カテゴリー: 山行報告

  • とにかくのどかな山の辺の道散歩♪

    とにかくのどかな山の辺の道散歩♪

    C班の例会は岩登りばかりですのでハイキングを兼ねてお買い物ツアーを企画してみました。
    2019年11月23日 13名参加(一般1名)
    コース:JR三輪駅➡JR天理駅 16km 6時間

    三輪駅を出るとすぐに案内看板があり、大神神社まで3km弱で到着。神社を少し進むと「挟井神社」があり、こちらでは『薬水』が汲めます!!この薬水は全国からこの水を汲みに来られる方がいるようです。O林さんは2リットルの水を購入。歩荷のためではないと思います。

    境内を進むとたる酒の振舞いがあり、升で頂きました。要らない人の分もいただきうれちー!その横に三輪そうめんの出店もあり、良いだしの香りにつられていただきました。めんは細めでこしが有り、だしも美味しく飲みほしてしまいました。

    大神神社を出てのどかな道を進むと、柿などのくだものや農作物の無人販売所が続き、どれも100円程度で買えます。販売所に来るたびに一軒一軒チェック。中々前に進みませんが、皆さんの目は嬉しそうに輝いています。

    のびのびと沿道をゆっくりと歩くと天理市トレイルセンターに到着。店内は明るく広々としています。多くの人で賑わっていると思いきや、“洋食katsui山の辺の道店” の順番待ちの方々でした。大阪市内の人気のレストランとのことで、せっかくですし並んでしまいました。1時間ほど待ったためなのか、どれも絶品!!クラスの洋食が頂けます。ランチで一番人気「エビフライ定食」大きな有頭海老2尾をメインにクリームコロッケ、ポテトフライ、サラダまで添えられた洋食です。

    美味しかったランチのパワーでもうひと歩きです。のどかな景色を楽しみながら歩いて行くと石神神社に着きました。境内は鶏骨鶏や、チャボなどのあまり見ない鶏が元気いっぱい走り回っていました。最後は天理に到着。昭和なレトロな商店を見ながら天理駅に着きました

    お天気にも恵まれ暑くも寒くもなく、お日様もぽかぽか陽気で気持ちよくて...有り難い事にこの上ないほど最高のハイキング日和でした。歴史に触れながら自然の中を歩き、買い物ツァーも出来リフレッシュできた一日となりました。

    春のイチゴの季節もよいらしいです。
    (C班 小前)

  • 山神社の岩場でフリークライミング

    山神社の岩場でフリークライミング

    日 時:2020年1月13日(月)
    山行先:姫路 山神社の岩場でフリークライミング
    参加者:Fさん、Uさん、朝日(C班)、Tさん(他会)

    好天の祝日、姫路の山神社へ。8時15分、ひめじ別所駅集合。スーパーで行動食を買い、山神社の岩場に徒歩で移動。岩場につくと我々が一番乗り。左岸南面のルートの下部はまだ日が当たらず岩も冷たい。易しいスラブを登っているうちに日が当たりだして温かくなってきた。

    その後、左岸西面に移動。Uさん、Fさんは「コケラ落とし」5.10cをクリアし、この日のハイライトである「紺碧の宇宙(ソラ)へ」5.11aをUさんがマスターオンサイト。気合が入っている。私はリハビリクライミングとはいえ、5.10bで途中テンション^^;。久々のリードにビビる。

    紺碧の宇宙へをオンサイトするUさん

    午後からは、初めてのエリアとなるゴリラ岩にチャレンジ。短いがハング越えが核心のパワールート。ここでもUさんが「シルバーバック」5.11aをオンサイト。一番難しい「ゴリラパワー」5.11cは皆テンションがかかるも、Tさんが核心を突破、続いてUさんが解決するも時間とパワー切れで終了。このエリアはつい1週間前にリボルトされたとの情報を後で知る。作業をしていただいた方に頭が下がります。

    ゴリラ岩

    最後に「中岩」「獅子岩」を見学。中岩はいい感じで、機会があればぜひ行ってみたい岩場だ。獅子岩は「十三の春」5.11cが一番易しく!、最高は5.13+のグレードの難関ルートが引かれている。圧倒されるが岩場の雰囲気が格好いい!見ただけで満足(笑)し下山する。

    夕日に染まる中岩

    (朝日)

  • 爽やかな風漂う小豆島でクライミング♪

    爽やかな風漂う小豆島でクライミング♪

    2019年11月の小豆島に、このはな山の会・テルル・豊中労山の混成メンバーでクライミングに行ってきました。このはなのS鎌さんと事前にトレーニング登攀を何回か行い、準備万端?で臨みましたが、さて結果はいかに♪

    〈11/1〉 
    神戸から乗り込んだフェリーは三連休のため船内は満杯でしたが、見事なチームワークで席を確保してお待ちかねの宴会。

    〈11/2〉 
    朝、坂手港に到着。そのままフリーとアルパインに分かれてクライミング。拇岳(おやゆびいわ)のマルチ組は、S鎌さん、T田さんパーティに分かれ、残りのメンバーは吉田のキャンプ場にてテント設営。その後、吉田の岩場へ行きキューブロック10a、ビレッジロック10a・10bを登攀しました。その岩場は最も高い所にあるので、瀬戸内の島々を見ながら岩登りを楽しめました。夕食は豊中労山が担当で昨晩から煮込んできたおでんとBBQで盛り上がりました。

    〈11/3〉
    拇岳(おやゆびいわ)のマルチ組は昨日のフリー組と交代です。K原パーティはダイレクトルート、H中パーティは赤いクラックを登攀。我々は赤いクラックです。取り付きに着くと1パーティが待っており1時間待ちでした。H中さんは拇岳に来るのは初めてで赤いクラック初リードです。顔に緊張感が漂っていました。私も、久しぶりで1P目は記憶しているよりも難しく感じました。2P目以降も簡単に思える箇所は余りなく、核心4P目は凄く手こずりました。リードのH中君はあっぱれでした♪

    最終ピッチを終え拇岳に着くと、ダイレクトルートから登攀したK原パーティと合流。みんなで記念撮影です。みなさんやり遂げた満足感でいっぱいの笑顔でした。久しぶりの登攀でハラハラハラドキドキでしたが、山頂に無事に着き大満足でした。

    今日の晩ご飯は、このはなのS鎌さんの自家製野菜です。S鎌さんはレパートリーが広く味付けも上手で、手際よく料理がどんどんとテーブルに並んで行きます。この様な料理を毎日食べれたら嬉しいなぁ~と思いました。

    〈11/4〉
    天気は快晴で暑いぐらい。吉田のキャンプ場で平山ユージのイベントが開催されていました。我々が吉田の岩場でクライミングをしてる横で、平山ユージのクライミング講習会が始まりました。やさしいルートが空いておらず、5.11台を小さな子供から大人まで登っていて気の毒だなあと思いました。

    クライミングを終えキヤンプ場に戻りお風呂に入って坂手港から帰阪。
    あっという間の三日間でしたがお天気にも恵まれ思う存分楽しめました。

    (記・写真:C班 小前)

  • 健脚向きで楽しい、菊水ルンゼから妙号岩

    健脚向きで楽しい、菊水ルンゼから妙号岩

    月 日:2019年12月7日(日) 天候:くもり
     A班おおぞら山行  参加者:10名     
    行 程:神戸電鉄鈴蘭台駅(9時)~(10時)菊水ルンゼ~(10時45分)菊水山~石井ダム(11時30分/昼食/12時5分)~(12時15分)妙号岩取り付き~(12時30分)イヤガ谷東尾根~(13時15分)君影ロックガーデン~(14時5分)鈴蘭台駅
    ★ルンゼとは⇒水の浸食作用でできた急で険しい岸壁・岩溝のこと

    報 告:冷え込みの厳しい曇り空の一日となったこの日、菊水ルンゼと妙号岩のクライミングコースに挑む10名の精鋭が鈴蘭台駅に集合した。駅から歩いて30分位で菊水山登山口に到着。こんな所から?と思われる場所から侵入し藪の中を5分ほど進むと、岸壁から水がちょろちょろ流れているルンゼに着く。結構な角度と高度である。手足をかけるポイントを探しながら岸壁をどんどん登っていく。急な岩場が続く。

    【上の写真は菊水ルンゼ】
    途中振り返ると向かい側の妙号岩が見え、なかなかの高度感。そして山を埋め尽くす見事な紅葉にしばし見とれる。程なくして菊水山山頂に到着。
    【上の写真は菊水山から】
    石井ダムで昼食後、第2ラウンドの妙号岩へ。
    【ガードレールを乗り越えて妙号岩へ取り付きます】
    お天気のせいか岩に彫られた「妙号」が見えにくい。既に数人のクライマーが岩登りを楽しんでいる。私たちは岩と生い茂る木々に助けられながら登っていく。登山道を歩くのではなく手足を使い登って行く事が妙に楽しい。
    【上の写真は石井ダムから妙号岩へ・・・高度を上げていきます】
    【上の写真は妙号岩の厳しい登り】
    そして妙号岩の頂上から眺める石井ダムと菊水山や周囲の山々の紅葉が素晴らしく絶景である。

    【上の写真は妙号岩から】
    その後イヤガ谷東尾根~君影ロックガーデンに向かい、本日の山行は終了。

    【君影ロックガーデンで○のポーズ】

    どのポイントからも景色は素晴らしく、変化に富んでいて、別の季節にまた来てみたいと思える魅力的なコースで楽しい1日だった。(文:A班 Hiro)

    投稿 A班 恒吉正伸

  • キャンプ&晩秋の蒜山縦走【A班おおぞら山行】

    キャンプ&晩秋の蒜山縦走【A班おおぞら山行】

    秋が深まる蒜山高原の麓でキャンプと、大展望を眺めながらの稜線歩きを楽しみました♪

    日時:11月9日(土)~10日(日)
    参加者:A班CLてつじろ+14名、B班2名(山行別コース)、C班5名、一般1名

    1日目:蒜山IC下りてすぐの道の駅「風の家」に自家用車で各車集合。新鮮な地元の野菜など食材を買い出し、移動して肉類などをスーパーみかもで購入。麓にあるキャンプ場に到着し、でっかいテントをメインにそれぞれテント設営し夕食準備。今夜はバーベキュー&ホルモン鍋&鶏の味噌鍋、たこ焼き、お汁粉などなど(๑´ڡ`๑)

    かんぱーい♪の後、カメラのレンズが曇るほど雨がパラパラ降ってきましたが、でも大丈夫。でっかいテントのリビングスペースに避難。すぐ雨も止んだのでまた外で宴会再開♪

    あれれ?また雨( ☉_☉) !! まぁまたすぐ止むでしょう〜とそのまま宴会。しかし雨はなかなか止まず時折強く降りコップに雨水がどんどん溜まりせっかくのお酒が薄まるくらい。

    しかーし そんな事は気にせずカッパを着て傘をさしながら話もはずみ、外で延々宴会を楽しみました。炭火とストーブが暖かかった!

    2日目

    晴れました!前日の鍋の残りでうどんと雑炊の暖かい朝ごはんの後テント撤収し準備体操。塩釜キャンプ場にある中蒜山登山口には、名水100選にも選ばれている「塩釜の冷泉」の水汲み場があります。美味しい水を汲んで8:30中蒜山登山口出発。

    整備された登山道。前日の雨で少しぬかるんでいますが、紅葉の樹林帯の急登を抜け尾根に出ると下蒜山、上蒜山へ続く稜線、眼下に広がる裾野と街並み、大山、烏ヶ山、遠くには日本海も見えました。

    中蒜山から下蒜山を眺める。今回こちらは歩いていませんが素敵な稜線で何度も振り返ってばかり。中蒜山山頂に到着しなぜかみんなで猫のポーズ(笑)

    さあ上蒜山へ向かいましょう~。

    もこもこ笹原の稜線♪ 下りは滑る滑る~足元注意です。そして登る。。

    上蒜山から降り返って中蒜山、奥は下蒜山。

    ここで中蒜山に戻ってから下蒜山ピストンの予定でしたが、なかなかのアップダウンだったのでまた登り返すのは、、、ということで、下蒜山もあっさりあきらめ上蒜山の登山口へこのまま下山することになりました。 (´ー`) =ホッ

    上蒜山山頂を過ぎしばらく行くと槍ヶ峰という開けたところがあり、そこからの展望がとても素晴らしくて、引き返さないで良かったです(*´▽`*)

    大山はずっと雲の中。烏ヶ山の存在感も印象的でした。

    下山するとモーモーさんいっぱい!牧場には蒜山名物のジャージー牛が静かに草をたべながらこちらが気になるのかちらちら視線を感じます。

    そして下山後のお楽しみ♪ ひるぜんジャージーランドまで歩き、濃厚なソフトクリームを♪その後サイクリング班の皆さんが車で迎えにきてくれました。ありがとうございます!

    雨のキャンプも忘れられない夜になりましたが、紅葉、稜線、大展望、スイーツ、温泉、蒜山縦走 楽しい2日間でした1

    【 投稿者:A班 み 】

  • A班納山祭43名参加@妙見の森バーベキューテラス

    A班納山祭43名参加@妙見の森バーベキューテラス

    2019年12月1日、3年連続でこの会場で開催。今年も初冬とは思えない暖かさ。牛肉、手羽先を安く購入してボッカ。野菜は各自持ち寄ってバーベキュー大会。今年度の初級登山学校卒業生が大鍋3つ分の豚汁をふるまいました。会費2,000円で大満足でした。

    行程:8時30見口駅集合。準備運動 して 8時45分 出発。会場へは ケーブル 組11名 9時35分着。 大堂越コース10名が10 時 15 分着。 上杉尾根コース22名が 10 時30分着。10:45~11:15班会 。11 時30分~14 時 食事 。14時20分 下山開始


    会場の紅葉が青空に映えます


    屋根付きの有料席です


    元料理長の会員から手作りだし巻き50人分を差し入れしていただきました。

    美味しいお肉でした。

    若鳥の手羽先も好評でした。

    調理を担当の 初級登山学校卒業生の感想
     例年は鍋物だけだったようですがせっかくのバーベキューテラスなのだからバーベキューにしましょうと提案すると、寒いから汁物も欲しいとのことで豚汁も作ることになりました。お肉は手配していただいたので初級生徒は豚汁だけ作ることに。 4 4 人分、登山用のガスヘッドで作れるのか?と思いましたが、なんとカセットコンロをもって上がらないといけないと。男性 2 名しかおらず、一人は肉要員。初めてカセットコンロを山上まで運びました。
     先日の蒜山でも見ていたのでこうなるのでは...とは思っていましたが皆さん、山ほど多種多様な食材を持ってこられていました。多すぎてお肉が食べきれなかったところも。
     お天気も良く暖かい日だったので豚汁は半ば押し売り状態に。でもそこは山男と山女。お椀持ってきた人にはストップかけられるまで できるだけ早くお玉を動かしてたっぷり入れましたがしっかり食べてくれました。すごいですね~。飲むお酒の量もまたすごい。とにかく、無事豚汁ができて全部食べてもらえてほっとしました。

    【投稿 A班 恒吉正伸】

  • 2019年ハイキングリーダー養成講座 報告と感想文

    2019年ハイキングリーダー養成講座 報告と感想文

    ハイキングリーダー養成講座を2018年の初級登山学校卒業生など6名が受講。講師陣12名で座学と実技を開催しました。=========================
    ◆座学の様子

    ◆実技の様子と受講生感想

    【投稿 A班 恒吉正伸】

  • 大杉谷へ登ってきた

    大杉谷へ登ってきた

    A班山行 大杉谷から大台ケ原(桃ノ木山の家宿泊)
    2019年10月26-27日 16名参加
    写真と文:「孤高の変人」

     今回は「孤高の変人」をお休みして、豊中労山のA班山行に参加させてもらい、三重県側から大杉谷~大台ケ原へ登ってきた。 一人では怖かったので、このコースとは無縁だったのだが、会報に計画があり心が動いた。ただ、申し込みまで躊躇した。長いことマイペースの山行、好きなところで休み、好きに歩く山行ばかりだったのと、また顔見知りの人も少なく、躊躇して日ばかり過ぎて、申し込んだときは定員を越えしていた。その後、バスに欠員があり、参加できることとなった。

     鶴橋から近鉄、松阪からJR、三瀬谷からマイクロバスで登山口。2班に分けてストレッチもなしで歩き始める。ストレッチも無しは私の普段の出発の仕方と同じである。歩き始めてすぐに、岩を削った登山道で鎖を右手に持って歩く、大杉谷の定番歩きとなる。大杉谷を登る、というコースながら、鎖場のあとは川の水面近くまで下がったり、すぐに急登になったり、水平距離16km、高低差1,416m以上の運動量となりそうだ。大日嵓などは気が付かずに通り過ぎ、最初の見どころ「千尋滝」のあずまやに着く。ここでおにぎりを食べて、エネルギーを補給する。

    千尋滝

     それにしても、そうとう上の方からすごい水量である。本流でなく支流からの流れなので、大杉谷全体の降雨量は「一年の内、400日以上、雨が降る」と言われるのも、納得ができる。本流は、やや濁りがあるが、渕はエメラルド色となっている。さらに歩くと「シシ渕」が見えてきた。大杉谷登山コースの前半のハイライトである。

    シシ淵

    全員が河原に降りて、この神秘的な景色の前で代わる代わる記念写真を撮る。もちろん、全員でも記念写真。何年ぶりだろう、多数で記念写真を撮ったのは。それどころか、夏山でも余り自分を撮らないので、大勢の中ではどんなポーズを撮っていいのか少し、恥ずかしい。

    シシ淵で記念写真

     シシ渕から一時間半ほど歩き、吊り橋を渡った正面に桃ノ木山の家があった。この山小屋は労山のメンバーカードを提示すれば一割引きとなるとのこと。全員がメンバーカードを提出するが、私はそのカードを見た記憶がない。思い出してみると財布の中の診察券の間に、「JA〇〇カード」があったように思う。多分、JAFのロードサービスのカードと思っていたのが労山カードだった。二階の部屋に上がってザックを置きくつろぐ。ザックを置くところが広く、快適な部屋である。

    夕食はカレーとトンカツ。もちろん、次の日の朝食ともども「お代り」である。

    桃ノ木山の家の夕食
    桃ノ木山の家の朝食

    27日の朝、未明には星も出ていたそうだが、昨日と同じく薄曇り。今日は、高低差1,200m余を登る。昨日はなんとか離されずについてこられた。今日も置いていかれて、「爺捨て山」にならない ように歩いていきたい。

    出発から歩きだして半時間ほどで七ツ釜の滝へ着く。二段の滝で、これが大杉谷のシンボルで日本の滝100選に選ばれているという。昨日のシシ渕もそうだが、晴れて青空であれば、どれほど素晴らしいか、あずまやから見てつくづくそう思う。まあ、大台山系で雨の中でないだけましと思わなければならない。

    七つ釜の滝

    あずまやの裏から登る。小一時間で崩壊地へ。ここは2004年の大水害で山の斜面が大崩落。谷全体では七ツ釜吊り橋も流失したそうである。私もこの大水害で、奈良の五条や和歌山の那智で、土砂崩れで被災を受けた橋の復旧で忙しかったのを思い出した。大岩の横をすり抜け、登って下る。下へ転がって止まっている、大岩の割れた跡は新いというか色が変わっている。転げ落ちるさい、ほかの岩に当たり、あんな大きい岩が割れるというのはすごいエナルギーだ。

    崩壊地を過ぎ、隠滝の吊り橋を渡り小一時間、堂倉吊り橋を渡って、さらに堂倉滝吊り橋で渡り返すと最後のハイライト堂倉滝に着く。一昨日の雨の濁りもほとんど改善され、エメラルド色の淵となっているが、やはり日差しがないのが残念である。

    堂倉滝
    堂倉滝で記念写真

    ここで、大杉谷の本流から分かれて山道に入る。パーティーのメンバーに遅れないようにと思っていたが、前の人と数m遅れてくる。心して早く歩いて、差を詰めるように心がける。十年前、まだマラソンをやっていたころは、地図のコースタイムより早く歩いていた。新入会員が「大学時代に「槍に登った」とか「テント泊をやっていた」という話を聞いて、「そんな昔の経験は屁のつっぱりにもなれへん」と言っていたものだ。いま、自分がそうである。 

    栗谷小屋に着く。小屋の看板をよく見れば「栗谷(くりたに)小屋」でなく「粟谷(あわたに)小屋」だった。 ここで、桃ノ木小屋の弁当を食べる。弁当の中身は「中華ちまき」。もち米の粘りと辛さ加減がバツグンでおいしかった。 それと、大阪から持ってきたおにぎりの最後の一つも食べる。これで、頂上までの燃料は十分である、と思う。

    粟谷小屋で昼食を食べる(桃ノ木山の家の弁当)

    ここから、リーダーが私にプレッシャーをかけないように、また足の速い人たちは自分のペースで歩けるように、パーティー編成を変更してくれた。ありがたいけど少し傷ついた。ここまで、遅れても前の人が見えていたが、曲がり角で前の人は時々、見えなくなったが、日出ケ岳へ無事につく。駐車場までは下りで息を吹き返す。 

    今回、念願だった大杉谷の機会を与えてもらい、遅れて迷惑をかけた。リーダーを始めメンバーの皆さんに大感謝(Special thanks!!)です。

    【コースタイム】 10月26日~27日 登山口12:15→千尋滝15:17/15:27→シシ渕15:10/15:25→平等嵓吊り橋17:02→桃ノ木小屋17:44/7:40→七ツ釜の滝8:12/8:19→崩壊地9:10→堂倉滝10:21/10:34→粟谷小屋(昼食)11:50/12:21→日出ケ滝14:31/14:42→駐車場15:20

    写真と文「孤高の変人」
    投稿 A班 恒吉

  • 【終了】参加者募集公開ハイク(一般5名、計25名参加)

    【終了】参加者募集公開ハイク(一般5名、計25名参加)

    当会に興味のあるかたや入会をお考えの方のための公開ハイキングです。

    初めての方は会の紹介もご覧ください。 https://toyonaka-rousan.com/page-5600/

    表六甲の紅葉の名所 大師道~大龍寺~再度公園を訪れます

    開催日 2019年 11月24日(日)
    集合 9時 阪急電鉄神戸高速線 花隈駅 東側改札口を地上に上がったところ   (JR元町駅から花隈駅まで徒歩10分)
    コース 花隈駅~諏訪山公園(準備運動)~大師道~大龍寺~再度公園( 修法ヶ原池 で昼食)~市ケ原~布引貯水池~布引の滝~(14時30分頃)新神戸駅  距離10km 地図タイム5時間
    申込み先 恒吉正伸(ツネヨシ マサノブ)mtsuneyoshi@gmail.com    090-6609-1316(ショートメール可) お名前、年代、連絡方法、登山歴を添えて申込みをお願いします
    締切 11月22日(木) 事前申し込みをお願いします
    参加費 一般のかたは参加費500円 (保険代など)
    装 備 ハイキング用の靴、雨具、弁当、帽子、飲料水
    開催判断 前日18時予報で兵庫県南部の降水確率が40%超の場合は中止のメールを発信します
    お願い 山行中はリーダーの指示・誘導に従ってください。山行中の事故や、怪我などについては、応急処置はいたしますが、山行は自己責任の原則をご理解願います。ハイキング保険に加入しています。
  • 14’同期山行「焼岳」2019.8.31-9.1

    14’同期山行「焼岳」2019.8.31-9.1

    初級登山学校を2014年に修了した同期での山行、今年は焼岳に行ってきました。
     
     
    大きな岩の隙間からところどころ蒸気が吹き出し硫黄の匂いのする荒々しい山頂付近と、
    稜線までの苔むす樹林帯が対照的な登りごたえのある登山道でした。
    途中小雨が降ったりやんだりでしたが、山頂から穂高の山々を望むことができました。
     




     
    焼岳小屋でステキな差し入れも受け取り、のんびりと登れました!
     


     
    1年ぶりの同期との山行も今年で5年目となりました。
    前日の合掌の森中尾キャンプ場での宴会から、久々のメンバーも含めてワイワイと盛り上がりました。
    また来年もよろしくです!
     
     
    (記:C班 織田・写真:C班 菊地)