タグ: 北アルプス

  • 2024夏 黒部源流 赤木沢へ

    2024夏 黒部源流 赤木沢へ

    【メンバー】

    C班 K、H、O、M、H、K

    B班 K

    他会2名  計9名

    【行程】

    8/1(木) 20:00大阪発〜6:00有峰林道の開門まで車中仮眠

    8/2(金) 7:00折立〜11:00太郎平小屋〜15:00薬師沢小屋

    8/3(土) 7:00黒部本流〜赤木沢遡行〜16:00北ノ俣岳〜17:30太郎平小屋

    8/4(日) 7:00太郎平小屋〜9:30折立

    太郎ラーメン 行者にんにくは山菜らしい

    昨年、雨天のために計画流れした赤木沢遡行。今年は快晴!今回はB班のKさん、他会の2名の方もご一緒です。初日の薬師沢小屋までは夏山装備。暑いですが、時より吹く風が心地よい。急登を頑張り、太郎平小屋名物「太郎ラーメン」で腹ごしらえ。ここでラバー沢靴の皆さんは登山靴と3日目の着替えをデポ。私はフェルト靴なのでほぼデポなし(笑)、担ぎます。薬師沢到着後は沢のせせらぎを聴きながらの宴会。多人数での山行はこれが楽しい😊

    黒部の水でキンキン(冷)
    薬師沢小屋到着後宴会・・その後晩まで続く

    翌朝は水温が上がるのを待って遅めの7時に遡行開始しましたが、黒部源流の雪解け水は冷たい。3分と浸かっていられません。痛いくらい。

    沢の真上に樹木が少なくとても開けていて明るい沢です。光が当たってとても綺麗。

    泳いだり
    飛び込んだり

    振り返れば、水晶岳や鷲羽岳。これまた絶景!

    沢慣れしていないB班Kさんには、H会長が終始手厚いサポート。優しいなあ。女性には・・・(笑)

    人数も多く、思ったより遡行に時間がかかりましたが、なんとか太郎小屋の夕食時間に間に合い、雲海と夕陽に癒されました。

    後ろのお姉さん、少しバテ気味です(笑)

    ちょっと遠いけど、とても素敵な沢でした。

    報告 C班 K

  • 【⠀B班例会 】白馬鑓温泉♨️

    【⠀B班例会 】白馬鑓温泉♨️

    ピークは目指さず温泉だけを目指す♪

    B班例会で恒例になりつつある白馬鑓温泉。去年7月に引き続き今年ものんびり行ってまいりました♪

    日時:2023年9月9日(土)~10日(日)

    行程:猿倉~白馬鑓温泉ピストン。各自ソロテント泊

    メンバー:み、よ、ま、や、R、

    北アルプス北部 白馬三山のひとつ白馬槍ヶ岳の中腹、標高2100mにある絶景の露天風呂、白馬鑓温泉、B班の例会としてはたしか3度目。

    週末だけで楽しめる絶景アルプスの1つ✨️

    これまで他班所属でゲスト参加させていただきましたが、今回はB班員として急遽初めてCLさせて頂くことになりました。

    (企画・予約は班長におまかせ✨️メンバーもB班員のみなので道案内程度ですが)いってきまーす🙋‍♀️

    前日夜に車で大阪を出発しSAで仮眠、朝移動して猿倉の駐車場へ。白馬岳への登山ルートの大雪渓が通行止めの影響の為か土曜日の朝なのに空いていました。

    【⠀1日目 】

    8:40猿倉荘出発。しばらく樹林帯を歩きます。ガスガスで遠くの景色はあまり見えず、暑くて暑くて全身汗だく。もくもくと登ります。

    小日向のコルから景色どーんのはずがやっぱりガスガス。途中の沢で手ぬぐいを濡らして首元ひんやり英気を養います。

    ここまで来たらあと少し♪

    13:00白馬鑓温泉小屋到着。

    受付した後はまずは乾杯!暑かったので最高に美味しい✨️

    各自ソロテンなので好きな場所でテント設営した後は待ちに待った温泉!汗だくだったのでちょっと熱めのお湯でスッキリ最高に気持ちいい✨️

    お風呂からあがったらご飯が出来てると最高なんだけど〜と言いながら、衣食住を全て担いで来たのでみんなで食事の準備です。

    今日のメニューは胡麻豆乳鍋、煮える間にチヂミ、おつまみ色々おいしかった〜 乾杯!

    肌寒くなったら足湯で温まり、撮影会に爆笑し、おなかも満足し夜はそれぞれのテントへ。

    広くて開放的な露天風呂は夜の1時間だけ女子専用時間があり、まっ暗な中でのびのび入浴できます🥰

    テントと小屋の灯り。寝る前に温泉入って身体もポカポカ温まりぐっすり就寝。

    【⠀2日目 】

    翌朝4:00前からゴソゴソ。4:30のご来光を露天風呂で見る為にスタンバイ。雲海が厚くなかなか日が昇らずのぼせそう。5:30ようやく雲の上からご来光✨️

    後で気づいたのですが、4:30起床を4:30ご来光と間違えてしまい、1時間も露天風呂でのんびりしていたのでした💦

    普段の山ではこんなのんびり出来ないのでなんとも贅沢で貴重な時間でした😁

    前日は真っ白で何も見えなかったけど、
    今日は素晴らしい景色です✨️

    女子風呂にも入り着替えてからのんびり朝ごはん。テント撤収し7:40下山開始。

    荷物も軽く足取りも軽く、前日ガスで見えなかった白馬鑓ヶ岳?名残りおしく見上げながら、やはり暑いのでもくもくと10:45猿倉荘到着。

    下山後は倉下の湯でスッキリした後は白馬の洋食の人気店 グリンデルさんへ♪

    自家製ベーコン、チーズハンバーグ定食、写真はないけどミックスフライ定食、どれもすごいボリュームで美味しい(๑ᵔ⤙ᵔ๑)

    今日は3時間の下山のみなのであまりおなか空いてないはずなのに、朝が早かったからかガッツリ食べれました。おなかパンパンで帰阪。

    絶景温泉グルメを堪能した2日間。テント場の予約制や値上げなどもありますが、何度でも訪れたい場所の1つです♪

    【⠀投稿者: B班み  】

  • 蝶ヶ岳~常念岳 テント泊縦走

    蝶ヶ岳~常念岳 テント泊縦走

    ずっと歩きたかった槍穂高の展望ルート♪お天気が良さそうだったので蝶ヶ岳から常念岳へテント担いで歩いてきました。

    日時:10月15日(土)~16日(日)  天候:快晴!
    A班み

    1日目:三股登山口~蝶ヶ岳ヒュッテテント場泊
    2日目:ご来光~蝶ヶ岳ヒュッテ~蝶槍~常念岳~前常念岳~三股登山口

    2016年初級登山学校の修了山行が雨で中止になり、有志オプション山行で初めてのアルプス。
    上高地から涸沢テント泊からの、横尾に下ってからの蝶ヶ岳山頂、長塀尾根で徳沢~上高地と、1泊2日ではなかなか行かないであろうルート。
    重い装備担いでキツかったけど、初めて見る稜線からの絶景に感動し、嬉しくてちょっと泣きながら歩いてました。

    しかし、テント担いでるのになぜ山を下りるのか!?(翌日仕事だから。。) 次は絶対泊まる!!と心に誓ったのでした。
    そして翌年はA班夏山山行で常念~燕。
    一の沢から登り常念小屋までで、時間の都合で山頂には行けず。

    今回は三股からの周回で念願の蝶ヶ岳泊、常念岳ピークへ。

    1日目:第2駐車場から登山口までしばらく歩き7:30三股登山口出発。樹林帯は紅葉が始まりかけでした。有名なゴジラの木、癒しのまめうち平の後は急登を登り稜線へ出ると雷鳥さんがお出迎え♪そして目の前には槍穂高の大展望!

    衣食住を担いで山から山へ歩く。
    ソロテント泊縦走に憧れてずっと温めていて、これまでも何度か計画していましたが、ようやく行くことができました🥰

    お天気は最高!今まで歩いた槍穂高の稜線を眺めながらのんびり過ごしました。

    2日目の朝♪一面の雲海。
    槍ヶ岳も美しい朝の色に染まっていました。


    満天の星空、ご来光、雲海、モルゲンロート✨ずっと見ていたいのでなかなかパッキングが進みません。このままのんびりして三股へ下山してもいいかも?と思いながらも急いで準備して常念岳へ向け6:40ようやく出発。

    中奥左のピークが蝶ヶ岳。歩いてきた稜線♪

    いくつかのアップダウンを越えて10:45常念岳到着。こちらも360°ぐるり大展望です♪

    常念岳山頂から明神、前穂、吊尾根、奥穂、涸沢カールも

    ソロなので人と話をするのが久しぶりで(1日くらいですが)山頂では他の登山者さんとついつい長話(笑) 11:30ようやく下山開始。

    常念岳の賑やかな山頂を後に、前常念岳へ方面は人も少なく展望の良い尾根道。そこから先は岩場の急下降からのザレザレの道、の後に、

    ここは宝塚??と思うような長い長い樹林帯を経て、15:50ようやく登山口到着。
    三股からの周回では時計周りよりも反時計回りの方がCT長いのもうなずけました💦

    テント泊はまだまだ練習中ですが、今度はピストンで、おいしい山ごはんを担いでのんびりまた来たいですね!

  • 鹿島槍ヶ岳で360度絶景!

    2022/10/8(土)~10/9(日) 扇沢~鹿島槍ヶ岳ピークハント [A班:み よ]

    3連休、どこに行こうか!?とワクワクしながら計画立てたのに、相変わらずお天気は味方になってくれません。

    天気予報と睨めっこし、今回も大幅に予定を変更して、鹿島槍ヶ岳ピストンへ!鹿島槍ヶ岳~五竜岳~唐松岳の縦走は、お預けです。またいつの日かにチャレンジです。

    10/7夜出発で、いざ扇沢へ。雨の中、深夜到着。

    雨、雪予報もあるなか、駅に一番近い無料駐車場にはそこそこの車。でも、朝起きても満車ではなく、登山口付近もまだ空きがあり、やはり空いているのでしょう。

    10/8、7:00駐車場出発。

    雨ははぼ上がっているけど、カッパ着てスタート!。。。もっと冷え込むと思い、防寒対策ばっちりしすぎて、種池山荘までの登り、めちゃ暑かったです。

    柏原新道は、とても良く整備されていて、歩きやすかったです。

    10:30種池山荘でひと休み。

    汗で身体が冷えたので、1時間ほどゆっくりして、有名なピザを頂きました!

    ちょっと暖まって、いざ冷池山荘へ。稜線歩きは思った通り、ガスガス。

    眺望は明日に期待しつつ、ひたすら黙々と、足を進めます。風が強くなくて、助かりました。

    お天気の悪さもあって!?雷鳥さんたちにはたくさん出会えました♪

    14:00、冷池山荘到着。ビールで乾杯!夕食頂き、明日に備えて早々に就寝です。

    翌朝、、、深夜2:50起きし、お弁当をしっかり食べてから、不要なものをデポして、いざ鹿島槍ヶ岳へ4:00出発!

    足下は、ヘッドライトに照らされた霜がキラキラして、下界を眺めれば街が輝き、空を見上げれば星が煌めき、久しぶりの暗闇登山を楽しみました!

    明るくなってくると、つい、足が止まって景色を眺めてしまいましたが、なんとか日の出と同時に鹿島槍ヶ岳南峰に到着!!

    立山と剱岳のモルゲンロート
    影剱
    影鹿島槍
    雲海、南アルプスと富士山
    北アルプスと爺ヶ岳、他!
    キレット(小屋もチラリ)、五竜岳、唐松岳、、、

    360度の絶景をこれでもかと寒さも忘れて写真撮影して遊んでいたら、後から登ってきていた人たちが、気がついたら全員いませんでした。

    名残惜しみつつも、冷池山荘へ戻ります。

    猫耳と双耳峰
    眺望の良さ、紅葉の綺麗さに足はやっぱり止まりがち

    冷池山荘でデポした荷物を回収して下山開始。

    稜線歩きは、鹿島槍ヶ岳、剱岳、立山連峰、薬師岳、槍ヶ岳、、、ありとあらゆる山々を眺めながら、

    剱岳に登っている仲間に想いをはせて、、、

    名残惜しみつつも、ゆ~っくりと種池山荘へ。

    温かいものを頂いて、ひと休み。

    生ラーメン!メニュー見つけた瞬間、即決です!

    本当に名残惜しかったのですが、重い腰を上げて、下ります。

    黄金岬、名の通り!?紅葉が綺麗~

    と、のんびりしすぎて、最後の最後で、雨に降られての下山となりました。

    お天気は、予報通りでしたが、寒さは少しましだったように思います。レイヤリングが難しいと感じました。反省です。

    予定変更して、狙ったとおり、ご来光に雲海に、360度の素敵な眺望に、紅葉に、、、十分ですね!

    今度来るときはキレットを通過したいものです。

    投稿:よ

  • 鷲羽岳と水晶岳 雲ノ平山荘を訪ねて

    鷲羽岳と水晶岳 雲ノ平山荘を訪ねて

    2022年7月15-18日 【B班 か】

    2021年12月、”黒部の山賊”(NHK BS)をみた。

    こういったものに影響されやすい私です…。行ったことがない!!!行きたい!!!

    A班の み さんと よ さんと計画をあたためました。

    それにしても天気予報が悪い…当初予定していた折立INで高天原温泉も経由する計画を変更

    一日短縮して いつもの新穂INに…気持ちが軽くなりました。

    1日目 新穂 雨

    少し晴れてきました。

    稜線は土砂降り 双六小屋の乾燥室の威力は凄かった! 全部乾きました。

    2日目 晴れ間の見える曇り 双六岳はガス 天空の滑走路は見えず 

    双六をおりて三俣蓮華岳へ向かう こちらからは槍が見える。

    鷲羽岳と三俣山荘

    三俣山荘を経由して 源流ルート予定だったが 天気が予報より良いので鷲羽岳へと向かう

    鷲羽岳、ワリモ岳、祖父岳を経由 つがいの雷鳥さんに会えました。

    スイスに寄りました。

    雲ノ平山荘テラスにて この後 朝まで土砂降りでした。

    名物石狩鍋はお椀での提供でしたがお代わり自由です♪
    美味しかったです!(み)

    3日目 ガス 水晶岳を目指します。

    奇麗でした。

    本日は 雛を連れた 雷鳥さんに出会えました。この少し前 水晶小屋手前で 一時土砂降りになりました。

    水晶岳にて

    源流ルートを下って 三俣山荘へ

    美味しかったです。

    4日目 三俣蓮華岳にまずは登ります。ガスが晴れたら双六の予定でしたが…晴れません。安定の中道を行きます。

    さぁ 下山です。

    無事におりてきました。


    伊藤正一写真集 源流の記憶 : 「黒部の山賊」と開拓時代(版元ドットコムより)

    影響されやすい私です…下山して買いました。

    所属会の歴史にも触れることできました。

    み さん… 次は 伊藤新道 ですよね? 

  • 初秋の北アルプス・黒部川源流 赤木沢遡行2020/9/20~22

    初秋の北アルプス・黒部川源流 赤木沢遡行2020/9/20~22

    去年、今年と計画しては悪天候の為に4回中止し、草紅葉が始まった9月末、初秋の北アルプス黒部川源流から赤木沢へ沢登りに行ってきました!

    日時: 2020年9月20日(日)~22日(火) メンバー:C班B(CL)、MK、A班み 3名

    行程: 9月19日(土)21:30豊中発~北陸自動車道~立山IC~有峰林道亀谷料金所・仮眠

    9月20日(日)6:00料金所開門~折立~7:05登山開始~10:20太郎平小屋~12:30薬師沢小屋泊

    9月21日(月)7:15黒部川源流遡行開始~9:060赤木沢出合い~11:10大滝~右俣~13:55赤木岳稜線~14:30北ノ俣岳~15:50太郎平小屋泊

    9月22日(火)6:30太郎平小屋~9:00折立

     

    今シーズンの北アルプスの山小屋のほとんどは新型コロナウィルス感染症対策の為、定員数を引き下げ完全予約制で対応されている所が多く、かなり前から予約をしていましたが、沢登りに気持ち良さそうなシーズンの7月、8月は悪天候の為に泣く泣くキャンセル、、9月の連休は混んでいるにも関わらずなんとか予約することができました。
    最高気温予想はなんと 8℃!? 沢、、寒そう、?、、やっぱり寒い?、、、

    でも待ちに待った赤木沢! 天気が良いなら行く!! 行きましょう!!!

    ということで、今回は防寒対策を念入りに (๑•̀ㅂ•́)و✧

     

    いってきまーす

    【 1日目 】今年は登山客が少なく為、熊の目撃情報が多いらしい折立に到着すると、連休2日目ともなるとさすがに車も多く臨時駐車場へ。7:05出発し、しばらく樹林帯の急登を登った後は展望が広がり立山、剱岳、白山などを眺めながらの長い長い木道歩き。

    10:20太郎平小屋到着。併設されている相談所に登山届けを提出し、登山道の状況などを確認。夜雨が降って増水したら遡行は中止してくださいとアドバイス頂きました。

    おなかが空いたので太郎平小屋のラーメン♪♪ とっっても楽しみにしていたのですが、少し早く着きすぎて売店はまだやってなく食べることができませんでした。。。残念、、では先を急ぎましょう!

      

    太郎平の道標。ここから薬師岳はもちろん黒部の山々、槍ヶ岳の北鎌尾根もみえました♪

    太郎平小屋はちょうど交差点の真ん中に建っているような小屋で、ここから薬師岳を経て立山、反対側の尾根からは黒部五郎岳~三俣蓮華岳、谷筋を行くと薬師沢から黒部の最深部といわれている雲の平や高天原温泉などに行く事ができます。

    小屋前にはあんなにたくさん人がいたのに薬師沢へ向かう人は私たちだけ?とても静かな山歩き。

    薬師岳を横目に見ながらいくつか小さい橋を渡り、薬師沢沿いの登山道を進んでいくとようやく12:30薬師沢小屋へ到着。小屋は沢のすぐ側にあり近くの滝から水を引き込んでいて入り口には冷え冷えのビール!!そしてなによりも美味しい水で炊いたごはん!ツヤツヤして最高に美味しかったです!
    建物が雪の重さで斜めに傾いているために、窓やドアからの隙間風がちょっと寒かったですが、換気はしっかりとされていて安心ですね。電波も全く繋がらないので本を読んだりしましたが、翌日の遡行に備え早めに就寝しました。

       

    【 2日目 】

    朝方は少し冷え込みましたが心配していた雨も降らず、お日様が昇ってから少しでも暖かく感じられるまで6:00出発の予定を遅らせ、7:15遡行開始。小屋のテラスの階段を下りるとすぐそこが美しい黒部川源流!川幅も少し広く、青く、ちょっと深いです!

    素手では3分も手を水につけることができないくらい冷たい水。入渓する最初の一歩はどんなにしびれる程の冷たさなんだろうかとドキドキしたけど、あれ? 思ってたより寒くない♪

    足元は靴下+メンブレンのソックスの二枚重ね、メンブレンの手袋も1枚でほとんど冷たさを感じませんでした。しかし 濡れ続けるとその後冷えるのでなるべく濡れないように気をつけながら、膝くらいまでの水に浸かりながら何度も渡渉。

    ゴロゴロ岩と岩の間を飛び越えようとしたら速い流れに足を取られドボン!!

    全身ずぶ濡れも気持ちよい!沢用タイツ+カッパ+沢用ゲイターの保温効果も確認できたので、後はやっぱり泳ぐのが楽しい~!!

    後から岩をひょいひょい軽やかに飛び移って追い抜いて行かれた方に「この気温で泳ぐなんてすごいですね!」と褒められ(呆れられ?)ました。

    リーダーBさん 泳ぐ泳ぐ♪
    へつってます。深い〜
    赤木沢との出合にある黒部川本流のナイアガラ♪

    9:00 黒部川本流から支流の赤木沢へ。写真などでよくみる美しいナメ滝が続きます♪

    癒しのナメ滝、その後は数えきれない程沢山の登りやすい滝、青い水を湛える淵、釜の連続。

          

    沢沿いの斜面は黄色く草紅葉が始まり、滝を登って後ろを振り返ると水晶岳など黒部の山々。

    どこをみても本当に素晴らしく美しい~!

     

    いくつもの滝を登り、11:10大滝へ。落差35Mもあり見応えたっぷり!飛沫も気持ちよくちょっと離れて下から見上げました。

    右側の岩場を登れそうですが、草付きの斜面に戻りそこから高巻き。土が朝露で少し濡れていてちょっと滑りやすく、ここで落ちたら痛そうです。慎重に登り大滝の落ち口に出て滝の上から見下ろすと、後続グループさんが滝の下にいたので手を振ったら振り返してくれてうれしかったです。

    大滝を見上げる

     

    まだまだ滝は続きます。右俣からは更に沢山の滑りやすい小滝。最後は涸れた沢を詰め稜線へ向かいます。

    草紅葉が始まった広大な斜面をトラバース。どっしりとかっこいい薬師岳や黒部の山々! 何度も後ろを振り返ってばかり。

    ガスが上がってきましたが途中雷鳥さんにも会えました。

    13:55赤木岳と北ノ俣岳の鞍部でようやく登山道に合流。沢装備をといて北ノ俣岳のピーク2662M。ガスガス真っ白で登ってきた沢や、黒部五郎岳、これから向かう薬師岳方面も何も見えず真っ白。

    太郎平へ向かう途中ガスがとれ、また素晴らしい景色と青空がみえました!

    せっかくなので太郎山ピーク2370Mを経て15:50太郎平小屋到着。売店はとっくに閉まり今日もまたラーメンを食べることができませんでした。

    ずっと歩きたくなる素晴らしい縦走路♪
    かっこいい薬師岳。赤い屋根の太郎平小屋が見えるとホッとする。

     

    楽しく長かった1日を思い出しながら飲んだジョッキ生は最高においしかった!夕焼けもきれいでした♪

    この日はB班班長含む最強山女子達が連休初日から立山~五色が原~スゴノ頭~薬師岳を縦走し、薬師峠のテント場から離れている太郎平小屋まで生ビールを飲みに来ていたので一緒に乾杯したかったのですが、予定より私たちの到着が遅れてしまいテン場に戻られた後で会えずに残念でした。

    3日目はのんびり6:30に小屋を出発し9:00折立へ。温泉と富山のお寿司を堪能し大阪へ。

    9月のアルプスの沢は寒さとの闘いと思っていましたが、装備を万全にしたら虫もいないし快適で、紅葉も美しく最高の沢納めになりました! 

     

    ←おまけ:薬師沢小屋の斜度。

    廊下や食堂などは床が水平になるよう張りなおしているようですが、階段はかなり斜めっていました。現役山小屋スタッフでありイラストレーターのやまとけいこさんの『黒部源流山小屋暮らし』の著書に美しいイラストと共にここ薬師沢小屋のいろんなエピソードが書かれてあり面白いです(´ー`)

     

    【 投稿者:A班 み 】