点は、展望良好で周囲の山々をみて「これからアルプスに登るんだな」と実感する。草原、樹林帯を通りすぎると広い草原の尾根、そして石畳の道となる。太郎兵衛平まで穏やかな広い尾根を進み小屋に至る。

    4日(日) 尾根を下り、薬師沢の三箇所の徒渉点を通り、カベック原を過ぎて薬師沢小屋に到着する。小屋から雲ノ平の台地までは鼻の先に木の根がつかえそうな急坂に苔むした岩と大木が続く。雲ノ平からは木道が続く。道中は数々の植物が咲いており、まさに「高山植物の宝庫」である。また、水晶岳、黒部五郎岳、鷲羽岳といった名山が立ち並び、迫力ある威容な絶景に感嘆し気持ちが高揚する。木道を進み雲ノ平山荘に至る。

    5日(月) 稜線に沿った木道を進んでいく。雲ノ平を見下ろしながら溶岩の間を登ると祖父岳山頂に着く。360度の展望であり、黒部五郎岳、薬師岳、水晶岳を手に取るように見渡せる。遠くに「北アルプスの盟主」槍ヶ岳を初めてこの目で見る。「あれが槍なんだな」と思う。祖父岳を下り岩苔乗越、ワリモ岳を過ぎ鷲羽岳の山頂に着く。眼下に鷲羽池を見下ろす山頂での大展望を満喫してから下りて三俣山荘にて昼食をとる。山荘から槍・穂高連峰を眺めながら色とりどりの花々が咲く巻道を通り双六小屋に至る。

    6日(火) 全員で3時に起床し星空観察。ヘッドランプを装着して小屋を出発する。暗がりからだんだんと夜が明け周囲が明るくなり、黒ゆりベンチに着く頃に「日の出」「雲海」がきれいに見える時間となる。槍・穂高連峰が屏風のように聳える絶景の場所でもある。この時間と風景の雄大さ荘厳さを表現する言葉が思わず口からこぼれ出てくる。『この一瞬のためにここまで来てよかった。』と感動する。山々を見ながら各小屋を通過して無事に新穂高温泉に下山する。 
    ※※上記は初めて日本アルプスに登山したメンバー(A班Sさん)のものです。

    【投稿 A班 恒吉正伸】

  • 【初級登山学校】沢登り@千ヶ峰・三谷渓谷

    【初級登山学校】沢登り@千ヶ峰・三谷渓谷

    日時:2019年7月6,7日
    場所:千ヶ峰・三谷渓谷
    参加者:24人

     いよいよ初級登山学校最後の実技、沢登りです。歩荷縦走や岩登りなど過酷なメニューをこなした後のご褒美山行の位置づけとのこと。楽しみです!
     7月6日、現地で前泊(野宿)のため梅田駅を出発するも、目的地に近づくにつれ雲行きが。。案の定現地では大雨。出足からハプニングに見舞われましたが、スタッフの方の機転により、コテージ泊に切り替えることができ難を逃れました。コテージでは、それぞれが調理した個食をシェアするスタイルの夕食!皆さんおいしく、おしゃれな料理を作っていました。また、ヒメボタル観察も執り行われ、一味違う夜を過ごすことができました。


     さて、沢登当日7/7日です。前日とは打って変わっての快晴!!カッパに身を包んでいざ出発です。沢には駐車場のすぐ横から進入します。なんという好立地。この日の目的地は雌滝と、40mもある雄滝です。まずは雌滝。率直に、こんなとこどうやって上るんだと思いました。川床が平らですごく滑ります。滑る川床にしっかり足を踏ん張り、ロープを頼りに遡上することができました。

    雌滝を越えるとすぐに雄滝が見えてきます。その滝の高さに圧倒され、さらに滝口から流れる水量にも驚かされました。いざ壁(滝)に取りつくと、予想した以上の水を顔面に浴び視界不良に。ホールドを探すのにすごく苦労しました。しかし、ひとたびホールドが見つかると、ガツガツと力強く上ることができました。そして、この難所を誰一人ギブアップすることなく登りきることができました。


     夏なのに寒さを感じるほどの涼しい山行ができ、とても気持ちよかったです。初級登山学校の最後にして最高の山行になりました。これも今まで安全に楽しく山行するためのスキルを丁寧に教えてくださった先輩方のおかげです。ありがとうございました。
    【投稿 M】

  • 雲ノ平‐鷲羽岳 縦走(テント泊・単独行)

    雲ノ平‐鷲羽岳 縦走(テント泊・単独行)

    2019年8月1日(木)‐ 8月4日(日)

    8/1 8:40 折立‐13:10 太郎平小屋‐13:45 薬師峠キャンプ場

    8/2 6:00 薬師峠キャンプ場‐6:15 太郎平小屋‐8:40 薬師沢出合‐12:10 祖母岳‐12:30 雲ノ平山荘‐16:30三俣蓮華岳キャンプ場

    8/3 6:00 三俣蓮華岳キャンプ場‐7:20 鷲羽岳‐8:50 三俣蓮華岳キャンプ場‐11:10 三俣蓮華岳‐12:50 双六岳‐14:00 双六キャンプ場

    8/4 5:20双六キャンプ場‐6:30 弓折分岐‐10:20 わさび平小屋‐11:20 新穂高温泉

    夜行バスで富山駅へ、更にバスで2時間、折立登山口に到着。1時間半程の急登の後、なだらかな登り坂へと変わり、薬師岳を左手に見ながら更に3時間程歩くと太郎平小屋へ。そこから木道を20分程歩くと最初の幕営地、薬師峠キャンプ場に到着。

    2日目はまず、薬師沢出会まで下る。薬師沢の水の透明度は抜群に高く、薄い緑色。こんな色の川は見たことがない。

    ここから、苔むした大きな石がゴロゴロした激坂が約2時間続く。登りきるとハイマツの灌木の中に木道が現れた。ここが、黒部最後の秘境と言われる雲ノ平。

    左手後方に薬師岳、右手に黒部五郎岳を望みながら、しばらく進むと祖母岳への分岐点が現れる。祖母岳からは水晶岳をバックにした雲ノ平山荘が見渡せる。

    更に祖父岳、黒部川源流の沢沿いの道を歩き、2日目の幕営地、三俣蓮華岳キャンプ場に到着。正面に見えるのは鷲羽岳。

    3日目はまず、鷲羽岳へのピストン山行。山頂からはこれから進む三俣連華岳、双六岳が見渡せる。

    遠方には槍ヶ岳、穂高連峰が一望できるパノラマが広がっている。

    風景を満喫したら、幕営地まで戻り、荷造りして出発。三俣連華岳からは今まで歩いてきた道が一望できる。右手に見えるのは鷲羽岳。中央の沢は黒部川源流。その奥に水晶岳が見える。

    双六岳を経て双六キャンプ場に到着。最終日は槍ヶ岳、穂高連峰を左手に見ながら、1時間半ほどで弓折分岐に到着、このまま笠ヶ岳まで歩き続けたい衝動をぐっと堪えて鏡平方面への道に進む。写真は弓折分岐からの眺め。

    途中、わさび平小屋を経て無事、新穂高温泉に到着。わさび平小屋ではよく冷えたフルーツが売られていました。

    暑さには少々参りましたが、晴天に恵まれて大満足の山行でした。

    A班 テツヤ


  • 白く明るく美しい「愛知川渓谷」

    白く明るく美しい「愛知川渓谷」

    白く明るく美しい愛知川渓谷(神崎川本流)沢登り
    C斑例会+豊中労山交流会

    日付:2019年8月3日~4日
    メンバー:C斑11名 / B斑2名 / A斑7名 合計20名
    天気:晴れ
    ルート:堤防入渓口 – カラト谷合 – ツメカリ谷出合 – 白滝谷出合 – 天狗滝5m(折返し)
    歩行時間:8時間(休憩時間含む)

    神崎本流の愛知川渓谷は、白く明るい花崗石の谷が美しく、やがて瀞や瀑流となり景観の変化を見せてくれる。思いっきり水と戯れるキャニオニングがとても面白い沢です。

    8月3日(土曜日)
    黄和田キャンプ場で前泊。美味しい但馬牛をメインにして、バーベキューやすき焼きで盛大に交流会が盛り上がりました。

    8月4日(日曜日)
    黄和田キャンプ場を6時に出発し、入渓地点で装備を整えて出発。入渓地点の取水堰堤。これを見ると愛知川に来たという実感がする。

    花崗岩の白亜の巨石の合間を縫って進んで行く。すると、20分程で、何時もの長い淵に出くわした。その後も連なる白い巨体の合間の流れに沿って進んで行くが、一寸した淵等では、透明感抜群の水面が皓々たる並の姿を投影して、とっても綺麗。

    (記・写真:C班 小前)