カテゴリー: 山行報告

  • 初級修了生山行 「二上山 十三夜お月見ハイク」

    初級修了生山行 「二上山 十三夜お月見ハイク」

    2023年10月28日土曜日

    会員6名:L(CL),H(SL),En,Kyo,Nob,Mar+お試し1名  計7人

    大池の前で記念撮影


    CLは総重量15キロくらい?
    (私の感覚では!持ちあげれなかった 泣)
    CLのLくんの気持ちに感謝

    難なく山頂に到着

    双眼鏡と望遠鏡!
    初めて覗かせて頂き感激っ!

    雲が流れていく月のさま
    平安絵巻でした

    CLのLくんの大切アイテム望遠鏡!
    登場!!


    木星(ジュピター)
    衛星の
    「イオ」「エウロパ」「ガニメデ」「カリスト」!
    初めて見れました!
    感激です!!

    そして、
    観月の宴を彩るアイテム

    Enちゃんが心を込めて淹れてくれたコーヒー
    Kyoトーからの柿の葉寿司
    Nobちゃんの裏起毛ズボン
    Marぽんがいつの間にか撮ってくれてた夜景写真
    初参加のAtoくんの笑顔
    そしと何よりも昼からスタンばって中将餅用意して、しょいこ担いで準備してくれたLくん

    参加された皆さんが作ったお月見ハイクは
    それぞれの秋の夜空の物語
    素敵でした

    月を背景に

    ※実は十五と十三夜の間の日でした!

    十五夜も十三夜
    どちらか一方しか見ないことを「片見月(かたつきみ)」というそうです
    「片月見」は、縁起の悪いこととされ、災いが来るといって忌まれていました
    十五夜と十三夜を合わせて「二夜の月(ふたよのつき)」とよぶのだそうです

    では?
    十三夜と十五夜の間のお月見だった今回は?どうなるの?

    真ん中でちょうど割ったから
    縁起が良かったということにしておこうお月見ハイク!!

    楽しかった!!
    ありがとうございました!!

    A班 H

  • 2023年初級登山学校 修了山行その1/北アルプス(立山)

    2023年初級登山学校 修了山行その1/北アルプス(立山)

    4月に開校、座学、歩行訓練に始まり、テント泊縦走を最終目的とした初級登山学校ですが、ついに修了山行となりました。

    日本三名山(日本三霊山)に数えられる立山です。

    行程:2023/9/15(金)-9/18(月)
    ・9/15(金) 21:30大阪梅田に集合して22:00バスにて出発
    ・9/16(土)室堂8:00着/8:20発→9:15雷鳥沢キャンプ場(幕営)/10:15出発→11:20室堂乗越→

          13:15奥大日岳/13:45出発(昼食)→14:50室堂乗越→15:45雷鳥沢キャンプ場
    ・9/17(日)雷鳥沢キャンプ場6:30→別山乗越8:40(剱御前小屋)→別山北峰10:00→真砂岳11:00→

          富士の折立12:10/12:45出発(昼食)
      

    参加者:講師5名、生徒6名、その他3名

    ◇1日目〜奥大日岳

    室堂に到着。普段はケーブルカーと登山バスを乗り継ぎますが今回は室堂まで直行♩

    室堂は観光地ということもあり、登山者以外の方もたくさんいました。

    テントを背負い重たい荷物で雷鳥沢のキャンプ場まで。あいにくの天気でガスガスです。

    雷鳥沢キャンプ場は平らで広く非常に快適。幕営後、奥大日岳に向けて出発します。

    初級登山学校の生徒には、寝不足での登山に不慣れな生徒もいて、息が上がります。

    ただ、雄大な自然を感じることができ、いつのまにか皆笑顔になります。

    ◇2日目 立山(別山~大汝山~雄山)

    二日目はアタックザックで早朝に出発。天気も良くテンションも上がります。

    皆しっかり寝たのか、前日とは違い足取り軽く出発します。

    別山から望む剱岳はまさに荘厳。「岩と雪の殿堂」と呼ばれる剱岳。

    一般登山道最難関と呼ばれる山です。皆いつかは・・・と考えていたと思います。

    とにかく晴れて絶景の稜線からの景色。雷鳥沢キャンプ場も小さく見えます。

    大汝山から雄山に向けて歩いていると急激に人が増えます。

    雄山の山頂は人・人・人(笑) 少し驚きの光景でした。

    その後、一ノ越山荘まで降り、テント場までの道のりを歩きます。

    副校長のお二人は宴会に向けてダッシュ🏃 早い早い(笑)

    ついて行くのに必死でした。

    ◇3日目

    3日目はいくつかの班に分かれて行動します。

    立山三山制覇を目指して浄土山に登る人、立山黒部アルペンルートのその先、黒部ダムを目指す人🚌、

    みくりが池で雄大な自然を感じながら乾杯する人🍻

    私は、トロリーバスに乗ったことがなかったので、室堂から先に向かいました。

    現在、唯一のトロリーバスです。また、2025年いは廃止(EV化)が決まってます。

    また、大観望からの後立山連峰も絶景です。

    全員が集合し、大阪へ向け出発します。

    4月から始まった初級登山学校ですが、翌週の甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳が最後となります。

    今後の山人生において非常に貴重な「仲間」が出来たと思います。

    また、初級登山学校を通じて、豊中勤労者山岳会の先輩方とも広く関わることが出来ました。

    豊中労山を通じて、今後一人では決して経験できないようなことも、多く体験できると思います。

    次は、雪山でしょうか⛄

    投稿:生徒 N

  • 第60回  ダイヤモンドトレイル 初参加!

    第60回 ダイヤモンドトレイル 初参加!

    日程:2023.10.15(日)

    行程:20kmコース

    初級登山学校に入学して「ダイトレ」と言うワードを初めて知った私。(何かのトレーニングかと思っていましたが、あながち間違いではない雰囲気漂っています。)校長+初級修了生6名で8時に当麻寺駅集合。‥‥のはずが、Nっちが電車に乗り遅れたと連絡あり。ゴールの時間もあるので、ここは待たずにスタート!

    みんなお揃い、2023 初級登山学校記念Tシャツで撮ってもらいました!この後、Nっちは、記念Tシャツを着用していないアクシデントも判明します😭

    各ポイントで、豊中労山スタッフが案内してくださり、大きな励みとなりました。早朝スタートと言うこともあり、前日入りをされている方もいらっしゃったと聞き、喜びもひとしおです♡

    前日の夕方から降り続いた雨で、足元の心配がありましたが、思ったよりも汚れずに、ストレスなく歩き進めることができました。平石峠辺りで、翌週にキャノンボールを控えたNへーが、トレーニングを兼ねてペースアップをするというので、私も挑戦!(ここでも6分差?のNっちと合流できずにいましたが、走って向かって来てくれていたそうです。)

    一体何時なのか分からない日差しのやわらかさと霧の感じ。

    そして、走ってもいないのにあっという間に差を広げられます…。「これは個人競技」と言いつつも、階段を登りきると待っていてくれるので、ゼェゼェしつつも、休まずにひたすら階段を上がります。(足がつるかと思いました。)平地で10km走ったら嘔気出現する私が、ゴール地点の豚汁を美味しくいただくことができたのは、間違いなく初級のカリキュラムのおかげだと思っています。その後、続々とゴールしたクラスメイトと大和葛城山頂で記念撮影。

    スタンドふじを控えていたので、男性陣はゼロ次会、女性陣はYさんの🍦を仲良く分けてもらいました。

    そしてロープウェイで下山。(定員に達したためか?時刻表よりも早めに出発😆)チケットにはツツジ・夜景・ススキ・雪と魅力満載で、次はツツジの季節にボランティアか40kmに挑戦したいと思いました。

    報告 : A班 H

  • 豊中労山55周年記念山行 そうだ 尾瀬、行こう。

    豊中労山55周年記念山行 そうだ 尾瀬、行こう。

    豊中勤労者山岳会 55周年記念山行 山行報告

    日  程:2023年10月6日(金)~9日(月、祝)
    行  先:尾 瀬
    参加人数:34名(A班19名、B班9名、C班6名)

     55周年記念山行、幹事の企画部 きっしーです。
     今日は、55周年記念山行を終えた翌日になります。多少の疲れ、全員無事下山できたことの安堵感と達成感、そして55周年記念山行ロス。さまざまな思いを感じながらパソコンに向かっています。
     尾瀬では、参加者全員が同じ景色に感動し、そして宴会や余興で盛り上がり、世代を超えて絆を深めてきました。55周年記念山行は、多くの豊中の仲間の支えで、実施することができました。仲間への感謝の思い込めながら、山行報告を書きます。

    1日目:10月6日(金)大阪→尾瀬御池駐車場
     18時前に、突然、私の携帯に尾瀬の山小屋のご主人さんから電話が入りました。内容は強い冬型の低気圧により、燧ケ岳への登頂は断念した方が良いとのこと。出発直前にカウンターパンチを喰らって、ノックアウト寸前でしたが、みんなから「山の天気だから、しょうがないね~」の一言に救われました。ありがとう。胸アツです。
     バスはトイレ付貸切バスのため、トイレの心配ゼロで宴会モード全開です!

    行きのバスからウェ~~イ!

    2日目:10月7日(金)尾瀬御池駐車場→沼山峠→見晴
     2日目は燧ケ岳を諦めて、全員で尾瀬沼散策になります。6時30分に尾瀬御池駐車場で貸切バスを下車し、乗合バスに乗り換えて沼山峠バス停を目指します。尾瀬御池駐車場では念願の尾瀬に到着したせいか、幹事の私は感極まって鼻血ブゥ~~~!気づかないうちに、興奮していました。
     沼山峠バス停から見晴までは木道になります。あいにくの小雨でしたが、それでも尾瀬沼の湿原は一面が草紅葉で、雨でも幻想的な雰囲気を醸し出していました。
     ただ雨ということで、木道がスベる、スベる。私がスベれば私の後ろを歩いていたNさんもスベる。Nさんがスベれば私もスベるということで、私の中で勝手にスベったら負け対決が始まり、心の中ではちょっとバチバチでした(笑)

    尾瀬沼散策パート1
    尾瀬沼散策パート2
    尾瀬沼散策パート3
    燧ケ岳はあいにくガスってましたが、尾瀬沼の上に虹が現れました!

    3日目:10月8日(土)見晴→東電小屋→山ノ鼻→鳩待峠→尾瀬戸倉
     3日目も2日目同様に、全員で尾瀬ヶ原散策となりました。天気はみんなの願いが通じたのか、晴れ!
     早朝に出発したため、木道には霜がおり、昨日の雨とは比べものにならないほどのツルツル感。ただスベって転んでも笑い声ありと、緊張の中にも楽しさありの時間でした。
     天気が良いこともあって、しだいに木道は歩きやすくなり、青空と雪の積もった燧ケ岳や至仏山をバックに尾瀬の草紅葉が一段と映えていました。みんな思い思いの写真を撮りながら尾瀬ケ原を散策し14時30分頃には全パーティが麓の尾瀬戸倉の旅館に到着しました。
     参加者全員が怪我も無く、無事下山でき、ホッ。

    尾瀬ヶ原散策(チームA班)
    燧ケ岳と水面に映った逆燧ケ岳
    尾瀬ヶ原と至仏山

    尾瀬ヶ原散策(チームレジェンド)
    尾瀬ヶ原散策(チームK)
    尾瀬ヶ原散策(チーム企画部)

     18時からは豊中オハコの宴会&懇親会。宴会では大先輩のMさんとMさんに入会したころのお話しをしていただきました。豊中労山は、先輩たちのこれまでの活動があったおかげで今日があることを実感しながら、聞かせていただきました。ありがとうございました。
     懇親会では企画部の仲間たちが司会をして盛り上げてくれました。懇親会のイベントでは山に関するクイズや5.5kgの重さを当てるゲームで大白熱。
     やっぱり、皆さん、山が大好きなんですね。山のこととなると、世代なんか関係なく、みんな熱心に、そして笑いながら、クイズやゲームに参加してました。

    宴会でもウェ~~イ!(パート1)
    宴会でもウェ~~イ!(パート2)
    懇親会 5.5kg当てイベント

    山クイズの解答を話し合うS班長グループ
    Mさんグループ、正解!!!
    締めの挨拶で披露したS班長 渾身の舞!

    4日目:10月9日(月、祝)尾瀬戸倉→大阪
     この日は旅館を8時に出発。天気は雨でしたが、帰るたけなので、まぁ良しとしよう。
     途中のサービスエリアでお土産などを買い、バスの中ではクイズ大会第2ラウンドなどを繰り広げながら、一路、大阪を目指します。トイレ付バスのため、帰りのバスも言わずもがな、宴会フルスロットル!

    帰りのバスでもウェ~~イ!

    最後に。。。
     55周年記念山行の帰りのバスでは、多くの参加者の方からお礼の言葉をいただきましたが、私一人で企画・実施したのでは無く、多くの方に支えてもらった55周年記念山行でした。
     企画部の仲間をはじめ、会長やKさんには企画部会議にご出席いただき、また運営委員会の皆さんにはCLをお願いし、快く引き受けていただきました。また、バスの手配では初級登山学校同期の仲間が助けてくれました。豊中の仲間に本当に感謝です。
     このような助け合う豊中魂があるからこそ、豊中労山が55年間の活動を繋げてこれたのかなと感じています。
     この豊中魂をこれからも全員で持ち続け、55周年から60周年、70周年と、さらに歴史を刻んでいきましょう! 目指せ、100周年!
     ありがとうございました。

     企画部 きっしー

  • 2023年初級登山学校 修了山行その2/南アルプス(仙丈岳・甲斐駒ヶ岳)

    2023年初級登山学校 修了山行その2/南アルプス(仙丈岳・甲斐駒ヶ岳)

    4月に開校、座学、歩行訓練に始まり7月の最終実技まで様々な事を教わりました。その成果を確認するため、生徒が自ら計画し、実践する山行です。今回は南アルプスの仙丈岳、甲斐駒ヶ岳に挑戦しました。

    行程:2023/9/22(金)-9/24(日)
    ・9/22(金) 22:00 4台の車に分乗して出発
    ・9/23(土)仙流荘5:30→6:15北沢峠(🚍)→幕営⛺
          北沢峠7:30→馬の背ヒュッテ10:00→仙丈岳11:45🏔
          →小仙丈岳13:00→北沢峠 15:15
    ・9/24(日)北沢峠5:30→駒津峰8:20→甲斐駒ケ岳
          9:45🏔→駒津峰11:45→仙水峠13:15→北沢峠14:20→撤収⛺
          →北沢峠15:15→仙流荘16:00(🚍)→大阪22:00

    参加者:講師3名、生徒10名

    ◇Day1〜仙丈ヶ岳

     朝3時すぎに仙流荘の駐車場に到着後。バス待ちと車中で少し仮眠を取れたかどうかという状態ですが、初めての南アルプス、期待に胸が膨らみます。北沢峠にベースキャンプ設営後、サブザックに雨具、ヘッドライト、水分、行動食を入れて出発しました。

     少し靄のかかった樹林帯、足元の岩は苔生していて、北アルプスとは違う趣きがあります。寝不足と高度で息は上がりますが、山頂目指して頑張ります。出発前の予報を覆して晴れ、高度が上がるに従い雄大な山々が姿を現します。「ああ、この景色が見たいから、しんどいけどまた登りたくなるんだ。」と改めて実感しました。アルプスでは早くも紅葉が始まっていて、ナナカマドが真っ赤な実をつけて綺麗でした。仙丈岳の山頂はあいにくのガスでしたか、みんな大満足。満面の笑みで記念撮影しました。

     うんざりするほど長く気を使う下りでしたが、「事故は下山時に発生しやすい」と肝に命じながら慎重に降りました。(冷たいビールを励みに歩いてる人もいましたね。)下山後はお待ちかねの夕食タイム、それぞれが持ち寄った食材を料理して、全員で輪になって、美味しいお酒とお料理で楽しい時間を過ごしました。

    ◇Day2〜甲斐駒ヶ岳

     昨日は寝不足と疲れでみんなぐっすりと眠れたようで、朝5時半から甲斐駒ヶ岳に向けて元気に出発しました。鎖場、岩場の多い険しい山ですので、ヘルメットを着用し、ザレ場の下りに備えてトレッキングポールもサブザックに入れました。急登が続き心が折れそうになりましたが、鎖場、岩場では、登山学校の岩場通過訓練での「三点確保、鎖は両手で持たない」の教えを思い出しながら慎重に登りました。昨日を上回る晴天で、駒津峰、甲斐駒ヶ岳の山頂では360度のパノラマを見ることが出来ました。昨日登った仙丈岳が間近に迫り、その後ろに北岳、間ノ岳が見えました。鳳凰三山の後方には富士山、反対側には御嶽山、木曽駒ヶ岳、八ヶ岳、更に遠くには北アルプスの槍ヶ岳も見え、次はどの山に登ろうかなとワクワクしました。

     駒ケ岳神社本宮にお参りした後、下山を開始しました。転んだらどこまでも滑り落ちそうなザレ場を慎重に下り、駒津峰を過ぎた辺りで生徒の一人が「おーい」と助けを呼ぶ声に気付きました。道迷いの遭難と言うことで、何とか警察に救助要請をすることが出来ました。その後、私達は全員、怪我や体調不良もなく無事に下山しましたが、ヘリコプターによる捜索の様子を目撃し、山の恐ろしさについて考えさせられました。(その後無事救助されたと、夕方警察から連絡がありました)
     下山後急いでテントを撤収し、バスに乗り込み、仙流荘に向かいました。4月に初めて顔を合わせてから約半年間、一緒に学んで、山での経験を積んで、協力するなかで絆が深まりました。この素晴らしい仲間とまた一緒に山に行ける日を楽しみに、これからも経験を積んで行きたいと思います。
     最後になりますが、初級登山学校では多くの先輩方が貴重な時間を割いてご指導くださいましたこと、心から感謝しております。今後は卒業生として、少しでも豊中労山会のお役に立てればと考えております。

    投稿:生徒Y

  • 北鎌尾根!

    北鎌尾根!

    日程:2023.9.16(土)〜2023.9.18(月)

    9/16(土)6:00上高地〜13:00水俣乗越〜15:00北鎌沢出合(幕営)

    9/17(日)5:00北鎌沢出合〜7:00北鎌のコル〜10:00独標〜14:30槍ヶ岳山頂〜16:00殺生ヒュッテ

    9/18(月)6:00殺生ヒュッテ〜12:00上高地

    共同装備:2テン、8mm30mロープ、ガス・コンロ、2日目の飲料水(想定外)

    メンバー:C班 F、K

    「孤高の人」加藤文太郎氏、「風雪のビバーク」松濤明氏の遭難の地で知られるクラシックルート、槍ヶ岳北鎌尾根にチャレンジしてきました。メンバー二人共、初見ルート。事前に書籍やネット等で調べまくっていきました。

    北鎌尾根

    初日は槍沢から東鎌尾根を水俣乗越で乗り越え、天上沢を下り北鎌沢出合でテントを張る計画。急登の一般道を登って、水俣乗越からはザレザレ崩壊地の激下りからバリエーションルートスタートです。その辺の木やら枝やら掴めるものは何でも利用して天上沢まで下りました。天上沢は、これまたとんでもなく足元の悪い枯れ沢。途中、ボロボロになったザックやダウンジャケットが残置されており、「これは絶対よろしくないシチュエーションでの遺留物」だろうと思い、この先どんなルートが待ち構えているのかと不安になりました。やっとの思いで北鎌沢出合に着き、貧乏沢手前の沢で翌日の飲料水を万一のビバークも考えて多めに汲んでから就寝しました。

    水俣乗越から先はバリエーションルート。ザレ場激下りスタート。
    天上沢 足下めっちゃ悪い。

    翌日はいよいよ北鎌沢から槍ヶ岳山頂を目指します。北鎌のコルまでが迷いやすいとの情報でしたが、事前の調べとGPSログで大きなルーファイミスもなく順調でした。が・・・。F君「水汲んできたプラティパスがない・・・テン場に忘れたかも」「まじすか😱!!」この時点で二人合わせて3リットル。すぐ横のチョロチョロ湧水を容器に汲んで、プラス0.5リットル。取りに戻るのもかなりのクライムダウン。時間が掛かる。危険だ。この先に水場は無いが3.5リットルなら何とか行けるか。

    クライマーズホイホイに注意!
    北鎌沢を登って北鎌のコルへ
    今回、大活躍の浄水器。沢水でもお腹大丈夫でした。バクテリア99.9%除去らしい。知らんけど。

    北鎌のコルを過ぎてからは稜線を進む。日差しが強まる、ヤバい!。水いける?節約しながら水を分け合い進みました。

    裏銀座オールスターズ

    高度を上げるにつれ岩稜帯となり、「ここは巻いた方が安全かな」「直登の方が岩がしっかりしてるから登ろう」と二人でルートを考えながら進みました。P15のクライムダウンはそのまま行ける気もしましたが、落ちたら奈落の底だったのでロープを出し懸垂下降を選択(ルーファイミスったのかも)。自分達でルート攻略を考えて進むのが楽しかったです。

    独標山頂にて。まだ槍は遠い。
    独標の巻き道
    高度感あります

    動く岩、脆い岩に注意して進み、北鎌平を越えていよいよ大槍のクライマックス。チムニーを二つクリアして、一般道からの登山者の皆さんに祝福して頂いて山頂の祠の横に出ました。

    大槍がだいぶ近くなりました
    「諸君頑張」はい!
    いよいよクライマックス

    時に水は空っぽ。あの足した0.5リットルがなかったら・・・。槍ヶ岳山荘でポカリをがぶ飲み。F君は猛省(笑)。岩と飲料水との闘いを制した二人は殺生ヒュッテで祝杯をあげたのでした。

    祠の裏から登頂しました。

    来シーズン、天上沢でボロボロになったプラティパスの遺留物を見つけられた方。安心してください。それはF君のただの忘れ物です。

    報告:C班 K

  • 【⠀B班例会 】白馬鑓温泉♨️

    【⠀B班例会 】白馬鑓温泉♨️

    ピークは目指さず温泉だけを目指す♪

    B班例会で恒例になりつつある白馬鑓温泉。去年7月に引き続き今年ものんびり行ってまいりました♪

    日時:2023年9月9日(土)~10日(日)

    行程:猿倉~白馬鑓温泉ピストン。各自ソロテント泊

    メンバー:み、よ、ま、や、R、

    北アルプス北部 白馬三山のひとつ白馬槍ヶ岳の中腹、標高2100mにある絶景の露天風呂、白馬鑓温泉、B班の例会としてはたしか3度目。

    週末だけで楽しめる絶景アルプスの1つ✨️

    これまで他班所属でゲスト参加させていただきましたが、今回はB班員として急遽初めてCLさせて頂くことになりました。

    (企画・予約は班長におまかせ✨️メンバーもB班員のみなので道案内程度ですが)いってきまーす🙋‍♀️

    前日夜に車で大阪を出発しSAで仮眠、朝移動して猿倉の駐車場へ。白馬岳への登山ルートの大雪渓が通行止めの影響の為か土曜日の朝なのに空いていました。

    【⠀1日目 】

    8:40猿倉荘出発。しばらく樹林帯を歩きます。ガスガスで遠くの景色はあまり見えず、暑くて暑くて全身汗だく。もくもくと登ります。

    小日向のコルから景色どーんのはずがやっぱりガスガス。途中の沢で手ぬぐいを濡らして首元ひんやり英気を養います。

    ここまで来たらあと少し♪

    13:00白馬鑓温泉小屋到着。

    受付した後はまずは乾杯!暑かったので最高に美味しい✨️

    各自ソロテンなので好きな場所でテント設営した後は待ちに待った温泉!汗だくだったのでちょっと熱めのお湯でスッキリ最高に気持ちいい✨️

    お風呂からあがったらご飯が出来てると最高なんだけど〜と言いながら、衣食住を全て担いで来たのでみんなで食事の準備です。

    今日のメニューは胡麻豆乳鍋、煮える間にチヂミ、おつまみ色々おいしかった〜 乾杯!

    肌寒くなったら足湯で温まり、撮影会に爆笑し、おなかも満足し夜はそれぞれのテントへ。

    広くて開放的な露天風呂は夜の1時間だけ女子専用時間があり、まっ暗な中でのびのび入浴できます🥰

    テントと小屋の灯り。寝る前に温泉入って身体もポカポカ温まりぐっすり就寝。

    【⠀2日目 】

    翌朝4:00前からゴソゴソ。4:30のご来光を露天風呂で見る為にスタンバイ。雲海が厚くなかなか日が昇らずのぼせそう。5:30ようやく雲の上からご来光✨️

    後で気づいたのですが、4:30起床を4:30ご来光と間違えてしまい、1時間も露天風呂でのんびりしていたのでした💦

    普段の山ではこんなのんびり出来ないのでなんとも贅沢で貴重な時間でした😁

    前日は真っ白で何も見えなかったけど、
    今日は素晴らしい景色です✨️

    女子風呂にも入り着替えてからのんびり朝ごはん。テント撤収し7:40下山開始。

    荷物も軽く足取りも軽く、前日ガスで見えなかった白馬鑓ヶ岳?名残りおしく見上げながら、やはり暑いのでもくもくと10:45猿倉荘到着。

    下山後は倉下の湯でスッキリした後は白馬の洋食の人気店 グリンデルさんへ♪

    自家製ベーコン、チーズハンバーグ定食、写真はないけどミックスフライ定食、どれもすごいボリュームで美味しい(๑ᵔ⤙ᵔ๑)

    今日は3時間の下山のみなのであまりおなか空いてないはずなのに、朝が早かったからかガッツリ食べれました。おなかパンパンで帰阪。

    絶景温泉グルメを堪能した2日間。テント場の予約制や値上げなどもありますが、何度でも訪れたい場所の1つです♪

    【⠀投稿者: B班み  】

  • 「公開ハイキング 赤目四十八滝」

    「公開ハイキング 赤目四十八滝」

    〜今月の公開ハイクは、滝と冷たいスイーツを作ろうというお題で企画しました〜

    2023年9月3日。

    9月に入ってもまだまだ暑さの続く日曜日、涼しさを求めて、外部の参加者の方々と共に三重県名張市にある赤目四十八滝に行ってきました。

    大阪から1時間半ほどで行ける赤目48滝は、忍者修行の場であったことや赤目渓谷沿いの様々な岩や滝、また、日本の貴重なコケの森としても知られています。

    全ての滝を巡るコースは片道90分。今回は山へは登らず、遊歩道を歩き、滝やマイナスイオンを楽しみました。

    お昼ご飯を食べたら、お待ちかねのデザート。

    今日は和風パフェです。

    餡子、葛餅、きなこ、黒蜜などを使って和風パフェを作り、仕上げにフレッシュな果物を飾りました♪

    このところ雨が降っていなかったので、滝の水量は多くはありませんでしたが、新緑や紅葉の季節もいいかもしれません。

    (赤目口へは、近鉄のお得なきっぷがお得でおすすめです。「赤目48滝 渓谷の自然探勝きっぷ」)

    組織部K

  • 前鬼川 遡行

    前鬼川 遡行

    2023年8月20日

    メンバー A、B、C班 他会 13名

    初級登山学校の生徒であった去年から同期の間では念願であった前鬼ブルー。

    一年越しの夢がとうとう叶いました!

    前日より食料を買い込み、小仲坊でバーベキュー。ちらし寿司、肉や魚、ホットケーキまで、

    ご馳走をたらふく食べた後は、満点の星の下でタープで仲間と並んで眠る。なんて素敵。

    栄養補給は十分、土曜日に強い雨が降り途中の吉野川は濁流状態だったので

    一抹の不安がありましたが、日曜の朝は文句なしの快晴。入渓地点ですでに怖いくらいの美しい

    ブルーにお出迎えされました!

    見渡す限りの圧倒的な青さに感無量です。

    しかし、前日の雨もあり中々の水量でロープを使ったり、流されないようにすり足で川を渡ったり・・。

    普段山では使わない技術満載です。先輩方は飄々と進むけれど、なかなか思うように進めません。

    途中、狭く水量が多い岩場では水の勢いが凄まじく、3人がかりで引き揚げてもらうことに。

    沢ひよっこメンバーは、流されながらもなんとか難関を突破。

    垢離取場にたどりついたときには、達成感でいっぱいでした!

    こちらで昼休憩、そして川に飛び込んだり、全員で浮いたり・・・。

    全力で前鬼ブルーを満喫させていただきました。

    水量が多くスライダーが体験できなかったのは残念でしたが(瀑布状態になっていたので)

    色々と学べ、経験させていただけた貴重な体験でした。

    いつの日にか自力で行けることを目標に日々精進したいです。

    同行してくださった諸先輩方に感謝いたします。ありがとうございました!!

    (C班 S.K)

  • 北穂高岳 滝谷ドーム

    北穂高岳 滝谷ドーム

    2023.08.11-13 北穂高岳 滝谷ドーム
    メンバー:MU/MA/K/F/MI/O 記録:MU

    8月11日:4:50アカンダナ駐車場⇒上高地⇒涸沢⇒16:00北穂高小屋泊

    アカンダナ駐車場のゲートは24時間稼働でカード決済もでき進化していた。駐車場の奥でテントを張り足を延ばして僅かな睡眠をとる。アカンダナ始発バス。たくさんの人だかり、臨時バスが出ていて2便目に乗車。

    上高地でOさんと合流⇒北穂高へ。この過程が一番の核心と心得ていたけど、キツカッタ~フラフラだった💦それでも計画時間通り北穂小屋着。皆で無事到着を祝し、生ビールで乾杯!到着時はガスっていたけど、食事後夕日に染まる槍と前穂と北尾根が美しく姿を現した。

    そして明日登攀のドーム頭からの滝谷がどこまでも落ちて見えた。

    8月12日:5:00北穂高小屋⇒6:40滝谷ドーム取付⇒10:50ドームの頭⇒南陵下降⇒13:50涸沢小屋泊

    南陵の分岐で荷物をデポし、クライミングの装備をまとい、気合が入った。滝谷ドームの取付までのルーファイはスムーズだった。でも足元はガレてて緊張感あり。

    取付き:何度も写真で見た光景。幾度も雨天で順延になっていただけにやっとこの場に立てて高揚した。

    前に2人、後ろにも2人パーティがおり、その後にもパーティがあったが予想以上に空いていた。当チームは男子と女子チームの3人ずつのチームに分かれ登攀開始。

    1P:凹角から狭いチムニーへ、入りすぎると動きが取りづらくなるので注意しながら登攀。チムニーの中、探してみるとに両壁に手がかりや、足の置き場があり。チムニー手前から終了点へ。

    2P:カンテをカチを使って登り、バンドから左のスラブ斜面を上がる。高度感ありで緊張感あり。

    3P:巨岩をコンテで移動。上部が台形岩の4Pを探し、取付きへ。
    4P:フェースを登る。ハーケンが多いと記録にあるが意外に少なく、ルートを通してカム1セットが有効だった。最後はチョックストーンを抱っこし(なんか楽しかった)両足を張って抜けた。

    5P:快適な凹角を登り、最後のかぶりを右から抜けるが、右手のクラックが少し遠くて緊張。直登も可で後続は直登した。

    後続の女子チームはそれぞれやりたいルートをリードし、充実の笑顔で登攀終了。

    ドームの頭で最終ビレイ。上から見下ろす滝谷はどこまでも落ちていて、スケールは半端ない!北側に槍が岳がドーンと鎮座していて、ずっと我々の登攀を見守ってくれていた。念願のトラッドルートを無事完登、快晴の絶景に抱かれて皆自然と笑顔になり、喜びを分かち合った。

    ⇒南陵を降り、涸沢小屋へ、テラスでまた祝杯。

    夕飯まで時間があるので仮眠をとったりとまったりした。夜はテラスで流れ星観測。私は一つしか確認できなったけど。5流れ☆彡を見た人もあり。


    8月13日:6:50涸沢⇒徳澤⇒明神池⇒大正池⇒14:50上高地⇒アカンダナ駐車場

    天気予報は午後過ぎから怪しく、昨日までの疲れもあって、当初予定していた前穂高北尾根登攀を止め、上高地へ下山を決めた。徳澤でコーヒーフロートやコーラフロートを堪能し、明神一ノ池に立ち寄り、上高地で荷物をデポし大正池まで足を延ばし、大正池ホテルでお茶をした。上高地は観光客であふれていたが、我々も今日一日観光客だった。

    (記・写真:C班 MU)