カテゴリー: C班

  • 沢登り発祥の沢「神童子谷」

    沢登り発祥の沢「神童子谷」

    大峰山系の沢登り発祥の沢として知られる名渓「神童子谷」に行ってきました。山上ヶ岳、大普賢岳、それに稲村ヶ岳に囲まれた広大な面積の原生林に降る雨を集める神童子谷は、川迫川ダムへと注いでいます。

    かつて、口神童子と呼ばれていた大川口から国道と別れ、神童子谷林道に終点まで入ります。上白石谷の橋のたもとから遊歩道跡(鉄梯子や桟橋が残っています)を伝い、栂淵で入谷します。すぐに「ヘッツイサン」と呼ばれる両岸絶壁となった淵に着きます。ここの淵は、その年によって、膝上から腰・胸辺りまで水深が変化します。今回は胸辺りまで浸かりながらヘッツイサンを通過し、続く高見淵、そして赤鍋ノ滝が姿を現わします。赤鍋ノ滝は落差8mほどの滑滝で、右手から淵をまわり込み突破しますが、更に上に続く3mと4mの滝はいったん淵に阻まれ、泳いで渡ります。今回は台風のすぐ後ということもあり、水量も多くロープで確保して上流へ突破しました。赤鍋ノ滝から上流「奥神童子谷」は沢幅も広がり、遡上は所々小滝を登ったり、捲いたりと、変化に富んだ楽しい谷です。水温は16℃くらいでしたが、途中、身体を冷やさない陽だまりを見つけ、軽い昼食を摂ります。沢での食事は体の温まるものが最適で、テルモスにお湯を詰めてカップ麺を持参するといいでしょう。

    食後は遡上を再開して、上サンゴウジ谷が左から出合い、更に30分ほどで釜滝の前に着きます。釜滝の釜は、この谷最大で直径30m以上あります。美しい釜の向うには、左右二条の美瀑がとても絵になります。釜でのんびりしましたが、入渓時刻が10時と遅いので、犬取谷は次回ということで、踵を返します(大阪を朝早く出発したのですが・・・)。

    沢からあがって、入浴のため天の川温泉に向かいましたが、なんと2時間待ち(驚)。待つのももったいないので、黒滝の湯に向かい、こちらでさっぱりしました。

    入谷日:2019年8月18日(日) メンバー:B班1名、C班3名
    (記・写真:C班 K)

  • 「百丈岩」リハビリクライミング

    「百丈岩」リハビリクライミング

    日時:2019年8月25日(日)
    メンバー:C班4名
    天気:快晴


    久しぶりにMさんのリハビリクライミングに4人で行きました。
    百丈岩は我々以外に1パーティー(N先生)のみ、ほぼ貸切状態でした。
    先ずは易しい中央下部岸壁。。。天気も良く快適なクライミングが出来ました。


    (記・写真:C班 小前)

  • 「ほしだ園地」クライミングウォール挑戦

    「ほしだ園地」クライミングウォール挑戦

    日程:2019年8月24日(土)
    メンバー:C斑3名・他会2名
    ほしだ園地クライミングウォールに他会の友人からお誘いいただき、初挑戦してきました。

    ウォールの高さは16.5m、正面壁、左右両側面壁の3面があり、ルート数はおよそ20ルートぐらいでしょう!クライミングウォールは利用料が大人700円とお手柄な価格です。友人二人はクライミングウォールの常連さんで、11.0の課題をすいすいと登って行きます。我々3人はガバホールド5.9から5.10aぐらいを緊張しながら登りました。日中は暑くなく気持ち良いクライミング日和でした。

    午前中は直射日光を浴びますので、暑さと眩しさとの戦いながらのビレイ。午後からは陰ってくれるので快適なクライミングです。コンペの課題11.aをトライしましたが、上部が難しく完登にならず残念でした。クライミングウォールの常連さんは年配者が多く、60歳~80歳ぐらいで11.0以上を楽しく登っておられるのを見てびっくりしました。

    16時にお開きになり、友人の家に移動して打ち上げをしました。
    お誘い頂いたKさん、Tさん、有難うございました。

    (記・写真:C班 小前)

  • 「浸かって行けーつ」仁淀川・安居渓谷・祖山川本流

    「浸かって行けーつ」仁淀川・安居渓谷・祖山川本流

    期日:2019年8月10日(土)~12日(月)
    場所:高知県 仁淀川・安居渓谷
       徳島県 祖山川本流
    メンバー:大阪労山沢登り同好会 豊中労山2名・他会7名

    【8月10日】仁淀川・安居渓谷(P)交流会&ビバーク

    安居渓谷に行く道路は狭く、山奥なのに車の往来が多いのにびっくりしました。安居渓谷に着くとその謎が解けました。森と崖に囲まれた美しい渓流に彩られた静かな景勝地で、川遊び・見ごたえ十分の滝が待ち構えて、そんな滝を求めて渓谷トレッキングといろんなことを楽しめる場所でした。我々はビバーク場所を探し交流会で一日の疲れを癒しました。 

    【8月11日】安居渓谷入渓地6:00

    「仁淀ブルー」と言われる、キレイなブルーグリーンの沢でした。人もあまり入っていないようで、貸切で快適な沢登りを楽しめました。道路わきの登山道から入渓。大きな石がゴロゴロと、水は綺麗で、感じのいい雰囲気です。様々な滝が出てきて楽しめました。

    滝+渕セットの場所で渓流釣りも楽しむことが出来、イワナが7匹釣れ、今晩の夕食メニューに追加されました。遡行終了後高巻いて藪こぎ、登山道は整備されておらず、途中で崩壊して崖になっており危険な状態でしたがどうにか無事に下山出来てホッとしました。お風呂に入って松山の祖山キャンプ場に移動です。

    【8月12日】

    朝食後バンガローを撤収し、装備を付けて、7:00にキャンプ場のそばを流れる祖山川本流に移動。ライフジャケットを付けてたっぷりと本流を泳ぎ満足でした。12時にキャンプ場に戻り、お風呂に入ってから帰宅しました。

    (記・写真:C班 小前)

  • 【初級登山学校】沢登り@千ヶ峰・三谷渓谷

    【初級登山学校】沢登り@千ヶ峰・三谷渓谷

    日時:2019年7月6,7日
    場所:千ヶ峰・三谷渓谷
    参加者:24人

     いよいよ初級登山学校最後の実技、沢登りです。歩荷縦走や岩登りなど過酷なメニューをこなした後のご褒美山行の位置づけとのこと。楽しみです!
     7月6日、現地で前泊(野宿)のため梅田駅を出発するも、目的地に近づくにつれ雲行きが。。案の定現地では大雨。出足からハプニングに見舞われましたが、スタッフの方の機転により、コテージ泊に切り替えることができ難を逃れました。コテージでは、それぞれが調理した個食をシェアするスタイルの夕食!皆さんおいしく、おしゃれな料理を作っていました。また、ヒメボタル観察も執り行われ、一味違う夜を過ごすことができました。


     さて、沢登当日7/7日です。前日とは打って変わっての快晴!!カッパに身を包んでいざ出発です。沢には駐車場のすぐ横から進入します。なんという好立地。この日の目的地は雌滝と、40mもある雄滝です。まずは雌滝。率直に、こんなとこどうやって上るんだと思いました。川床が平らですごく滑ります。滑る川床にしっかり足を踏ん張り、ロープを頼りに遡上することができました。

    雌滝を越えるとすぐに雄滝が見えてきます。その滝の高さに圧倒され、さらに滝口から流れる水量にも驚かされました。いざ壁(滝)に取りつくと、予想した以上の水を顔面に浴び視界不良に。ホールドを探すのにすごく苦労しました。しかし、ひとたびホールドが見つかると、ガツガツと力強く上ることができました。そして、この難所を誰一人ギブアップすることなく登りきることができました。


     夏なのに寒さを感じるほどの涼しい山行ができ、とても気持ちよかったです。初級登山学校の最後にして最高の山行になりました。これも今まで安全に楽しく山行するためのスキルを丁寧に教えてくださった先輩方のおかげです。ありがとうございました。
    【投稿 M】

  • 「堡塁岩」アルパインクライミング

    「堡塁岩」アルパインクライミング

    六甲山【堡塁岩】
    日程:2019年 8月18日(日)
    メンバー:C班6名

    堡塁岩にて、先輩方にアルパインクライミングの練習をしていただきました。

    堡塁岩は標高が高い所にあり風が通るため、夏でも比較的涼しい岩場です。
    そのためか、この日は混雑していました。

    中級登山学校実技の御在所岳への遠征が控えているので、
    システムの再確認を中心に練習に励みます。
    ノーテンで登れたり、A0で登れた時はより達成感を感じることが出来ました。

    下山は歩荷トレのため、歩いて下山をしました。

    (記・写真:C班B)

  • 白く明るく美しい「愛知川渓谷」

    白く明るく美しい「愛知川渓谷」

    白く明るく美しい愛知川渓谷(神崎川本流)沢登り
    C斑例会+豊中労山交流会

    日付:2019年8月3日~4日
    メンバー:C斑11名 / B斑2名 / A斑7名 合計20名
    天気:晴れ
    ルート:堤防入渓口 – カラト谷合 – ツメカリ谷出合 – 白滝谷出合 – 天狗滝5m(折返し)
    歩行時間:8時間(休憩時間含む)

    神崎本流の愛知川渓谷は、白く明るい花崗石の谷が美しく、やがて瀞や瀑流となり景観の変化を見せてくれる。思いっきり水と戯れるキャニオニングがとても面白い沢です。

    8月3日(土曜日)
    黄和田キャンプ場で前泊。美味しい但馬牛をメインにして、バーベキューやすき焼きで盛大に交流会が盛り上がりました。

    8月4日(日曜日)
    黄和田キャンプ場を6時に出発し、入渓地点で装備を整えて出発。入渓地点の取水堰堤。これを見ると愛知川に来たという実感がする。

    花崗岩の白亜の巨石の合間を縫って進んで行く。すると、20分程で、何時もの長い淵に出くわした。その後も連なる白い巨体の合間の流れに沿って進んで行くが、一寸した淵等では、透明感抜群の水面が皓々たる並の姿を投影して、とっても綺麗。

    (記・写真:C班 小前)

  • 【沢登り】若狭うつろ谷 遡行~赤坂山

    【沢登り】若狭うつろ谷 遡行~赤坂山

    有志山行 海の日の三連休 さあ夏山アルプスへ!!

    、、と予定していたものの、梅雨明けまだで悪天候で中止に。。唯一お天気の良い日に日帰りで滋賀と福井の境目、赤坂山の福井側、耳川水系うつろ谷へ行ってまいりました。

    日時:7月13日(土)  天候:曇りのち小雨

    メンバー:C班 B(CL)、MK、S、B班ち、え、A班み、計6名

    福井県側の赤坂山登山口すぐ近くから入渓。小滝の連続する登りごたえのある沢を遡行し明王の禿~赤坂山山頂~粟柄越~登山口へ戻ります。

    豊中を朝5時に出発し、登山口へ車で向かう途中の道を間違えうつろ谷は幻の谷なのか??と思い始めた頃ようやく気づき引き返し、予定よりかなり遅めに到着。スミマセン

    登山口には車5台くらい停められる駐車スペースと簡易トイレが2つ設置してありました。準備して9:50スタート。川にすぐ入れますが堰堤を3つ越えてから入渓。

    水量多いです♪ この後の足慣らしにちょうどよい滝ですが岩がぬるぬるですよ

    10M滝。腰くらい浸かる釜にドボンして左から直登します。

    滝の飛沫が気持ちいい♪曇り空なのでずっと浴びてると冷たいです。トップが登るルートを目で追いながら待っている間も核心部にドキドキ。

    下から見るとすごい迫力!ロープを出していただきました。ありがとうございます♪

    この後も次々現れる滝 滝 滝。

    9M滝。核心部を直登するリーダーBさん。私たちは左岸を巻きました。

    15M滝。右は草付きのお花畑。

    ここは巻く方がこわそうです。岩が滑るので慎重に~。これも核心部。 ん???核心部はいったいいくつあるのでしょうか((+_+))

    ゴルジュをまたいで渡るリーダーBさん。ドボンしたら押し流されそうされそうなので私たちはここも素直に巻きましたが、この後は登りやすそうな小滝群。次回はチャレンジしたいですね(´ー`)

    登りやすい滝はホッとします(´ー`)

     

    休む間もないくらい次々出てくる小滝群。

    苔で滑りやすい岩が多いと前もって調べていたのでタワシを持参しましたが、岩を登りながら3点支持で苔をゴシゴシするのは思ったより難しかったです((+_+)) 先行するリーダーの指示の元たくさんの滝をクリアすることができました(´ー`)

    水際の植物はしっとりイキイキ♪ かわいらしいピンクのシモツケソウがあちこちに♪  緊張と癒しが続きます(´ー`)

    そして最後の核心部 くの字形ナメ20M。え?これもナメなんですね

    どのルートをとるかニマニマしながら楽しそうに見上げるBさん MKさん。

    最後の核心部(笑)なのでみんな巻かずに登ろうということでロープを張ってくださいました。

    滝に打たれ頭から全身水を浴びながら

     

    全員無事クリア♪

     

     

     

     

     

    ナメが続きます。予報どおりぽつぽつ雨。ガスがでてきてちょっと幻想的。

     

    沢をつめ、最初の一滴はここから♪

    ここから藪漕ぎなしでちょっと登って15:20 明王ノ禿到着。 

    お天気良いと荒々しい岩の景観と琵琶湖も一望できるのですがここは雲の中。ガスで何も見えません。でも楽しく登りごたえのある滝の連続でみんな大満足の笑み(´ー`) 沢靴をアプローチシューズに履き替えて登山道で下山。

    15:40下山開始~15:50赤坂山山頂~16:00粟柄越~16:50登山口 

    この後冷え切った身体に温泉が最高に染み渡りました!おつかれさまでした!

    【 投稿者:A班 み 】

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

  • GW東北ぐるり一周旅④安達太良山

    GW東北ぐるり一周旅④安達太良山

    • とうとう東北一周旅もラストに。

    ここでC班Kさん合流!

    旅の締めは温泉でしょ♪ということで白馬鑓温泉ではまった山の中の温泉、東北でも堪能してきました!

    温泉があるくろがね小屋

     

    雰囲気ありありの最高にくつろげる山小屋

    くろがね小屋はすごく雰囲気のある小屋で、小屋の方々も優しく、温泉で疲れを癒すことができる素晴らしい小屋でした。

    温泉でさっぱり汗を流している間に雪の中で冷やしたビールとワインをお風呂上がりにくーーーっと!

    残雪期の東北なのに天気に恵まれすぎて雪が全然なく本当に暑かったので最っ高においしかったです!

    ビールの他に地酒も堪能♪
    山小屋で地酒が飲めるなんて!しかも升で!笑

     

    小屋直前。標高1350m付近雪ないです。

    翌日に登頂した山頂ではこれまた360℃パノラマの絶景!
    猪苗代湖、燧ヶ岳、会津駒ヶ岳、飯豊連峰、磐梯山などなど見渡せました!

    下から見上げる山頂。○○○だそうですw

     

    雪は少ないといえど、トラバースは緊張。

     

    雪がない~

     

    山頂からの眺望も雪がない~

     

    360℃パノラマ!遠くの雪深い山は飯豊連峰だったかな?

     

    最終日はこどもの日♪

     

    下山時も快晴!

     

    きれいな青空。
    「この上の空がほんとの空です」by智恵子抄

    天気に恵まれた9日間、東北の桜や郷土料理、おいしいお酒も堪能でき、最高の雪山締めができました!

    文章:H

    <メンバー>

    B班:M、H

    C班:K

     

  • 残雪期鹿島槍ヶ岳 ならずも爺ヶ岳【 絶景!】

    残雪期鹿島槍ヶ岳 ならずも爺ヶ岳【 絶景!】

    平成最後のゴールデンウィーク前半。北アルプス北部、後立山連峰にある鹿島槍ヶ岳北峰を目指し雪山大好きメンバー1泊2日でテント担いで行ってきました♪ が!!

    日時: 4月28日(日)~29日(月) メンバー:C班ま(CL).B(SL)、A班た(SL).み、B班え  5名

    行程:4/27(土)23:00豊中出発(自家用車)

    4/28(日) 梓川SA仮眠・朝食~7:00扇沢駐車場(準備)、7:35柏原登山口~爺ヶ岳南尾根~14:30爺ヶ岳南峰下 幕営

    4/29(月) 5:15起床、朝食、準備、7:30出発~7:38爺ヶ岳南峰~8:46爺ヶ岳北峰~9:40中峰~10:00南峰~10:10テント撤収、10:50下山開始~14:00登山口、温泉、帰阪

    長野県側大町市からは真っ白な鹿島槍ヶ岳!テンションあがります!

    左が爺ヶ岳とはこの時はまだ気づいていませんでした(み)

    柏原新道登山口に近づくと、手前にある道路脇のいくつかある駐車スペースには既に車がいっぱいで、停められるのか心配でしたが、橋の近くの広い駐車場に運よく最後の1台分のスペースがあり停めることができました。GWですね!

    身支度整えて7:35出発♪ 登山口には警備の方がいらしたので挨拶し計画書を提出。

    冬道の南尾根分岐に向かいます。前日降った雪で登山口からうっすら雪が。

       

     

    柏原新道は冬は雪が深く使えません。手書きの看板も。

    遅めスタートだったからか踏み跡もありました。

     

    爺ヶ岳南尾根は樹林帯の急登、急登、ずっと急登〜!お天気も良いので暑いです。。

    途中八ヶ岳、南アルプス、富士山! 振り返ると北アルプス、小さく槍ヶ岳も見え、この日は珍しい気象現象 環水平アークとハロ(暈)♪ 長い時間みることができました(´ー`)

        

    急登を登っていくと、最初は白い頭のてっぺんしか見えていなかった跳び箱のような富士山が高度が上がるにつれ段々と姿を現し、富士山らしい形になっていきます。

    高いところまで登ってきたんだなぁ。。と実感しますが、樹林帯と変わらない景色、テント泊装備のザックの重さ、寝不足で疲れもあるのかなかなかペースがあがりません。。

    森林限界を越え爺ヶ岳南峰らしきピークが見えてくるとそこからは更に急登!雪はほどよく締まっていて歩きやすいのですが、時々踏み抜いてズボッ。

        

     

    南峰稜線までまだ遠く、鹿島槍も見えず、これ以上ペース上げられないので冷池山荘は諦め、南峰下のハイマツの影の風の影響を少しでも受けにくい場所で幕営する事に。先にテントを張られていた方から 南峰稜線上は風も強くテント張るには狭くて平らではないのでここの方がいいよと教えてくださり、雪の急斜面を平らに整地するお手伝いもしていただきました。

    ありがとうございます!

    テント設営の間に水作り。水は山荘で補給する予定だったので雪を溶かして食事の分と翌日の飲料水を作りましたが、雪山教室の生徒の時に1度作った以来でちょっと楽しい♪

    前日降ったばかりのきれいな雪が岩場の吹き溜まりたくさんたまっていたので少しは美味しい水になったようです。

         

    目の前に夕焼けに染まっていく劔岳、遠く光に照らされる槍ヶ岳を眺めながら至福のひととき

     

    テントの中で暖を取りながら夕食。ビール買えなかったけど担いできた数本で乾杯!

    高山病の症状がでていたたメンバーもいたので2日目は鹿島槍ヶ岳は登らずに爺ヶ岳北峰まで行く事にし、ゆっくり休みます。

    2日目もよい天気!荷物はテントにデポしたので前日と違い羽根が生えたように足取りも軽くサクサク登れます。爺ヶ岳南峰ピークに到着すると目の前には鹿島槍へ続く稜線が!

    劔岳、立山、針ノ木、北アルプス、妙高方面も 360°ぐるり絶景!!

      

    目的地だった鹿島槍ヶ岳へ少しでも近づきたくて爺ヶ岳北峰へ。

    どんどん近づいて大きく見えてく鹿島槍。トラバース道には雪はあまりなく、劔岳を横目に見ながらその下には山山山が折り重なった合間の沢がとても印象的で、

    後で調べたら黒部峡谷に繋がる棒小屋沢で、劔岳の劔沢から流れる水と棒小屋沢から流れる水が黒部峡谷下ノ廊下の十字峡に注がれ黒部川に交わっている沢でした。

    爺ヶ岳北峰からは鹿島槍に隠れていて見えなかった去年のGWに登った五竜岳の遠見尾根が見えてちょっと嬉しい(´ー`)

    せっかくなので爺ヶ岳最高峰の中峰2669Mにも登り、雲が下から上がってきたので急いで南峰から幕営地に戻りテント撤収。

    急登の下山もなかなかで、「なぜここは三大急登に入っていないのか??」「ここは一般道じゃないから。。」「。。。」など言いながら、登山口に戻る頃には前日あった雪も溶けていたので景色が違ってみえました。

         

    去年のGWに五竜岳から鹿島槍ヶ岳を眺め、「来年はあそこへ行こう!」と1年前から計画し、今年も鹿島槍は眺めるだけになりましたが、爺ヶ岳からの思いがけない絶景と展望に大満足!

    さあ次はどこへ行きましょうか(´ー`)

    楽しみですね

     【⠀報告:A班 み 】