カテゴリー: 山行報告

  • A班有志山行 白馬鑓温泉小屋~白馬三山

    A班有志山行 白馬鑓温泉小屋~白馬三山

    日程:2023年8月10日から13日 参加者:A班8名(男性3名、女性5名)天候:4日間とも快晴
    行程:高山病対策で1泊目は標高2,006mの白馬鑓温泉小屋に宿泊。白馬三山を縦走し白馬大雪渓は下りに利用。
    ◆8/10(木)前泊6名 新大阪(7:45)➡白馬~観光/入浴➡タクシー➡猿倉荘(宿泊)
    ◆8/10(木)夜行バス2名 大阪(21:50)➡ 長野駅➡タクシー➡(8/11 8:10)猿倉
    ◆8/11(金)猿倉荘(7:18)~(13:50)白馬鑓温泉小屋(露天風呂入浴、宿泊)
    ◆8/12(土)白馬鑓温泉小屋(5:17出発)~鑓ヶ岳~杓子岳~(13:10)白馬山荘(宿泊)
    ◆8/13(日)白馬岳往復(御来光)~白馬山荘(6:43)~大雪渓~(12:12)猿倉➡タクシー➡みみずくの湯(入浴)~白馬駅(15:16)➡(20:06)新大阪駅

    感想
     アルプスは2回目。温泉、稜線歩き、大雪渓など、楽しめる要素がさまざまあり、あっという間の3日間でした。 前泊を経て1日目。鑓温泉では、内風呂・露天あわせて4回温泉に入りました。山々を見下ろせる開放的なお風呂、気持ちよかったです。 

    2日目、白馬三山へ。大出原のお花畑とガレ道を過ぎ、温泉分岐。疲れがでてきたところで、目の前に広がった景色は圧倒的でした。そこから稜線歩き。稜線を進みながら見える景色、頂上に着くと広がる景色、ずっとむこうを見渡せて壮大さはそのままで、でもどんどん景色が変わっていくのが楽しくて興奮しました。 ガレ石に足を取られてイライラしたり、ゴールの白馬山荘が見えているのに着かないのが、しんどかったです。到着して、歩いてきた稜線の道のりを見てこれだけ頑張ったんだなとしみじみ。山荘では、ビールで乾杯しておしゃべりしたり、ベンチで雲海が動いていくのを見てぼーっとしたり、夜中に起きて流星群の流れ星を待ったりと、すべての時間が贅沢でした。

     3日目、白馬岳頂上でご来光を見て下山。足元に気をつけつつ、山とお花畑、大雪渓の雄大な自然を目に焼き付けながら下りました。お天気に恵まれて、これぞアルプスという景色を堪能できました。何度「美しい」と感動したか・・・心が満たされて生きる活力がわいた気がします。個性あふれるみなさんとお話するのも楽しく、ご一緒させていただき感謝です。心が折れそうな時に、がんばろう!と声をかけあって登れたのもありがたかったです。体力アップを継続して、山経験を積んでいきたいなと思います。  【感想 2023初級登山学校受講生 M.N】    

    ========== 以下 写真付きです ==========
    8/10 前泊組6名はレンタサイクルで大出の吊り橋観光と白馬ハイランドホテルで日帰り温泉入浴、スーパーで買い物。猿倉荘で前祝いして就寝。

    レンタサイクルで観光気分
    大出の吊り橋から
    金曜日朝の猿倉荘 白馬大雪渓を登る登山者で賑わっています。

    8/11 猿倉を出発して今回山行のお目当てである、3年ぶりに営業再開した白馬鑓温泉小屋の露天風呂を目指す。小日向のコルで昼食。白馬鑓温泉小屋へは一旦下って登り返す必要がある。途中の花や水量の多い沢で癒やされる。露天風呂に女性陣も水着姿で混浴。翌朝も入浴。

    高山植物に癒やされながらの登山
    白馬鑓温泉小屋へは一旦下って登り返す必要がある。

    沢で一息つく
    開放的な露天風呂
    風呂上がりの一杯、二杯

    8/12  白馬鑓温泉小屋を5時過ぎに出発。白馬三山の鑓ヶ岳、杓子岳に登頂し白馬山荘を目指す。いきなり鎖場の連続なのでヘルメット着用。大出原のお花畑は高山植物真っ盛り。稜線まで登り切るとそれまでの苦労が吹き飛ぶ。遠くに剣岳を望む。朝5時から8時間ほど行動してやっと白馬山荘に到着。全面ガラス張りの展望レストラン「スカイプラザ」では待望の生ビール。まったりと過ごす。夜はガイドによる説明があり星空観察。天の川もくっきり。有志は深夜3時からペルセウス座流星群の観察会に参加。

    鑓温泉小屋からしばらくして鎖場の連続 楽しい
    稜線まで まだまだ遠い
    大出原の高山植物 満開
    剣岳を望む
    白馬山荘はまだまだ遠い
    白馬山荘の展望レストラン「スカイプラザ」 生ビールがある
    白馬山荘より。夕焼け 明日も快晴の予感

    8/13  白馬岳での御来光を見に4時30分に出発。100人以上と一緒に感動的な御来光。白馬山荘に戻り朝食を摂ってから白馬大雪渓を目指して下山開始。本日は累積標高下り1,700m。今年は雪が少なくまた雨と高温続きのため雪渓が小さい(ちなみに8月27日15時から通行止めになった)。アイゼンを付けて下ったのはたった20分程度。猿倉からタクシーで「みみずくの湯」へ。露天風呂で余韻に浸った後、帰路についた。

    白馬岳から御来光
    朝の白馬山荘より。昨日歩いた鑓ヶ岳と杓子岳(手前)
    本日も快晴、白馬大雪渓は涼しい
    アイゼン歩きは20分と短い。その分ガレ場歩きが長い
    今年の大雪渓は昨冬の降雪不足に加え、この夏の猛暑や降雨の影響による融解が進み、安全な登山ルートを確保することができなくなっており、通行に危険が伴う状況となっております。
    我々が通過した2週間後に通行止めとなった

    投稿 A班 恒吉正伸

  • 前穂高岳~奥穂高岳周回

    前穂高岳~奥穂高岳周回

    山行日: 2023年7月15日(土)~17日(月)
    参加者: A班 Y.A, M.I, B班 H.O, C班 H.O
    ルート: 15日: 上高地BT6:10~岳沢小屋8:45
         16日: 岳沢小屋4:00~紀美子平7:00~前穂高岳7:35~紀美子平8:15~奥穂高岳10:20
           ~穂高岳山荘12:00~涸沢15:10
         17日: 涸沢5:00~横尾7:30~徳澤園8:30~明神橋9:40~上高地BT10:35

    7月の3連休、初級登山教室の最終実技の山行で涸沢に行くとのことで、同じバスに乗せてもらい、現地で別ルートを行くことにしました。
    重太郎新道から吊尾根を経由して奥穂高岳、涸沢に抜ける周回ルートです。
    小屋に泊まる人も多いですが、私たちはテントを担いで行くことにしました。
    初日は上高地から岳沢小屋までのショートルート。早めに到着し、翌日の長丁場に備えて英気を養います。


    2日目は岳沢小屋から前穂高岳、奥穂高岳を経由して涸沢に抜けるロングルート。重太郎新道や吊尾根といった、危険個所の多いルートを進みます。天気予報では2日目から晴れる予定でしたが、少し天候の回復が遅れ、雲や霧の中を歩くことに。見通しが悪い上に荷物も多く、傾斜もきついため、重量バランスと荷物の引っ掛けに気を使います。ヘトヘトになりながら涸沢で初級登山教室のメンバーと合流。またまた最終日に向けて再度英気を養います。

    前穂高岳、登頂です!

    やっと天気が回復してきて、涸沢がきれいに見えてきました。


    3日目はあまり危険個所はないものの、上高地までは平行距離でまだ半分以上残っています。モルゲンロートを見てからスタート。徳澤園でピザやソフトクリームを食べて休憩しながら、余裕をもって上高地まで到達することができました。

    涸沢からのモルゲンロート。吊尾根のあたりがキレイにオレンジ色に染まっています。
    3日目は快晴で、上高地近くも素晴らしい景色です。

    大荷物での前穂、奥穂周回というハードなコースでしたが、皆さんの健脚で、大きなけがもなく山行を終えることができました。
    参加の皆さん、ありがとうございます。初級の皆さんもお疲れさまでした。(C班 H.O)

  • 2023年初級登山学校 最終実技/北アルプス(涸沢⛺・北穂高岳)

    2023年初級登山学校 最終実技/北アルプス(涸沢⛺・北穂高岳)

    4か月間で夏山縦走テント泊を目指す、豊中労山の初級登山学校。
    最終実技 “アルプステント泊”では、涸沢カールをベースに北穂高岳に挑みました!
    北穂からの景色は曇ってましたが、涸沢・上高地で雄大な景色を楽しめました。

    ■行程:2023/7/14(金)-7/17(月)
    ・7/14(金)22:00大阪からバス🚌で上高地へ 車中泊 
    ・7/15(土)上高地6:00→13:30涸沢、テント泊⛺
    ・7/16(日)涸沢6:00→南陵ルートで9:10北穂高岳🏔→涸沢12:30、テント泊⛺
    ・7/17(月)涸沢5:00→上高地へ11:30。平湯温泉♨経由で、バスで大阪へ22:00着

    ■参加者:講師・スタッフ11名、生徒10名👦


    今回、生徒4人はアルプスデビュー。わたし自身、昨年秋から登山をはじめた初心者。
    学校で訓練を重ねてきたものの、10㎏超のザックをもっての涸沢までの道のり、岩場の北穂・・など
    本当にやり切れるのか?と1週間くらい前からドキドキソワソワしておりました。

    ~Day1:上高地から涸沢へ~

    上高地では小雨が降っていて、雨具を着用してスタート(1時間くらいでやみました)。
    上高地から涸沢までの6時間歩行にびびっていましたが、講師の方・生徒同士でおしゃべりしながら、だんだんスケールが大きくなる景色を楽しみつつ進めました。
    本谷橋からの急な登りは、やっぱりキツかったです・・・が、これから行く場所への期待でか、あまり疲れも感じずでした。


    涸沢に到着して、テントを張った後(岩が多くてなかなか場所が見つからず)、ヒュッテのテラスで休憩。
    風が強くて、必死で物を抑えながら、おでんを食べました。


    ~Day2:涸沢から北穂高往復~

    曇りの中、3班がそれぞれ北穂高へ出発。

    これでもかってくらい、ガレた岩場の登山道。
    六甲山・地獄谷での岩場の歩行訓練を思い出し、1歩1歩足元を確かめながら登ります。

    危ない箇所は、「3点確保で!」「集中しよう!」と講師や生徒同士で声かけ。

    下ってきた登山者から、「お花畑があるよ~」と教えてもらったとおり、お花がたくさん咲いてました。

    スズランみたい♡薄いピンクが可憐
    花びらが濡れると透明になるお花だったかな?
    丸いつぼみが♡

    景色があまり見えず、風が強い中、小さなお花たちに癒されました。
    こんな高いところで、雨風の中咲いているなんて!という気持ちに。
    お花博士の生徒Aに名前を教えてもらいながら進みます。

    3,000mあたりで、すれ違う方の「あともう踏ん張りだよ」の声が励みに。

    到着した班ごとに「北穂高岳」標識と記念撮影。
    ガスっていて360度の絶景はお預け。真っ白の向こうにどんな景色が広がってたんだろうか・・・
    体が冷えていたため、あたたかいコーヒーが体に沁みわたりました。

    休憩後、「下りや危険か所の後に、気がゆるんで事故が多い」という話を思い出しながら、慎重に下りました。


    涸沢小屋で昼食、休憩後、夕方は生徒みんなでごはん。
    昨日と異なり、涸沢は、お天気がよく青空も見えました。
    美しい山々に囲まれながら、仲間と食事をする。なんと贅沢な時間!


    ~Day3:涸沢から上高地へ~

    3時起床し、テント撤収・朝食。5時、後ろ髪をひかれつつ涸沢を後に、上高地へ出発。



    行きとは異なり、明神から橋を渡り、梓川の右岸のコースへ。
    立ち枯れの木々や、池越しの穂高連峰は、すばらしかったです。
    見る景色全てが写真みたい。


    上高地でバスに乗る前に、生徒と講師で振り返りタイム。
    9月の修了山行を残し、学校の実技最後「アルプス」ということもあり、みんな思いもひとしおでした。北穂からの景色はガスで残念でしたが、雄大な自然を感じつつ、仲間とともに楽しい時間を過ごせました。これまで学んできた「安全に楽しく」を実行できた山行でした。

    今年の生徒は30~60代の13名。初心者から数年経験がある人も。参加理由も、あらためて知識をつけたい、岩・沢をしたい、登山をする仲間をみつけたいなど。年齢や動機はさまざまですが、山をやっていくぞ、という姿に刺激を受けました。講師となる先輩会員の方々からは、知識・経験、山の楽しみ方を教えてもらい、山の世界が大きく広がったように思います。ここで得たことを土台に登山を続けていきたいなと思います。

    投稿:生徒 M

  • 西穂高岳〜奥穂高岳〜槍ヶ岳 縦走

    西穂高岳〜奥穂高岳〜槍ヶ岳 縦走

    日程:2023.8.10(木)〜8.13(日)

    行程:8/10(木)7:00自家用車出発〜13:30鍋平登山者用駐車場・新穂高第2ロープウェイ〜14:30西穂高口〜15:30西穂山荘(泊)

    8/11(金)4:00西穂山荘発〜5:30西穂高岳〜8:00天狗ノ頭〜10:00ジャンダルム〜12:00奥穂高岳〜12:40穂高岳山荘(泊)

    8/12(土)3:40穂高岳山荘発〜4:00涸沢岳〜6:40北穂高岳〜9:00長谷川ピーク〜11:30南岳〜14:00槍ヶ岳山荘(泊)〜16:00槍ヶ岳(大渋滞)

    8/13(日)5:30槍ヶ岳山荘発〜8:00槍平小屋〜11:00新穂高ロープウェイ〜温泉〜帰阪

    メンバー:C班 Yし、F、K

    府連の中級登山学校を修了したら行こう。と以前から同世代3人で計画していたジャンダルムと大キレット通過。おかげさまで無事に中級修了できました!行きましょう!なのですが・・台風接近。しかも2つ、アカン無理か・・。1週間前から毎日、天気予報チェックでしたが、なんと奇跡的に計画した4日間だけ晴れマーク。 予報が悪化したら行程短縮して下山する事も視野に向かいました。

    1日目はロープウェイで上がって西穂山荘までのウォーミングアップ。翌日からの行程を考えて控えめ❓に乾杯です。明日の準備をしていると、意図せず全員が同じTシャツを持ってきていることが発覚。今回の山行と全く関係ない剣山荘Tシャツ。「ほな明日、みんなで着ますか😁」

    西穂高岳からの日の出。遠くに富士山も。

    2日目は早朝4時発。おっさん3人が同じTシャツ着てジャンダルムに挑みます。天気は快晴、無風。サイコーです!落ちたらタダではすまないな。という緊張する箇所の連続でしたが、しっかりしたガバもあるし足の置き場もある。C班例会クライミングや中級学校カリキュラムの経験からか案外冷静にクリアできました。奥穂高岳の山頂で見知らぬ女性陣からペアルックTシャツを褒めて頂いた3人は気を良くして、到着した穂高岳山荘でお揃いTシャツを購入したのでした。「ほな明日もお揃い着ますか😁」

    天使に会えた。
    奥穂高岳側からのジャンダルム
    槍ヶ岳をバックに。
    奥穂高岳ゲット!

    3日目もおっさん3人が同じTシャツ着て出発です。馬の背や飛騨泣きといった有名な難所も緊張しましたが、個人的には大キレット手前の赤茶けたガレ石や浮石ばかりの区間が一番怖かった。落石を起こさないように細心の注意で降りました。(実際、ボクらが通り過ぎた後に「ラックー!」の声の後、大量の落石が岐阜側(ルート上でない人のいない側)にありました。怖っ!)槍ヶ岳山荘に早く到着したので、その日のうちに最終目的地の槍の穂先に向かったのですが何と岩の上で120分待ち。さすが大型連休の人気の山。セルフビレイ取って寝そうになりました。

    大キレット。ゴールの槍ヶ岳へ向かって。
    長谷川ピーク
    雷鳥の親子
    前穂北尾根 かっこいい!
    落ちたら・・の鎖場はセルフビレイで通過

    最終日は飛騨沢ルートで新穂高へ下山。これが長い・・遠い。最後の林道がまた長い・・。

    朝焼けの槍ヶ岳

    下山後は4日ぶりのお風呂へ直行。

    心配していた台風の影響は全く無くお腹いっぱい楽しめました。

    【報告:C班 K】

  • 北アルプス裏銀座テント泊縦走

    北アルプス裏銀座テント泊縦走

    日程:2023/8/9(水)-8/12(土)

    行程:8/8(火)22:00西宮から自家用車で出発🚗→翌3:15七倉山荘駐車場着、仮眠💤

    8/9(水)起床して7:45タクシー乗車→8:00高瀬ダム着、8:10歩行開始🏃🏻‍♀️〜ひたすらブナ立ち尾根〜12:10烏帽子小屋着、テント受付して設営したら13:10烏帽子岳へ出発〜13:50烏帽子岳⛰️〜14:40烏帽子小屋戻り乾杯🍻

    8/10(木)起床して4:00出発予定が雨のため4:45出発🏃🏻‍♀️〜7:45野口五郎小屋〜11:20水晶小屋で荷物デポ〜12:00水晶岳⛰️〜12:45水晶小屋戻り〜14:20鷲羽岳⛰️〜15:25三俣山荘着、乾杯🍻(※夕食は三俣山荘名物「ジビエシチュー」🍴)

    8/11(金)起床して4:00出発🏃🏻‍♀️〜6:30双六小屋〜西鎌尾根〜8:00硫黄乗越〜10:00千丈沢乗越〜11:20槍ヶ岳山荘着、テント受付して設営したら12:30槍ヶ岳穂先へ〜13:00槍ヶ岳⛰️〜13:30槍ヶ岳山荘戻り、テラス&生ビールで乾杯🍻

    8/12(土)起床して6:00出発🏃🏻‍♀️〜8:35槍平小屋〜10:00滝谷避難小屋〜13:00新穂高温泉着→温泉♨️入浴後帰阪🚗(※車は回送サービスを利用)

    装備: 行きH17kg、M16kg→帰りH13kg、M13kg (各自ソロテント持参、夕食のみ共同食)

    メンバー:B班H班長、班員M

    水晶岳から、これから進む方向を望む!

    (長文につきご容赦ください)

    北アルプス裏銀座をテント泊で縦走しました。結果として計画通りに完歩できました🥰

    《1日目》コースタイム6時間

    会社にお休みをもらってまで計画した念願の裏銀座です。

    いろいろ検討した結果、2名だけですが豪勢に回送サービスを利用することに。事前準備連絡が必要ですが超便利でありがたいです。したがって大阪から七倉山荘まで車でアクセスできました。七倉山荘のゲートから今回の登山口の高瀬ダムまではタクシーでしか行けませんが、ハイシーズンの今はタクシーが常駐されておりました。

    夜通し運転で日本三大急登に挑むのですから長めの仮眠でゆっくり出発。

    12から1まで、高低差100mごとに表示があり、0が烏帽子小屋です。つまり1200m上昇です⤴️アドレナリンがでます!

    登りながら班長H「本当に大変な急登ってどこかなあ?」………今は違う…ってコト?!

    茶番はともかく登りが得意な我々、特に問題なく小屋に到着しましたが中腹以降からガスガスです。明日から晴れのはずです。

    テント設営後、200名山の烏帽子岳へ行こうとしたら雨。とりあえず行きました。

    強風です。すぐ帰りました。

    《2日目》コースタイム9時間30分

    長丁場なので早く出発するはずが撤収中から雨。おかしい。天気予報では降水量0mmだったのに..しばらく雨宿りして出発。うまく雨の終わりを狙って出発できました。

    野口五郎小屋まで全く視界なし。この辺りが絶景と聞いてるのに悲しい!

    時折見えるブロッケンがなんと二重。初めて見た〜

    心が折れかけた我々…ですが今日は約束された晴天のはず。天気予報、バッチリ当たりました。

    だんだんと裏銀座縦走路が視界に現れだしました!

    う〜〜〜〜ん最&高!

    水晶小屋直下は少しヒヤリとする高度感。そろそろスタートして5時間半になりますが落ち着いて進みます。

    左は小屋、右は山頂を指差していますよ

    小屋からは空身に切り替え、ついに到着。どの登山口からも10時間かかる秘境中の秘境、水晶岳です🙌🙌🙌

    槍ヶ岳、鷲羽岳、(山頂だけ)笠ヶ岳、黒部五郎岳、雲の平、薬師岳、水晶岳、赤牛岳、遠方になんと剱岳でちょっと見えます。すごいところです…!!!

    山頂では赤牛岳まで往復したり読売新道から上がってこられた方々がおられました。すごい。奥地には猛者がたくさん。

    水晶小屋を後にした我々は最後の難関、鷲羽岳を越えます。鷲羽って三俣山荘で泊まろうとしたら必ず最後に越えていくから絶対一番しんどいと思うのですがいかがですか?

    ううっ高い…!

    三俣山荘に到着。長かった&疲れました〜

    テント泊でも名物「ジビエシチュー」をいただくことができます。ポテサラ・野菜サラダに白いごはん(おかわり可らしいです)つき。予約不要でテント受付時にお願いする形です。

    三俣山荘は今回唯一水が豊富でありがたい。また晴れていたら槍や鷲羽を眺めながらゆっくりできる素敵な場所でした。

    《3日目》

    昨日の長丁場はがっつり爪痕を残してくれました。

    それは疲れです。

    とっても疲れてます。

    でも今日はできれば槍ヶ岳山荘のテント場をゲットしたい!できなければ一旦殺生小屋まで降りなければならない!明日また登り返しはツラい!

    というわけで今日も4:00出発。

    今日は撤収の時から星空が綺麗で、一日中晴天を確信したものでした。

    夜明け…綺麗〜〜〜すごい〜〜〜〜〜

    西鎌尾根を眺めながら非日常な絶景に包まれ言葉がありません。語彙力は在庫切れです。

    西鎌尾根、なかなかパンチのある急登でした。常の高度感はもちろんのこと、痩せ尾根やクサリ場も多く、グリップのある靴できてよかったと実感。テン場をなんとかゲットしたいと気は逸るものの疲れています。

    最後の急登で班員がダッシュ!11時前に先駆けて槍ヶ岳山荘に到着!無事テン場ゲット〜といいつつこの時間では半分くらい空いてました(※槍ヶ岳山荘のテント場は区画指定式なので先に幕営してはいけません。とにかく受付!)あとでテン場の他の方に伺うと13:00ごろの時点で残り数張とのこと。世間の連休初日だったからセーフなだけで中日だったら絶対無理だったでしょう。よかったよかった。

    テント設営後、槍ヶ岳の穂先へ。ちょうどお昼時間で混雑が緩和した隙に登頂!

    最終目標の槍ヶ岳、(ほぼ)裏銀座完歩です。

    歩いてきた稜線が見えます。

    長かった〜

    槍ヶ岳山荘のテント場は正面に大喰岳を望む高度感のある場所です。これもまた素敵。

    夕陽も美しく、堪能できました。

    《4日目》

    最終日の朝です☀️

    昨日まででほぼ全ての目的を達成できたので、残るは下山だけ。

    だけ……..なのですが、そう、それが超難儀することは周知の事実。

    うーん大変です…

    班長H「山登りは最後まで歩き切るという精神力と体力、あとは気合」(個人の見解です)

    今年7月に新しくできた涸沢だそうです。凄まじい自然の脅威を感じる大変危険そうな場所でした。

    どんどん高度を下げて暑さ湿気もジリジリ…

    なんとか新穂高に到着!

    やりました〜!

    達成感に包まれながらメンバーの健闘を讃えつつ、お風呂へダッシュでした!

    最後に今回の自炊集です。

    投稿:B班M

  • 剱岳 別山尾根

    剱岳 別山尾根

    山行日: 2023年7月29日(土)~31日(月)
    参加者: B班 か、A班 M.I, C班 H.O
    ルート: 29日: 室堂9:10~一の越山荘10:00~立山雄山11:10~大汝山11:35~別山南峰13:15
           ~剣御前小屋13:35~剱沢野営場14:20
        30日: 剱沢野営場5:00~剣山荘5:25~一服剱5:50~前剱6:40~平蔵の頭7:20
           ~剱岳8:05~前剱9:20~一服剱9:55~剣山荘10:50~剱沢野営場11:35
        31日: 剱沢野営場4:50~剣御前小屋5:30~雷鳥沢6:30~室堂7:10

    初級登山学校の歩行訓練でお世話になった、B班の先輩の か さんに剱岳に連れて行ってもらいました。残りの二人は剱岳初チャレンジです。
    初日に立山雄山、別山と回り、2日目は剱岳ピストン、3日目は一路室堂を目指し、始発のバスで帰るという計画です。
    初日は、スタートがアルペンルートの時刻表に縛られることもあり、歩き始めたのが9時過ぎで、雷を警戒しながら歩きます。
    途中、雄山までの登りで大渋滞発生して時間を消費するも、そのあとは順調に歩を進め、少し雷が鳴り始めたものの、雨に降られることもなく、昼過ぎにはキャンプ場に到着。

    なんか妙にキマってます。


    2日目、剱岳でのご来光を目指す人たちが早朝から出発しているのを横目に、少し遅めの5時に登山開始。始めての剱岳の鎖場にワクワクしながら歩を進めます。

    (注!)演者は安全を確認して手を放しています!!


    途中何度か崖下を見てしまい、少し恐怖に慄きながらも、特に危なげなく登頂を完了。帰りもカニのヨコバイといった危険個所もあり、気が抜けませんが無事剣山荘まで戻ってくることができました。


    3日目は室堂まで戻るだけではありますが、下りでどんどんペースが上がっていき、ついていくのがやっとになります。最後の室堂前の登りでは、猛ダッシュで締めるという、か さんのスパルタトレーニングで終了です。

    3日目もきれいに晴れました。3日間天気に恵まれ、最高です。


    今回、か さん以外の二人は初めての剱岳を無事クリアし、自信がついた気がします。
    これからも頑張って日頃からトレーニングをしてスキルを高め、行ける山を増やしていきたいと思います。ありがとうございます。(C班 H.O)

    お疲れ様でした!
  • 剱岳 源次郎尾根から

    剱岳 源次郎尾根から

    2023年7月21-23日(金-日) 【B班 か】

    大先輩のTさん(他会)にお願いしました。「源次郎尾根行きたいです!」

    快諾いただき、Tさんのガイディングで、Iさん(他会、府連中級登山学校卒業生)、と か です。

    21日は立山入山で剣山荘泊、22日04:00剣山荘発で13:00本峰、16:00剣山荘着、23日は下山と帰阪でした。

    22日の朝、Tさん腰痛の状態が良くないとの事、大事をとって中止帰阪も考慮したが、

    Iさんと か のペアは不安なく送り出せると言っていただきました。

    GPSログ持参せず…& Iさんがどれくらい登れるのか…で少し逡巡。

    取り付きが踏跡不明瞭な事もあるので、そこまでは案内したいと3人で剣沢雪渓を下る。

    取り付きは湿った岩です。大先輩はここまで「剣山荘でまたお会いしましょう!」

    Iさんに残置のハーケンにアブミで抜けていただき、ロープ下ろしてくださり左手ロープ、足アブミ、右手は岩…もっと華麗に抜けたい…

    ま、手段は選びませんが。

    か トップでルートファインディング、結果としては本峰までミスルートなしでした。

    Ⅰ峰までにIさんが、もう一ヶ所残置ハーケンを利用してアブミで抜ける。

    セルフビレイを確認してIさんをビレイ、上からセカンドの か をビレイしていただきました。

    …ここで指示合ったゼロピンをとるのを二人とも忘れてしまったのは反省。次回は大丈夫です!

    八ツ峰をバックに

    Ⅱ峰の30Mの懸垂下降も支点にはピカピカのペツル有&Iさんの手際良いセットで下降。

    少し逡巡したことが恥ずかしくなった中級卒業生の安心感は抜群でした。

    か も懸垂下降、30mは体感長いです

    後は本峰までトレランシューズで歩くだけでした。

    体力的にはこの間の自主トレで全く問題なし、余裕でした。

    でもロープとかギアってやっぱり重たいですね。

    Ⅱ峰から本峰をのぞむ

    Ⅱ峰より上は別山尾根コースより単純で歩くだけでした。

    憧れていた源次郎尾根素敵でした。絶対に行けない目の前の八ツ峰も素敵すぎました。

    TさんとIさんに感謝です!

    ありがとうございました。

  • 【B班夏の例会】立山五色ヶ原

    【B班夏の例会】立山五色ヶ原

    行程:2023/7/29(土)-30(日)

    7/28(金)22:00阪急蛍池駅集合、自家用車で出発🚗→翌3:30立山駅駐車場着、仮眠💤

    2023/7/29(土)立山黒部アルペンルート7:20発ケーブルカー乗車(予約済!)→乗り継いで8:20室堂着、高度順応のため9:00歩行開始〜10:20浄土山〜10:55竜王岳〜12:20獅子岳〜13:40ザラ峠〜14:30五色ヶ原キャンプ場着、幕営後宴会🍻

    2023/7/30(日)各自起床、6:10歩行開始〜6:50ザラ峠〜8:30獅子岳〜10:30竜王岳〜11:10一ノ越山荘〜12:00室堂着、12:40発のアルペンルートバスに乗車→駐車場へ戻り温泉♨️入浴後帰阪🚗

    メンバー:B班班長H、Y、O、M

    B班の夏の例会として立山五色ヶ原へ、立山室堂から往復しました。小屋泊・テント泊選択制でしたが、今日は全員テント泊、ソロテントです。

    朝から快晴、テンション爆上げ💥期待に胸がふくらみます。

    なんだか湿気も高そうではありますが…

    立山駅はいつもより混雑感があります。WEB予約していてよかったです。

    室堂でもいつもより混雑感。今年の夏はみんな楽しく過ごせるとワクワクしているのではないでしょうか。私も同じです!快晴の立山はそんな楽しい予感をもりもり沸かせてくれます。

    この後ハードな行程でヘロヘロになりましたけれどもね!

    行きは一ノ越経由ではなく浄土山へ直登。いきなりの洗礼です。し、しんどおお…

    竜王岳ピークを横目に、次は下り。せっかく登ったのに…

    右奥に本日の目的地、五色ヶ原!頑張るぞ〜

    室堂で登山指導の方にお伺いしましたが数日前に鬼岳付近で事故があったとのこと。浮石に乗って滑落ということで、アップダウンを繰り返ししっかり気合を入れて通過します。

    獅子岳へ登り返したら最後のクライマックス、ザラ峠への下りです。300mの激下り!

    ハシゴ箇所もあり

    盛夏のアルプスらしくガスがもくもく。ガスを抜けつつまた入りつつ、ザラ峠では完全に真っ白。佐々成政のさらさら越えも感じられず残念ですが、明日に期待です。

    ここまで来るとお気づきかもしれませんが、今回の山行は1日目に下り、2日目に登るという変わった行程になっています。

    ガスと抜きつ抜かれつ

    五色ヶ原へ到着。テント設営していると小雨が。

    キャンプ場岩は多いですがペグも刺せる地表面。しっかり雨に備えて設営します。

    ところで、キャンプ場と山荘は15分ほど離れているので、ビールの買い出しなどは一考が必要です。

    翌日は各自個食で6:00出発のために準備。しかしながら今朝も快晴、モルゲンロートのような光景に我慢できずテントからみんな潜り出てきました。

    美しい〜

    今日も雲ひとつない快晴!

    朝6時だというのに日差しがジリジリ肌を焼いている感じがします。

    朝イチにザラ峠からの獅子岳登り返し、みんな朝なので元気です。

    昨日はガスガスだった場所が絶景に。

    あれは槍だあっちは笠か、雲の平も見える〜と山座同定になかなか足が進みません!富士山まで見えちゃいました。ナイスパノラマビュー!

    急坂もまた壮観です。

    鬼岳、竜王岳のそれぞれのピークを横目にアップダウンを繰り返します。

    チングルマの最盛期は過ぎてしまいましたが、それでも種々多彩なお花が道行を彩ってくれます。

    最初は「ゆっくり行きましょうね〜」とか言っていた班長が急坂の前になるといきなり「じゃあめっちゃ登るで!ヒップアップやで!」と豹変してガンガンペースアップしたってお花があれば大丈夫………….

    雪渓はガンガン融雪が進んでいるようです。2週間前にこちらを通過された方からは「九十九折りの雪渓がある」と聞いていたのに消えており、竜王岳〜五色ヶ原までに2箇所通過しましたがそれぞれ直線数十m程度。アイゼン使用せず進みました。

    帰りは浄土山ではなく一ノ越から。コースタイムは長くなりますが楽々登山道です。

    雄山には登りませんでしたが、富士山を彷彿とさせる行列ぶりでした…!

    室堂に戻ったらアイスクリーム、立山駅に戻ったら白エビコロッケをいただいて最後まで満足満足🍦

    温泉でサッパリして帰阪しました。

    投稿:B班M

  • 蝶ヶ岳〜常念岳テント泊縦走

    蝶ヶ岳〜常念岳テント泊縦走

    行程:2023/7/22(土)-7/23(日)

    7/21(金)22:00大阪から自家用車で出発🚗〜翌3:30三股登山口第二駐車場着、仮眠💤

    7/22(土)6:00起床、7:15第二駐車場から歩行開始〜7:35三股登山口〜11:30蝶ヶ岳ヒュッテ着、宴会🍻

    7/23(日)2:30起床、4:00歩行開始〜4:40蝶槍〜7:45常念岳(長休憩)〜9:00前常念岳〜12:30三股登山口着〜13:00第二駐車場着、温泉♨️後帰阪🚗

    メンバー:B班班長H、M

    快晴の常念岳を目指します!

    ついに梅雨明けということでテント泊縦走を企画、まずはみんな大好き穂高連峰の展望台に行きたくなりましたので蝶ヶ岳です。ついでに行ったことのない登山口から出発したく、上高地ではなく安曇野側から、欲張って常念岳も計画に入れました。

    安曇野側の登山口、三股の駐車場は満車になりやすいということで気合を入れて行きましたが結局第一は満車、700-800m離れた第二に駐車。後でお伺いしましたが、深夜1:15の時点でほぼ満車とのこと。大阪から行くならかなり困難なようです。

    出発!この時点では晴れですが午後から雨予報につき午前中になんとか到着したいところ。

    三股登山口から川を渡って出発!早速蝶ヶ岳行きと常念岳行きの分岐が分かれます。
    登りとしてなら蝶ヶ岳行きの方が個人的にもよかったです。

    とにかく暑い&急登&階段!でしたので写真がありません…

    到着したらテント設営⛺️

    その後は我々の今日のメインイベント、持参したイスで穂高連峰展望台を満喫!

    穂高連峰にかかる雲は結局とれませんでしたが、それでもダイナミックな絶景を堪能!気温もちょうど気持ちよく、もう乾杯しかありません〜🍻

    夕方以降も雨は降らず、二次会(晩ごはん)も楽しんで就寝。

    翌日はコースタイムが10時間程度あり、早出早着のため2:30起床。しかしテン場はすでに活動が始まっておりそこかしこで出発準備が始まっていました。

    外は満天の星!天の川もくっきり。久しぶりに見ました。

    今日の快晴を確信しながら出発したところ

    一瞬でガスまみれ。なんでやねん…

    槍がチラ見えするだけでテンション⤴︎⤴︎幸せの閾値が低い!良いことです!
    お花畑のガスがはれそう👀

    蝶槍直前までなかなかガスが晴れず、歯がゆい思いをしていたところ前から「おー!」という歓声が!

    もしや

    班長「穂高連峰が海に浮いてるみたい!」

    ワーイ🙌絶景!

    ここからは快晴の北アルプス縦走が始まりました。

    アップダウンを繰り返し常念岳山頂までもうすぐ!

    最後の300mアップ!

    山頂到着!360度の展望👀

    大天井岳から表銀座方面も見えます。う〜ん行きたいな〜〜

    目の前に大天井岳!左に表銀座がのびて行きますね〜

    常念岳山頂からついに下山が始まります。山頂から下山だけのコースタイムは5時間30分です。ふ、ふおお…😱

    さようなら常念岳👋山頂を振り返る

    前常念岳を通過したら大きな岩がゴロゴロした激下り。足にきました。

    岩が一つ一つ大きい!グリップのある靴できてよかった〜

    その後も下る下る。足にくる〜💦

    班長「疲れた下山路にはストック最高です」

    大変な下山路でしたがなんとか到着。結局お天気も初日お昼から雨&翌日昼過ぎから雨という予報もスカッと外れてくれ、一滴も降らず。お天気が味方してくれて大感謝です。

    三股登山口に自販機はないですが7-9月の土日祝は蝶ヶ岳ヒュッテが売店を出してくださっているようです!

    班長「3ヶ月振りの大縦走で大満足!」

    投稿:B班M

  • 2023年初級登山学校 実技第6回 岩登り

    2023年初級登山学校 実技第6回 岩登り

    日程:2023年5月27日(土)・28(日)

    参加者:講師・スタッフ4名+他18名・生徒13名

    5月27日 (土)
    14:45宝塚駅バス停集合→15:07バス乗車→15:20座頭谷下車→15:40蓬莱峡
    16:00テント設営~17:00食事準備、食事、懇親会~21:00就寝

    5月28(日)
    6:00起床→8:00行動開始→緩斜面での登下降練習→パーティーに分かれて岩場での登攀及 びトップロープでの登攀練習→15:00登攀終了・反省会→15:30片付け・パッキング

    今回の実技は岩登り!
    ボルダリングで習った技術を蓬莱峡で実践です!
    ドキドキしながらチャレンジします!

    蓬莱峡での実技の内容
    ①懸垂下降の体験
    ②小屏風にてトップロープクライミング体験(フリークライミング)
    ③大屏風にてアルパインクライミング体験
    ④登山靴で緩斜面の登下降

    三点確保によるクライミング
    三点確保とは左手・右手・左足・右足の四点のうち三点で体をしっかり確保したまま、一点だけを動かして 少しずつ前進しようと言うものです。左手の次は右手、その次は左足と言うように交互に一点ずつ動かします。 手で掴むポイントをホールドと言い、足を乗せるポイントをフットホールド(またはスタンツ)と言います。

    上手な登り方
    初心者は岩にへばりつくので上半身に力が入ってしまい、見るからにバランスが悪いのです。
    熟練者は上半身が岩から離れてリラックスし、膝にゆったりと伸縮性を持たせているのでバランスが良いのです。

    慣れない岩登り
    高さが怖くて足が動かなかったり
    強い心で
    心が折れたら登れない
    支えて指導してくださった講師の皆様
    本当にありがとうございました

    (生徒 H)